みずうみ

みずうみ

512円 (税込)

2pt

ママを看取ったちひろは、ななめ向かいのアパートに住む中島くんと奇妙な同居生活を始めた。過去に受けた心の傷によって、体の触れ合いを極端に恐れる中島くん。中島くんに惹かれながらも、彼の抱える深い傷に戸惑いも感じているちひろ。恋と呼んでいいかわからない二人の関係が続く中、ある日中島くんから、一緒に昔の友達に会ってほしいと頼まれてーー。苦しみを背負った人々を癒す希望の物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

みずうみ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    遅かれ早かれ、彼は消えていってしまうだろう__
    危うさと儚さを引き連れた恋の始まり。
    話の中を漂う言葉は、奥底の暗闇まで見えるほどに綺麗で澄んでいた。私の中に溜め息にも似た小さな感嘆が積み重なってゆくのを感じれて、嬉しくなった。

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    ここ最近で1番好きな作品かもしれません。
    なう(2025/06/15 03:04:09)


    最後の方になぜその人物がそういう事になったのかをカミングアウトする様子が衝撃でした。同時に、見た事が無いのにその時の心情を纏った様子で生きる人物の様子が頭の中にふと浮かんで来て少し同情してしまいます。

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    気持ちの暴力が少ない人たちが愛し合うとこんなに思いやりに溢れて、相手の気持ちを重んじて想い合うことができるんだなと思った

    本当に「あぶなっかしいふたりだというのに、薄い氷の上を歩いているような、どちらかが転んだら共倒れになるくらい、弱々しい組み合わせ」な2人がお互いにお互いを支え合って前に進めてて

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    休みの日に部屋でゆっくり紅茶でも飲みながら、しずかに読みたい本。

    内容は重めではあるのだけど、文体や浮かんでくる風景がとてもきれいで、私はとても好き。
    本の随所に、人生で大事なこととか人間の本質が詰まっている気がして。
    それを読み漏らさないように、じっくり噛みしめて読みたくなる。

    誰かと本気でつ

    0
    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりに出会った、だいすきだなぁと思える本
    ちょっと変わってるけど魅力的な人たちが出てくるお話
    中島くんとみずうみのほとりに住む兄弟との関わり

    0
    2021年04月27日

    Posted by ブクログ

    読んでいくうちに、うまく言葉に表せないような温かさが積もっていくイメージ。出てくる人たちが本当に好きです。

    0
    2021年03月27日

    Posted by ブクログ

    大人になる気はなくても、こうして人は押し流されて選んでいるうちに大人になるようになっている。選ぶことが大切なのだと思った。

    中島くんにも、ちひろさんにも、ミノくんにも、チイにもなりたいと思った。よしもとばななさんの描く物語の登場人物は、どうしてこんなにも魅力的なんだろう。孤独を美しいと、尊いものだ

    0
    2019年02月25日

    Posted by ブクログ

    言葉の選び方がほんとうにすきだなあ。曖昧でゆらゆらしてるような淋しさを、なんて上手に言葉にしちゃうんだろう。いろんなかたちの愛情が見えた。決して明るくないけどすごくやさしいと思う。

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    いいお話でした
    誰も死ななくて良かったし
    二人が別れなくて良かった
    何とも、ほんわかした雰囲気の中
    結構ハードな話もあり〜〜
    でもでも、良かったよ

    0
    2024年07月26日

    Posted by ブクログ

    わたしの亡き母への思いとちひろの思うことには重なるところがたくさんありわたしの思いも掬われる、救われるが、終盤畳み掛けて明らかになる中島くんのことが、どうしてもちひろより苦しくて、苦しかった

    0
    2024年05月12日

みずうみ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

よしもとばなな のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す