よしもとばななのレビュー一覧

  • イルカ

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    “ 素晴らしい人は死んでからも何かしらその精神の痕跡を遺すものだ。”

    他の作品に比較して、時間が経った時にストーリーを少し忘れてしまいそうだと感じた。
    けど、剥製のくだりや、命のつながりを感じて見ていたスピリチュアルな夢の景色は、忘れないくらい印象的だった。

    今の私には少し、カチッとハマる感覚は無かったけれど、人生における何かしらの転機が訪れたらまた読んでみようと思う。

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    2023年07月23日
  • スナックちどり

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    「彼と暮らしていた今よりも少し若き熱い日々を思い出すたび、やはり目の前が暗くなった。あの日に戻れないなら、もう私の人生にはなんにもない、そんな気持ちがしょっちゅうこみあげてきた。楽しさだけを基準にするなら、話し上手で勘がよく、人の気持ちをさっと察して的確なことを言える彼との暮らしはやっぱり楽しかったのだ」

    「誰かの生きがいを生きるという重み」

    「自分自身のことを愛してない人といると、それだけでとてもつらいしら苦しいんだ」

    「先の約束をひとつする度に、未来に小さな光がひとつ灯った。それを実感できるくらい弱っていた。このところずっと今日を泳ぐのでせいいっぱい、明日は溺れるかも、そんな感じだっ

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    2023年07月09日
  • スナックちどり

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    感想
    別れは辛い。どうしても離れたくない相手がいなくなる。しかし人生は続いてしまう。前に進めない夜もやってくる。1人で乗り越えられなくても。

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    2023年06月22日
  • 小さな幸せ46こ

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    ネタバレ

    ★3.5
    久しぶりにばななさんの元へ帰ってまいりました。
    精神が底つきそうなときにいつもばななさんの本を漁ってる自分がいるので、ばななさんの作品はわたしにとってそういう命綱みたいな存在なのだな、と気づく。

    文章から滲み出るやさしさと、時に本質をつんっとされるような言葉が相変わらず好き。
    自分にとっての小さなしあわせ、わたしも改めて考えてみて、しあわせなことに囲まれているなあって思いたいなと思ったし、やっぱりばななさんの文章みると、少しでも感情がしあわせに動いた時に、なんでしあわせって思ったかなって言語化できるようになりたいなあとも思った。

    _φ(・_・
    (前略)そういうものをいっぱい持って

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    2023年06月11日
  • すばらしい日々

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    p33、パンダ焼きが出てきた。近所の廃墟になっているお店の窓に、はがれかけたシールで「パンダ焼き」とあって、何だろうと思っていた。これか!意外なところで遭遇。
    「米粉のもちもち感がいっぱいで、枝豆のあんが入っていて熱々でものすごくおいしい」

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    2023年05月12日
  • もしもし下北沢

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    ネタバレ

    YOASOBI夜に駆けるの原作小説を想起させる展開があった。父の死にけじめをつけていくことの苦難だったり、それに関わる人間関係の複雑な絡みがとても面白かった。

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    2023年04月01日
  • なんくるない

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    疲れてる時に気持ちをゆるくするためには良いかもって内容でした。
    最後の「リッスン」が地味に笑えて印象的。

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    2023年03月08日
  • 鳥たち

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    『どんなに明るい気持ちで、どんなに私たちを愛して去っていったとしても、もしくは生きるのがどんなに困難であったとしても、私たちはやっぱり悲しい。最後の最後まで私たちに一日でも多く会おうとしてくれなかったことが。』

    最終的には、いつものばななさんの言葉達に救いあげてもらえたけれど。

    ひたすら続いている出口のない暗いところを彷徨っている感覚で、ここ数年ずっと考えている命についてドンピシャな内容だったからか、

    もう読むのを辞めてしまいたいと思うほど、冒頭から途中まで苦しくて、痛々しくて、つらくて、何より腹立たしかった。

    人間の数だけ命や生き方や死に方への考え方はあるかもしれないけど、何があろう

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    2023年02月19日
  • スウィート・ヒアアフター

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    交通事故で、小夜子は恋人を失い、生死の境をさまよう。生還したものの、それまでとは違う感触のなかで生きていく。

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    2023年02月01日
  • Q人生って?

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    よしもとばななさんが受けた人生の質問によしもとさん自身の感性で答えたQ&A集。
    感じ方は人それぞれなので、賛否あると思うけど、行き詰まったときのヒントになると思う。

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    2023年01月17日
  • みずうみ

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    とある友人をずっと思い出していた。物事の感じ方とか、似てるんじゃないかな。

    なんなら今も中島くんみたいなケースは起きているんだろうと思う。傷ついた人のことを理解することは難しいけれど、ちひろのようにフラットに、悪意を最大限に減らして付き合うことができたらいいと思う。

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    2023年01月06日
  • ゆめみるハワイ

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    ハワイの風のように流れる、暖かく、優しい本でした。
    ばななさんのように人と比較せず、自分にしかできない自分の役割をして、楽に生きていきたいな。

    咳をした人に、うつしてうつして風の熱が好きだといった方のように、私はもっと人生を楽しみたいなあと思いました。

    友達とハワイへ行ったり、フラをしたり、ばななさんのようなハワイにまつまわる人生は素敵でとても憧れます。

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    2022年12月30日
  • アルゼンチンババア

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    映画化されたことでこの作品の存在を知りました。

    母親と死別した女の子が主人公。
    彼女の父親と、風変わりな女性=通称“アルゼンチンババア”の間に生まれた愛を通して物語は展開します。

    淡々と進むストーリーの中に温もりを感じます。
    人を好きになるって、いいことです。

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    2022年11月04日
  • 日々の考え

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    ネタバレ

    『TUGUMI』や『キッチン』がベストセラーの「吉本 ばなな」さんは、2003年から2015年まで「よしもと ばなな」に改名していました。
    「吉本 ばなな」は、仕事をやりますよ、他のことは知りません、という名前だったから、赤ちゃんが小さいうちは、それではダメだなと思いひらがなにしたそうです。
    だから、子供が大きくなってから再度「吉本 ばなな」に戻したのですね。

    あと、エロ話が大好きな姉がたびたび登場しますが、「ハルノ宵子」という漫画家さんでした。

    このエッセイは、好き勝手にのびのびと書かせてもらったそうで、とくに妊婦の時の様子はおもしろく読めた。

    餃子が大好きで、具合が悪くて吐いた後でも

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    2022年10月25日
  • 海のふた

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    綺麗で素敵だった。よしもとばななさんの小説は、何年も前に読んだキッチン以降読んだことがなかったことを思い出して タイトルに惹かれたことも相まって直感で手に取った。
    抱いた印象としては、文章が端的でわかりやすいのでスッと心に入ってくる。言葉選びが上手で何度も引き込まれた。自然や海の生き物の描写を通して人間が忘れてしまっているものに気づかせようとしているのかなあ、と感じた。
    地元をこよなく愛する主人公も良い

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    2022年10月21日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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     「王国」第3部。ここに書かれているものはファンタジーのような感じもするのだが、人間が元々持っている能力のような気もする。「なんとなくうまくいかないな気がする」とか「なんとなく嫌な予感がする」という、マイナス的な「なんとなく」という感覚を言葉で表現しているのではないかとも思えてくる。二人ならうまくやれていたのに第三者が入ってくると途端に関係がぎくしゃくしたり、本当は「なんとなく」そうなることはわかっていたのに…。というような経験は皆さんにもあるのではないかと思う。
     それでも新たな一歩を歩みださないと前へは進めない。そうした勇気をくれる作品かもしれない。

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    2022年10月10日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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     「王国」第2部。前作からはそれぞれの登場人物の住む環境が異なり、それによってどのような変化がもたらされるのかが描かれている。
     新しい環境というのは、本人が思っている以上に心に負荷がかかることであり、今まで上手くできていたことが急にできなくなったりすることも珍しくない。そして、環境の変化は人間関係にも変化をもたらす。それが自分にとってよい方向に向かうのか、それとも悪い方向に向かうのかは想像できない。しかし、周囲の人には案外その景色が見えたりしていることもある。その言葉に救われた経験は誰しもが持っているのではないだろうか。そんなことを思い出させてくれる作品。

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    2022年10月09日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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     現実とはややかけ離れ設定ながら、人の温かさや傲慢さなど、悲喜こもごもが集約されている作品。寂しいとき、心が一人ぼっちになっているとき、そういうときに寄り添ってくれる人がいるというのは大変ありがたいもの。それが人の素晴らしさでもある一方で、そこに嫉妬や妬みなどの感情が沸いてしまう人がいることも事実。
     また、ある人の発するオーラというか波長というか、そういったものを敏感に感じ取れるという人もいる。世の中には様々な人がいるのだが、あたたかく見守るということも大切なことだと感じる。
     最近では、譲り合うとか思いやるということも減ってきたのではないかと感じてしまう。

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    2022年10月08日
  • ゆめみるハワイ

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    ハワイに会いに行きたいと思った。そして日本も。

    印象に残った言葉
    どんな人もそれぞれがトップである場所では同じように大変で、同じようにすばらしいのだから。同じようにぐっとこらえ、ぐちをのみこみ、一瞬にかけて、自分が自分をちゃんと見ているから大丈夫、と毎日を積み重ねる。
     自分が自分にとってぴったりくる役割の中にすんなりいること。その中でたったひとり、遅い歩みでも進んでいること。自分が自分でいるだけ、それ以上の幸せがあるだろうか。なんといってもこの世にそれができるのは自分だけなのだ。
     誰かを自分と比べてうらやましいと思ったり、だれかがちゃんとわかってくれさてすれば、自分はこんな状況にはいな

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    2022年10月02日
  • スナックちどり

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    わたしにも同い歳で近所に住むいとこ(同性)がいるがここまでの関係性では無いので何かきっかけがあればこの2人のように寄り添っていけるかな…と思った

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    2022年09月21日