よしもとばななのレビュー一覧

  • 人生の旅をゆく

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    様々なテーマを綴ったエッセイ。

    相変わらず、日々の生活の中から人生の大切なことを見つけ出すのが天才的だと思った。ばななさんは「これこれこういうことがあって幸せです!」と幸せアピールするのではなく、「辛いこともあるけれど、見方を変えたら幸せなことってたくさんあるよ」と背中を押してくれるような感じが読んでいてとても救われる。

    ただ、「今の日本はここがだめだ」と常々考えてるような点が所々あり、日本に住んでいる身としては悲しい気持ちになる。おそらくばななさんは日本をけなしたいわけじゃなくて海外の素晴らしかった点を伝えたいだけなのだろうけど…。それと、自分たちの単なる非常識な行動を、今の日本では融通

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    2013年11月21日
  • もしもし下北沢

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    主人公は少しのことで感動したり、悲観的になったり、かなり感傷的な人でした。先の事なんてわからないっていいながら誰かと出会う度に未来のことを想像してしてしまうまだまだ悟りの境地にはいけてない主人公。大人になったつもりだけど、まだまだおかあさーん!と言いたくなるところなど子どものところもあって共感するところもたくさんありました。よしもとばななが好きじゃない人はつまらないかもしれませんが、わたしは面白かったです

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    2013年11月19日
  • もしもし下北沢

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    大切な人をなくした悲しみが、新しい街の生活の中で癒されていくお話。というと、ありがちな感じだけど、場所と人の関係が丁寧に描かれていて、よかったです。主人公はフレンチのお店で働いてて、お店の仕事のことやお客さんとの関係、仕事に身体が慣れていく感じも書かれてて面白かった。旅するみたいに、一年ほどどこかに住んでみたい気持ちになるお話かも。

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    2013年11月16日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    「これは、守られている女の子の話だ。」
    私たちは、たくさんの愛情に、あたたかく守られている柔らかく包まれているんだと気づかせてくれるお話。
    そのあたたかさを忘れて、ひとりだけで孤独に生きているような傲慢な気持ちになってしまうときもあるけど、そんな傲慢ささえも包み込む何かが、生活のなかにはあるのだということ。いつでも守られているのだということ。

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    2013年11月06日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    片岡さんとの距離がずいぶん近くなった。
    失恋した雫石を一生懸命なぐさめてくれるのがほほえましい。
    不倫期間、あんなに素敵な関係だった真一郎君がすっかり色あせて
    つまらない男に見えてしまう。恋愛って勝手だねぇ。

    片岡君の庭、秘密の花園。
    彼が生きていて出会ったらまた雫石の人生は違ったかも。

    ていうか、そんなに植物や自然とつながってる人がいるのかなぁ?
    この小説の中では普通のことみたいに描かれているけど。
    でも、そういう感受性を少しでも持てたら、楽しそう。
    いや楽しいというのはちょっと違うか?
    なんか、世界が広がってワクワクしそうな感じがする。

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    2013年09月08日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    魔女と盲目の占い師、実業家のおはなし。
    占い師と実業家はゲイのカップルで、仕事で2人の間に入ってしまった女の子。
    人間関係は複雑だけど、自然のちから、感受性、ことばで表せないことが感覚で伝わる感じをとても大切にしていて、ひとりよがりなところは多分にあるけど、その感覚が少しでもわかれば、この小説は沁みるだろう。
    そうでないひとにはさっぱりわからない世界。

    これを読んで、感化されすぎちゃったら危ない人になるけど、
    自然や自然な時の流れをおおらかに受けとめたいと思った。

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    2013年09月08日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    悲しかったり、胸に穴があいたようになったり
    こわかったりすることがあると
    人は当然の幸せというものにも思いをはせるようになる。

    毎日生きているだけで
    同じ人に会えるだけでも
    うんと嬉しい。

    落ち込んでいないとわからない良きことというのは絶対にある。

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    2013年08月14日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    山ではどんな小さなものも必ず何か仕事を持って生まれてきていた。
    そしてものすごく複雑な仕組みで補い合って生きていた。


    川の流れをせきとめたり少し変えただけで
    山は致命的に変化した。

    恋愛とか病気の治癒と同じで
    ものごとは正しい時間をかけて
    順当な道をたどって変えていかなくては絶対に収まるところに落ち着くことはない。

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    2013年08月14日
  • 人生の旅をゆく2

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    震災のこと、家族のこと、子供の頃の事、小説のほうが好きだけど、エッセイも最近好きになってきた。子供の頃、片目で生活していた話を見るとすごい親近感を感じる。

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    2013年08月09日
  • イルカ

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    「そうやって許さなくちゃいけないことが増えていくのは、幸せなことだった。潔癖でかたくるしかった自分の人生がぐちゃぐちゃに壊れてどろどろに混じっていく、今度はその泥の中からはどんな蓮が咲くんだろう?」

    以前はなんとなくフワフワした雰囲気で、世界観や、最後に必ずある救いや癒しな雰囲気が苦手な作家さんでした。たまたま何となく手に取り、この一文に出会って読むことを決めて読んだ20年ぶりくらいのばななさん本。

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    2013年07月26日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    王国シリーズの完結に相応しいお話でした

    なんとも言えないな~
    よしもとばななさんの作品は優しくて不思議で近くて遠い世界
    綺麗すぎてびっくりする世界
    こんな心の人がいるなんて驚きだな

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    2013年07月02日
  • 人生の旅をゆく2

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    よしもとばななさんのエッセイ集。

    『人生の旅をゆく』の中に、好きな考え方やことばがたくさんあって、
    こちらも読んでみました。

    震災前後のことも、父親を亡くした時期のことも、愛するペットを亡くしたときのことも書かれていて、
    日常と喪失というテーマが濃くでていたような印象です。

    強くならなくても生きていける社会であればいいな、と思います。

    弱さを受け止められる社会とでも、弱いままでも認められる社会とでもいいますか。



    よしもとばななさんのまなざしは、好きです。

    あたりまえのこと、かけがえのない日常。
    それこそが人生なんですよね。
    どれだけ大切にできているのか。



    震災の時期の

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    2013年07月02日
  • 人生の旅をゆく

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    こういう本はいい。
    なんとなく、読んでいて、また明日から頑張ろうという気持ちになる。
    よしもとさんは人間より、妖精に近いところに住んでいるような気がしてきた。

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    2013年06月25日
  • チエちゃんと私

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    おばさん二人の生活。読んでるうちにおばさんだってことを忘れる。
    周りにそういう人がいたら奇妙に思うかもしれない。でも、ちょっぴり羨ましい。

    今まで全然接点がなかった人を、底から好きになる気持ちってどんなんだろう。味わってみたい。

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    2013年05月25日
  • High and dry (はつ恋)

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    発掘された積読本を消化。14歳の大人びた女の子が、プロの芸術家である大人の男性に恋をする物語。育ち盛りの一番家庭を必要としている時期に仕事に走った父親をずっと悲しく思っていたが、実はお父さんのせいじゃなくて自分の幼い心のせいだったんだ、と気付くまでを、二人一緒に精霊を見たり個展に行ったりハーフのお母さんの家を訪ねたりメルヘンチックに語る。このお話が一番好きだ、と言える人は、きっと幸せな家庭に育ったんだろうなと思う。
    ほつみさんがキュウくんから逃げ出した話にはいたく共感した。

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    2013年05月22日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    ネタバレ

    作中に出てきたキノとノニが出会った場所であるミコノス島。気になって調べてみると白を基調とした陸地と真っ青な海と空が印象的で、写真を見ただけでも素敵な場所だと伝わってきました。ばななさんの世界観に今回もとっても癒されました。

    文章も映像も長編だからこそ描かれてるし伝わってくるものってあるから(短編は短編で、また味があるんだけど)長編にどっぷり浸かるのが個人的に好きな方なので、大好きな作家さんでそれができてしあわせだった(笑)

    特にパパ2とノニのイルカウォッチングの場面でじーんときた。。


    ”私は、ああいうまとまり方よりも、完璧でないものが好き。動くものが好き。でこぼこして不器用なものが好き

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    2015年07月12日
  • サウスポイント

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    よしもとばななさんの本って
    読むとココロが癒される

    これ読んでないなーと手にとったら
    ハワイの話だった
    ハワイ行ったことないけど
    ギラギラする太陽の照り返しとか
    読んでてカラダに感じるようだった

    「ハチ公」の後日談だったんだね
    また改めて読みたくなっちゃった。

    最近、いろんなところでハワイと縁がある

    やっぱ、呼ばれてるのかなーー(笑)

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    2013年04月19日
  • High and dry (はつ恋)

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    はつ恋!
    この本を色で表すと淡いパステルカラー
    味で言うと甘酸っぱい感じでしょうか^^



    人との出会いって何か不思議な力が働いているような感じがします。

    私は、初対面でいきなり友達みたいにしゃべっていて、
    「え?なに。2人は知り合いだったの?」って言われた経験がありますね~
    全然知らないのにそういうふうにいきなりなれるパターンとか
    ずーっと知り合いだったにもかかわらず、ある時を境に急に親しくなったりというパターンもありますね

    この本は、まさに出会ってしまった主人公夕子ちゃん14歳と
    大人な男性(精神年齢は14前後ww)のキュウ君とのお話

    初恋だけではなく、親子関係とか、家族の在り方な

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    2013年04月15日
  • サウスポイント

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    繋がってる運命の男女の話。

    なぜか出会う。
    何か感じる。

    またしてもハワイは綺麗な色合い。
    行ったことないからわかんないけど。

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    2013年03月17日
  • イルカ

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    妊娠出産の経験がない私だけれども
    とてもいい気持ちになれた。

    女はこどもできるといろんなことが変わるんだろうな。
    気持ちも感覚も。

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    2013年03月12日