山田詠美のレビュー一覧

  • 快楽の動詞

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    2009/7/2,3

    これも同じく知人の方から譲り受けた本です。
    題名で「おおお〜!!」という興奮と期待をあげさせられました。
    これは結構おもしろかった。
    短編集のようになっているのですが、1つ1つ話がとても独特の世界観を持っており、と同時に誰しも頭のどこかで思っている"人間が使う言語"の不可思議さを改めて実感させられるような物語であってとても面白かった!

    駄洒落の話がとっても興味深かったし、興奮しました!



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    2009年10月04日
  • 24・7(トウェンティフォー・セブン)

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    粒ぞろいな短編集。

    恋の始まり、終わり、絶頂。
    それぞれの話の中で、
    理性を超える瞬間に出てくる言葉が本質を突いていて、
    すとんと腑におちる感じ。

    論理的に説明することをやめたら
    こんなに物事はシンプルなのかと気付かされました

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    2009年10月04日
  • 快楽の動詞

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    言葉についての考察が小説じたてで描かれていて面白かった。日本語を考察することはそのまま日本独自のものの考え方をうきあがらせる。

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    2009年10月07日
  • マグネット

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    私と同年代の作者だが、
    今の年齢で読むからこそのエロスを感じる。
    しかも、潔くてカッコいい。
    9つのうち、『最後の資料』には切なさを覚えた。

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    2009年10月04日
  • ファッション ファッショ

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    本当はエッセイじゃなく対談やけど。この前読んだピーコさんのエッセイよりは楽しかったかな、話が色々な方向に飛んで。安い洋服おどクリーニングが必要、とか一般人に100%応用できないまでもへー、って思うこともあって。

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    2009年10月04日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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     はやく読める本がいい本だ、という決まりはない。実際、わたしはこの本を読みながら何度も立ち止まったし、何度もページを閉じた。つまり、それだけ感情の動きに耐えられなかったのだ。決して悪い意味ではないけれど、正直にいうといまのわたしには刺激的過ぎた。どの作品も過去の傷をえぐるし、いまの恋心をいっそう深くさせるからだ。

     中高生のころのわたしは、ある一部の作品を抜かして山田詠美が好きではなかった。今回読んで見て、その理由がよくわかった。山田詠美の書く恋愛は、学生のころのどこか守られた位置にいてする恋愛ではなくて、大人になって自分の孤独を思い知った者がする恋愛なのだ。思い知る。あのころの恋愛といまの

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    2009年10月07日
  • トラッシュ

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    なんていうんだろう、非常に微妙な場所をついた作品だと思う。けっこう好き。腑に落ちないこともない、ていうような。

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    2009年10月24日
  • 4U ヨンユー

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    恋愛的な感情などとかは、私はまだ理解できなかったけれど、人間観とか、なんか、人間的な至極当たり前大事なことが・・・なんてゆうか、うまくいえないけれど、目に見えないことなんだけど、至極当然なことがかいてあるかんじで、おもしろかったです。(でも読むのに気力がいる(なぜ)ので 「血止め草式」と「高貴な腐蝕」しかよめてませーん^^^;) でも内容がぜんぶわかるようになるのは当分先でしょう・・・。わかるにはきっとまだまだ人間的にこわっぱっす

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    2009年10月04日
  • マグネット

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    「アイロン」「最後の資料」
    内容は全く違うけど、流れるように注がれる。
    リズムのよさが、この人の持ち味だよなぁ。

    ちょっと買った事を後悔した位流し読みの1冊だけど、
    最期の「最期の事件」で好きな1冊に
    好きだ、って軽くいうのがためらわれるけど。

    私の手はきれいだ。

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    2009年10月04日
  • マグネット

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    殺人、売春、覗き、痴漢、放火などの罪とそれに対する罰をテーマにした短編集

    『解凍』と表題作の『マグネット』が面白かった
    言い回しが絶妙で何度も読み返したくなる

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    2009年10月04日
  • マグネット

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    法で裁けない罪と、それに対する罰をテーマにした短編集。

    この作者は2冊目なんだけど、前に読んだのが「ぼくは勉強ができない」だったため、ちょっと雰囲気の違いに驚いたかな。
    それぞれの話が独立した文体や雰囲気を持つのに不思議と統一感があって読みやすい。多少、昭和の香りがしたのは私だけかなぁ?(それもまた良かったんだけどね)

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    2009年10月04日
  • トラッシュ

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    「ジェシーの背骨」のココとジェシーがとても気に入った組み合わせだったのでその続編と知って大変昂奮した記憶があります。結論として恋じゃない男女関係というのは、燃える。ロマンがある。彼女らはその境界線を愛していける素敵な二人です。「ぼくは勉強ができない」ほどトントントン、と纏められてある話ではないんですが、勘違いかもですが作者の産みの苦しみを感じました。

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    2009年10月07日
  • 4U ヨンユー

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    2007/8
    男が長いことつかっていたバスタブの残り湯は、はたしてスープか。
    まず、ライフを細切れにして、1日の大きさにするとこからはじまる。

    エイミーの作り出す言葉はホンマ素敵。

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    2009年10月04日
  • 4U ヨンユー

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    「男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか?」という冒頭の一文に惹かれて手にした作品。短編集だけど、どれも秀逸。

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    2009年10月04日
  • トラッシュ

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    山田詠美で1番好きかも…長いけど、平気だし、恋愛小説が嫌いだけど、彼女の書く恋愛だけは大丈夫!好きなのです。

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    2009年10月04日
  • ファッション ファッショ

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    題名とショッキングピンクと「ピーコと山田詠美さん」に惹かれて衝動買いした一冊。
    面白かったです。勉強にもなります。

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    2009年10月04日
  • 120%COOOL

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    初めての山田 詠美作品。
    好き嫌いが別れる感じもするけど私は面白かった!
    13年前に出た作品とは思えない!!
    表現力豊かな作家さんだと思った。

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    2009年10月04日
  • 4U ヨンユー

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    短編集。詠美さんはやっぱりかっこよかった…「眠りの材料」「男に向かない職業」「天国の右手」「高貴な腐食」がとても好きだった。

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    2009年10月04日
  • 4U ヨンユー

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    恋愛短編集。「男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか?」って、結構いっちゃってる文章だよね。うん、だけどLove is blind.って事で、笑えないんだこりゃ。いつか私もこんな風に恋愛を捉えるようになるのかなー。想像つかないけど、今はまだ共感はできない。

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    2009年10月04日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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    第97回直木賞受賞作品。7つの短編集からなる本でどの話もセックスがキーになっているのに嫌らしさを感じさせない洒落な短編映画のような物語。
    個人的には、最後の話に出てきたウイリーの「僕も、セックスは大好きなんですけど、セックスを我慢するのも大好きなんです」という台詞にびっくりしました(笑)。

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    2009年10月04日