よしもとばななのレビュー一覧

  • サーカスナイト

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    よしもとばななさんの小説は、学生時代に好きで何冊か読んでいた。久しぶりに読んだばななさんの作品。

    気を張らずに、のんびりと読みやすい作品だった。
    主人公の心理描写が多めなので、なかなかストーリーが進まないと感じる部分もあった。

    ばななさんの小説を読むといつも、とても感受性の豊かな人なんだろうなと感じてしまう。
    透明感に溢れてる、ピュアで純真なイメージがある。
    でもそれは表面的なものじゃない。汚い、怖い、恐ろしいなど、この世界で見たくないものが確かにある中で、それらに蓋をするんじゃなく、それらを知ってて、受け入れた上で成り立っている感じ。
    透明に、繊細に受け止めて、そのうえで背筋を伸ばして生

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    2021年09月19日
  • Q人生って?

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    QA式になっていて読者の質問に著者が回答する形式。
    独自の視点だけど、共感できる部分が多々あり。
    そう考えても良いんだよね…と背中を押された。

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    2021年08月16日
  • 日々の考え

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    p.143
    人生ってそうやって、何者かに導かれて、縁のあるほうへどんどんつながっていくものなんだろうな・・・・・・と正直に思う。ほして、答えはあとにならないとわからないようにできているのだ。だからのそ面白いのだ。あれこれ考えずに、ただ興味と勘のおもむくままに、生きたほうがいいのだと思う。

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    2021年05月30日
  • アルゼンチンババア

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    ページ数が少ないこともあって
    最初から最後まで時間の流れが止まらないというか
    まるで、みつこの絵日記でも読んでいるような
    不思議な感覚。
    なんだろう、これ…この感じは初めてかも。

    派手な化粧に古ぼけたしみだらけの服に
    散らかり放題の部屋は
    他人からしてみれば拒否したくなるようなもの…
    だけど訪れた人はいつのまにかそれを受け入れてしまう。
    アルゼンチンババアはいつだって自然体で
    みんなを包み込んでしまうから。

    自分の気持ちや言い分だけではやってはいけない。
    でもだからといって自分の感情をないものにしたり
    本当は傷ついているのに平気なふりをしたり
    本当は悲しいのに大丈夫って言ってみたり
    そんな

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    2021年05月30日
  • ジュージュー

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    あるステーキ屋さん一家の中で巡る物語。
    一家の一人一人暗いものを抱えているけど味は変わらないハンバーグ。

    最初、進一の勝手さに嫌になったが進一も進一ながらに過去があったからこそのことだったんだなと思った。
    ミステリアスな夕子さん最後まで過去に何があったか分からないが、夕子さんの中にある『生』はゆっくりながらも丁寧なんだなと思った。

    タイトルいいよね

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    2021年05月05日
  • 花のベッドでひるねして

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    ほのぼのとして、切なくもあり愛が溢れるあたたかい物語。

    おじいさんの言葉で、『その都度考えて、肚にきいてみなさい。景色をよくみて、目を遠くまで動かして、深呼吸しなさい。そして、もやもやしていなかったらその自分を信じろ。もやもやしたら、もやもやしていても進むかどうか考えてみなさい。そんなもの、どこからでも巻き返せる』っていうのが、いいなと思った。 

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    2021年05月04日
  • スナックちどり

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    角田光代「世界は終わりそうにない」で紹介。

    祖父母を亡くしたちどりと、離婚したさっちゃんの従姉妹同士(30代後半?)が、イギリスの海辺の小さな町で過ごす数日。
    お互い深い悲しみと喪失感に苛まれているのに、物語の雰囲気はサラッとしている。イギリスは湿度がないせいか?イギリスの冬の寒さ、暗さが彼女たちの心情を表しているようで、でも直接的な暗さは文面では現れない。
    異国では非日常だから、従姉妹同士で、女性同士で流れでセックスしてしまうのにも何となく納得。現実だけど現実ではない。けれども、現実は受け入れて、現実に戻らなければならない。

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    2021年06月09日
  • Q人生って?

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    一日中資格試験の勉強をしていると疲れるので
    息抜きに選んでみた一冊。
    いろいろなテーマの質問について作者が答えるスタイル。

    もっと軽い内容かと思っていたら真面目に答えている。
    さすがにこの歳になって読むと
    どのテーマも「ふむふむ、そうやねー」と思う。

    Q25
     大切な人が、自ら死をえらんでしまったとき、
     遺された者はどのように
     心の折り合いをつけたらいいのでしょうか?
    には
    そうやねーってことが今まで無いので考えさせられてしまった。

    文章とは関係ないですが
    本の装画が独特ですごく立体的なので、思わず本を触って
    「あ、立体ちゃうんや、やっぱ平面なんや」
    って思ってしまうほど。
    描いてい

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    2021年04月04日
  • 人生の旅をゆく

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    『…1日は二十四時間。そんなにたくさんのことができるわけがない。それなのにこの時代の日本が人に要求することは、ほとんど超人になれということばかりだ。』本文より

    沢山の旅と、日常の生活の中にある喜び、悲しみ、怒りなどなど、ばななさんの包み隠すことのない実直さがぐっと心に染みます☆

    肩の力がふっと抜けて…
    毎日を丁寧に生きよう…
    と思わせてくれる素敵なエッセイ集です♡

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    2021年03月25日
  • サーカスナイト

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    ネタバレ

    ばななさんを初めて読んだけど、とてもキラキラとした女性らしい物語だと感じた。

    登場人物がみんな異様に素敵に描かれていて、(唯一、一郎が頼りないくらい)ちょっとキラキラしすぎかなと感じたけど、読んでるとこっちの心も表れてくる気がする。

    少しピュアな人になれるかしら。

    どこか頼りなかった、一郎が成長していることがわかっていく様子と、さやかも「ただただ時間の流れを受け止められるようになっていく」感じが好きでした。

    蓮の花って、朝から昼くらいまでしか咲かないんやね。

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    2021年03月21日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    20210215 よくわからない。救われた気になりたくて読んでみた。出来ることってなんだろう。日々生きていく事なのか。

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    2021年02月16日
  • 鳥たち

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    宗教が色濃く出ているよしもとばなな作品。
    誰かを待つ日の窓は、とても暗い。
    休日、部屋に満ちたあかるい昼の光を信じられなくなるほどに。

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    2021年02月05日
  • サーカスナイト

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    優しい物語だった。ずっと日本で生活していると分からないけど、八百万の神がいてる国とは思えないくらい、目に見えないもののことを否定する国になってしまったんだなあと思う。海外に行くと、特に昔からの考え方や物事が未だに生活の中心にある国に行くとそのことを実感する。

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    2021年01月17日
  • 海のふた

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    ネタバレ

    人生、なにがきっかけで良くも悪くも転機を迎えるかほんとにわからない。
    正直、大学を多分、奨学金返済もなく親のお金で出て
    学んだことがやりたいことでなかったと思い、就職せず、実家で寝食を養われている女の子のおままごと的なお店だ、という甘えと気楽さ。
    ぬいぐるま作家になろうというはじめちゃんも
    容姿から勤め人は無理だろうし、やはり一生親の家なんだろうし

    欲張らない生き方を描く島の海辺の物語を読んでいて
    羨ましくもありながら
    素敵だと絶賛できないのは カツカツの暮らしで生きることに疲れきっているからかもしれない

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    2021年01月13日
  • 人生の旅をゆく

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    「単純に、バカみたいに」はバナナさんのメッセージが優しくて心強いなと感じた。

    ただ上京してきた自分にとっては、東京ってやっぱり住みにくいところなのかなー?とマイナスに感じてしまう部分もいくつかあった。
    確かにそういう部分があることは否定できないけど、言うて冷たい人だけじゃないし。冷たいだとかキツイとかありふれたレッテルに振り回されない自分でいようお思った!

    あとは多肉植物かって愛情そそぎたいと思った!通じ合ってみたいと思った!

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    2021年01月08日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    とても興味深い題材だったので、もう少し踏み込んだ内容になると更に良かった 自分で考えてくださいということだと思うけど、実践していける具体的な行動などがあれば助かったかも

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    2021年01月05日
  • どんぐり姉妹

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    感性が豊かすぎてどう捉えたらいいかわからない部分もありました。でも悲しみや喜びの感情を重ねやすくて切ない気持ちに浸れる小説。

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    2020年12月21日
  • どんぐり姉妹

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    10年程度前に書かれた本。ブログを1つの舞台として選んでいるので、その頃の感覚で読み進めれば違和感ない。小説にするのだから、ごくありふれた内容では話にならないだろうが、現実にありそうな設定の組み合わせで面白く読ませるのは流石だと素直に感じた。

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    2020年11月23日
  • 鳥たち

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    幼い頃から家族の様に暮らしてきた、嵯峨とまこ。ひょんな事で親を亡くしお互い共存しあっているが、強い哀しみという過去の呪縛に囚われている。純粋すぎるのか、共存し過ぎるのか、たどり着ける場所はあるのか?発言全てにスピリチュアルな匂い強く、内容は結構重い。

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    2020年11月12日
  • アルゼンチンババア

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    ネタバレ

    「お母さんの体からお母さんの魂がいなくなった時、私はその冷たい体を見て思ったのだ。ああ、お母さんはこれに乗って旅をしていたんだ。だから、私も、私の体を、ちょうど車のメンテナンスするように大切に扱うようになった。」

    以前友達が、死んだらどうなるんだろうと怖がっていました。そのとき私はいまいちピンとくる答えを見つけられなかったけれど、この捉え方は生きているうちも死んでからもやさしく、しあわせだと思いました。また友達とこのことについて話したいです。

    「母が1日に何回かお茶を運んでいくと、父は手を休める。忙しいからそこに置いとけ、ということは滅多になかった。」

    理想の夫婦像!結婚相手について考え

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    2020年11月11日