よしもとばななのレビュー一覧

  • ハゴロモ

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    都会で8年間愛人生活をしていた主人公が、失恋し、ふるさとで再生していく話。ちょっとオカルトチックというか、ファンタジックというか、現実離れしたところがあります。それを良しとするか否かで評価はわかれるでしょう。

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    2026年03月25日
  • デッドエンドの思い出

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    ネタバレ

    短編集。作者さんのあとがきに辛い話ばかりで、というようなことが書いてあったけれど、概ね幸せではなかろうか。「「おかあさーん!」」毒が仕込まれていたカレーを食べた編集者が、自分の健康、恋人、虐待した母親に思いを巡らす。理由はよくわからないけれど、好きです。「あったくなんかない」無理心中に巻き込まれた幼なじみのまことくんとの思い出。ドラえもんとのび太の関係は心地いいもの。言われてみれば、理想的。「ともちゃんの幸せ」達観したともちゃんの片想い。淡々とした語り口調がおもしろかったです。結末は神のみぞ知る。

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    2026年03月23日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    このシリーズを、この本から読んでしまったけれど、結果を知っているからこそ、どんな過程で彼女たちが愛を育んできたのか気になる!

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    2026年03月16日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    面白い。あったかいし、サボテンがたくさん出てくる。人の気持ちがゆっくり溶けていくのを見れるのが嬉しい。

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    2026年03月11日
  • チエちゃんと私

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    著者本人が作品の最後に書いているように、ゆとりある環境で自分の好きな事で仕事ができ、自分の好きな人たちと触れ合って生きている贅沢は女…と言ってしまえばそれまでのストーリーなのだが、それが読み終わった後、こういう人生もあって良いのだ、と感じさせてしまうのは、ばななさんだからなのだと思わせる作品だった。

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    2026年03月11日
  • すぐそこのたからもの

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    『すばらしい日々』で少し淋しい気持ちになったのでこちらを読んで精神状態安定させた。

    「過ぎ去った過去を悲観することも、
    まだ来ない未来を憂う必要もない」

    尊敬する上司がくれた言葉を思い出した。
    今生きていることに感謝したいと思える愛のある作品。

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    2026年02月16日
  • スナックちどり

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    出てくる人たちの解像度が高くて、そのせいで余計に後半のシーンは恥ずかしかった笑
    本当に落ち込んでいるとき、今の瞬間に戻ることが大事だよなあと改めて思った
    でもきっとそれを意図的にやるのは難しくて、ふと目の前の普通のことを普通に幸せだなと思えるタイミングが来て、あ、戻ってきたな、って理解できるんだと思う
    インプットが多い方がその状態に落ち着くまでの時間が短くなる気がするから、旅行は効果的なのかも

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    2026年02月11日
  • みずうみ

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    半日で一気読み
    家族を想うシーンの言葉が美しくて、読みながら泣いてしまった。

    吉本ばななさんは何作か読んだけどこれほど苦しくなるお話ははじめて。しかし、扱うものは暗くても言葉が澄んでいてキラキラしているから、途中で止めることなく一気に読むことができた。

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    2026年02月09日
  • サウスポイント

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    ネタバレ

    「あなたの人生にいっぱいいいことがこれからも起こりますように。満点の星のように、朝の光のように、きれいな滝の水みたいにどんどんふりそそぎますように。」
    このフレーズを何処かで見かけて、なんで綺麗な言葉で相手の幸せを祈るんだろうと、気になって読んでみた本。
    幸せであってほしい好きだった人のことに想いを馳せてしまった。いつか会う機会があれば、できればハワイのようなひらけた海の前で今までの人生のお話を聞きたいなと思った。
    穏やかな海のようなお話だったな〜〜

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    2026年01月18日
  • デッドエンドの思い出

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    ものすごく久しぶりの再読。
    今回も前回も幽霊の家が良かった。穏やかな日常と幸せ。
    あったかくなんかない、だけは悲しすぎた。

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    2026年01月18日
  • なんくるない

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    沖縄を舞台にした出会いや恋の話、4編を収録。詳細な沖縄の描写があるわけではないが、沖縄の海や風を感じる。そんな沖縄には人を癒やす力がある。恋バナは続きが気になるところでエンド。

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    2026年01月17日
  • デッドエンドの思い出

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    あとがきにあるように
    今の私にとってもこの切なさは
    心の奥の辛さを清算するために
    必要だったのだと思う

    「おかあさーん!」がすきでした

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    2026年01月16日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    ネタバレ

    (1-3巻、同じレビューを書きます)

    私が学生だった頃、よしもとばなな氏といえば、吉本隆明氏のご令嬢ということで、昭和の知識人の家庭で育まれた文芸界のホープ、よく言えばサラブレッド、悪く言えば二世、みたいな印象でした。

    ここにきて幾つか作品を読むと、結構ねっとりと心の底を描写しつつ、しかも恋愛がらみの作品が多いことが分かりました。

    つまりクセがある。大分ね。

    好き嫌いでいうと、とても好きともいえないのですが、私の書籍の買い方というのは、結構一気に買ってしまうことが多いことから、過去に一気買いしたものを今般読み進めようと本作品を手に取ったものです。

    ・・・
    結論から言うと、結構ハマりま

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    2026年01月13日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    ネタバレ

    (1-3巻、同じレビューを書きます)

    私が学生だった頃、よしもとばなな氏といえば、吉本隆明氏のご令嬢ということで、昭和の知識人の家庭で育まれた文芸界のホープ、よく言えばサラブレッド、悪く言えば二世、みたいな印象でした。

    ここにきて幾つか作品を読むと、結構ねっとりと心の底を描写しつつ、しかも恋愛がらみの作品が多いことが分かりました。

    つまりクセがある。大分ね。

    好き嫌いでいうと、とても好きともいえないのですが、私の書籍の買い方というのは、結構一気に買ってしまうことが多いことから、過去に一気買いしたものを今般読み進めようと本作品を手に取ったものです。

    ・・・
    結論から言うと、結構ハマりま

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    2026年01月13日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    ネタバレ

    (1-3巻、同じレビューを書きます)

    私が学生だった頃、よしもとばなな氏といえば、吉本隆明氏のご令嬢ということで、昭和の知識人の家庭で育まれた文芸界のホープ、よく言えばサラブレッド、悪く言えば二世、みたいな印象でした。

    ここにきて幾つか作品を読むと、結構ねっとりと心の底を描写しつつ、しかも恋愛がらみの作品が多いことが分かりました。

    つまりクセがある。大分ね。

    好き嫌いでいうと、とても好きともいえないのですが、私の書籍の買い方というのは、結構一気に買ってしまうことが多いことから、過去に一気買いしたものを今般読み進めようと本作品を手に取ったものです。

    ・・・
    結論から言うと、結構ハマりま

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    2026年01月13日
  • 海のふた

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    美術短大を卒業して、西伊豆の故郷に戻りかき氷屋を開いた主人公が、母の友人の子である「はじめちゃん」と過ごしたひと夏の話。
    ほとんどが主人公まりとはじめちゃんとの会話で、ずっと涼しい風が吹いているのを感じられる作品だった。
    かつて栄えた街の姿を懐かしむとともに、もう二度とそれは戻らないことを悟った主人公の気持ち、凄く分かる。

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    2026年01月12日
  • Q人生って?

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    今年はばななさんの本をたくさん読んで、その作風に何度も温かい気持ちや救われた気持ちになったから、ばななさん自身の本も読もうと前々から気になってたこの本を読んでみた

    ばななさんのHPに寄せられた読者の悩みをばはなさんが答えていく
    それをまとめた本なんだけど、ばななさんの物語でもひしひし感じる優しさあたたかさがある一方で、すごく現実的でシビアな話もあって、そのギャップには驚いてしまったな…
    ただ、なんとなく感じるのはばななさんは人生経験を重ねて良い歳の重ね方をした人だということ
    (27歳の小娘が何言ってんだとは自分でも思う)
    中年ゆえの余裕や落ち着き、知見をひしひしと感じて、こういうことを言える

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    2026年01月06日
  • ハゴロモ

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    文庫版あとがきに書いてあった、「弱っているときにしか価値がないともいえるが、弱っているときにじんわりとしみてくる気がする」という言葉が、まさにぴったりな表現だと感じました。
    この言葉自体は著者自身の作品に対しての評ですが、よしもとばななさんの作品全体にあてはまる言葉ではないかと思います。
    ストーリーのなかで大きな出来事が起こるというよりは、登場人物がゆっくりと時間をかけて回復していく様子が描かれている。リアルな人間の姿ですよね。
    だからこそ、平坦でおもしろくないと感じる人もいるとは思います。ただ、人生の重みに耐えられなくなったときに読むと静かに寄り添ってくれるような、そんなお話が多いと感じます

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    2025年10月25日
  • ハゴロモ

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    科学では証明できない現象や勘ってあるよなーと思った。最近切ない恋愛小説ばかり読んでいたから、心がぽっとするようなこの本に出会えてよかった。

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    2025年10月15日
  • デッドエンドの思い出

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    women on their way to healingをテーマにした5篇の短編集。どの作品にも、温かくて柔らかい日常のきらめきがそっと息づいている。亡くなった元大家さんの老夫婦が現れる家に暮らす青年との話「幽霊の家」が人生の思いがけない巡り合わせを感じさせてくれて一番の好みだけれど、いちょうの金色がまざまざと思い浮かぶ「デッドエンドの思い出」も印象的だった。

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    2025年10月13日