よしもとばななのレビュー一覧

  • 人生の旅をゆく2

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    信じられないくらい仕事がしんどくて、全てどうでもよ。と思った時に手に取った本。言葉ってすごいなと。私は言葉にほんとに影響を受けやすいんだなと。自分を持ちたい。自分の考えを持ちたい。自分の意志を持ちたい。いつの間にか誰にどう思われるか、だけを考えてたなと。「カラクリ」を何回か読み返した。今目の前にあることを大切に、“今”自分が思ってる気持ちを大切にしよう、したい。目の前にあるいまを大事にしよう。『こうしたほうが、ああしたほうが』は一旦置いとこう。

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    2020年03月22日
  • サーカスナイト

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    愛し合って結婚したわけでなくても、のちに家族としての意識ができてくるさやかの家族が好き。自分の元の家族とは早々と別れなければならなかったけど、後に自分で作ることができるのだ。いなくても確かに存在する、そう思えればいいなあ。すべてむき出しのバリと平和風味の日本。さやかがうけた心の傷がよくわかった。

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    2020年03月15日
  • ひとかげ

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    陰鬱な雰囲気を醸し出すとかげと自分の心を埋めるようにとかげと付き合う私。それぞれはどこかがおかしいのではなく、自分なりの正解で歩む姿が見える。明るい気分にはならないが、自分の暗い気持ちにそっと寄り添ってくれる、その情動を引き出してくれた時にほんの少しだけあったかくなれたりもする。そんな物語。

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    2020年02月20日
  • どんぐり姉妹

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    よしもとばななさんの小説を読むの結構久しぶりかも。読みやすいし染みるなぁと改めて思いました。
    この本はとくに短めだしわりと平坦というか、大きな事件はあまり起きない内容で、だけど大切な人の死と多少のオカルト的な要素というばななワールドは確かに存在していて、人が死ぬ小説とかオカルト的なものは嫌いという人も多いから好き嫌いは分かれると思うけれど、それだからこそ唯一無二の世界観なのだろうか、と考えたりした。
    痛いからこそ傷ついている人に優しいし、登場人物たちも当然完璧ではないから作中でもがいたり苦しんだりしていて、それを読みながら読み手も再生していける感覚があるのだと思う。

    幼い頃に両親をなくした姉

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    2020年02月15日
  • スウィート・ヒアアフター

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    よしもとばななは甘くて明るい。上質な砂糖菓子みたいに、甘いんだけど、くどくない。
    既読作品でも感じましたが、今作は特にそんなばななカラーを強く感じました。
    薄明るいピンク色の世界に、キラキラ輝く金色の粒子が舞ってるような世界でした…。

    のっけから不穏なセンテンスで物語は始まって、これは…重いやつや……と覚悟を持って読み進めたら、なんのなんの。失ったある人との記憶や温もりを糧に、軽やかに日々を過ごす主人公の姿が、ただただ眩しい。

    大切な人を失った人間は、失うことの悲しみを知る人間は、その分優しく、強くなれる。
    そうでありたい。
    そうであってほしい。

    そんな祈りのようなメッセージを優しく伝え

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    2020年02月14日
  • まぼろしハワイ

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    あぁ、ハワイに行きたい。
    温かく澄んだ空気感、色鮮やかな世界観を思い出しました。現実を忘れ、癒されたくなりました。
    あぁ、ハワイに行きたい。。

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    2020年01月22日
  • High and dry (はつ恋)

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    読んでる途中は
    懐かしい【恋愛中】の気持ちになりました。
    相手との距離が縮まる時間や感覚。
    思わず、そうそう懐かしいこんな感じよねって
    口元が緩んでしまう感じ。
    読み終えた後は、
    ほっこりあたたかくなりました。
    まるで、春の暖かい日差しを浴びながら
    あったかーいって日向ぼっこする感じ。
    この2人がどんな未来を歩んでいくのか
    想像したくなるそんな1冊です。

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    2020年01月14日
  • 人生の旅をゆく

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    母の薦めで読む。


    旅は、その旅がいくらひどくても、その思い出はすばらしいものになる。

    出不精の私でも、今まで行った旅はたしかに辛くてしんどかった旅の方が色濃く記憶に残っている。

    心を動かさなければ勿体ないなと思う。

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    2020年01月04日
  • スウィート・ヒアアフター

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    心情描写がメインの、ほんの短い期間の機微とか 世の中の理を描いたような本だった。
    天国がこういう場所だったらいいなと思った。
    小夜ちゃんのような姿勢で生きることができたら何が来ても大丈夫そうだなと思えた。
    共感できる微妙な描写が多くあった。
    心が静かな時に響くような癒しの本。

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    2019年09月22日
  • 鳥たち

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    鬱々とした気持ちで読んだら、なにかがすこし救われた気がした。よしもとばななの文章は重いテーマを大きく包み込む優しさがあって読みやすくて大好き。

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    2019年09月07日
  • もしもし下北沢

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    ネタバレ

    吉本ばななの紡ぐ世界はいつも優しくて理解のある人たちが溢れていて、ちょっと非日常な状況でも主人公の考えそのものはあまり突拍子のないものじゃなく、ただただ「ああ、そうかもなあ」と思わされる。そして最後に無理矢理じゃなく、それなりの穏やかなエンディングが待っている。そういうところが好きです。下北沢って一度行ったことあるくらいだけど美味しいものがたくさんありそうだなあという印象。そこにキッチン感はある、かも?
    ただ、最後本当にちゃんとお母さん、家にいたのかな…?っていうよく分かんない不安が…。
    尚、序盤で共感できないお母さんのご意見がありました。
    「一日の時間の流れって、夕方になる前にぐうっと長くな

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    2019年09月06日
  • チエちゃんと私

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    ネタバレ

    よしもとばななさん、初めてよみました。
    有名な方なのに なんとなく御縁がなかったのか、特に避けていたわけでもなく、食わず嫌いのような感じだった…のかなぁ?不思議。それがいま、こうして触れているのも不思議です。

    たまたま、10年くらい前の雑誌のインタビューをみて、そのまま流れるように読んでみました。
    自分であること、そこには世界があること、誰のものでもなくて、急かされていなくて、卑屈になることはなくて、大事なものを大事にしていられるしあわせ。

    生き方、言葉にならない寂しさ、仕事をするということ、自分とも重なったり違ったり、悩みながら生きている人はどこかしらにひっかかるところがあるのではと感じ

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    2019年08月26日
  • 人生の旅をゆく

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    日本の良いところとあれ?って思うところと
    旅に出ると感じるパワーを改めて教えてくれた

    人との距離とかちょっと距離取りたいって日常では思ってしまうのだけども
    旅に行くとそこが緩くなる
    もっと日常も緩くしてもよいのかもしれない

    日々を大切にまわりの人を大切にしたいです

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    2019年08月04日
  • スウィート・ヒアアフター

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     突然の交通事故で最愛の婚約者を失った女性が、臨死体験から恢復し、周囲から見守られ周囲を見守りながら、「大切なひとを失った自分」を受け入れ、自らの生を肯定していく、というストーリー。

     作者お得意の「喪失→再生」もの。ここまで千篇一律に同じテーマを繰り返していること自体に敬服させられる。視点人物がこの世界の輝きと人間のあたたかさを改めて見出していく様子を描く表現はほとんど職人芸的で、掛け値なしで「うまいな」と思わせられる。欠落を抱えた人物どうしが出会い、スピリチュアルなものも含めて交歓を経て、互いが互いをケアしあっている様子をさりげなく描き取っていくさまもさすがの筆づかいである。
     
     問題

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    2019年07月08日
  • みずうみ

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    久しぶりに吉本ばななさんの小説を読みました。

    この小説に限ったことではないけれど、吉本ばななさんの本を読むと『そのままの自分でいいんだよ』って閑かに肯定してもらえたような気持ちになる。
    すごく感動して涙したり、幸福な気分に包まれるような読書体験とはまた全然違った独特の甘みみたいなものが残る。


    この小説の中では特に、主人公二人の出会いからお互いを気にかけるまでの描写がとても好きだった。昔、同じような経験をしたことがあったけど、その自分の経験までも、より一層美化されるような感じがした。

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    2019年07月07日
  • 花のベッドでひるねして

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    今の自分の状況を誰かが見て紹介してくれたのかな?というくらい、今の自分に優しかった。幼い頃大好きだったサイモン&ガーファンクルが出てきて懐かしくて聴きながら読んだ。

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    2019年05月19日
  • 彼女について

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    ネタバレ

    双子の母親を持ちいとこ同士の昇一と由美子が、昇一の母の遺言をもとに双子である母たちにまつわる過去の悲惨な思い出をひとつずつ紐解いてまわる物語(夢の中の話で、由美子はその事件の時にすでに死んでいた)

    はじめてよしもとばななの小説を読んだ。ここの登場人物の感性がよしもとさんの内側から生まれ出てきたものならば、少年少女時代の感性をここまで緻密に言葉で表現できるものだろうかと驚嘆した。自分自身の原体験を再現するには、記憶の鮮明さだけではなく、子供時代の少ない語彙では言葉にできなかった感情を、あらためて言語化して、可能な限り自然に適合する言葉を選ばなければならない。その際にかかるフィルターはきっと、年

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    2019年04月18日
  • チエちゃんと私

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    同氏の本は恐らく4冊目。一番面白かった、肌に合ったというべきか。相変わらず主人公は読んでいて腹が立つんだけど、同居人のチエちゃんが救ってくれる。彼女は、ぱっと見、とろそうだけど、実のところ、その眼差しは真直ぐで、確固たる自分を持っていて、周りに左右されなくて、大変しっかりしている。その彼女を起点にして、周囲の人々の変化が顕著に観察できるという一冊。生き方について描かれている。

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    2019年01月20日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    ネタバレ

    ダライ・ラマも、素晴らしいのではないかとは思うけど、私にはよくわからない。それよりも印象に残ったのは、よしもとばななの人間観。
    以下、引用。

    人ひとりひとりは、歯車ではなく細胞のひとつひとつと考えるといいのではないか。人間ひとりひとりが細胞で、皆で大きなな「人類」という人間を、作っているのだと思うと、いろんなことがよくわかるようになります。
    髪の毛の細胞の人、お尻の細胞の人、まぶたの人、唇の人、心臓の人、各部位の人にそれぞれ不満があり、それぞれの自負心があります。自分の部署でない機能に対して憧れを抱いたり、妬んだり、自分の部署の仕事をおろそかにしたり、それもすべてそんなふうに説明できると思い

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    2019年01月14日
  • サウスポイント

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    あの本の続編だったとは知らず、読んでいる途中で気づく。
    よかった。そして、あの本をもう一度読み直してから、もう一回読みたい。

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    2018年12月24日