よしもとばななのレビュー一覧

  • 鳥たち

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    幼い頃から家族の様に暮らしてきた、嵯峨とまこ。ひょんな事で親を亡くしお互い共存しあっているが、強い哀しみという過去の呪縛に囚われている。純粋すぎるのか、共存し過ぎるのか、たどり着ける場所はあるのか?発言全てにスピリチュアルな匂い強く、内容は結構重い。

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    2020年11月12日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    自然の中でいかされていること、がわかる。
    よしもとばななさん、ひさしぶりに読んだけどやっぱりいいです。その3まで、一気に読みました。
    その4を、なんとかてにいれたい。
    人間のつながりって、いいなぁと思う。切なさやあちかさ、思い合うこと、心の中の違いが分かるー。嫌に思う人の、感じがとてもわかる感じです。
    合う人、合いそうな人は大切にしたいと思えた。

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    2020年11月07日
  • チエちゃんと私

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    イタリア雑貨の買い付けをしながら一人暮らしをしていた私の家に、七歳下の従妹チエちゃんがやって来た。率直で嘘のないチエちゃんとの少し変わった同居生活は、ずっと続くかに思われたが…。家族、仕事、恋、お金、欲望。現代を生きる人々にとって大切なテーマがちりばめられた、人生のほんとうの輝きを知るための静謐な物語。

    自分のコンディションのせいかもしれないが、言葉がサラサラと頭の中を通過して、全然残らない。
    感銘を受けた言葉があったような気もするが、空っぽ、という感想。でも、なぜか自分の人生を肯定されたような、不思議な安心感が、読んでいる最中にずっとあった。
    不思議な救いのお話だった。

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    2020年08月07日
  • どんぐり姉妹

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    いつもと少しだけ雰囲気のちがう、それでもやっぱり吉本ばななさんっぽい小説。
    自分をみつめて生きよう、と思えた。停滞していてもいいから、生きていようと、思えた。

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    2020年07月21日
  • スウィート・ヒアアフター

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    主人公はとにかく前向きというか、悲しいはずなんだけど全然可哀想な感じではなくとにかく行動できる人でした。
    読みやすかったです。

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    2020年07月05日
  • すぐそこのたからもの

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    こちらも、小平奈緒選手がTwitterで紹介していた本。
    小平選手が吉本ばななさん好きと知ってから、私もまたばななさんを読むようになってきた。

    こちらは、ばななさんのエッセイ。「チビちゃん」なる息子くんとのほっこりエピソード。

    とにかく可愛らしいし、癒される。

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    2020年06月27日
  • サウスポイント

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    特に中盤以降感じていた、半音上にずれてるみたいな地に足つかないふわふわした感じ。

    非現実的な人物やストーリーに、突然ブッ込まれる現実。
    誇張はあるけど、意外にそんな矛盾が現実かも。

    その違和感が

    天国ってこんな感じなのかなぁ、ハワイが近いんじゃないか

    の一文で救われた。

    この違和感も意図して描いたものかな、とか冷静に思ってしまった。

    2020.6.5

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    2020年06月06日
  • もしもし下北沢

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    下北沢に引っ越してきた主人公よしえ。なんでもない日常を送りながら、亡くなった父親との記憶の呪縛を解き、子どもからの脱却を志す物語。

    下北沢の文化的だけれども都会的ではない洗練された感じが良かった。それが心の暗さとの対比のように感じることもあったが、下北沢に行ってみたくなった。

    二十歳過ぎの女の子に、なんで[よしえ]なんておばあちゃんみたいな名前を付けたんだろうか。もし若いよしえさんがいたら、すみません。

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    2020年06月05日
  • どんぐり姉妹

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    まだ数冊しか読んでいませんが、よしもとばななの世界は心の奥に眠っているもやがかかった感情が引っ張られる、そんな感じがします。
    「両親が私にはじめにくれたきらきらしたものを、一生かけて発酵させていくことに決めた。」
    発酵、という表現がしっくりきました。

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    2020年04月22日
  • 鳥たち

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    過去を見つめてばかりだった2人が未来を見つめ始めるまでをゆっくり描いてあった。

    ・餌で魂を卑しく養うと、減ってしまうのに。魂は汚い餌で生きていると餓鬼になって、もっとごみをあさりたくなる。
    という水野さんたちとのやり取りの場面のシーン、忘れずに心に刻んでおこう。

    そして末永教授の、墓守として愛した人たちを悼みながら今の自分たちの物語を普通に営んでいいと思う、という話も、まこちゃん同様胸を打たれた。まこちゃんの中での過去が初めて光をうけた気がした。

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    2020年04月18日
  • 花のベッドでひるねして

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    久々に、かなりスピリチュアル度高めなばななさん作品を読んだ。
    コロナで沈んでるこの時期に選んだものとしてはとても良かったと思う。幸せな気持ちになれるので。
    お父様が亡くなられてからの作品ということもあるんでしょう、死んだ人との交流がとても優しく、理想的な形で描かれています。
    実際にはこんなことないだろう、起こらないだろうということも、ばななさんの視線を通すと柔らかにすっと心に入ってくるから不思議。

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    2020年04月10日
  • スナックちどり

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    40歳手前の主人公が従姉妹と二人でイギリスを旅する物語。
    思ってもみない展開があったりして驚いたけど、大切な人をなくした二人が最後に少し元気になって良かった。

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    2020年03月21日
  • 人生の旅をゆく

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    ばななさんのエッセイは初めて。「日本人になくなったゆとり(マニュアル部分の人としてとる行動)」をすごくすごく気にして大切にしている人なんだなと感じた。

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    2020年02月28日
  • 鳥たち

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    ネタバレ

    あとがきにあった、
    『多分この小説は、昭和の偏屈なおばさんから
    平成の偏屈なおばあさんへと移行していく過程での
    私が全身で見聞きした
    「日本が病んで終わっていくことに抗う表現を
    細々と続ける」全ての表現者への「応援そして評論」
    のようなものなんだと思っています。』
    という筆者自身のこの言葉に尽きる小説。

    自分はばななさんほどには多分、今の日本が
    そこまで病んでいるとは思っていないのだと思う。
    そして、オカルトチックな精神論に嫌悪感はないけれど
    距離は保っているのだと思う。
    だから登場人物たちに共感ができない。
    特にまこちゃんやその周囲の女性たちの
    他人との距離感が気持ち悪いとさえ思う。
    いきなり妊娠だの人の生死だののデリケートな話題を
    初対面だったり男性だったりの前でさくさく言うのは
    自分の中ではあけすけを飛び越えて非常識で
    デリカシーが無いと感じるからだ。

    美紗子は頭が良い感じがするのでまだ
    仲良くなれそうな気はする。
    末長教授も良い人だ。
    ただ、実際に自分の近くにいたらどうだろうか。
    この本の中ではまだしも、という程度かもしれない。

    ハードな人生を送ってきたからと言って
    自分個人としては、それは人より『足りない』のであって
    既に経験して自分が勝っているとは思えない。
    だから、まこちゃんが同年代の友人に対して
    かわいい、若い、無邪気と感じること自体が
    どうも上から目線に感じてしまう。
    寂しい、と留まっているように見えるまこちゃんだけれど
    実は私よりも余程自分に自信がある幸せな人なのかもしれない。

    寂しさが重くも淡々と綴られる中で
    最後にふっと軽くなれた気がするのはほっとする。

    嫌なことはできるだけさくさく終わらせて、
    残りの時間でしたいことをするというのは本当にそう思う。
    したいことだけをして生きていくのは
    特に現代ではもう無理だと思うから、せめて
    できるだけしたいことに時間を多く割くように努力するしかない。

    教授が言っていた、本の命が繋がれていく感じは好きだ。
    自分も本に呼ばれることがあるし、そうして
    なぜだか引き合い遺すことに関われたら素晴らしいだろうと思う。

    まこちゃんが言っていた、
    女の人が恋しくてたまに無理してでも会う、というのは
    まこちゃんと唯一共感できるところかもしれない。
    正直会うとぐったりすることもあるけれど
    男友達では埋められないなにかが女性と会うことで
    埋まる感じはよくわかる。

    魂は汚い餌で生きていると餓鬼になってもっとごみをあさりたくなる、というのも
    そうだろうなと思う。
    多分本人は気がついていないのだろうけれど
    どんどんそっちの方へ進んでいってしまうのだ。

    寂しいことがいつかただ楽しい思い出に変わる
    というのはとても慰められるし
    事実でもあると思う。
    一言でいうなら日にち薬なのかもしれない。
    人はそうして生きていくのだと思う。

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    2019年12月24日
  • 鳥たち

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    アリゾナの地で家族のように生きてきた2人の、過去と共に生きていくの話。他の家族を亡くした後もお互いが唯一の人とし、日本の地で新たな人生を生きている。
    日本の平和的な日常も、その人の過去や経験によって、こんな風にも重く感じることがあるんだろうなと思った。

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    2019年12月23日
  • なんくるない

    購入済み

    沖縄に癒される

    沖縄らしい物語で、読み終わった後やさしい気持ちになれるお話です。沖縄ってなんで心落ち着くんだろう、お話も素敵でした。

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    2019年12月22日
  • ジュージュー

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    期待を裏切らない、よしもとばなならしいスローなストーリー。この世界観がたまらなく好き。命を食し命を造り命を絶やすということを当たり前に思っているけれどそれはめちゃくちゃ尊いことだと久々に気付かされた。
    個人的には一番最近読んだチョコレートグラミーと価値観が真逆なところがまた面白かった。同じ街で暮らすことを水槽だと、息苦しいと感じるか、その街での変わらない日々を関係性を一生ものと捉えるか。美しい言葉の紡ぎで後者とするのがさすがばななです。そして私はそれが好き。

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    2019年09月24日
  • ジュージュー

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    お母さんが亡くなって、深い悲しみもあるけれど、新しい恋、新しい家族、少しずつ前進していくような淡々とした優しい作品。

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    2019年09月23日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    久しぶりの吉本ばなな。
    すーっと入ってくる物語で、どこか自分の味わったことある感情が呼び起こされるような。薄くパッと読めるので良い、すぐに続編を購入した。

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    2019年02月03日
  • サウスポイント

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    ネタバレ

    あらすじだけ読んだら何てことないんだよね~。小学生のころの初恋の相手に大きくなって再会したというはなし。
    だけど、よしもとばななの文章はどうしてこんなに心に染み渡るんだろう。
    平易で、優しい言葉で紡がれる、まさに紡ぐという言葉がピッタリの文章が、いつどんな気持ちで読んでも、その時の自分にちょうどいいかたちで寄り添ってくれる。
    何か所かで涙し、何度も立ち止まり言葉を反芻しました。
    やっぱり、ばななさん好きだわ~。

    この作品全体に流れるウクレレの響き、ハワイの光と風に癒されました←聴いたことも行ったこともないけど。
    ウクレレ弾いてみたくなったけど、ハワイの自然と溶け合う音と書かれていたから、日本で弾いてもダメダナ・・・

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    2019年01月21日