山田詠美のレビュー一覧

  • つみびと

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    ネタバレ

    大阪で起こった幼児二人を部屋に置き去りにしたまま若い母親が放置して餓死した事件ーー
    ここから構想を得たフィクション作品、だが重すぎる。


    事件を起こしたのは娘 蓮音。
    厳格で真面目な父、でも家庭より自身の立場や理想を優先する。
    母の琴音は小さい子どもを置いて逃げた。
    父は仕事はすれども家のことはなにもしない。親の代わりに、小学生のころから幼い子二人の世話をした。
    歪みはじめる蓮音。自分を自分で大切にできない。

    母親 琴音。彼女もまた愛のない家庭だった。
    つねに暴力をふるう父親。それを耐える母、怒る兄、怯える自分…
    やっと父親から解放されて現れた継父から性的虐待…
    守ってくれるはずの母親も壊

    1
    2023年08月29日
  • 吉祥寺デイズ うまうま食べもの うしうしゴシップ

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    久しぶりの詠美さん。
    久しぶり過ぎてイメージとは違う感じ、エッセイだし。私はゴシップあんまり興味ないけど、そういうのに対する意見や細かいあれこれ、そこからの想像力は実際大事な部分もあるよなぁ。
    吉祥寺は身近だし、何だか勝手に親近感湧いて楽しめた。
    そして試したい事や読みたい本もまた増えた。詠美さんの本も読み返したくなる。

    0
    2023年08月19日
  • A2Z

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    中々感情移入出来なくて
    読むのに時間がかかりましたが
    読み進めるうちに
    こういう夫婦の形もありなのかもと思いはじめて
    モトサヤになって
    旦那さんが最後
    一番喜んでいる感じ
    何だか微笑ましい終わり方でした。。

    0
    2023年08月14日
  • つみびと

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    賢者の愛を読んだ時のことを思い出した。
    山田詠美は、感情の憎悪の部分を細かく描写するのが上手いなあと過去にも思ったんだっけ。
    一応フィクションだそうだが、数年前に取り立たされた事故(事件)だったし
    どこかで聞いた犯人の生い立ちだったし、
    なんなら東京の足◯とか兵庫の尼◯とかでよく見聞きするような生々しい内容だった。

    生い立ちが凄惨だった場合、そこから打破するのって難しい。親を反面教師に強い気持ちで勉学に励めればいいけど(琴音の兄、勝みたいに)
    どうしても負の連鎖は続くし、多くの人は脱却する術を知らない。「人生こんなもんだ」って嘆きながら同じような境遇の人と結婚して他の世界を知らないまま親にな

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    2023年08月10日
  • 姫君

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    短編集。
    癖のある登場人物が光っていた。私にはMENUの聖子、検温のおばあさんがとても魅力的でした。

    0
    2023年08月02日
  • A2Z

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    ネタバレ

    いろいろなたとえでの恋愛感情の表現。
    男女の考え方の差。無責任な言葉。
    恋人、夫婦とは。
    恋愛で悩んでいるときの友人のアドバイスと態度。

    p16-16~p17-1
    p20 役に立たない思いやり…
    p82何でもない二人のルールはしっかり守られる。
    チェスの駒は夏美は白とか、一浩が朝に食べるもの。
    成生が思う夏美。
    眼鏡。おれ専用。それかけないと見えない。
    机を必要としない二人。
    一浩と夏美。
    夏美が帰ってきても仕事をする一浩、だが、眼鏡をかけない。一緒にこれまでのことをそばで語りたいと思う。恋の死について。
    p88-5~8
    p108-6~9
    p123-9~12
    p142-1~6
    p147-9~

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    2023年06月24日
  • A2Z

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    ブク友様と、ドラマを見た友人に勧められて読んでみた!
    不倫には納得いかないから☆3つだけど、綺麗な小説だった。
    A〜Zにいくに連れて結末が気になる1冊!
    こんな風な純粋で(?)綺麗な恋愛したかったなあ\(^o^)/笑

    サクサク読めて読みやすいです!
    こちらの作品に出会わせてくださったブク友様に感謝(*´ω`*)

    0
    2023年06月17日
  • A2Z

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     2000(平成12)年に単行本として刊行。
     山田詠美さんがデビューした頃、高校生だった私は最近の日本文学事情を知ろうと雑誌なども読んでいて、確か山田さんが「文藝」の賞をとってデビューしたのだった。
     当時批評家のあいだでは「流行歌のような気安い小説」といった批判があって、私も彼女の作を読んだときはあまり面白くなくも感じた。
     今、本作を読んでみると、当時のバブル期のポストモダンが喧伝された時代状況を思い出すようだった。
     子供の無い若い夫婦が、それぞれに更に若い相手と不倫するという話なのだが、文体が非常に軽やかで、繊細さも無くも無いけれども、あまり深みを感じさせられない。ここには「苦痛」が

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    2023年06月17日
  • A2Z

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    夫婦だけど、お互いに恋人がいる不思議な話
    全体的におしゃれな雰囲気で、表現が難しくてわかりづらい。
    思ったことは、夫婦2人とも自分勝手だなぁってことくらい。旦那の愛人に1番同情した(笑)。
    恋愛って自分勝手なものなのかなぁとか思ったり思わなかったりした。

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    2023年06月04日
  • A2Z

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    胸が苦しい。私がどうしたらいいのかは相変わらず全くわからない。
    「会いたい優先順位は彼女が1番だったけど、失いたくない優先順位は、いつもナツだった」
    これかな。いちばん近い気持ちは。

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    2023年06月04日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    "人を賢くするのは、人生経験の数でなく、他人事をいかに自分ごととして置きかえられるかどうかの能力に掛かっているのではないかと思う"という言葉が印象的だった。人の一生の中で経験できることは限られている。だからこそ本や映画、ニュースなどで想像力を育む事が大切なことだと思った。
    大切な家族が突然亡くなってしまう。残された家族の受け止め方もそれぞれにちがう。自分ならばどう感じるのだろうか。

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    2023年05月21日
  • マグネット

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    ようやく分かった。僕は、山田詠美的な格好良さが苦手だ。多分、そういったら、山田詠美に「あなたは選ぶ側じゃない。選ばれる側よ」とか言われそうだ。遠くで眺めて満たされる「かっこよさ」なんだろうな。向き合ったら、逃げると思う。

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    2023年04月21日
  • 吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~

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    久々読んだ山田詠美さんのエッセイ、吉祥寺デイズがなかなか良かったので、吉祥寺ドリーミンも読んでみました。昔のブラックカルチャー満載の頃が好きだったので、たまに登場するアメリカがやはり嬉しい。あと食の表現が上手くて好きだけど、今回は食の表現が少なかったかな。

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    2023年04月14日
  • 100万分の1回のねこ

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    長くかかってようやく読み終わった。絵本「百万回生きたねこ」をもとに書かれた短編集。
    個人的に好きだったのは
    江國香織、岩瀬成子、井上荒野、町田康の作品。江國香織はやっぱり私の好みドンピシャだ〜。

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    2023年03月25日
  • ファースト クラッシュ

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    初恋を3者の視点から描いた本作でしたが、初恋の描き方が凄く印象的でした。

    初恋はしばしば小説のテーマになりがちですが、この作品では恋を知らなかった人が、心のモヤモヤを初恋であると認識した瞬間を実にドラマティックに表現しているように感じました。

    物語の内容については、3者の個性的な性格も相まって、ユーモラスな印象が強かったですが、今時こんな人たちいる?っていう印象もまた強かったです。

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    2023年03月18日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    人間の複雑な感情とか心境をここまで鮮明に文章化できるってすごい。子供って本当、大人が思うよりいろんなことをよく見ているんだよね。ちょっと悲しくなりつつも、ひとりひとりが家族を想う心情が美しかったです。テーマがテーマなだけに気軽に読める話ではなかったけど、文章が綺麗でじっくり味わいながら読めてよかったです。

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    2023年02月22日
  • A2Z

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    文芸編集社・夏美は年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。
    同業者の夫・一浩は恋人の存在を打ち明ける。
    恋と結婚、仕事への情熱。あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形ー。AからZまでの26文字にこめられた、大人の恋のすべて。

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    2023年02月15日
  • 風味絶佳

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    最初の「間食」を読んでわ、独特と思って面食らった。全体的に読み進めるのに時間がかかった。
    海の庭、春眠は好きでした。
    そして山田詠美さんのあとがき、絶佳。

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    2022年11月27日
  • ファースト クラッシュ

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    ネタバレ

    再読。やはり山田詠美さんの恋愛小説は独特で、心を描いているのに肉体的、身体を描いているのに精神的。初恋の手に負えないモヤモヤした揺れが三姉妹の(あるいは母親の)それぞれに描き分けられているのがすごい。

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    2022年11月18日
  • A2Z

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    恋愛体質な主人公の物語たまに読みたくなる。すごく惚れっぽいな…そしてアクティブでロマンチスト。遠い世界の話を垣間見れるのは楽しい。

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    2022年11月09日