山田詠美のレビュー一覧

  • 路傍の熱血ポンちゃん!

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    これはかなり癒し系だと思う。思わず笑いが漏れて、そしてなんだか元気が出ます。永久に続いて欲しいシリーズです。

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    2009年10月04日
  • 4U ヨンユー

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    小娘的恋愛教祖のたくさんの愛のカタチが詰まってる本。どれも逸品だけれど、特に「眠りの材料」が大好き。白紙の遺書を書きたくなったり、土に食べられたくなります。ロマンチックだけどドロドロな純粋愛。「ぽっ*」から「ぎゅー」まで恋愛を堪能したい方に読んで欲しい一冊。

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    2009年10月04日
  • ぼくは勉強ができない

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    仁子が素敵すぎる。

    社会から外れないように外れないように怯えて、自分自身の価値観をそこにゆだねてる男って、ちっとも魅力ないわ。

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    2026年01月11日
  • 三頭の蝶の道

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    小説でありながら、ノンフィクションのような手触りがある。
実際に、ああこれ瀬戸内寂聴だと思える設定があったり、これは山田詠美本人だなと思うような設定がある。

    物語として読むというより、実在の人生を覗き見ている感覚に近い。
    登場するのは、三人の女流作家たち。

彼女たちの女性作家としての生きづらさ、それでも折れずに生き抜く強かさが、描かれていく。
    特に印象的なのは、
彼女たちが抱えてきた言葉にならない深淵。
欲望、孤独、老い、創作への執着――
どれも美談にはならず、しかし否定もされない。

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    2025年12月31日
  • 晩年の子供

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    小学生の子どもが主役の短編集。全8編。

    全部好き。
    山田詠美氏は、言葉にするのは難しい感情の機微を、綺麗な文章に記すことに長けた天才だと思った。
    「堤防」「ひよこの眼」が特にお気に入り。

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    2025年12月28日
  • ぼくは勉強ができない

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    ネタバレ

    秀美くんは頭の良い子だなと思った。
    大人の言うことの前にひれ伏したり、スルーしたりする子も多いと思うけど、ちゃんと自分の中に問いや反論を持てるんだから。

    子供を育てる立場として、何となく一般的な価値観として正しいようにされているものでも、自分なりの解を持つようにと伝え続けようと思う。
    進学、就職、結婚。
    人生をより意味のあるものにするためにも必要なこと。

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    2025年12月20日
  • 三頭の蝶の道

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    山田詠美氏がオーディブル用に書かれた小説。
    確かに耳なじみが良いだろうなという語り口。
    女流と言われた作家たちのすさまじい創作姿勢は圧巻。
    それなのに、どうしてもモデルは誰?なんぞと考えてしまい、
    思うように入り込めなかったのは、こちらの問題。

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    2025年12月18日
  • つみびと

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    ひたすら苦しい読書体験だった。

    機能不全家族の中で育った人間が背負う傷が、どれほど深く、どれほど長く人生に影を落とすのか。
    心から信頼できる存在を知らないまま、癒されない過去を抱えて、むしろ自分を粗末に扱う道を選んでしまう不幸の連鎖に、何度も息が詰まった。

    幸福な瞬間にさえ、気づけばかすかな翳りが忍び寄ってきて
    「おまえは、そこにいて良い人間なのか」と囁く声がする。
    この本のテーマになっている兄妹を放置して死なせた事件のように、理解できない出来事の裏側にあるかもしれないこれまた想像もつかないような地獄の存在について、何度も考えさせられた。

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    2025年12月20日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    ネタバレ

    ある家族の話
    作品としての設定は、少しありがちかなと感じた部分もあった。母親が愛する息子を失い、精神疾患に罹り酒に溺れたり、そんな母親が子供に癇癪を起こして激昂したりなど、崩壊しつつある家庭の描写をするから仕様がないことだと思うが、にしてもありがちだと思ってしまった。
    そして澄川澄生(すみかわすみお)という名前や雷に打たれ死んだという、死者の斬新な設定に少し疑念が残ったのもある。
    ただ、ほか残された家族の一人称視点の話や、節々に現れる山田詠美さんの綴る文章には心打たれるものがあった。大切な人が亡くなった人、大切じゃない人が亡くなった人、それを俯瞰する人、人の死が与える影響は計り知れない。

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    2025年12月08日
  • ファースト クラッシュ

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    久々も久々に山田詠美さんの作品。
    10代に出会った頃の衝撃を思い出した。
    いつも衝撃と言葉と文学、そして恋という感情を教えてくれる。
    そう、恋愛のど真ん中なのに、けして恋愛だけではないのが山田詠美さんだった。
    かっこよくて大人な大人を教えてくれる。
    20代でも、もっと読んでおけば良かったなぁ。

    解説も良かったので、文庫で読んで良かった。

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    2025年12月04日
  • 三頭の蝶の道

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    山田詠美だからかけたというか、書くのを許されてる空気感というか、なんかそんな感じでその世代の人たちをよく知らなくても面白かった。いい意味でドラマみたいで。

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    2025年11月18日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    料理と恋愛にまつわる短編集。
    料理が絡むからか、どれも一定大人の恋愛ストーリー。

    一穂ミチのエピは不思議な色気を感じる作品。地味女かと思わせといてなかなかやりおる男女だわ。
    古内一絵作品はこの人の根底にあるものが伝わるので嫌いじゃない。
    君島彼方の作品は性的マイノリティの葛藤がいい具合に滲み出ていてこれも好き。
    奥田亜希子のズルい男とそれをわかってて演じた女の話も結構好き。転がされてるようで転がす女は勝ち組だな、って思う。

    ということでどれもなかなか思いを馳せることの出来る味わい深い短編集でした。

    カレー食べたくなるよ

    2025.11.11
    204

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    2025年11月11日
  • 三頭の蝶の道

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    ネタバレ

    昭和の香りがするような…
    詠美先生の過ごしてきた当時の文壇と呼ばれる世界の生きづらさや人間関係などりあるすきて魔窟を恐るおそる覗き込んでいるようで落ち着かない。何に対してなのかわからず恥ずかしくなるほど。

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    2025年11月04日
  • ぼくは勉強ができない

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    曽根ちゃんのおすすめ
    全面的にずっとせっくすの話をしているのがなんかおもろい。別にエロいとか下品とかではない、当たり前のように出てくるのは好感だけど、頻度多め。
    私は勉強ができる人が好きだが、考えたうえで勉強より女にモテることのほうがいいと判断する、片親育ちで達観してる少年のキャラは好き。

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    2025年11月04日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食卓を囲む恋人たちの物語。
    こう書くと、幸せな話のように感じるかもしれないけれど、そんなおめでたい話ばかりではない。
    食欲は人間の二大欲求の一つだから。その上に立つ物語はそれはそれは濃いものでなければ成り立たない。人間の生と欲が濃密に描かれた短編集。

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    2025年10月15日
  • 熱帯安楽椅子

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    愛しすぎてしまった男を吹っ切るために訪れたバリ島。自分を見つめる熱帯の男たちの視線や耳の聞こえない少年との出会いによって、いつの間にか失っていたものを自分の肉体に取り戻していく。

    好きな人と別れた時の、心臓が痛くて悲しい気持ちをこんなにも美しい言葉で表現して文学作品へと昇華させてしまう文才に惚れ惚れする。
    そして耳の聞こえない少年、トニの無垢な愛情のこもった瞳に傷が癒されていく様子にもうっとり。
    バリ島の熱気や雨や砂や波を肌に感じられる作品だった。

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    2025年10月09日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    一穂ミチ目当てで手にとる。あと巻末の山田詠美のエッセイ 「恩讐の彼方のトマトサラダ」も。
    さすが山田詠美!この短い短いエッセイの中にユーモアの中にちゃんと彼女らしい美学が語られている。
    今まで振られたことはないって、「男と別れるのは、相手が逮捕されるか、強制送還されるか、死ぬか、のどれかなんで」ってすごい。
    原田ひ香の小説、(夏のカレー)初めて読んだけどこの60歳過ぎたしーちゃんと冴子の好き同士だったのに結婚には至らず40年にも渡る出会いから邂逅を経て別れまで(冴子の死)せつないラブストーリーだった。
    恋、片思い、両思い、愛、婚約、浮気、裏切り、不倫、
    恋愛に関することは”結婚”以外全部(冴子

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    2025年09月30日
  • ファースト クラッシュ

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    ネタバレ

    裕福な家庭の3姉妹の元に突然現れた父の愛人の息子・力。
    力に魅了される3姉妹とその母。

    全く違う性格の女達が1人の男性に惹かれていく様子がそれぞれの視点から描かれている。
    これが恋だとは認めていないものの、詩に出会って恋だと気づく瞬間がこれまで読んだ恋愛小説とは違う感じだった。

    ラストは意外な結末で、予想外にキュンとできてよかった。

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    2025年09月29日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食べるとき
    誰と食べるかは、私たちにとって
    とても大切なことではないかなと感じる

    誰とどこで、なにを食べるのか
    1人で食べた時にふわっと思い出す
    大切な記憶。
    それが恋する人ならなおさら。
    様々な作家さんのひとつひとつの物語の中に
    表れる料理と誰かの想い。

    思わずいいなぁと声が漏れてしまう
    一冊でした

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    2025年09月28日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ぽかぽかした。
    男の魅力という点で、高身長というのは外せないんだな。

    おいしいものは好きなひとと食べたらもっとおいしい、みたいな言説がありふれているせいで、一人でケーキを買って食べるという楽しみをやめてしまったのだ。いつになったら食べられるんだろうな。責任をとってくれ。

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    2025年09月27日