【感想・ネタバレ】A2Zのレビュー

あらすじ

文芸編集者・夏美は、年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。同業者の夫・一浩は恋人の存在を打ち明ける。恋と結婚、仕事への情熱。あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形――。AからZまでの二十六文字にこめられた、大人の恋のすべて。読売文学賞受賞作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

数年前に『僕は勉強ができない』を読んで以来の山田詠美の小説

いくつになっても恋は素晴らしい
何十年と生きていると色んな制約がついて回り、自由に恋するなど叶わないが大人らしく自分の行動に責任が取れるならいいのではないか

物語の恋心は家庭を壊したり、一方的に誰かを傷つけるものではない
誰もが相手を想う気持ちに向き合い、愛し愛されている

せっかく生まれて来たのだから今ここを正直に生きていくのがいいわと夏美が教えてくれた

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2025年05月07日

Posted by ブクログ

高校生の時に読んで、なんて大人っぽい本!って思いました。

現実世界では不倫は良くないし、
私自身は不倫されたら、許せないし、。
自分自身も不倫したいとも思わないのですが。

この本の登場人物は、お互いに不倫をしながらも2人の絆は強く、軽やかで、いいなと思いました。

お互いに傷つき、傷つけながらもまた帰ってくる。
特別な関係性がいいです。
そして、自立して男に頼っていない夏美がとてもカッコよくて憧れました。

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2023年11月11日

匿名

購入済み

秀逸な表現の連続

1999年の小説とは思えない、現代にフィットした題材。深く、心を揺さぶられる表現が要所に出現し、何度も読み返したくなります。

#深い

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2023年06月04日

Posted by ブクログ

めちゃめちゃ面白かった、初山田詠美なんだけどなんで今まで知らなかったんだろう
逆に今出会えてよかったのかもしれない、年下が可愛く思えるこの年代、浮気は罪だ、不倫は悪だと大声で言う清廉潔白さが無くなりそしてそんなことを言う必要が無くなったこの価値観の今読めて良かったなー
登場人物の中で一番言葉に関わっていない成生の言葉の端々に瑞々しさがある、それに感心する時間もなくまた楽しい言葉がたくさん走っていて読み終わるのが口惜しかった
本当にとても良かった、最近素敵な本ばかりに出会えて幸せ、大人の恋愛って楽しいね、楽しいと思える人生を歩んだんだね

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2024年01月25日

A

ネタバレ 購入済み

潔い

世間一般的には、悪とされるドロドロの不倫を描いている作品。ではなく、綺麗で、潔い“不倫”が描かれた作品。不倫を肯定するわけではないが、自分の中でどこか「こういう夫婦の在り方も無しではないな、」と思ってしまった。読了後、今まで自分が知らなかった世界を覗く事ができたという高揚感が心に残った。

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2022年12月25日

Posted by ブクログ

アラサー以上の年代に刺さる言葉が溢れているのではないだろうか。恐らく二十代の頃の私は冬ちゃん側の熱烈なひたむきさをまだ持っていた。
三十代の今、夏美と一浩は理想の夫婦だ。すれたな自分と感じるが、余裕ができたな、とも感じる。
実際問題こういう夫婦は意外といるんじゃないかと思ったりもする。ただ周りが必要以上に騒ぎ立てるので口には決して出さないが。
外で恋をしたから慰謝料とってさよなら、じゃなくてお互い傷つきながらもそれがスパイスとなり、気づきがあり、帰る場所になっている。そんな強固な関係ってめちゃくちゃ大人だなぁ。子どもがいない夫婦だから『お互い』が成立し、かっこよく描けたのだろうけれど。


「『不倫って言葉使わないでくれる?おれ、大嫌い。その言葉』私だって、実は嫌いだ。でも便宜上、使う。誰だって、もう、この言葉に深い意味を与えていない。『倫理にあらずって誰が決めるんだよ馬鹿馬鹿しい。』他人の生活に審判を下すのは、私たちの趣味じゃない。出来るのは、感じたことを話すだけ。」

「特別な機会は、何度も重ねられて行くと特別ではなくなる。この年齢になるとそれが解る。私は、怖がっている。永遠に続くものなどないと知っているから。」

「何年も続く夫婦生活の中で、必ず訪れる出来事。それを隠し通して何もなかったような振りを続ける夫婦もいるだろう。でも私たちは、露呈させることを選んだ。そのことによって、私が一浩を解放したように、私も彼に解放されたのだ。」

「演技する必要のない密室の中で、大人たちは、いつだって子どもに戻る。問題は、その密室を用意してくれる人間が側にいるかどうかだ。一浩は、もう私にそれを与えてくれない。そして、私も彼に与えてあげることが出来ない。その方法が解らない。何故なら、お互いのみっともなさを、私たちは、もう、いとおしがれないからだ。その姿に出会うのが、特別な機会でなくなった時、私たちは、共有していた密室を失ったのだ。」

「はたから見たら、夫婦で恋人作ってよろしくやっちゃって、なんて思うかもしれないけど、人が恋するのは仕様がないじゃない。でも、恋って、やがて消えるよ。問題は、恋心の到達できない領域にお互い踏み込めるかどうかってことじゃない?二人の間にはその領域があって、そこのスペアキーをどこかに預けているような気がするの」

「恋愛がいかに身勝手な自分を正当化しながら進行するのものかを知らないようだったから。相手を想うふりをして、皆、自分の都合で動いている。本当に相手の都合を第一に考えられるようになった時、その恋は、いつのまにか形を変えていたりする。退化する。あるいは、進化する。」

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2022年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物事をどんどんシンプルにしてゆくことは、賢くて、潔くて、寂しいけれど、やっぱりセクシーだと何度でも思い直せる
いろんな境界、終わり、自分のいる場所、自分の定義、あなたの定義、それらがくっきり分かってしまう、否応がなく進んでしまうからこそ、言葉を、頭を、身体をフル稼働するのは恐ろしい。
だから素敵な人はバランスを取る。言葉を、人間らしさを脱いでゆく。シンプルさというのは「私」にとってのシンプルさであることをちゃんと覚えていて、絶え間ないぶつかり合いにしなやかに身をこなす。かっこよすぎてもう。。

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2022年07月11日

Posted by ブクログ

恋の賞味期限.既婚者の恋。
なんか【既婚者】【夫婦】【不倫】に対しての今までの自分の固定観念がペシャンコになった(笑)こんな夫婦…とゆうか男女関係いいな(^_-)
「あの子はひと晩だけでは味わい尽くせない」
「二人でいる時にどうして二人だけのことを楽しめないの?」
「もしもここが訪れるのではなく、帰るための部屋になったとしたら?」
「会いたい優先順位は彼女が一番だったけど、失いたくない優先順位は、いつもナツだった」

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

始まり方も好きだけど終わり方も好きです。

私はバカラのエキノックスにジョニーゴールド入れて飲みたい。

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2021年11月03日

購入済み

パートナー以外の人に恋することはある。
結婚していてもそういうことは現実としてあると思う。
相手を大切に思う気持ち、自分を大事にする気持ちを考えさせられた。
不倫のお話だが素敵な小説だった。
出てくる人たちの素の心が上手く書かれていて好きな本でした。

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2020年07月11日

Posted by ブクログ

 出版社で働く35歳の森下夏美。ある時同業者の夫から浮気を告白されてしまう。そんな夫に対し嫌悪感を抱く夏美だが、自分自身も10も年下の男と浮気をしてしまい...

 ただ単に「不倫」をテーマにしたものではなく、根本的にはもちろんあるのだが、同業者の夫婦であるためお互いをさらにライバル視したり、不倫はしたが結局一番失いたくないのは結構相手など新たに気付くこともある。一夫多妻制やその逆もまたしかり、最近よく聞くがこういう夫婦もあるんだなと多少一夫多妻などに理解ができた。個人的には「不倫」に対し、不倫字体が悪いのではなく、これだけでなくパートナーにこそこそ隠しながらするのがすごくダサくて嫌悪感がある。「不倫」に対し斬新な設定で面白かった。もちろん自分自身はしたくないのだが。

 タイトル通りAからZの26個の小タイトルで構成されている。しかし、それぞれのタイトルの頭文字を取る形ではなく小タイトルはそのまま「a」や「c」など。文中に「encounter」や「うuntitled」など特徴のある単語を太字で記載している。今まで体験したことのないアプローチ方法で面白かった。

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2024年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後はどうなるかと思ったがハッピーエンドで良かった!山田詠美の恋愛だけど、胸きゅんだけじゃない、コミカルかつ色気のある文章、オシャレな小説だったなという印象。

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2024年03月18日

Posted by ブクログ

アマプラで深キョンが主演でドラマをやる、という予告を見て気になっていた話。
先にドラマを見て、何とも「小説的だな」と思ったことから、実際に小説を読みたくなり本を手にしてみた。

ドラマを先に見ていたからか、小説の内容がかなりスムーズに入ってくる。
もちろん登場人物は、深キョンはじめ他の俳優たちがドラマのまま頭の中に出てくる。

内容は世間を賑やかす『W不倫』だが、山田詠美の手法もあってか、ドラマを見ていると『小説的』と思ったのに、実際に活字で読むと意外にも『ドラマっぽい』書き方で
かなりサッパリとしたラブストーリーに思えて、面白く読み進めていける。

「こういう恋もあってもいいのかも」
「こういう夫婦関係があってもいいのかも」
そう思えるような。
結末もどんよりしない、読んだ後にさっぱりできた。

A〜Zまでのエピソードがあるため、短編的に読みすめていけるのも魅力的。

本を普段読まず、ドラマが好きな人にはオススメできそうな本。

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2023年08月13日

Posted by ブクログ

登場人物たちの
意外にくだけた言葉遣いが心地よく、
テーマ性のわりにとんとん話が進んでいく感じが
印象的だった。

私には私の恋愛経験があり、
そんなに物語性はないかもしれないけど、

あの頃の心の内を
山田詠美さんに言語化されたら、、、?(๑・̑◡・̑๑)
あとがきの江國香織さんにもぜひ、、(๑・̑◡・̑๑)!

と欲してしまった。

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2023年07月02日

Posted by ブクログ

山田詠美さんの作品は、主要な女性キャラクターがサバサバ自立していて魅力的。
心情や情景描写もとても好き。

夏美に感情移入して読み進めてしまったので、前半は一浩に対して嫌悪感を抱いていたが、後半になるにつれて自分が一浩の立場だったらどうしただろう?と考えさせられた。

テーマがテーマだけに読んでいて気持ちが良い小説という訳ではないが、人間の性がよく描かれていて、納得感のある作品だと感じた。

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2023年03月29日

Posted by ブクログ

アマプラでドラマ化する+山田詠美さんに少し関心があったということもあり、本作を手に取りました。大人の恋をテーマにした本作ではありましたが、やってることの割にはスッキリしてる印象を受けました。しかしあくまで、不倫小説なので、人には勧めにくいといった点で少し評価が低くなったかなと。

本作の1番の魅力は、本作の随所に胸にグサっとくるようなフレーズが散りばめられていることのように感じました。なんというか、共感できることもあるし、胸の中に刺さってたトゲが取れるような感覚もあるみたいな感じですかね。

特に本作で太字で表されてる26種類の英単語はなかなかおしゃれなセレクトで個人的にオススメなポイントです。

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2023年03月07日

Posted by ブクログ

すっきりと完結、読後感がいい。
その立場にならないと分からない心理描写なんだろうなと思う。

以下、気に入ったフレーズ。

•大人の女なんかじゃない。一浩が大人の男じゃないように。演技する必要のない密室の中で、大人たちは、いつだって子供に戻る。問題は、その密室を用意してくれる人間が側にいてくれるかどうかだ。一浩は、もう私にそれを与えてくれない。そして、私も彼に与えてあげることが出来ない。その方法が解らない。何故なら、お互いのみっともなさを、私たちは、もう、いとおしがれないからだ。その姿に出会うのが、特別の機会ではなくなった時、私たちは、共有していた密室を失ったのだ。

•会いたい優先順位は彼女が一番だったけど、失いたくない優先順位は、いつもナツだった。

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2022年08月25日

Posted by ブクログ

久々の女性作家の恋愛小説。
やはり男性作家とは違う抽象的な表現のようなものが魅力的。
主人公もなるおも一浩もなんか好きになれる。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

26文字のアルファベットで表現するというから、細切れなコラム的なものが続くのかと思いきや、きちんと物語。
夫婦としても、同業者としても、夏美と一浩が信頼し合っていることが節々から伝わってくる。
お互い様だから丸く収まったのもあるのでは(^^)

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2021年09月26日

Posted by ブクログ

しゃれた構成で、まさか本当にAからZまでのワードで章を区切るとは思わなかった。しかも一つも思いつかなかったし。
およそ読んでこなかったジャンルの小説なんだろうな。ジャンルじゃなくて作者に馴れていないだけかもしれないけど。こういう作品を読むと、自分が人の感情にいかに鈍感かが思い知らされる。やれやれだ。

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2021年08月17日

Posted by ブクログ

なぜ今更山田詠美?と思ったけれど、好きな芸能人がお勧めしていたので読んでみました。

ダブル不倫のお話なのですが、夫婦が壊れていく様、ではなく、それによって夫婦の絆が浮かび上がってくるという・・・ある意味幸せな恋愛小説でした。
こんなに変わった価値観を共有できる彼らは特異かもしれないけれど、価値観が同じであれば究極にはここまでOKなのね、と面白く読みました。

ただ、30代女性の、「いい女っぷり」が押しつけがましくて、ちょっと辟易しました。
古い本を読んでいるので織り込み済みなのだけど、この時代ってこういう女性がトレンディドラマでも主人公だったな、と苦笑気味に読み終えました。。

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

中々感情移入出来なくて
読むのに時間がかかりましたが
読み進めるうちに
こういう夫婦の形もありなのかもと思いはじめて
モトサヤになって
旦那さんが最後
一番喜んでいる感じ
何だか微笑ましい終わり方でした。。

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2023年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろいろなたとえでの恋愛感情の表現。
男女の考え方の差。無責任な言葉。
恋人、夫婦とは。
恋愛で悩んでいるときの友人のアドバイスと態度。

p16-16~p17-1
p20 役に立たない思いやり…
p82何でもない二人のルールはしっかり守られる。
チェスの駒は夏美は白とか、一浩が朝に食べるもの。
生が思う夏美。
眼鏡。おれ専用。それかけないと見えない。
机を必要としない二人。
一浩と夏美。
夏美が帰ってきても仕事をする一浩、だが、眼鏡をかけない。一緒にこれまでのことをそばで語りたいと思う。恋の死について。
p88-5~8
p108-6~9
p123-9~12
p142-1~6
p147-9~14
p164知り尽くした先のはなし。
p172カジュアルよりも熱中する楽しみ。
p173「楽」という言葉
p174失うかもしれないという予感について
p180孤独について
p200-14~201良心と自分身勝手

p204喜べるのは何度まで?ピクニックだけでは、もういられない。
p214
p220主治医・私について一番詳しい人。それでも、彼は、私のすべてを知ることはできない。
p221置き忘れてきたものについて
p226
p234もう、お互いを無邪気におもしろがれない。そして、本来なら、そこから始めて行くべき関係を醸造するには、共有するものがなさすぎる、という二人の関係性。等々…。

20年以上前の小説。ドラマになったとか。
どんなふうになったかな?
ただ浮気してる、恋愛してる…自分勝手さだけが目につく、ギャーギャー騒いでるだけになってなければいいけどf(^_^;

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

ブク友様と、ドラマを見た友人に勧められて読んでみた!
不倫には納得いかないから☆3つだけど、綺麗な小説だった。
A〜Zにいくに連れて結末が気になる1冊!
こんな風な純粋で(?)綺麗な恋愛したかったなあ\(^o^)/笑

サクサク読めて読みやすいです!
こちらの作品に出会わせてくださったブク友様に感謝(*´ω`*)

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2023年06月17日

Posted by ブクログ

 2000(平成12)年に単行本として刊行。
 山田詠美さんがデビューした頃、高校生だった私は最近の日本文学事情を知ろうと雑誌なども読んでいて、確か山田さんが「文藝」の賞をとってデビューしたのだった。
 当時批評家のあいだでは「流行歌のような気安い小説」といった批判があって、私も彼女の作を読んだときはあまり面白くなくも感じた。
 今、本作を読んでみると、当時のバブル期のポストモダンが喧伝された時代状況を思い出すようだった。
 子供の無い若い夫婦が、それぞれに更に若い相手と不倫するという話なのだが、文体が非常に軽やかで、繊細さも無くも無いけれども、あまり深みを感じさせられない。ここには「苦痛」がないのである。
 バブリーなポストモダン期、確かに日本文化の言論界は苦痛に深入りすることなく、あくまでも軽やかさを売りにしようとしていた。山田詠美さんの文章に、そんな時代を感じた。
 バブルがはじけ大量の失業者があふれ、貧苦にあえぐ民衆が大量に排出されて、あっけなくバブリーなポストモダンの「軽やかさ」は消えた。そんな苦痛の時代の到来は、たとえば桐野夏生さんの「苦痛の文学」にも顕れていると思う。
 しかし今回本作を読んで、山田さんの「軽やかさ」を批判しようとは思わなかった。このような感性もまた、この世にあるべきであって、ラストの方で若い恋人と結局別れてしまうあたりは何となく切なく感じられ、良かった。深刻な苦痛とまではいかないような、皮膚のかすかな痛みのような感じだが、それもまた人生。このように軽やかに生きられたら、きっと人生は楽しいのかもしれない。
 悪い作品ではなかった。

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2023年06月17日

Posted by ブクログ

夫婦だけど、お互いに恋人がいる不思議な話
全体的におしゃれな雰囲気で、表現が難しくてわかりづらい。
思ったことは、夫婦2人とも自分勝手だなぁってことくらい。旦那の愛人に1番同情した(笑)。
恋愛って自分勝手なものなのかなぁとか思ったり思わなかったりした。

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2023年06月04日

Posted by ブクログ

胸が苦しい。私がどうしたらいいのかは相変わらず全くわからない。
「会いたい優先順位は彼女が1番だったけど、失いたくない優先順位は、いつもナツだった」
これかな。いちばん近い気持ちは。

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2023年06月04日

Posted by ブクログ

文芸編集社・夏美は年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。
同業者の夫・一浩は恋人の存在を打ち明ける。
恋と結婚、仕事への情熱。あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形ー。AからZまでの26文字にこめられた、大人の恋のすべて。

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2023年02月15日

Posted by ブクログ

恋愛体質な主人公の物語たまに読みたくなる。すごく惚れっぽいな…そしてアクティブでロマンチスト。遠い世界の話を垣間見れるのは楽しい。

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2022年11月09日

Posted by ブクログ

なんか不倫小説を読みたいなぁと思って、ネットで評判の良かった本書を手に取る。山田詠美なんて『ベッドタイムアイズ』以来な気がするな。

なかなか良く書けた小説で、大人による大人のための大人の恋愛小説という感じ。でも、妻も夫も爽やかに婚外恋愛を楽しんで末永く幸せにに暮らしましたとかなんとかいう話じゃなくて、もっとドロドロしたのを読みたかったんだったよなぁ。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説をそんな風に読むなと言われればその通りかもしれないが、文学を削ぎ落として事実だけを読めばダブル不倫して最後はお互い元に戻りましたというお話。なぜ元に戻るのか、山田詠美が終始具体的に明示せずに男女お互いの中間にある言葉にできないものを探す本。

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2022年05月03日

Posted by ブクログ

なんでしょう。要するに不倫するしされる夫婦関係なんだけど、とても魅力的に見えるし憧れてしまいます。
普通だったらお互いに不倫している夫婦なんて酷く見えるはずなのに、この作品で描かれる二人はそんなことにはならないのが不思議です。
この作品を読んで、他の作品も読んでみたいと思いました。言葉、表現が的確に的を射ていてすごい。

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2021年09月16日

Posted by ブクログ

「たった二十六文字で、関係のすべてを描ける言語がある。」の書き出しで始まる大人の恋愛小説。26章にキーワードの単語がちりばめられつつ、物語が進行します。編集者の夫婦がそれぞれ恋人を作るという話ですが...恋愛が綺麗すぎ。旦那のビンタを受ける、その後、二人で並んで座って話し合う...普通に修羅場になるでしょ!? と突っ込みたくなりまし た。

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2025年12月21日

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