よしもとばななのレビュー一覧

  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    アンドロメダ・ハイツよりは大きな事件もなく、全体的に穏やか。雫石の心の葛藤が興味深かったです。楓好きな私としては、少し物足りなかったかな・・・。

    相変わらずよしもとさんを読むと妙なノルスタジーにひたっちゃってせつなくなる。

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    2011年08月02日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    両親世代からぽつりぽつり明かされる、大切な忠告をよむこころもち。
    人生を、生きる上での呼吸みたいな。

    まだわからない箇所はたくさんあるけど、頭の隅に置いとく。最悪になるまえに、思い返せたらいいけど。

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    2011年07月17日
  • なんくるない

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    題名が沖縄の方言なように、沖縄が舞台の小説だったでしょうかね。初期の作品に比べると、抑制が効いているような気がします。

    どれも沖縄が舞台になっている短編及び中編集。
    表題作の「なんくるない」が一番面白かったなーと感じながらあとがきを
    読んでみると、失敗作だと書かれている。なんだい。
    失敗作だとするような作品を世に出して金を払わせて読ませるんかいな。
    まあね、面白いと思って読めたものだから、素人と玄人の差なんだろうけど、
    なんかバカにされた気がしないでもないね。

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    2025年06月06日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    伝えたいところが見えてきたような気がするものの、状況設定にどうも共感できないため、ストンと収まらない。

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    2012年01月18日
  • デッドエンドの思い出

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    まるで内容を覚えていませんが、逆にそれが面白くなかったわけではないことを証明しています。面白くなかったらへんに記憶に残りますからね。よしもとさんのわりかし最近の作品は、呼吸のように読めてしまう。

    切ない短編が5本収録されていて、どれも胸がきゅうとなる恋話。読みやすさとあいまって、読後感が切なくも心地いい本でした(と書いてあるメモを見つけました)。

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    2025年05月05日
  • バナタイム

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    この人の書く文章が好きだと再確認出来た本だった。読んでてとても安定感がある。心が疲れていて、他の情報を入れたくないときでも、この人の本なら読める。

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    2011年06月17日
  • イタリアンばなな 生活人新書セレクション

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    イタリアの暖かさを吉本ばななから紹介してもらった、という感じ。読んでいて暖かい気持ちになった。後半の、ばなな氏の著書の考察が、自分の抱くものと同じだったのがまた良かった。

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    2011年02月23日
  • 人生の旅をゆく

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    人生には無限の過ごし方の可能性がある。

    咲かない花にこうやって咲くんだよと造花をみせて話しかけてキスをしたら翌年たくさん花を咲かせたっていうおばあさんの話が素敵だった。

    人は忘れていくのと同じ速度でなじんでもいける。
    人生は一度しかないし、自分は一人しかいない。
    いい時間をつくるためにお金のことでくよくよしない。

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    2011年02月08日
  • もしもし下北沢

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    人生をきちんと生きなくちゃだめになる、っていう嘘の教え

    装幀/装画 大野舞(Denali)良かったです

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    2019年01月16日
  • もしもし下北沢

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     飛び飛びで新聞の連載を読んでいたが、本になったのでわくわくして買う。大野舞さんの絵も好きだ。でも、後半の展開をうまく吸収しきれない。もう少し寝かせて、再読してみよう。

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    2019年01月16日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    途中でもう読まずに返却してしまおうかと何度か思った。けれど読み終えた今はおだやかな気持ちでいる。あとがきがさりげなくいい。余韻に浸っている。今回は文章や人物の行動や気持ちに入っていく事ができなかった。読んでいて自分が置き去りにされていくような気分だった。所々、自分にしみてくる気づきの言葉があってちょこちょこ救われるのだけれど、お話にはついてゆけなかったかな。別世界で遠いなぁというかんじ。ノニが自分の死ぬ時の事を思い浮かべるシーンが好きだ。自分も心の中にそれまで見た光景をたくさん思い浮かべながら死にたいな。それから「今日は今日の光だけを見て、精一杯身体も心も動かして、とにかくただ生きるんだよ。」

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    2011年09月18日
  • 日々の考え

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    ばななさんのエッセイって裏表がなくて好き。人生のターニングポイントに書かれたものだと思うと感慨深いな。

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    2010年05月11日
  • 日々の考え

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    世間にもこんな感じで話をする人は少なからずいる気がします。

    よしもとばななさんは最近ちょっとずつ一般の人(一般の、ちょっと面白い人)に近づいている気がするのは気のせいでしょうか。。

    作家に期待するエッセイってその作家の視点や見方なのでもう少しユニークになるといいなと思います。

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    2010年03月16日
  • チエちゃんと私

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    一言で言えば「私には合わなかった」。
    一度手を出しかけて挫折。今回は最後までたどり着きましたが、やはり「何とか読み終えた」という感じでした。短い小説なんですけどね。
    小さな出来事をめぐって、主人公の様々な想いが次々と綴られます。そのスタイルがどうも面倒になってしまい。ばななファンで、その想いに共感できる人ならのめり込んで行ける小説でしょう。でも、私の感覚とは少しズレているようです。
    「良い小説か?悪い小説か?」で言えば良い小説なのだと思います。でも「好きか嫌いか」で言えば、余り好きになれない話でした。

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    2016年07月31日
  • ひとかげ

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    2010/02/18
    よしもとばななは、読んでてすーっと入ってくる時期と、
    なんかおなかがいっぱいで、すんなり受け入れられない時期があって、今は後者の時期だ。
    きっといっぱいいっぱいの時には、ちゃんと読めない。
    また気持ちが落ち着いているときに、ゆっくり味わいながら読もう。

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    2012年04月11日
  • 人生の旅をゆく

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    子供が小さいときって本当に体がきついんだけど、
    ああばなりんもかなりきついんだな~というのが文章にでている気がする・・・
    ところどころに宝のような言葉もある。

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    2010年02月17日
  • 人生の旅をゆく

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    いろんな所に行っているばななさん。正直言ってうらやましい笑
    でもその地から沢山のものを受け取れるのは、彼女の感受性の賜物。
    人生にたくさんの思い出をつめよう
    その時どんなに大変でも、思い返すと旅はとてつもなく素晴らしい思い出に変わる
    例えば食事だとか、消えてしまう日々の何気ないことを大切にしよう
    といった言葉に反応。
    自分の生活を見直してみる

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    2010年01月25日
  • バナタイム

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    人待ちの時間に読むのに購入。
    いろんな思い出がある本。
    ふだんはエッセイは苦手でほとんど読まないのだけど、
    この時は気分だったんだろう。
    ばななさんの書くものはすっとからだに入ってくるのだけど、
    エッセイもしかり、ということを学んだ。

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    2010年01月17日
  • イルカ

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    ネタバレ

    女としての生生しさを個人的には感じた作品。
    ばななさんの私小説とも思えるような内容で、素直で淡々とした文面から
    日常とその中にある非日常が伝わってくる。

    男と女の違いというものを、否応なしに考えた。
    やはりまったく変な意味でなく、役割が違う生き物なのだと改めて思った。
    人間と言っても動物なのだから、本能というものはある。
    雄は戦い、雌は守る。
    そういう役割分担がきちんと出来ているのだ。
    現代は女が戦いながら守ることもしなければいけなくて
    というような記述にははっとした。

    また性別の違いを抜きにしても、本能について考えさせられた。
    『現代化』でセンサーが鈍ってきていて
    霊感や直感、第六感だと

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    2017年09月03日
  • バナタイム

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    雑誌連載を本にまとめたエッセイ。

    特に心に残ったのは、
    『そのひとことが』と『日々に学ぶ』。

    本人にとっては何気ない一言でも
    本気で真摯な気持ちで言ってくれた一言が
    大袈裟でなく闇から救い上げてくれる一言になる
    ということは実はよくあることで。
    同情で言ってくれた訳でなくて
    本当にそう思っているというだけで響く。
    自分も誰かにとってのそんなひとことを
    言えていたらいいなと思う。

    犬の散歩をしている人 というのは
    ただ歩いている人よりも話しかけやすい、と思う。
    歩いている目的がはっきりしているし
    多分時間の余裕も心の余裕も多少あるはずで、
    犬の散歩のさせ方や犬の顔で
    なんとなく飼い主の人間

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    2009年12月31日