小川洋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ実在の人物や物事に着想を得て書かれた短編集。
最初は面白いコンセプトだなと思ったんだけど、読み進めていくにつれて狂気を感じた。
「第八話 若草クラブ」「第九話 さあ、いい子だ、おいで」あたりがそのピーク。怖い。小川さん作品は時々こういう訳わからない話があるから面白いんだけど、でも好みではない。
そもそも"世界最長のホットドッグ"をモデルに書かれた短編(第九話)って何???って意味わからなすぎて怖くなっちゃった。そういうモデルから着想を得て創作できるって単純にすごいと思った。
全体的に掴みきれなくてよくわからなかったかも。最後の「第十話 十三人きょうだい」はいい感じ。
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Posted by ブクログ
ネタバレありふれた日常の、ありそうでない1ページ。
でも読んでいると不思議と心地良かったです。
海:鳴琴鱗という楽器の音を私も聴いて見たいと思った。後半は弟との掛け合いが中心で、家族を"落ちたピーナッツのよう"に表現しているのかなと感じました。
風薫るウィーンの旅六日間:小川先生の作品では少しコメディ寄りなのかなあと感じました。
誰もが老いのマントを─という表現がすごく良かったです。実際、古い恋人の見分けもつかなくなるほどに皆が同じような見た目になっていたんだろうなと想像できました。
遠いところからはるばる旅した琴子の気持ちと、昔の恋が、一緒に枯れて灰になったなと、重ねて読んでしまいました。
バタフライ和文タイプ事務所:やはり良い意味でおかしい。小川先生の作品はこうだよな!?という作品でした。どうやったらこんなに文字を、鉛を、官能的に書けるんだろうと思いました。
小川先生の書く文章は読みやすくて、でも少し妖艶な感じがして、上手くまとまらないけどそれがすごく好きです。