よしもとばななのレビュー一覧

  • なんくるない

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    「つまんないことがたくさんたくさんあって、力がなくなるようなこととか、生きててもしかたないと思うようなことがたくさんある、TVを観ても、なにをしててもいつでもたくさん目や耳に入ってくる。だから面白いことをたくさんして、逃げ続けるんだ。逃げ続けるしかできない戦いなんだよ。僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ。」(p.214)

    わたしの人生は、生きるべきものだ、愛すべきものだという確証が揺らいでしまう瞬間というのはどうしようもなく訪れる。ここ数年は特に。
    絶望や退屈、緩慢な死。
    それらから目を背けるため、活字や音楽、居心地のいい他者と過ごす時間によって得られる幸福に目を向けるという「逃避」は、

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    2022年12月09日
  • 人生の旅をゆく

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    やっぱり大好き吉本ばななのエッセイ!シリーズ4作出てるみたいなので続きを読むのも楽しみ。
    前半が世界や日本の旅のショートエッセイなのでGoogleマップで写真を見ながら読むのが最高だった!
    後半ペットの死に関する話が多く、少し気が重くなった。

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    2022年11月05日
  • みずうみ

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    過去に傷を負った2人がお互いを癒しながら静かに再生していく物語。ちひろも中島くんも、慎ましく誠実で嘘がない。不完全なところが人間らしい。
    『読み取れる感受性だけが宝なのだ。』物理的な距離感や言葉を伝え合うような目に見えることだけが真実ではない。お互いの感受性によって確かに感じられる繋がりや絆は尊い。
    私はいつも心が落ち着かない時、なかなか本が読めない。よしもとばななさんの本は心を静かに整えてくれるので、むしろそんなときにこそ読むべきなのだろうと思う。

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    2022年10月29日
  • 海のふた

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    とっても好きな本。何度もよんでしまう。
    海のちかくでかき氷やさんを営み始めた女の人と、その夏を一緒にすごすことになった、とても賢くて魅力的な女の子のお話。二人の会話や、景色、海、かき氷の味(まで感じる)
    なにもかも好き。こういう雰囲気の夏が、とても好きだ。

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    2022年09月24日
  • なんくるない

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    沖縄が舞台の短編小説

    読み手によって
    または、そのときの状況によって
    感じることが変化するであろう作品

    何とも言えない、心がほわほわとする感覚
    真っ直ぐに生きなくてよくて
    自分なりに地に足ついてれば
    流れに任せて生きてもいいんだと思える作品

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    2022年09月13日
  • ジュージュー

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    主人公の立場からしたら中々にハードモードな人生だと思うんだが、それを感じさせないぐらいこのハンバーグ屋さんは主人公にとっては大切な居場所なんだということが伝わってきた。
    お母さんはお空にいて目に見えないけれど、愛情深い人のようでうらやましい。

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    2022年08月07日
  • ジュージュー

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    お母さんを亡くしてしまって明るさを失った父、兄弟の様な相手との妊娠、そして失恋
    ストーリーだけを言葉にすると暗くて悲しい物語のように思えるが、これを表現豊かに明るくポップに描けるのが吉本先生すごいなぁ

    お母さんが発する言葉や、主人公が得た気づきの際に使う言葉が本当に好き

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    2022年07月15日
  • アルゼンチンババア

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    きっと家族を亡くした経験のある人は、グッとくるものがあると思う。

    形が変わっても家族は家族。
    ユリさんみたいな人がいてくれたらなんと心強いことだろうか。

    噂や見た目ではなく、意識の深いところで、人と人が繋がっているお話。

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    2022年06月27日
  • すぐそこのたからもの

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    子育て中の、ばななさんの沁みる
    言葉満載の、育児エッセイ。

    息子である、チビちゃんの感性豊かな言葉使い…
    全く、バナナさんの分身の言葉でした。

    子どもが、赤ちゃん 幼児の頃は、あっという間で、吐き出される、
    ダイヤモンドの様な「言葉」たちは、
    心して書き留めておかなければ、
    覚えておかなければ、
    消えて、無くなってしまうのですね。

    1日の中の、ほんの短い時間でも、
    じっくり、その子供だけに向き合えば、
    絆は、深まってゆく、かもしれませんね。

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    2022年06月22日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    ネタバレ

    好きです(*^^*)

    普遍な、今人として大事なことが
    忘れられてしまった物事が
    さも普通にさらっと書かれていることに驚愕します。

    今まで気づくことが出来なかった自分にも。。。

    生と死と

    人は生を生きているのか
    死に向かって生きているのか

    日々大切に生きていけることを
    願わずにいられなくなる一冊です(*'▽')

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    2022年06月09日
  • ジュージュー

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    イラストが目を惹き手に取りました。町のステーキ屋を舞台にした家族物。いとこ同士で過去に関係があったりクセもありつつも、よしもとばななさんの感情を丁寧に表現する文章に理解できない関係性でも読み進めることができました。

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    2023年06月10日
  • 海のふた

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    ネタバレ

    よしもとばなな作品を初めて読んだのは二年前の六月。「キッチン」を読んだ。それまでばなな作品に触れたことがなくて今さら読んでもなあと思うところもあったけれど、それでも手に取った。王道すぎるものには一度乗り遅れるとなかなか手が出しづらい。でもそれでも手を取らせてくれたのは友人のひとりのSが面白いと言っていたからだったような気がする。
    そんなSがふと、この本を「読みませんか」と言ってくれた。今ではよしもとばななが大好きな僕はありがたく貸してもらうことにした。

    主人公のまりちゃんがとても好きになった。まりちゃんの一人称で書かれた物語だから彼女の素敵さを表立って素敵だと言っていないところがとくに好きだ

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    2022年05月22日
  • スナックちどり

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    いとこと女2人イギリス。の田舎街に傷心旅に向かう。宮古島旅の「なんくるない」からよしもとばななさんが扱う離婚にまつわるお話が好きです。 別れて終わった相手でも尊敬の気持ちを大事にすることで自尊心を保ち自立。見習いたい。

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    2023年06月10日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    あー分かってる方
    繋がってる方なんだなぁ、
    吉本ばななさん(*^^*)

    人生の普遍が物語を通してかかれてます
    深いな〜

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    2022年05月07日
  • Q人生って?

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    人生において、様々な問題にぶつかったときの処方箋。
    色々考えさせられます。
    この年になると、生と死についての回答が、胸に響きます。

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    2022年04月19日
  • 鳥たち

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    特殊な環境…親たちのユートピア…で育ち、親を特殊な状態で亡くした まこ と 嵯峨。
    残された二人が互いに求め合い、生きていく事を肯定していく物語。
    自分を生きる…大切だと思った。

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    2022年04月08日
  • すぐそこのたからもの

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    子供との愛しい時間
    寒い午後だったけれど、つないでいる手が温かかった。
    離す日がくるのはわかっているから、もう少しだけつないでいようと思った。
    甘くて、かけがえのない、愛しい時間。
    目を閉じれば、その姿、手の小ささ、甘い声が聞こえてくるよう。
    それをしっかりと思い出させてくれた。

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    2022年03月19日
  • 海のふた

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    【読み終わって感じたこと】
    よしもとばななさんの綴る言葉は、とっても優しくて温もりがある。生きることは素晴らしいことで、だけど苦しいこともある。それでも私たちはやっぱり、自分の大好きな人やものをめいっぱい愛することをやめられないんだと思う。それこそが人の本質であってほしいなと思った。

    【印象に残ったシーン】
    「人を傷つけて得たものって、きっと小さなしみみたいに人生につきまとうよ。(中略)誇り高い人生にはならないから。」
    とまりちゃんが、家のことで傷ついているはじめちゃんに伝えるシーン。私の胸に刺さる言葉だった。

    【好きなセリフ】
    「毎日のように会えることって、ものすごいことなのだ。お互いが

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    2022年03月02日
  • スウィート・ヒアアフター

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    今日は日が暖かくて、窓を開けて布団に潜ると気持ちよくて、起きてるのか寝てるのかわからない意識をふわふわとさせるのにちょうど良い一日だった。
    この作品もそういうちょうど良い気持ちよさがあった。
    水彩絵の具が淡く滲んでいくような雰囲気。
    希望とか絶望とかそんな極端なものはなく、何となく、がそこにあった。
    今日という日にぴったりで、今日という日のような作品だった。
    読めて良かった。

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    2022年03月01日
  • まぼろしハワイ

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    めんどくさいなーとか、やだなーってことを
    くり返していく日々がある、しあわせ。
    かみしめたい。

    ハワイに行ってみたい!
    パワーに包まれたい!

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    2022年02月11日