よしもとばななのレビュー一覧

  • ゆめみるハワイ

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    ハワイの風のように流れる、暖かく、優しい本でした。
    ばななさんのように人と比較せず、自分にしかできない自分の役割をして、楽に生きていきたいな。

    咳をした人に、うつしてうつして風の熱が好きだといった方のように、私はもっと人生を楽しみたいなあと思いました。

    友達とハワイへ行ったり、フラをしたり、ばななさんのようなハワイにまつまわる人生は素敵でとても憧れます。

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    2022年12月30日
  • アルゼンチンババア

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    映画化されたことでこの作品の存在を知りました。

    母親と死別した女の子が主人公。
    彼女の父親と、風変わりな女性=通称“アルゼンチンババア”の間に生まれた愛を通して物語は展開します。

    淡々と進むストーリーの中に温もりを感じます。
    人を好きになるって、いいことです。

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    2022年11月04日
  • 日々の考え

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    ネタバレ

    『TUGUMI』や『キッチン』がベストセラーの「吉本 ばなな」さんは、2003年から2015年まで「よしもと ばなな」に改名していました。
    「吉本 ばなな」は、仕事をやりますよ、他のことは知りません、という名前だったから、赤ちゃんが小さいうちは、それではダメだなと思いひらがなにしたそうです。
    だから、子供が大きくなってから再度「吉本 ばなな」に戻したのですね。

    あと、エロ話が大好きな姉がたびたび登場しますが、「ハルノ宵子」という漫画家さんでした。

    このエッセイは、好き勝手にのびのびと書かせてもらったそうで、とくに妊婦の時の様子はおもしろく読めた。

    餃子が大好きで、具合が悪くて吐いた後でも

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    2022年10月25日
  • 海のふた

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    綺麗で素敵だった。よしもとばななさんの小説は、何年も前に読んだキッチン以降読んだことがなかったことを思い出して タイトルに惹かれたことも相まって直感で手に取った。
    抱いた印象としては、文章が端的でわかりやすいのでスッと心に入ってくる。言葉選びが上手で何度も引き込まれた。自然や海の生き物の描写を通して人間が忘れてしまっているものに気づかせようとしているのかなあ、と感じた。
    地元をこよなく愛する主人公も良い

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    2022年10月21日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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     「王国」第3部。ここに書かれているものはファンタジーのような感じもするのだが、人間が元々持っている能力のような気もする。「なんとなくうまくいかないな気がする」とか「なんとなく嫌な予感がする」という、マイナス的な「なんとなく」という感覚を言葉で表現しているのではないかとも思えてくる。二人ならうまくやれていたのに第三者が入ってくると途端に関係がぎくしゃくしたり、本当は「なんとなく」そうなることはわかっていたのに…。というような経験は皆さんにもあるのではないかと思う。
     それでも新たな一歩を歩みださないと前へは進めない。そうした勇気をくれる作品かもしれない。

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    2022年10月10日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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     「王国」第2部。前作からはそれぞれの登場人物の住む環境が異なり、それによってどのような変化がもたらされるのかが描かれている。
     新しい環境というのは、本人が思っている以上に心に負荷がかかることであり、今まで上手くできていたことが急にできなくなったりすることも珍しくない。そして、環境の変化は人間関係にも変化をもたらす。それが自分にとってよい方向に向かうのか、それとも悪い方向に向かうのかは想像できない。しかし、周囲の人には案外その景色が見えたりしていることもある。その言葉に救われた経験は誰しもが持っているのではないだろうか。そんなことを思い出させてくれる作品。

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    2022年10月09日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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     現実とはややかけ離れ設定ながら、人の温かさや傲慢さなど、悲喜こもごもが集約されている作品。寂しいとき、心が一人ぼっちになっているとき、そういうときに寄り添ってくれる人がいるというのは大変ありがたいもの。それが人の素晴らしさでもある一方で、そこに嫉妬や妬みなどの感情が沸いてしまう人がいることも事実。
     また、ある人の発するオーラというか波長というか、そういったものを敏感に感じ取れるという人もいる。世の中には様々な人がいるのだが、あたたかく見守るということも大切なことだと感じる。
     最近では、譲り合うとか思いやるということも減ってきたのではないかと感じてしまう。

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    2022年10月08日
  • ゆめみるハワイ

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    ハワイに会いに行きたいと思った。そして日本も。

    印象に残った言葉
    どんな人もそれぞれがトップである場所では同じように大変で、同じようにすばらしいのだから。同じようにぐっとこらえ、ぐちをのみこみ、一瞬にかけて、自分が自分をちゃんと見ているから大丈夫、と毎日を積み重ねる。
     自分が自分にとってぴったりくる役割の中にすんなりいること。その中でたったひとり、遅い歩みでも進んでいること。自分が自分でいるだけ、それ以上の幸せがあるだろうか。なんといってもこの世にそれができるのは自分だけなのだ。
     誰かを自分と比べてうらやましいと思ったり、だれかがちゃんとわかってくれさてすれば、自分はこんな状況にはいな

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    2022年10月02日
  • スナックちどり

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    わたしにも同い歳で近所に住むいとこ(同性)がいるがここまでの関係性では無いので何かきっかけがあればこの2人のように寄り添っていけるかな…と思った

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    2022年09月21日
  • アルゼンチンババア

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    ネタバレ

    綺麗なフレーズが並ぶ面白い本だったが、あまりにも短い(何か制約があった?)
    感情移入しにくく、いとこの登場もあまり意味がない気がした。
    詩集のような本だった。

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    2022年09月05日
  • 花のベッドでひるねして

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    一行目から強烈なファンタジーだった。
    幹ちゃんは可愛くて優しくてとてもいい子だった。
    おじいちゃんやお父さんお母さんが愛に溢れていて、村は優しく野村くんも優しかった。
    けれど本当はもっと大きなところではそれだけではなくて、世界は、事実は複雑で難しくて、時々とても悲しい。ここだけでもないし、こちらとあちらでもない。
    明るくて優しくて楽しい小説でありながら同時に悲しくて暗くて怖い小説だった。
    それでも、それだからこそ一日いちにちを大切に、精いっぱい生きようと思えたし、あとがきを読むとその全てが腑に落ちた気がした。

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    2022年08月11日
  • サーカスナイト

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    言葉にしようとすると消え去ってしまうものや
    繰り返しやってくる夜や朝の中で
    夢となっていくしかない儚い瞬間を
    “美しい言葉”で表現してくれているばななさん♡




    読んでいる間だけ出会える彼らたち…
    読んでいたら いつの間にか眠りについてて
    起きたらいつもの朝がはじまってて…
    全部夢だったのかと思うほどで…
    でも確かに私の傍らにはこの作品がいてくれてた…





    窓から射している陽はいつものように
    部屋を真っ白にさらしていたとしても
    読んだ時の余韻がじわりと甦ってきて
    新しい世界の面影を映し出す朝へと変えてくれた…





    今はいない人に話しかける言葉は
    決して

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    2022年07月19日
  • なんくるない

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    ずっっっと読みたかった、
    よしもとばななさんのこの作品…!
    沖縄に行ったときに湧く、
    不思議な感情を気持ちよく表現されている〜。
    なるくるないさ、あるべき方向に、どうにかなる。
    表題作、過ぎた人生も悪くはないなと
    思わせてくれるお話でした!!

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    2022年07月03日
  • アルゼンチンババア

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     短い作品ながら人生観などを学ぶことができる作品。「人は死ぬ瞬間まで生きている、決して心の中で葬ってはいけない」など教訓めいた言葉も多い。
     言われてみれば、生きている間でも「あいつはもうだめだ」みたいに、どこかで見切りをつけてしまっている。いつまでも尾を引く関係も考えものだが、そのあたりのバランス感覚が非常に難しい。
     ただ、心の拠り所というかそうした存在を持つべきということだけははっきりしている。空虚感、疎外感は一度や二度は感じるもの。そうしたときに黙って傍にいてくれる存在というもののあたたかさを感じることができる。

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    2022年06月29日
  • 日々の考え

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    さらっと読めて、内容も面白かった。
    日々の生活自体がドラマや映画のように色々な面白い事が世の中転がってるんだなぁと思った。
    なんとなく過ごす私の身の回りにも絶対転がってるだろうからちょっと視野広げて楽しく面白く生きてみようかなって思った。

    せっかくお金出して食べるなら料理に対してちょっと頑張れば作れそうな中途半端な居酒屋とかカフェとかそういうお店じゃなくてせっかくなら心込めてこだわってるとこのご飯食べたいっていうのすごく分かった。安くても高くても。

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    2022年06月23日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    アナザー・ワールドを除くと一応の終わりということになるのか。

    主人公の感性が都会にいる私と違い、またその変化の機微が詳細に描かれているため感情移入がしやすい。抽象的な内容が多く書かれているが、「分からない」ということがなく今の私の置かれている状況にのっかる。
    心の健康、癒しにつながり、またふとした時に読み返したい作品だと思った。

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    2022年06月13日
  • 鳥たち

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    昔からよく読んでいるよしもとばななさんの作品の中でも、とりわけスピリチュアル色が強い作品だったように思う。私は自分の思想と読書は切り離せる方だけど、苦手な人はとことん苦手のような気がした。
    よしもと作品によく見られる設定の「若い主人公だけど親が既に亡くなっている。しかも普通ではない死に方で」は今回も同じくで、たまに見られる「新興宗教にはまっていた家族」の設定が今回は加わる。

    美人で浮世離れしたところのある母親が新興宗教のようなものにはまり、最終的に自死を選んだ。そういう共通の経験とともに幼いころから一緒に生きてきた、まこと嵯峨の物語。
    まこは大学生であり、その独特な存在感を生かして演劇もして

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    2022年05月23日
  • なんくるない

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    なんくるない
    トラの純粋でストレートな性格と家族愛とピンキーの心の変化がすんなりと入って来て一気に読めた。過ぎた人生全て無駄ではないのだ。

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    2022年05月08日
  • 小さないじわるを消すだけで

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     探してやっと手元に。
    嬉しいけれど・・・。

     吉本ばななさんのスピーチは、彼女そのもの、のようなチャーミングでいて、真摯な心打つ文章でした。

     だけど、ダライ・ラマ14世のスピーチ、対談、質問に関しては、簡単にまとめられていて、ガッカリでした。 ユーモアや慈しみのある魅力が文字では伝わらない。 少し物足りない・・・が正直な感想です。
    折角、文字に起こしたのに、勿体ないなぁーと想いました。

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    2022年05月05日
  • 人生の旅をゆく

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    短い文章がたくさん入っていて読みやすいので、逆に読むのに時間がかかった。
    小分けにして何日もかけて読んだ。

    内容は旅に出て感じること、日本(特に東京)のこんなところが生きづらい…というようなことが主なんだけど、わかるな〜と思った。

    東京にいるとつい、日々のタスクやノルマに追われてあっという間に一日が終わってしまうけど、ふと散歩に出た時に感じる季節のにおいとか、人との関わりとか、そういう時代も場所も関係なく感じられることが、本当は生活に必要なんだと思う。

    この本の中に「人生は思い出を作ること」というような文章があって、仕事とか現実的なことでモヤモヤしてた気持ちが少し晴れた。
    本当にそう思う

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    2022年04月13日