よしもとばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2013年11月24日に行われた、
チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と、
作家のよしもとばななさんの対談講演を書籍化したものです。
小さないじわるを消していくという
小さな一歩から習慣、そして意識を変えていくことで、
世の中の生きにくさはすこしずつ解消されていくのではないか、と
よしもとばななさんは語ります。
小さないじわるとは、自分は自分、他人は他人と考えて、
慈悲の心をもたないこと。
知人が失恋をして、ちょっと話を聞いてほしそうにしていても、
面倒くさいだとか、自分には関係がないからだとかで、
知らんぷりをしたり邪険な反応をしたり、
そういうのが、小さないじわるなのです。
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Posted by ブクログ
昨年度は何回か下北沢、略してシモキタ散策をしました。
南口方面には、小劇場などもいっぱいあり、
北口方面は、古着屋やカフェなどが立ち並ぶ商店街がメイン。
やたらと学生っぽい若者が多く、
それだけ活気のある町でした。
この作品はそのシモキタに移り住む母娘の物語。
主人公、よしえの父親は
浮気相手の女の心中の道連れにされて死んでしまいます。
傷心の母とよしえはそれまで住んでいた自由ヶ丘の家を出て
自由で癒される雰囲気のある
下北沢の貸部屋で生活するようになります。
心中で亡くなった父への複雑な想いを胸にいだき、
よしえは、新谷という若者と
父の古くからの知り合いの山?氏とに
淡い恋心をいだき、揺