よしもとばななのレビュー一覧

  • アルゼンチンババア

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    吉本ばななの作品はこれが初めて。
    とても読みやすく優しい文体。
    無機質ですごく低調に感じる地の文でも体温がある不思議。
    説教臭くない、前向きになれる本。
    自分も死ぬのならばそれまでに曼荼羅を作りたい

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    2023年03月15日
  • すばらしい日々

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    生と死について優しく述べられていた。
    死はそれほど恐れるものではないし、日々は美しさに溢れている。
    人の物や仕草には魂が宿っている。
    大切な存在を慈しみ、生きていられる今日はすばらしい日々に間違いないと思った。

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    2023年03月09日
  • 花のベッドでひるねして

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    心が温かくなるような一冊。
    タイトルが素晴らしい。
    おじいちゃんの言葉が全部刺さった。
    お父様が亡くなってから書いた作品だとのこと。今まで読んだばななさんの他の作品より死の雰囲気が近いように感じた。

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    2023年02月19日
  • Q人生って?

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    よくある悩み相談に筆者が答えていく形式の本です。作家さん特有の鋭い観察眼で人の本質を見ているなと感じました。本の形式としてはありふれていますが、回答が実用的というか現実的です。
    実体験や知人を見て感じたことがばななさんらしい言葉選びでとつとつと語られていきます。
    私的に記憶に残ったのは仕事は給料より少しだけ多く働くと大抵は上手くいくというものでした。
    安いところで体を壊すほど頑張り過ぎてもいけないし高いからって手を抜いているとそのうちお払い箱になる…これからは意識して働いてみようと思います。

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    2023年02月08日
  • スウィート・ヒアアフター

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    ネタバレ

    これぞ私の敬愛する吉本ばななの作品なんだよなあ。作品の中で、劇的な何かが起こるわけではない(今回珍しく恋人が亡くなるところから始まるというのはあるかも)。だけど、感情の動き方とか、物事の捉え方とか、日常的なやりとりとか、そういうものがすべて物凄く美しく、少しも悲しくないように表現されてる。悲しくないのに美しくて泣きたくなる。

    最近自分自身のプライベートで、とても近い人の病気が分かったということもあって、この本で描かれてることに納得したというか、納得したいなと思った。

    そしてあとがきでこの本を書かれたきっかけを知ってまた泣いてしまった。本当に、こういう出来事はすごく身近にあるということを、私

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    2023年02月01日
  • 鳥たち

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    生かされたいのちの物語。
    超現実な設定を少し歪にして、そのまま強引に繰り広げられるばなな節。
    とても身勝手でろくでなしな登場人物たちなのに、こんなにも美しいのはどうしてだろうか。
    清く透き通った美しい世界。
    ヒリヒリする世界。
    みんな、鳥なんだ。

    ☆本文引用ありーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    p48 行き場がちゃんとある人なんてきっとほんとうはいないんだから。

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    2023年01月25日
  • 海のふた

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    とてもよかった。
    久しぶりの吉本ばなな。
    静かな文章の中に、思わずメモしたくなる、人生において大事なメッセージが書かれているところが好き。
    地味で苦しいくり返しの日々でも、やっぱり生きていることって一瞬だし、大切だよねというような。

    西伊豆という設定も好きでした。
    行ってみたいところが増えた。

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    2023年01月18日
  • すぐそこのたからもの

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    ばななさんのお子さん、チビちゃん何気ない言葉や、チビちゃんを通してばななさんの感じる言葉が、人として大切なことばかりだなとシンプルに感じて、疲れた心身に染みわたるようでした。

    カバーイラストと挿絵もとても素敵でした。

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    2022年12月31日
  • ジュージュー

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    なんだか癒された。
    肉を食べること、わたしは大好き。なんで大好きなのかがわかった気もする。色んな考え方があると思うけど、自分は肉を食べ続けると思うし、死んだら地球が、宇宙が食べてくれるといいなと思う。
    ジュージューといい音すると、いいな。

    夕子さんみたいな人って、全人の憧れよね。

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    2022年12月10日
  • なんくるない

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    「つまんないことがたくさんたくさんあって、力がなくなるようなこととか、生きててもしかたないと思うようなことがたくさんある、TVを観ても、なにをしててもいつでもたくさん目や耳に入ってくる。だから面白いことをたくさんして、逃げ続けるんだ。逃げ続けるしかできない戦いなんだよ。僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ。」(p.214)

    わたしの人生は、生きるべきものだ、愛すべきものだという確証が揺らいでしまう瞬間というのはどうしようもなく訪れる。ここ数年は特に。
    絶望や退屈、緩慢な死。
    それらから目を背けるため、活字や音楽、居心地のいい他者と過ごす時間によって得られる幸福に目を向けるという「逃避」は、

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    2022年12月09日
  • 人生の旅をゆく

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    やっぱり大好き吉本ばななのエッセイ!シリーズ4作出てるみたいなので続きを読むのも楽しみ。
    前半が世界や日本の旅のショートエッセイなのでGoogleマップで写真を見ながら読むのが最高だった!
    後半ペットの死に関する話が多く、少し気が重くなった。

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    2022年11月05日
  • みずうみ

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    過去に傷を負った2人がお互いを癒しながら静かに再生していく物語。ちひろも中島くんも、慎ましく誠実で嘘がない。不完全なところが人間らしい。
    『読み取れる感受性だけが宝なのだ。』物理的な距離感や言葉を伝え合うような目に見えることだけが真実ではない。お互いの感受性によって確かに感じられる繋がりや絆は尊い。
    私はいつも心が落ち着かない時、なかなか本が読めない。よしもとばななさんの本は心を静かに整えてくれるので、むしろそんなときにこそ読むべきなのだろうと思う。

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    2022年10月29日
  • 海のふた

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    とっても好きな本。何度もよんでしまう。
    海のちかくでかき氷やさんを営み始めた女の人と、その夏を一緒にすごすことになった、とても賢くて魅力的な女の子のお話。二人の会話や、景色、海、かき氷の味(まで感じる)
    なにもかも好き。こういう雰囲気の夏が、とても好きだ。

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    2022年09月24日
  • なんくるない

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    沖縄が舞台の短編小説

    読み手によって
    または、そのときの状況によって
    感じることが変化するであろう作品

    何とも言えない、心がほわほわとする感覚
    真っ直ぐに生きなくてよくて
    自分なりに地に足ついてれば
    流れに任せて生きてもいいんだと思える作品

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    2022年09月13日
  • ジュージュー

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    主人公の立場からしたら中々にハードモードな人生だと思うんだが、それを感じさせないぐらいこのハンバーグ屋さんは主人公にとっては大切な居場所なんだということが伝わってきた。
    お母さんはお空にいて目に見えないけれど、愛情深い人のようでうらやましい。

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    2022年08月07日
  • ジュージュー

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    お母さんを亡くしてしまって明るさを失った父、兄弟の様な相手との妊娠、そして失恋
    ストーリーだけを言葉にすると暗くて悲しい物語のように思えるが、これを表現豊かに明るくポップに描けるのが吉本先生すごいなぁ

    お母さんが発する言葉や、主人公が得た気づきの際に使う言葉が本当に好き

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    2022年07月15日
  • アルゼンチンババア

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    きっと家族を亡くした経験のある人は、グッとくるものがあると思う。

    形が変わっても家族は家族。
    ユリさんみたいな人がいてくれたらなんと心強いことだろうか。

    噂や見た目ではなく、意識の深いところで、人と人が繋がっているお話。

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    2022年06月27日
  • すぐそこのたからもの

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    子育て中の、ばななさんの沁みる
    言葉満載の、育児エッセイ。

    息子である、チビちゃんの感性豊かな言葉使い…
    全く、バナナさんの分身の言葉でした。

    子どもが、赤ちゃん 幼児の頃は、あっという間で、吐き出される、
    ダイヤモンドの様な「言葉」たちは、
    心して書き留めておかなければ、
    覚えておかなければ、
    消えて、無くなってしまうのですね。

    1日の中の、ほんの短い時間でも、
    じっくり、その子供だけに向き合えば、
    絆は、深まってゆく、かもしれませんね。

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    2022年06月22日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    ネタバレ

    好きです(*^^*)

    普遍な、今人として大事なことが
    忘れられてしまった物事が
    さも普通にさらっと書かれていることに驚愕します。

    今まで気づくことが出来なかった自分にも。。。

    生と死と

    人は生を生きているのか
    死に向かって生きているのか

    日々大切に生きていけることを
    願わずにいられなくなる一冊です(*'▽')

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    2022年06月09日
  • ジュージュー

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    イラストが目を惹き手に取りました。町のステーキ屋を舞台にした家族物。いとこ同士で過去に関係があったりクセもありつつも、よしもとばななさんの感情を丁寧に表現する文章に理解できない関係性でも読み進めることができました。

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    2023年06月10日