よしもとばななのレビュー一覧

  • ゆめみるハワイ

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    何度も訪れるばななさんだからこそのハワイのきずきを楽しめた作品。
     

    この本に出会わなければ私の中のハワイは
    ALOHA!、南国!、ショッピングセンター!、ワイキキビーチ!
    くらいのVLOGで切り取られたイメージしか持てなかっただろう。

    ばななさんのおかげどっしりと、ある時には優しく寄り添ってくれる、人の温かみも感じられる新しいハワイの表情を見れた。

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    2026年04月12日
  • まぼろしハワイ

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    2026.4.9

    ハワイの陽気さと登場人物の寒さ(闇)のコントラストが3つの短編に一貫している。
    そして、どちらも主人公の家族の問題を起因とした人間的な感情全面な感じが少し自分には重かった。よしもとばなならしさというか生々しい単語や感情でストーリーや知性から目を逸らす傾向というか。良くも悪くも身内ノリっぽい空気。

    でも最後の話はよかった。魔法にかけられたようなハワイでの2人の話。この空気は感じたことがある。吊り橋効果と言われればそれまでだけど、旅をする人に時々訪れる期待していないbefore sunsetみたいな時間。

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    2026年04月09日
  • ハゴロモ

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    あとがきにすべてが詰まっていた。
    特に何が起こるでもない、新しい何かがあるわけでもないあったかい小説。でも、物語や人生に何か意味を求めすぎていたなと、肩の荷がするりと落ちるような軽やかさ。読んでよかった。

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    2026年04月06日
  • バナタイム

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    ネタバレ

    自分の知らない景色がたくさん見れる本。特に海外旅行やシチリアの海で泳いだ話が印象的だった。私にはそんな経験、一生ないだろうと思う。直接的に書いてあるわけではないけど、人生ってもっと自由でいいんだなと読む度に思う。
    些細な日常の出来事の奥に、深い人生観や思想が感じられて面白かった。自分が何に惹かれ何を嫌うのか、これからの生活を通してもっと知っていきたいと思った。

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    2026年03月29日
  • すぐそこのたからもの

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    わたしは、子どもと一緒に暮らすということに対して近さを感じていなくって、あまり考えてこなかった。そんな中でも、言葉にして伝える、届けるということは小さな頃から大切にしていきたいなと思う。

    友だちの言葉があったかくて、まっすぐで、やわらかいのは、こういう類の本を熟読しているからなんだろうな〜と、思う。

    わたしは、「ちゃんときいてるのに」と「時差で届く」が好みだった。

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    2026年03月28日
  • ハゴロモ

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    都会で8年間愛人生活をしていた主人公が、失恋し、ふるさとで再生していく話。ちょっとオカルトチックというか、ファンタジックというか、現実離れしたところがあります。それを良しとするか否かで評価はわかれるでしょう。

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    2026年03月25日
  • デッドエンドの思い出

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    ネタバレ

    短編集。作者さんのあとがきに辛い話ばかりで、というようなことが書いてあったけれど、概ね幸せではなかろうか。「「おかあさーん!」」毒が仕込まれていたカレーを食べた編集者が、自分の健康、恋人、虐待した母親に思いを巡らす。理由はよくわからないけれど、好きです。「あったくなんかない」無理心中に巻き込まれた幼なじみのまことくんとの思い出。ドラえもんとのび太の関係は心地いいもの。言われてみれば、理想的。「ともちゃんの幸せ」達観したともちゃんの片想い。淡々とした語り口調がおもしろかったです。結末は神のみぞ知る。

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    2026年03月23日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    このシリーズを、この本から読んでしまったけれど、結果を知っているからこそ、どんな過程で彼女たちが愛を育んできたのか気になる!

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    2026年03月16日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    面白い。あったかいし、サボテンがたくさん出てくる。人の気持ちがゆっくり溶けていくのを見れるのが嬉しい。

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    2026年03月11日
  • チエちゃんと私

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    著者本人が作品の最後に書いているように、ゆとりある環境で自分の好きな事で仕事ができ、自分の好きな人たちと触れ合って生きている贅沢は女…と言ってしまえばそれまでのストーリーなのだが、それが読み終わった後、こういう人生もあって良いのだ、と感じさせてしまうのは、ばななさんだからなのだと思わせる作品だった。

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    2026年03月11日
  • スナックちどり

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    出てくる人たちの解像度が高くて、そのせいで余計に後半のシーンは恥ずかしかった笑
    本当に落ち込んでいるとき、今の瞬間に戻ることが大事だよなあと改めて思った
    でもきっとそれを意図的にやるのは難しくて、ふと目の前の普通のことを普通に幸せだなと思えるタイミングが来て、あ、戻ってきたな、って理解できるんだと思う
    インプットが多い方がその状態に落ち着くまでの時間が短くなる気がするから、旅行は効果的なのかも

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    2026年02月11日
  • みずうみ

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    半日で一気読み
    家族を想うシーンの言葉が美しくて、読みながら泣いてしまった。

    吉本ばななさんは何作か読んだけどこれほど苦しくなるお話ははじめて。しかし、扱うものは暗くても言葉が澄んでいてキラキラしているから、途中で止めることなく一気に読むことができた。

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    2026年02月09日
  • サウスポイント

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    ネタバレ

    「あなたの人生にいっぱいいいことがこれからも起こりますように。満点の星のように、朝の光のように、きれいな滝の水みたいにどんどんふりそそぎますように。」
    このフレーズを何処かで見かけて、なんで綺麗な言葉で相手の幸せを祈るんだろうと、気になって読んでみた本。
    幸せであってほしい好きだった人のことに想いを馳せてしまった。いつか会う機会があれば、できればハワイのようなひらけた海の前で今までの人生のお話を聞きたいなと思った。
    穏やかな海のようなお話だったな〜〜

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    2026年01月18日
  • デッドエンドの思い出

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    ものすごく久しぶりの再読。
    今回も前回も「幽霊の家」が良かった。穏やかな日常と幸せ。
    「あったかくなんかない」だけは悲しすぎた。

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    2026年01月18日
  • なんくるない

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    沖縄を舞台にした出会いや恋の話、4編を収録。詳細な沖縄の描写があるわけではないが、沖縄の海や風を感じる。そんな沖縄には人を癒やす力がある。恋バナは続きが気になるところでエンド。

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    2026年01月17日
  • デッドエンドの思い出

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    あとがきにあるように
    今の私にとってもこの切なさは
    心の奥の辛さを清算するために
    必要だったのだと思う

    「おかあさーん!」がすきでした

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    2026年01月16日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    ネタバレ

    (1-3巻、同じレビューを書きます)

    私が学生だった頃、よしもとばなな氏といえば、吉本隆明氏のご令嬢ということで、昭和の知識人の家庭で育まれた文芸界のホープ、よく言えばサラブレッド、悪く言えば二世、みたいな印象でした。

    ここにきて幾つか作品を読むと、結構ねっとりと心の底を描写しつつ、しかも恋愛がらみの作品が多いことが分かりました。

    つまりクセがある。大分ね。

    好き嫌いでいうと、とても好きともいえないのですが、私の書籍の買い方というのは、結構一気に買ってしまうことが多いことから、過去に一気買いしたものを今般読み進めようと本作品を手に取ったものです。

    ・・・
    結論から言うと、結構ハマりま

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    2026年01月13日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    ネタバレ

    (1-3巻、同じレビューを書きます)

    私が学生だった頃、よしもとばなな氏といえば、吉本隆明氏のご令嬢ということで、昭和の知識人の家庭で育まれた文芸界のホープ、よく言えばサラブレッド、悪く言えば二世、みたいな印象でした。

    ここにきて幾つか作品を読むと、結構ねっとりと心の底を描写しつつ、しかも恋愛がらみの作品が多いことが分かりました。

    つまりクセがある。大分ね。

    好き嫌いでいうと、とても好きともいえないのですが、私の書籍の買い方というのは、結構一気に買ってしまうことが多いことから、過去に一気買いしたものを今般読み進めようと本作品を手に取ったものです。

    ・・・
    結論から言うと、結構ハマりま

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    2026年01月13日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    ネタバレ

    (1-3巻、同じレビューを書きます)

    私が学生だった頃、よしもとばなな氏といえば、吉本隆明氏のご令嬢ということで、昭和の知識人の家庭で育まれた文芸界のホープ、よく言えばサラブレッド、悪く言えば二世、みたいな印象でした。

    ここにきて幾つか作品を読むと、結構ねっとりと心の底を描写しつつ、しかも恋愛がらみの作品が多いことが分かりました。

    つまりクセがある。大分ね。

    好き嫌いでいうと、とても好きともいえないのですが、私の書籍の買い方というのは、結構一気に買ってしまうことが多いことから、過去に一気買いしたものを今般読み進めようと本作品を手に取ったものです。

    ・・・
    結論から言うと、結構ハマりま

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    2026年01月13日
  • 海のふた

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    美術短大を卒業して、西伊豆の故郷に戻りかき氷屋を開いた主人公が、母の友人の子である「はじめちゃん」と過ごしたひと夏の話。
    ほとんどが主人公まりとはじめちゃんとの会話で、ずっと涼しい風が吹いているのを感じられる作品だった。
    かつて栄えた街の姿を懐かしむとともに、もう二度とそれは戻らないことを悟った主人公の気持ち、凄く分かる。

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    2026年01月12日