よしもとばななのレビュー一覧

  • ジュージュー

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    ジュージューというハンバーグステーキ屋さんの娘のお話。ただそれだけで親近感を感じて購入。こちらも家族のお話で悲しい過去もあるのだけど読んだ後とてもすっきりする物語。ばななさんの物語好きだ。

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    2016年03月28日
  • 人生の旅をゆく2

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    生きていると嬉しいことや悲しいこと、とにかく色んなことがあるけれど、日々の出来事の中にあるきらめきを大切にしよう。そして、自分の魂が汚れて(汚されて)しまわないように守っていこう、と思いました。

    よしもとばななさんの文章はやっぱりすごいですね。圧倒的な力がある(技巧的な意味ではなく)。
    風景の描写には色彩を感じるし、切ない、愛しい、苦しい、などの感情は、読んでいるこちらの胸まで締めつけるよう。
    良いエッセイ本でした。

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    2016年03月08日
  • 人生の旅をゆく2

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    ばななさんの考えと私の考えは違うところもあるけれど、ふと開いたページに私が言葉で表せなかったけどずっと感じてたことが書いてある。だからつい、読んでしまう。

    2016.3.8

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    2016年03月07日
  • Q人生って?

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    出産子育てで超!久し振りに読んだばななさん。
    さすがばななさん、染みる、染みる!
    特に、お姑さんとのおつきあいの件は目から鱗。
    そうだったのか!という気持ちと、なんとなくこれでいいのかな?と思っていたのでよかったのだという気持ちと。

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    2016年11月23日
  • High and dry (はつ恋)

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    素敵なかわいらしい1冊。心がほっこりして、なんだか気持ちが洗われたような感じ。西荻窪とかあのあたりが舞台なのかな??14歳のキラキラした感じが、良い感じで眩しい。最近は本を読めてなかったけど、やっぱり読書はよいね。人を作るよ。よしもとばななは初期の頃より最近の方が私は好きかな。

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    2016年02月25日
  • High and dry (はつ恋)

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    恋の本。思いっきりの。
    そして、色や形を意識する本だった。
    少なくともわたしにとっては。

    のびのび生きてほしい、大切なひとがいるとして、そのひとが誰かの心無いことばで傷つくくらいなら、
    もっと、あっけらかんとした空気のなかで育ってほしい。
    自分が、できれば近くにいて、目を見つめる役とか、ことばを受け止める役とか、そういう役を引き受けたい。
    大好きな年下の友達に読んでほしい、そんなかんじ。

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    2016年02月25日
  • ハゴロモ

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    ネタバレ

    大人のためのやわらかなおとぎばなし。

    ふわふわで口に含むとほろり、ととけてしまう甘さ控えめのケーキのようなおはなしでした。
    UAがBGMによく合います。

    新潮文庫の100冊と言うキャンペーンが、2006'9,25迄やってます。
    対象の本の帯にあるマークを2枚集めて送ると、Yonda?マスコット人形がもれなくプレゼントです。
    ※別の読書サイトから感想を移行中なので、その当時のオハナシ。

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    2025年05月28日
  • ジュージュー

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    よしもとばななさんの作品がようやく去年から、少しずつ自分の中にしみてきて、読み進めているところ。

    以前から愛読していて、親交もあるらしい小泉今日子さんが、以前テレビで、ばななさんの作品は死生観に共感できて、といった話をしていた。

    このお話もそうだけど、身近で亡くなった人、悲しみにくれる残された人、その人の残りの人生、そこが本当に丁寧に、やさしく、バランスよく描かれていて、読み終わった後、何か明確なものがあるわけではないけれど、大丈夫だと思える。

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    2016年02月03日
  • まぼろしハワイ

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    ハワイ行きたい、と思っていたら見つけた一冊。ハワイ云々以前にやはりよしもとばななの作品はどストライクだ…。本当に表現がきれい。主人公に感情移入する、というより主人公が見ている風景を自然と妄想してしまう。3つの短編のうち、やはり「まぼろしハワイ」が一番好きだったけど、「銀の月の下で」も面白かった。
    現実ではなかなか、人と話す時に人生観とか生と死とか踏み込めないし、自分の想いとか考えをその場で言葉にして議論することってすごく難しいんだけど、よしもとばななの作品の中ではわりと自然にそれが行われている、そこに憧れる部分もあるのかもしれない。家族でも恋人でも友人でもいいのだけど、そういう話をさらっとでき

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    2016年01月28日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    はい。その3コレをまっていました。
    台湾がどのように書かれているのかとても楽しみでした。台湾は懐ひろい緑あふれる美麗島として、雫石が再生(?)する聖地のように描かれておりとてもうれしくなりました。
    なんか最近の私は『よしもとばなな』をうけつけないモードだったのですが、、すごいねー、、やっぱりぐいぐい読んじゃって自然に『よしもとばなな』の世界にどっぷり。これが作家の力というものなのでしょうか?もともと『よしもとばなな』チャンネルはあったけど、読み進めるうちにぴったり周波数が合うように『よしもとばなな』の世界にどっぷりでした。
    人に傷つけられた心の傷は、人にしか治せないのねと思いました。読むタイミ

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    2016年01月18日
  • どんぐり姉妹

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    よしもとばななの世界でした。
    死。
    成長期の境遇がいかにその後の人生を左右するのか。
    目に見えない繋がり、直感、魂。
    人は動かない時と動く時を繰り返して生きている。
    心が落ち込んだ時、がむしゃらに動き回るタイプと
    引きこもって落ち着いて考えたいタイプとに別れることに非常に共感。
    短いお話にぎゅっと詰まっていました。

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    2015年12月30日
  • スウィート・ヒアアフター

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    小泉今日子さんがテレビで紹介されていて気になり読みました。
    彼女と周りの人の繋がりがとてもあたたかい。きっとその繋がりは彼女がつくったものでもあるし、彼が置いていった、遺品のようなものでもあるんだろうな。振り返って彼を思い出しても、何となく前に進んでいるような彼女。

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    2015年12月13日
  • まぼろしハワイ

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    ネタバレ

     大好きなハワイを舞台にした3つの短編集。
     目を閉じれば波の音、甘い風の匂いが漂ってきそうなほど、著者の選ぶ言葉たちに酔いしれた。
     表題作「まぼろしハワイ」は、大切な家族を亡くし残された娘と年の近い義母の二人旅。
     「姉さんと僕」は、両親の死と引き換えに生を受けた僕と、そんな彼に青春の全てを捧げて育てた姉の旅。
     「銀の月の下で」は、両親の離婚以来人との距離感がわからなくて、何か痞えたまま生きているような女性の旅。
     ハワイの空は、そんな彼らを、いやどんな人をも優しく包んで、生きることのうつくしさを教えてくれているようだ。
     大切な人を亡くしても、石鹸が小さくなっていくように過ぎていく生き

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    2016年05月24日
  • スウィート・ヒアアフター

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    人が死ぬってどういうことだろう。
    残されたものは、どうやって生きて行けばいいのだろう。
    失うものがあまりにも大きすぎて、ただぼんやりと、でも確実にゆっくりと歩んでいく小夜子。
    失っても消えない光のようなものを教えてくれる。
    ばななさんの言葉が、悲しみを優しく包み隠してくれる。

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    2015年11月23日
  • どんぐり姉妹

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    何が起きたかよりどう感じたかが中心のような、感覚的な小説なんだけど、その言葉のあてがい方が絶妙。

    起きることをそのまま受け止めること、波に抗わずちゃんと流されること、自分なりに心のけじめをつけていくことにより前にすすめることなどが表現されてて、安心できる。

    そして旅に出たくなる。

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    2015年11月15日
  • 彼女について

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    ネタバレ

    優しい。

    そうだったのかー、、いや、まんまと騙された。

    ばななの他の作品と、ちょっと雰囲気が違うかも。
    トラウマが観てみたくなりました。

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    2015年10月03日
  • スウィート・ヒアアフター

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    友達との待ち時間が長くなりそうだったので本屋で(再)購入。 ところどころ琴線に触れる言葉が散りばめられているところが著者の魅力なので、ストーリーはあまり気にせず読みます。 なので、再読だったけど新鮮な読後感でした。 「ハゴロモ」に似ていて、大好きだった人を失った主人公の心がズシンと胸に響いた。 みんな、悲しいほどにいろんなことを背負って生きているんだ、ということを優しい言葉で教えてくれる。

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    2015年08月30日
  • どんぐり姉妹

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    どん子とぐり子という姉妹が
    両親の突然の事故死の後
    親戚の家を転々とし
    最後に祖父を看取ったあとに
    ふたりで`どんぐり姉妹´というネームで
    相談サイトを開設する話。
    もう少し その相談のやり取りを
    読みたかったですが
    ばななさんのいつもながらの
    ゆったりとした優しい時間が流れる
    物語が心地よかったです。

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    2015年08月23日
  • もしもし下北沢

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    母親の暖かさや家族に心が暖まり涙が出そうになった。街で生活をしていくこと。忙しい生活だと忘れがちなことを思い出した。

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    2015年07月31日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    「相手が自分に何かしてくれたり、優しくしてくれるから愛するのであれば、もしいやなことをされたら私達はもう愛することができなくなってしまいます。」確かに!これが今の私の課題か…。ダライ・ラマ14世×ばななさん×タイトルに惹かれて読んだら「上書き」がここにも出て来てびっくり。今の私に必要なキーワードを発見した1冊でした。

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    2015年07月06日