山田詠美のレビュー一覧

  • トラッシュ

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    すきですきでたまらない作品。
    ココとジェシーの関係がなんだかこそばゆくてもどかしくて、
    それからリックはとてもいたいけで、
    一章の終わりは何度読んでも涙が止まりません。

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    2009年10月04日
  • 姫君

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    支配する事で支配されるという真実。
    支配されていることで、実は相手を支配している。
    姫子は摩周を支配していたけど、そうすることで摩周に支配されてた。
    摩周は姫子に支配されてたけど、それは同時に姫子を支配することになってた。

    二人の関係はこのことに気づかない時はうまくいってた。
    だけど、ある日気づいてしまった。
    自分の立場がすこしずつ変わっていくことを。
    怖くなった姫子は摩周の元を去った。
    立場を変えるきっかけを作ってしまった摩周は後悔した。

    離れてみて、相手の存在の大きさに気づく。

    自分の立場や存在が変わってしまっても、姫子には摩周が必要だったし、摩周には姫子が必要だ

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    2011年02月11日
  • マグネット

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    9つのお話が入った短編集。

    「おれ、今日人を殺してきちゃった」
    もし、自分の愛する人にそう告げられたら。
    自分の愛する人は、ださくてもボロボロでも、どんな状態でも愛しくて、
    例え彼が人を殺したとしても、その事も女心をつかむのかもしれない。

    愛する人に愛を囁かれるように、そう告げられた黒木。
    彼は、自分の彼女を名字で呼ぶ。それが彼の(ちっぽけな)主義。

    「順子に悪かったな。」

    愛する人から出てきたこの言葉が全てを終わらせた。
    だって私の名前は、黒木みどり。

    人を殺したこと、ずっと外に出ずお風呂の無い部屋で二人で過ごすこと、愛する人をかくまうこと、全て許せたはずなのに。。。

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    2011年04月23日
  • マグネット

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    一時期彼女の書くものは全部一緒じゃないか、と思ってたが、『姫君』を読んで見る目変わった。
    日常を生きる人がいきなり犯罪と関わる・・・というのはよくあるし、私が好きな乃南アサも書きまくってるが、書く人によってこんなに違うんだ。
    話としては『アイロン』が好きだけど、最後の『最後の資料』には泣いてしまった。

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    2009年10月04日
  • 120%COOOL

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    すごーく好きだー!!詠美さんのお話は、最後にすとんと落ちがつくのがいい。この短編集はとくに秀逸で、全部のお話が好きでした。性の扱い方もかっこいい。嘘をついていない感じが好ましい。

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    2009年10月04日
  • 4U ヨンユー

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    名言が至る所にたくさん散りばめられた短編集。
    そのフレーズは反則やろ、っていうのがいっぱいあって、何回読んでも飽きない。
    特におすすめなのは、「4U」と「メサイアのレシピ」

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    2009年10月04日
  • 120%COOOL

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    100%では満足できないアナタに。
    +20%moreを掴めたら、それはそれは素敵。ひとつひとつのタイトルがステキすぎて、目次ですでににやけますw

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    2009年10月04日
  • マグネット

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    罪って何かって考えさせられる作品☆
    教師と生徒の恋愛ですが・・・
    教師はやがて罪を犯してしまいます。。。
    でもほんとに罪なのは?
    ミステリアスな生徒はやがて
    大人になっても男性の心を
    掴み続けるのです☆
    女の怖さもありますが
    魅力的です☆

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    2009年10月04日
  • 120%COOOL

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    比喩表現が凄く綺麗だし、この人の書く女の人は凄く魅力的!男の人も妙にカッコいいしねー「ガリレオの餌」は本気で笑います。授業中読んでて吹き出した。(こら)あと「R」が好きだったなー

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    2009年10月04日
  • 路傍の熱血ポンちゃん!

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    これはかなり癒し系だと思う。思わず笑いが漏れて、そしてなんだか元気が出ます。永久に続いて欲しいシリーズです。

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    2009年10月04日
  • 4U ヨンユー

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    小娘的恋愛教祖のたくさんの愛のカタチが詰まってる本。どれも逸品だけれど、特に「眠りの材料」が大好き。白紙の遺書を書きたくなったり、土に食べられたくなります。ロマンチックだけどドロドロな純粋愛。「ぽっ*」から「ぎゅー」まで恋愛を堪能したい方に読んで欲しい一冊。

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    2009年10月04日
  • 4 Unique Girls 特別なあなたへの招待状

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    ネタバレ

    たくさん本を読んで色んな言い回しや表現を蓄えたからと言って、それが自分のものになるかどうかは別問題なんだなぁと改めて気付かされた。実感や体験を伴わない言葉はどんなに洒落ていても薄っぺらいだろうし、逆にどれだけ貴重な経験でもそれを豊かに語れる言葉を持たなければ十分に味わうことはできない。他人の目を気にしすぎて自分の言葉でしゃべる勇気が無くなってたなと反省。

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    2026年06月15日
  • 晩年の子供

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    ネタバレ

    再読。学生の頃、教科書か何かで読んだ『ひよこの眼』が衝撃で、家に帰ってすぐに調べて買ってもらった。山田詠美という作家を知ったのもこの本がきっかけだった。すでに何度か読み返しているが、その時々の自分の状態によって感じ方や理解度が全然違うので面白い。恋愛や生死について、その他諸々。子どもの頃にぼんやりと感じていたものを季節の細かい描写とともに丁寧に書き出してくれている。特に『ひよこの眼』と『晩年の子供』、『堤防』の話が好き。

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    2026年06月11日
  • 三頭の蝶の道

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    それぞれの作家道を極めた個性とアクの強い三人の女流作家を巡る物語。モデルが存在するようだけれど知識不足で彼女達の小説家としての評価は分からないが、小説家の業の熾烈さに唖然とする。人間として一番俗物ぽい高柳るり子の第二章が印象的だった。彼女に翻弄された男たちが哀れで面白くて、特に同僚作家の川津直太郎の告白が愚かで生々しくていじらしくて初々しくて、苦笑しつつ微笑ましく思った。

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    2026年06月10日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食と恋にまつわるアンソロジー。ごはんの出てくる話が大好きなので、どれも楽しく読みました。
    なかでも一穂ミチさんの「わたしたちは平穏」、錦見映理子「くちうつし」がお気に入り。
    どちらも初めて読んだ作家さんだったので他の作品も読んでみたい

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    2026年05月30日
  • ぼくは勉強ができない

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    面白かった

    ぼくを取り巻く人々がとても良い
    お母さんもおじいちゃんも桃子さんも
    素敵

    大人になって初めて読んだけど
    この本を高校生の自分に教えてあげたい

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    2026年05月11日
  • 晩年の子供

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    ネタバレ

    「花火」「桔梗」

    「そういう思いやりを持つことが、男を愛するってことなのよ。あの人に会いたいって恋焦がれてる時って、自分を愛してるのよ。自分の欲望をなだめるためにその男を思うのよね。同じ会いたいと思うのでも、その人を愛し始めた時は違う。もっと、静かだし、もっと悲しいものよ」(p80)

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    2026年05月29日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった!

    特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな!

    この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで

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    2026年04月17日
  • つみびと

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    大阪の二児遺棄事件が基になっているこの作品。今も起こっている子供絡みの事件の事も重なって、胸が締め付けられるように苦しかった。
    虐待、ネグレクト…負の連鎖をどこまで遡れば「つみびと」が分かるのだろう。
    鬼母と呼ばれた蓮音も明らかに被害者でもある。その心の内を知れば知るほど、やり切れない気持ちになる。
    限界が来る前に誰かに助けを求められなかったのかと思うけど、そもそも人を頼ることを知らなければ、そういう選択肢が浮かばないのか…
    罪を犯したからといって、子どもの幸せを願っていなかった訳ではないということが、救いのような逆に辛いような複雑な気分。

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    2026年04月17日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    必死で山田詠美を読んでいた20代。恋と仕事に削られていた。でも、大丈夫。私は意外にも、その恋をちゃんと生き延びる。

    再燃した「詠美熱」には、同窓会のような懐かしさがある。渇望していたのは、この濃密な生の手触りだ。

    お腹がすいた。分厚いパンにバターとはちみつをたっぷり塗って、今の自分を存分に甘やかしてあげよう。

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    2026年03月30日