よしもとばななのレビュー一覧

  • 彼女について

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    どんどん読み進んで、空気が変わる瞬間にぞくっとした。現実の結末とは遠い場所にあるふたりの世界がせつない。

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    2015年03月24日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    自分に余裕がないときに「小さないじわる」をしてしまう。
    そして、後で振り返って、とても恥ずかしく思う。
    自分の疲れなんて、温かいごはんとお風呂、ひと晩眠れば解消される程度。
    後悔でぐちぐち悩む方がよっぽど疲れる。
    「親切をする」より、「いじわるを消す」。
    一つずつでも消していこうと思う。

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    2015年03月19日
  • Q健康って?

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    るみさんのがん闘病記では、こんなにも強く意思をもって病と真正面から戦っている人がいるということに驚いた。まわりへの愛と感謝にあふれ、最終的には行ってしまった彼女だが、こんなに人として美しい死を遂げた人がいるのだ。読んでいるだけでその強さに感動するくらいだから、回りの人はさぞかし彼女からもらったものは大きいのだろうな。

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    2015年02月11日
  • チエちゃんと私

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    主人公がほんとうに自分自身への愛のリハビリをしたように

    わたしもなんだかすっきりした気持ちになった

    これまでわたしが受け取ってきた
    愛情をもう一度、すべて、
    受け取りなおすことが出来たような気がした

    愛情をかみしめる、ってとてもいい表現だと思う

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    2015年02月10日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    そうかぁ。こういうことになるのか。
    その2を読んでいた時にはこの展開は予想できなかった。
    でもそういうこともあるなと、諦めにも似た感覚もある。
    自分を冷静に客観的に見ることはなんて難しいのだろう。
    何かに執着してしまって、意固地になっている自分の強がりをどうやって見抜いて脱力させればいいのか。
    打ちのめされた後、どう生きるのか。
    雫石はすごいなぁと思う。
    とても柔軟で清らかだ。
    楓も片岡さんも、おばあちゃんも、みんな柔らかい。

    やはりこの物語はとても優しい。
    力を入れすぎてガチガチになった心と身体をほぐしてくれる。
    力んでいたなと気付かせてくれる本だと思う。

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    2015年02月08日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    雫石とおばあちゃん、雫石と楓、雫石と片岡さん、雫石と真一郎くん、その全ての関係が美しくて読んでいて幸せな気持ちになる。
    雫石がそれぞれのことを、それぞれに愛しているのが分かる。
    一つとして同じ関係も同じ愛情もない。
    人との関係って本当に代わりのないものなんだ。
    そのことが本当には解ってなかったなと反省。

    そして雫石がテレビを見て発見したこと。
    「あんなよどみを、あんなくささを飲み込んでもびくともしないなんて、そしてあの人たちが夜に光るコケ類のようにちゃんとそれぞれの美しさを持って生きることを許されているなんて、世界とはなんと包容力があって、すごい浄化作用を持っているのだろう。」
    「私はただここで小さく輝いて、消えていくだけ。小さな小さな物語を作って。それでいい。」
    この発見に私も許された気がした。
    ここで生きていることを。
    私のことも飲み込んでいるこの世界に。
    そしてその世界で一緒に生きている人(雫石のような)に。

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    2015年02月05日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    「つまりはちょっとゆがんたおとぎ話だ。」
    このお話のことを雫石は本の冒頭でこう称した。
    ゆがんでいる?
    私にはそうは思えなかったけど、2冊目、3冊目と読み進めていくと印象が変わるのだろうか。
    でも、この物語は優しい。
    優しいと感じるのはもしかしたらゆがんでいるからなのかもしれない。
    逆にゆがんでいないものって何だろう?
    きっと触れたら痛いんだろうな。

    物語の中のサボテンの描写に懐かしい気持ちになった。
    少しの間一緒にいてくれたあの子のことを思い出して。
    ひどいことをしてしまった。本当にごめんなさい。

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    2015年02月03日
  • ジュージュー

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    著者が文庫版のあとがきのなかで、
    「なんちゅー悲しい話を書いてしまったんだ」と
    読み返しながら思ったと書いていましたが、
    読んでみた僕としては、そんなにすごく悲しい話には思えないんですよ。
    そりゃ、登場人物たちは人生のなんやかやに縛られて自由ではない。
    でも、自由ではないなりに、
    そのなかでの自由を獲得できているように読み受けました。

    与えられたカードはよくなくても、
    それをどう使っていくかというのは比較的できている人たちが主要人物でした。
    著者は、登場人物たちの持って生まれた星周りというか、
    やっぱり与えられたカードというか、
    そういうのに対して「悲しい話」と言っているのではないかなと
    そういう気がしました。
    さらに言えば、そこからぱたぱたと大空へはばたくようなことは
    できなかったりする人たちだから、
    そこにも悲しみというものは感じられるわけです。
    ただ、鎖に繋がれたような状況の中での自由に甘んじている人には、
    その悲しみは感じられないのかもしれない。
    そういう意味で、僕がすごく悲しい話には思えなかったのには、
    僕自身がはたからみたら悲しみを感じてしまうような状況に
    あるのだろうなあなんて、考えてしまったところでした。

    ___

    違うから好きになるのに、違うから届かない。
    ___

    本作には91ページに上記の一節がありましたが、響きましたね。
    その人と自分には違いがあるからその違いによって
    その人に惹きつけられたのに、
    その違いゆえに手が届かない、
    違いゆえにはばかられる、というのはあるよなぁと思った。
    はたして、僕に対してもそう感じる人はいるのかどうか。

    なにげない気持ちから何かをつかみとる感性がすごいですよね。

    下町の良さっていうか、スローな街のよさ、
    かけがえのなさも感じられて、そういうところもよかったです。

    おもしろかった。
    出てくる人物たちに愛おしさを感じて、
    読み終わると名残惜しいのはおもしろかった証拠です。

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    2015年01月29日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    タイトル、装丁、文字の大きさがぜんぶ、やさしさを感じさせる。
    このなかでよしもとばななさんが書いてる「小さないじわる」が、ああこれあるよなぁ、とすごく共感。
    ほんとうに、ひとにやさしくすることってちょっとしたことなはずやねんなぁ。でも、それがとてもむずかしいんだ。

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    2014年12月31日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    小さないじわる、誰にも思い当たることだろう。考え方を早速かえていこうと思いました。シンプルな内容で、無理なく焦点が絞れて良かったです。30分位でざっと読めました。

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    2014年12月24日
  • スウィート・ヒアアフター

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    読み終えてあとがきを見てわかったのだけど、これは3.11の震災のことを思って書かれた小説なのだそうです。
    よく「死と隣り合わせ」と言うけれど、そうじゃない状態で生きている人なんてこの世の中にはひとりもいないと思う。
    事故にあって1時間後に死ぬかもしれない、急病で明日死ぬかもしれない、だけどそのときはそんなことを少しも考えずに生きている。
    みんな同じ条件で生きていて、特別な人間がいるわけではないと思う。

    この小説は、冒頭で大切な人をなくした主人公が、自分も死の淵から生還したあと、半分生きていて半分死んでいるような人間に生まれ変わって、少しずつ自分を取り戻して再生していく物語。
    でも、それを経験した前の状態には絶対に戻れない。
    失ったもの、新しく得たもの、自分を見つめなおした結果。新しい自分として歩いていく決意。

    大事な人を失って、そこから再生していく過程やスピードって人それぞれ違うけれど、自分のことを思い返すと自分のことが愛おしくなる。
    もがいて苦しんで、だけど自分はきちんと生きるんだって思いを強くしたりして。
    そういうのって過ぎ去ったあとに輝いて見えるものなのかもしれない。そのときは苦しい気持ちのほうが圧倒的に強いから。

    物語の中に、「もしも自分が恋人や伴侶よりも先に死んで、その相手が自分とは別の人と結婚して子どもをつくって…っていうのが空の上から全部見えてしまったら?」みたいな話が出てくるんだけど、自分だったらどう思うのか想像してみた。
    たぶん嫉妬するし何で自分じゃないの?って悲しくなるしむかつくとも思うけど(笑)、ずっと鬱々と死んだ自分のことを思って泣かれるのはもっと辛いし、たまに思い出してもらえるくらいがいちばん綺麗なのかもしれない。
    想像でしかないけど。
    死んだあと何も見えないのなら、ただただ幸せになってねと思えるんだろうから、やはり人間はエゴイストなんだろうな。(私がそうなだけか?笑)

    沖縄のユタ、青森のイタコ。
    幽霊を信じるか?信じないか?
    それも人それぞれだろうし、証明する方法もないけれど、そういう世界の中で生きている人にとっては、真実なのだろうと思う。

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    2014年12月24日
  • ジュージュー

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    日常の小さな営みを、そう広くない世界で丁寧に続けていく人たちのお話し。
    地に足付けてやっていこう、って思える。

    お話の中に出てくる「地獄のサラミちゃん」、読んでみたいな。

    夕子さんの不思議キャラはあんまり好きではないけれど、現実世界でもこういう人を必要とする人もいるという考え方を、受け入れてみようと思った。

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    2014年10月27日
  • 彼女について

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    【本の内容】
    由美子は久しぶりに会ったいとこの昇一と旅に出る。

    魔女だった母からかけられた呪いを解くために。

    両親の過去にまつわる忌まわしい記憶と、自分の存在を揺るがす真実と向き合うために。

    著者が自らの死生観を注ぎ込み、たとえ救いがなくてもきれいな感情を失わずに生きる一人の女の子を描く。

    暗い世界に小さな光をともす物語。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    双子の姉妹を母親に持ついとこ同士の由美子と昇一。

    大人になった昇一が突然、由美子の前にあらわれたのは、過去の忌まわしい出来事から、由美子を解放するためだった。

    身近で根源的な幸せと、慈しみの大切さを教えてくれる、愛と救済の物語。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2014年10月26日
  • イルカ

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    よかった。
    なんだろ、この感じ。しっくり、届く!
    たとえ方が、イイんだ、から。

    イルカ、哺乳類だった。と、改めて感じながら。
    ゆっくり眺めたくなったと、感じまして。

    〜私の気持ちは和らいでいった。悪くない、と思った。〜

    そぉ『悪くない』この感じで生きていく。
    自分のこの感覚を大事にし続ける。

    五郎とユキコさん、五郎とキミコ
    キミコと妹、キミコとまみちゃん
    …剥製。
    インフルエンザと妊娠(陣痛)

    〜風や光が体の中を通っていくような瞬間だった。〜

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    2014年10月07日
  • 人生の旅をゆく

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    このエッセイを読んで、『星の王子様』や『モモ』が好きな人は、よしもとばななの作品も好きになれるんじゃないのかなと思いました。因みに自分は『モモ』が好きです。

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    2014年10月06日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    キズキが死んで直子は生きていくことができなかったけれど、
    楓が死んでも雫石は生きていくことができた。
    片岡さんと結婚までして、法律上も家族になって、
    中心に楓をおいてなお生きていけている。
    生きていくことが怖くなくなる最終巻。

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    2014年09月08日
  • イルカ

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    【本の内容】
    恋人と初めて結ばれたあと、東京を離れ、傷ついた女性たちが集う海辺の寺へ向かった小説家キミコ。

    外の世界から切り離された、忙しくも静かな生活。

    その後訪れた別荘で、キミコは自分が妊娠していることを思いがけない人物から告げられる。

    まだこの世にやってきていないある魂との出会いを、やさしく、繊細に描いた長編小説。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2014年08月24日
  • どんぐり姉妹

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    小さい頃に両親を失ったどん子とぐり子が、
    WEBに、メールの返事をする、他愛のないやりとりがテーマのサイトを作るお話。

    わりとふんわりとしていて、
    もちろん、ばななさんらしい切なさも混じっている小説。

    日々、生活する中で、そのスピード感に合わせて、
    擦り減っていったり、破壊されていったり、異次元に葬られたりする、
    でも、実は大事な他愛のない会話やこころごとに支えられている、こころの部分。
    それって生きていくうえでの、その人の豊かさに関係している。

    気の利いた冗談やウィットに富んだ話ができるわけじゃなくても、
    その人の心の中に息づくいろいろなきらきらしていたりどろどろしていたりする記憶が、
    その人自身の厚みを作りだしていて、それが豊かさだったりする。

    何も書かないでテレビにもでないで、まったく世に出なかった人が、
    その内面にいろいろ宿したまま旅立っていくことだって、美しいじゃないかと
    著者は本書の中で言っています。
    美しさ、豊かさのそういう捉え方って僕は好きですし、
    本書を読んだがために本書から言葉を得て「僕もそう思ってた!」と言えるのですが、
    とても共感できるところが多かったです。
    集合無意識なのでしょうか、そういうものを描写するところもありましたが、
    それってきっとユングと考えを一にするイメージがあるからなのかもしれないです。
    よしもとさんは河合隼雄さんとも対談されてましたし。

    心が、生活に触れている感覚器であるところが、
    じゅわーっと充電できるような作品です。

    共通して「教育」や「推薦図書」についての訊いていますが、
    そのインタビュイーに合わせた質問を多数していて、彼らの専門の世界が垣間見られます。
    とくに、トム・レイトンさんのいるインターネットの裏側の話は、
    まるで詳細に聞いたことが無かったので、とても興味深かったです。
    数学にとことん強くて才能もあれば、アカマイ社に入ってネットの裏側で頑張りたかったかもしれない。

    また、同じような質問に対しても、答えが人によって違ったりもして、
    各々が自分なりの答えを持っているわけで、
    正解が世界に転がっているわけでもないのだよな、
    ということを改めて感じさせられました。

    チョムスキーさんの章では、アメリカがやってきた、
    権力を維持するための支配的で利己的な行動についての言及があって、
    そういうのを歯に衣着せぬ言いようで言い放つ彼の正義感と勇気には、
    それによって逆に、そんなことは露知らない、
    あるいは知っていても、臆病さゆえにそれを隠す現代人は
    牙の抜けた虎のようになってしまっていることを
    感じさせられました。

    ほんとねぇ、毒づいてしまうけれども、
    個人の知的探究心や好奇心が弱まり、エンタテイメントの享受などにばかり走って、
    肉体的には肥満でっていう国民が増えているアメリカや日本を
    俯瞰的に眺めてみるとどうですか。
    家畜だって思えてしまうきらいはないでしょうか。
    僕もとりあえずは肥満を解消したいところだなぁ…。

    また、あとがきで教えられましたが、
    気配り上手さんがなぜ気配りにがんじがらめなのか。
    それは、多くの人が個人の違いを認め合っていないのを知っているから、
    ということなんですよね。
    はっとしました。

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    2025年06月25日
  • サウスポイント

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    素敵なお話でした。

    なんで私たちは身の丈に合った以上の幸せを求めてしまうんだろう…そんなことを考えながら読んだ。
    よしもとばななさんの本は、辛いことももちろんあるんだろうけど、いつも満ち足りている。

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    2014年04月29日
  • Q人生って?

    Posted by ブクログ

    傷ついて傷ついて、どうしようもなく辛いときに、傷を癒しに遊びに行かせてもらった友達のおうちにあって、ぱらりと開いたのがこの本との出逢い。
    そのときの「今」にぴたりとくることばをもらって、ふーっと楽になったのを覚えている。ゼロポイント。

    通して読むのも良かったけど、それぞれの岐路で必要なときに開く、といった類いの本だと思う。
    ばなな自身も迷いながら、でも自分なりの「こうかなぁ」みたいな答えを書いてくれているのが、自分の考える余白を残してくれている感じで好ましい。

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    2014年04月29日