小川洋子のレビュー一覧
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アンネの日記について、私が過去に読んだ時の記憶が蘇る。苦しい潜伏生活についての記憶よりも、何か常に希望をもちながら生活をしているアンネの心の中の声が、恋する乙女の想いが、不自由なはずなのに凛とした少女の姿が思いだされる。だからこそ最後の結末が最悪なものだったにも関わらず、ヒトラーのユダヤ人迫害を描いた暗く辛い物語としての記憶になっていないのだと気付かされた。
父としての視点から見たとき、また自分への戒めとしても誕生日に父オットーからアンネにプレゼントされた詩が印象にのこる。
一ここではいちばん年若だが、おまえはもう幼児ではない、しかし人生はきびしいだろう、われわれ年長者が周囲から、あれこれ -
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光と闇、生と死、絶望と愛……この世のすべてを内包する、比類なき劇場【帝国劇場】。2025年2月をもって一時休館となった同劇場の記憶を未来へと繋ぐ、世界でたった一つの“帝国劇場”小説が誕生!
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私も若い頃、観たい舞台、ミュージカルのために、東京・帝国劇場まで
よく足を運びました。
この本の中で語られる舞台の作品もいくつか生で観てます。
そういえば、そんな話だったな、とか、あの役者の事を言ってるのかな、とか。
想像しながら、また懐かしく思いながら読み終えました。
とはいえ、正直に言うと、
そこまでの感動はなかったかな。
いくつか短編で綴られてい -
Posted by ブクログ
小川洋子さんのエッセイ。
小説は読んだことがあるけど、エッセイははじめてで色々知れて面白かった。
・岡山県出身
・阪神タイガースのファン
・趣味でランニングをしている
・ミュージカルが好き
意外な一面はあったけど、小説の元ネタとなる着眼点は小川洋子さんらしいなと思った。
まだまだ読んだことがない作品もあるので、読んでみたくなった。
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■良いなと思った言葉↓
"再読には意味がある"
安易に分かったつもりになるのは、読み手の傲慢さ。読み手の成長や社会変化によって、見せる姿が変わってくる。
"何の役にも立たないことを一 -
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私に、、、小川文学は早かった、、、??
と、思うくらい、良く言えば小川洋子ワールド全開、悪く言えば気持ち悪いストーリーが、舞台をテーマに繰り広げられる。
特に「鍾乳洞の恋」は、頭痛を感じるくらい頭を悩ませながら読みました。
「オペラ座の怪人」、それに、タイトルの「恋」から、やっぱり主人公と針院の院長は、恋愛までとは行かないけど、限りなくそういった雰囲気に近いような感情があるのではないかと…思ったけど、他の人はどう感じたのか。
口内から湧き続ける虫も、痛みからの幻覚の産物としか考えられなかったです。
「舞台」は、幻覚を見せる場所で、夢と現の狭間のような空間だとすれば、この短編は確かに、主 -
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特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。
そんな中、一番印象的だったのは、
小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。
あの結末… ぇ!?どういうこと!?
妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから