山田詠美のレビュー一覧

  • ぼくは勉強ができない

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    ぼくは勉強ができない…、暗いお話?って思ったんだけど、端的に言うと自分の偏見を他人に押し付けるな!みたいなね、お話だった。
    ズキューンってきたよ、こういうの好き…(*☻-☻*)
    確かに、そういう傾向が度々あると思うんだよね。例えばさ…、思いつきませんでした。

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    2024年03月13日
  • ファースト クラッシュ

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    初恋という熱病におかされるのは一度しかないのは幸福であるのと同時に女であることからは逃れられないことだと

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    2024年02月11日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    買っておいて良かった。

    特に『ジェシーの背骨』素晴らしい
    男と女。
    恋と愛。
    親と子。
    全てが詰まっている。

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    2024年02月07日
  • ぼくは勉強ができない

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    学生時代に読まなくてよかったと思った。
    学生がテーマの話があまり好きじゃないからさらさら読んじゃったけど、さすが山田詠美さんだ〜という陳腐ですがストレートな感想を持ちました。
    賢者の愛より先にこちらを読みたかった…

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    2024年01月31日
  • タイニーストーリーズ

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    微分積分
    深い孤独を覗き込んでいたら短刀で抉られるような。昼休み、生暖かい休憩室でしばし凍りついた。
    若い頃から詠美さんの短編、かっこよくて軽妙で大好きだった。これは鳩尾をサバイバルナイフでサクッとやられる痛さ。

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    2024年01月27日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    言葉が流暢で小気味よい美しい文章。そこに描かれる世界は屈折した純度の高いプリミティブな女の愛の形。破壊され支配されることに一種の陶酔を覚えた自己犠牲の愛。堕落の美学といえばよいだろうか。山田詠美氏ならではの感性で描かれる惹き込まれる世界。

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    2024年01月23日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    不倫の三角形を形作る、愛人・妻・夫それぞれの視点からの日記風な文章で構成される小説。不倫もののドロドロや、どうなるんだろう?というハラハラ感で引っ張るお話ではなく、なんだか哲学的でエッセイっぽい淡々とした雰囲気の物語。

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    2024年01月07日
  • 肌馬の系譜

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    山田詠美さんが描く人間はずるくともいやらしくとも、気高く品があって自分の本物を知っているのだ。あとがきに共感。これからも人間の事情を丁寧に描いて欲しいな。戦慄したりクスッとしたり、自分と重ねたり。最後のお話が好き。

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    2024年01月03日
  • 風味絶佳

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    読後の後味は甘すぎるチョコレートやキャラメルを嚥下した後、喉に絡みついたり、ひりひりする感覚に似ている。
    どれだけ甘くて楽しい生活や恋をしていてもどろりとしたそういう感覚にふと陥ることは小説の中だけではなく、現実世界で恋愛に囚われずともあると思った。

    肉体労働に日々勤しむ男性に愛されるため、隠しごとをしたり独自の考えを持つ女性たちが強かでありながらも、相手がいなかったら崩れてしまうのではないかと疑う程の脆さも兼ね備えてるように感じた。

    一日に一度は寂しいって思うことって人を愛するこつ。
    表題にもなってる風味絶佳が一番好き。
    グランマ(不二子さん)チャーミングでとっても素敵。

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    2023年12月12日
  • 肌馬の系譜

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    「肌馬」この言葉も初めて知った。種馬なら知っていたけど。子馬を産むために繁養されてる牝馬。種馬の対義語。
    なるほどね。
    けっこうブラックな短編集だった。
    できれば第一章の「わいせつなおねえさまたちへ」のその後の坊っちゃんの人生(小説では大学院生まで)も読みたかったわ。
    ラストの章の「時には母にない子のように」自伝と思われる。
    あの愛すべき(ポンちゃんシリーズを読んでると)ご両親が立て続けに亡くなられていたということ。
    そして仲が良かった夫婦にも色々あったということが伺い知れる短編だった。

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    2023年12月08日
  • 吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~

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    詠美節も丸くなった 熱血ポンちゃんシリーズが鼻につくようになり離れてン10年。
    最近の詠美さんの文体はどうなのだろうと再び彼女のエッセイを手に取りました。
    感想は「丸くなったなぁ」です。
    変わらず辛辣なのだけど以前のような尖り、自意識が見当たらない。
    そうだよね!と思いながら読み進められる。
    また、紹介される本の数々も興味深く、読んでみようと思っています。

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    2025年12月18日
  • 肌馬の系譜

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    ポリコレとPC(ポリコレ)は時々相容れない。
    だからこそ、文学には意味がある。
    わかりやすいくらいにそんなことをわからせてくれる短編集だと思った。

    ぐちゃぐちゃとした情愛というか、歪んだ愛というか、愛故に歪むというか、そんな話もけっこう収録されていて、
    また、PC(ポリコレ)に対して疑問を投げかける話や表題作のように、時代を通した性に対する感覚の違いを投げかける作品もあり、と
    いろいろな面から人間を描くからこそ、いろいろ考えられる短編集だった。

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    2023年11月29日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    「私の趣味は人の夫を寝とることです。」の一言から始まる本作。
    少し皮肉めいて、でも、仕方ないと言わんばかりの開き直り方でそう語る主人公の一人がとても魅力的に思えた。

    私は器用ではないので浮気はしたことがないが、自分の気持ちに素直に行動できるのが羨ましいと思った。

    同時に、「寝取られる側」にもプライドや意志があることも印象的だった。
    浮気されても最後に帰ってくれればいいという覚悟。
    そうやって我慢するのは癪だなと思うから、私の恋愛は長続きしないんだなと悟った。けど癪には変わりなくてもやもやした。

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    2023年09月26日
  • つみびと

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    珍しく文庫を待たずにハードカバーで購入したもの。山田詠美のファンだけど、これは良い意味で山田詠美らしくない作品。でも、山田詠美にしか書けなかったとも思う。

    それだけ大切に、出来るだけ事実に基づいて書かれたのかと推測した。女性として、母として生きることの難しさ、子育てが容易に女性を孤立させてしまう怖さ、母親を愛を求める子どもの純朴さ。

    彼女は十字架を背負って生きていく。少しでもその重荷を一緒に背負ってくれる人たちに出会えるよう祈るばかり。

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    2023年09月25日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    大の山田詠美好きとしては最高の作品。というかエイミー語録として最高。

    山田詠美の言い回し、比喩といった言葉の使い方が堪能出来る。もちろん内容もエイミーらしく爽やかでねちっこい。

    今の時代、社会の倫理観に反することをすれば第三者からも責められてしまうけれど、男女の関係は男女の数だけ正解があるんだから、知らないやつは黙ってな、というエールだと受け取った。

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    2023年09月25日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    読み始めは、これあんまり好きじゃないかも…と思ってたが、さすが山田詠美先生という感じ。あんまり書くとネタバレになるから言わないけど、非常によかった…

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    2023年09月18日
  • ファースト クラッシュ

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    父の愛人の子に恋してしまった三姉妹の物語

    父の愛人が亡くなって引き取られてきた男の子、新堂力(リキ)

    裕福な家庭に暮らす高見澤家の三姉妹
    長女の麗子は「お嬢様気質」
    しかしその振る舞いは空回りしているように見える

    次女の咲也は読書家で斜に構えるひねくれ者

    三女の薫子は天真爛漫
    力とは犬仲間のように思っている

    そんな三姉妹の三者三様の恋模様とその表現

    そして母親による力への攻撃


    もの凄く歪んだ愛の形なのか?
    三姉妹の誰もがそれぞれの方法で力に執着している

    麗子が空回りしているのはわかる

    これ系の物語の主人公として咲也が一番適切なんでしょうけど
    色々と拗らせすぎてるからなぁ

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    2023年08月28日
  • ジェントルマン

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    ラストの方は、なんだかホラー小説
    からのメリバ、、、。
    とはいえ、巧みな文章で、ぐーーーっと引き込まれての一気読み。

    実際にだれからもジェントルマンと言われる友人がいるが、そういう彼もどうしようもなく弱いところや、醜い部分がある。
    『紳士と呼ばれる奴もどこかにシミがあるものさ』と自論を持っているが、漱太郎のイカれっぷりは衝撃。それに寄り添うように生きるユメもイカれてる。
    その2人に関わる女性もやっぱり壊れてて、終盤は衝撃の人怖展開で驚愕した。
    ユメが華道・フラワーアーティストをやっていたのは、ラストの展開で納得。
    夢に生きるでユメ。名前も最後に納得。

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    2023年08月26日
  • 100万分の1回のねこ

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    100万回生きたねこから、こんなふうにインスピレーションを受けるんだなぁと、どのお話も面白かった。一番面白かったのはゲームの中のネコの話。

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    2023年08月18日
  • A2Z

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    アマプラで深キョンが主演でドラマをやる、という予告を見て気になっていた話。
    先にドラマを見て、何とも「小説的だな」と思ったことから、実際に小説を読みたくなり本を手にしてみた。

    ドラマを先に見ていたからか、小説の内容がかなりスムーズに入ってくる。
    もちろん登場人物は、深キョンはじめ他の俳優たちがドラマのまま頭の中に出てくる。

    内容は世間を賑やかす『W不倫』だが、山田詠美の手法もあってか、ドラマを見ていると『小説的』と思ったのに、実際に活字で読むと意外にも『ドラマっぽい』書き方で
    かなりサッパリとしたラブストーリーに思えて、面白く読み進めていける。

    「こういう恋もあってもいいのかも」
    「こう

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    2023年08月13日