よしもとばななのレビュー一覧

  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    続きものなんだけど、たぶん3巻までは読んでいるはず。と思って4を読んでみたが
    さっぱり覚えていない。
    でも、やっぱりばなな先生の言葉の表現の仕方が好きだなぁ。と感じた。

    なんか癒されました。

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    2018年09月11日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    インドの仏教の言葉「ただし手段が存在しているならば、何も心配することなく、正す努力をすればいい。しかしその問題に対して、何も手段がなければ、やはりそれ以上心配しても全く無意味である。」

    苦しい時こそ現実を見る

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    2018年07月30日
  • 鳥たち

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    時を別にしてまた読みたい。そうすると、また違った感想があるだろう。
    遅々として前進していくので、正直読む方は変化に乏しいし、ずっと同じところにいるような感覚。でも、人間なんてそんなもんだし、同じことで思い悩んだり、似たような事でまた悩んだり。ある意味、そういう「平凡」な日常の心模様を描いていると言えるだろう。

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    2018年07月24日
  • スナックちどり

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    きっと内容はふわーっと忘れてしまうだろう。

    ちどりとさっちゃんの会話は、
    全体的に夜の、眠る前の、
    いろんなもの落としきって心が裸になっているときの
    それだったような気がする。

    私はその瞬間がいちばん素直になれるから
    そういう意味で、こんな夜ってあるよね、と思った。
    そんな夜を過ぎたあとの
    朝ごはん描写がおいしそうだった。

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    2018年07月08日
  • Q人生って?

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    大切にしたいことばがたくさんあった。

    「『うらやましいなあ』とだれかを思うとしたら、
    自分がかわいそうではないでしょうか」

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    2018年07月04日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    ネタバレ

    祖母と暮らしてた山を下りて、都会で生活することにした雫石。
    住んでいた家を火事で失い、雇い主の楓も海外に行ってしまい、1人で留守番をすることになった。

    慣れない都会の環境に戸惑い
    たまたま抽選で当たったテレビに依存してしまったけれど
    楓に片岡さん、恋人の真一郎、居酒屋の夫婦に祖母と
    自分の周りにいる人たちによって、新しい環境での生活に馴染んで行くまで。

    片岡さんの正論?がもっともだった。

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    2018年06月02日
  • すばらしい日々

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    キッチンもツグミも死を意識した作品だが、エッセイを読むと、その味わいがさらに増すように思う。
    この方の小説を私自身はあまり好きではないけれど、このエッセイの中で語られる、自然で意識しないことの良さ、には本当に共感できる。
    そして、もうこの歳50代になると本当に納得できることだけで生きていきたいという思いが募ってくる。そんな気持ちを強めてくれるエッセイでした。

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    2018年05月25日
  • 人生の旅をゆく2

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    ネタバレ

    ばななさんの感受性の豊かさ、繊細さが発揮された作品。正直な文章な分、もやっとする部分もしばしば。扉1の言葉が秀逸。「雨には雨の幸せがあり、寒くても空気が澄んでいるのを味わい、寝不足なら寝るのを楽しみにしよう。その場の楽しいこと、美しいことをじっと数えよう。」

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    2018年05月15日
  • サーカスナイト

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    たまたま読んだよしもとばななさんの本がそうなのか
    みな、死ではじまる物語が多いような気がし
    まさにこの本でもそうだった

    ちょっと、この手の話は今はいいかなって感じ
    めずらしく、ページをめくる手が遅かった

    バリの雰囲気、情景はとても浮かんで
    とても行きたくなる
    そして、母になったからか
    こどもへの愛情はひしひしと伝わってきた
    娘さんがいとおしくなった

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    2018年05月03日
  • High and dry (はつ恋)

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    ネタバレ

    再読。読んだのは二度目で昔読んだ時と少し感想が変わった。良かった。

    夕子とキュウくんそれぞれが家庭で子としての立ち位置を考えていくことで、夕子は大人にキュウくんは幼くなり、二人の内面の歳の差は縮まった。

    見えないものが見える力やライバル(?)の登場についてはよく分からなかったし、詩的というか自分の感情について客観的で理屈っぽい部分があったが、初恋のフレッシュさ・エネルギッシュさを感じることができた。身体うんぬんよりも先に、気持ち的な大事なことがあるでしょうと。

    意外と若い子より大人が読んだ方が来るものがあるのかも?! 挿絵も可愛かった。

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    2018年04月22日
  • 鳥たち

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    ネタバレ

    色鮮やかな表紙に惹かれた一冊。けれど、読んでみたらとてもずっしりな本で読み終えるのにとても時間がかかった。
    一気に読める感じではなくて、少しずつゆっくり消化しながら進めていくのがいい本。

    2人のことはどこか他人事のようで、でも葛藤している姿は自分と重なることもあった。
    過去から未来へ。

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    2018年03月30日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    人との交わりに困惑をして、拒絶をしていた雫石が楓、片岡、真一郎、おばあちゃん、そしてサボテンを通して本当のあり方に目覚めていく巻。感想は次巻にて

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    2018年03月19日
  • 鳥たち

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    自殺をするひとは
    後に残されるひとのことを考えられるのかな

    残されたひとは、ずっと心に重りを抱えたまま生きていかなくてはいけないのに。

    ばななさんの本を立て続けに読んだ
    死があまりにも近くにあってちょっと辛かった

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    2018年03月16日
  • サーカスナイト

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    帯にある「あるものをないことにするのがいちばんいけないのだ」というのは真理だ。
    血を巡る神社での殺傷事件が取り扱われていて、フィクションとノンフィクションはどこまでも紙一重だ。

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    2018年01月14日
  • チエちゃんと私

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    日々の生活で埋もれていってしまう出来事や感情を再認識させられ、読む前後で気持ちに変化が起きた。
    チエちゃんと私の不思議な関係は引き込まれるものがあった。

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    2018年01月10日
  • 花のベッドでひるねして

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    ばななさん全開だな~
    全開過ぎて最初は話が入ってこなくて、ついにばななさんの言葉が通じない人間になってしまうのかと思ったけどまだ大丈夫だった、よかった。
    このお話をお父さんが亡くなってすぐ書いたって、いったいばななさんにとってどれだけの存在だったのかと思うよね。そしてそんなさみしい始まりでさえ暖かく光に満ちたお話にするんだもんな~。はー、いつまでばななさんの言葉が通じる私でいられるだろうか。

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    2018年01月03日
  • スナックちどり

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    気付かぬほど些細なものたちでいつの間にか傷が埋められていく、そんな主人公とちどりの旅に私も救われた。
    形は変わっても傷さえ癒えれば日々付きまとう痛みは忘れられる。
    もう少し頑張れるかも。
    少し先の未来を私も見つけられるだろうか。

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    2017年12月25日
  • サーカスナイト

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    後になってわかることはたくさんあるし、いまそのときだということもあれば時期尚早ということもある。
    いろいろある。

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    2017年11月29日
  • サーカスナイト

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    昔大恋愛をした相手との辛い過去や、結婚相手の病死など、悲しみを抱えつつ、親切な義理の両親や、昔生活していたバリの人々、愛娘のあたたかさに救われる、さやかの物語。

    温かく穏やかな話だったが、後半はやや失速気味な印象...。

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    2017年11月02日
  • サーカスナイト

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    土地の描き方は本当にさすがだと思う。バリの風景やむんむんとした空気が漂ってくる感じだった。でもちょっと間延びしてる?途中からなんだかページをめくるスピードが落ちてしまった。

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    2017年10月22日