よしもとばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026.08.28
吉本ばななさんの綴る言葉選びがとても好き。
沖縄は私も好きな場所の一つ。固有名詞は出ていなくてもなんとなくこのお店はあのお店のことかな?と思える箇所もあり、私の中の「沖縄」とリンクさせながら読んだ。
沖縄に行く時は大抵の人が旅行で行くだろうから、滞在時間がゆったりと過ぎていくように感じるけど、そもそも沖縄に流れている時間が本島に比べてゆるりとしているのは事実なんじゃないかと思う。
あの眩しくも心地よい日差しや、温かいひとたち、ぴかぴかと輝く真っ青な海。
何かにせっつかれて日々を追われることなく、自分のペースで好きなようにまったりといられる、そんな場所が私の中の「沖 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2013年初版発行。東日本大震災後の日本中にあった悲観的な空気や漠然とした不安を薄らと思い起こさせた。一方で著者は家族や知人との日々の関わりや出来事から小さなぬくもりや奇跡を見出している。配達員に貰ったびわからびわの木が育ったお話や、家族旅行でずっと行きたかったモルジブに行ったけど結局記憶に残ったのは桟橋を三人で歩いた時の足音のお話が特に印象的だった。読後、夫と旅行でフェリーに二泊するために駅弁やパン、お菓子を買い込んだ時、このワクワク感もきっと大事な思い出になるのだろうとふと、思ったりした。生活の中にある小さな幸せを大切にしたいと思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレカルトにのめり込んだ母親とのトラウマを払拭するためにいとこと当時の関係者を巡る女性の話。
何もかもにしっかりと土台を育てて生きてこられた昇一に憧れる、ぐらぐらしたところを辛うじて飛び歩いている私。親の差、私の母親は同じ強さを外に外に力を得ることに使い、昇一の母親はぐっと押さえ込んで内側の世界を育てることに使った。
一見何も文句なく海外の彼氏、金持ちのパトロンもいる私が望んでたのは安定した日々、同じような日常を重ねて、重ねていることにも気づかなくなるくらい繰り返してできた分厚い愛の塊は、死でさえも壊せないくらい頑丈なんだろう。
生い立ちは悲しいけど、私は強くて明るい。
「私は、私として生まれ