ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
透明な光が世界中を包み、等しく生きていることの不思議を思う。パパ、ママ、そしてパパ2。三人の親の魂をやどす娘・片岡ノニと、哀しみに沈む〈猫の女王様の家来〉キノ。引き寄せあう運命の絆が、滅びゆく大地を癒しで満たす。美しい島々を舞台に、受けつがれる生命の奇跡を謳う最新長篇小説。よしもとワールドの集大成!
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
試し読み
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
やっと読めた一冊。 これは私にとってすごくすごく大切な一冊になりました。 私は私のままで生きていっていいんだと、心を捩曲げて抑えて「しなければならない、すべきだ」という呪いから自由に生きる事を許してもらった様な一冊でした。 王国シリーズは私が生きにくくなったり、無意識に自分を閉じ込めてし...続きを読むまった時には、本当にすごい解毒剤を積んだ船になるだろうなぁ。
王国シリーズの最後の一冊。 時は流れて、雫石の娘であるノニが主人公に。物語の集大成とも言えるんだけど、単なる終わりとはまた違って、書かれていないだけで登場人物たちの人生は続いていくんだろうなぁ、なんて思わせられる。 温かい感情が自然と沸いてくるような、やさしい気持ちになれる小説です。今年の終わりに読...続きを読むめて良かった。
王国三部作の後日談といった感じ。 雫石の娘の目線から見た三人の姿が描かれとてもおもしろかった。
『サウスポイント』と似た感じのアプローチでできた作品かなという印象を受けましたが、本書の方がより深い場所へ潜った愛についての文章であったように思います。本編に当たる三部作のときよりも切れ味は鋭くなってる。ラストの片岡さんの台詞群は鼻水流しながら読んでました。ここしばらくで読んだ(と言っても最近は離れ...続きを読むていましたが)ばなな作品の中ではいちばんのヒットでした。2012年最初の小説にいいものを読むことができて嬉しいです。
4巻も読んでよかった。人の中、心の奥にあるものに向き合った気がする。ここまで自分を、生きるってことを大切にできないけど、大きな時間の流れの中でちゃんと生きていきたい。
最近のよしもとばななではまったものってあまりなく、王国シリーズは寧ろ嫌いだったのに最後にきてこの面白さはなに?!うたかたや白河夜船、アムリタに感動した中学時代を思い出しました。近年ではハゴロモ以来のヒットではないでしょうか。王国シリーズ読み返してみようかな。
王国、念願の続編です 雫石と楓、片岡にこどもができてます。片岡ノニ。 石の魔法が使える子。そのノニの目線で物語りは進んでいきます ノニから語られる雫石はほんとうにどうしようもない母親で植物馬鹿でがさつで、やっぱりでもママってすごいみたいな感じ。だから最初戸惑いました。シリーズ通して雫石の成長を...続きを読む見ていたわたしとしてはそれが雫石ではないようで。むしろノニが雫石のようで。 真一郎くんのことも、真一郎と別れるきっかけになったあの女性のことも、雫石から語る感じでは美しい感じなのに、実際はやっぱ腹黒いこと考えてたんだなーって ノニが旅先で出会う猫の女王の家来であったキノ。 キノに出会ったことでノニ自身も成長していく 出生の秘密 そして片岡さんのことば。涙があふれるあふれる いつだって片岡さんは冷たくて、きついけど、だけど愛で溢れてるんだ。ひとつひとつの言葉が重たくて、楓をほんとうにほんとうに愛していたことがありありと分かるその情景が、ことばにならない。そしてノニを愛していて、雫石を愛していて、とにかく愛であふれている一冊です 王国シリーズ、きっと終わりね。終わりにふさわしいと出来です
王国1~4をまとめて。 ばななさんらしいスピリチュアルな小説だった。 でも、人間や環境についてのややお説教臭い雰囲気が 鼻について、他の作品よりは好きになれないかも…と思っていたが、 最終巻4巻のラストで、パパ2がノニに対して語る場面ですーっと氷が溶けるように それまで物語にまとわりついていたぎこ...続きを読むちなさが消えていった。 そして、あとがきのばななさんの言葉も素直に腑に落ちた。 「彼らの奇妙なライフスタイルをまねる必要はない」とあったけれど、 物語に登場する人たちは妖精の域に達しそうな超越ぶりなので、 読んだ瞬間に無理でしょ、と思わず苦笑いしてしまった。 そのあとに続く「ただ、自然とともに常にゆれている心、そこだけ読んでもらえれば。」という言葉には素直に共感できたけれど。 「これからしばらくは大変な時代が続くだろう。 直感と本能を信じ、自分を保つことをたえず続けていかないと、 生きていくのが困難になるのではないか」 というあとがきの言葉は2010年春に書かれたもの。 そのばななさんの慧眼にぞくりとしたが、 どんな状況でも人は適応して生きていくんだと思う。 そのときに必要なのが物語なんだと、実感できる小説だった。
キズキが死んで直子は生きていくことができなかったけれど、 楓が死んでも雫石は生きていくことができた。 片岡さんと結婚までして、法律上も家族になって、 中心に楓をおいてなお生きていけている。 生きていくことが怖くなくなる最終巻。
王国シリーズの完結に相応しいお話でした なんとも言えないな~ よしもとばななさんの作品は優しくて不思議で近くて遠い世界 綺麗すぎてびっくりする世界 こんな心の人がいるなんて驚きだな
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
王国
新刊情報をお知らせします。
よしもとばなな
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
アルゼンチンババア
イタリアンばなな 生活人新書セレクション
イルカ
海のふた
彼女について
Q健康って?
幻滅と別れ話だけで終わらない ライフストーリーの紡ぎ方
サウスポイント
「よしもとばなな」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲王国―その4 アナザー・ワールド― ページトップヘ