よしもとばななのレビュー一覧

  • 花のベッドでひるねして

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    よくよく考えれば、かなり気持ち悪い部分も、
    ばなな節でさらっと流れていきました。
    ばななによる、ばななのための小説。
    それを読むばななファンの我々。
    水戸黄門を楽しむ人々の気持ちがわかるわ。

    それにしても、今回のタイトル、本当にステキだ。

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    2017年05月04日
  • 花のベッドでひるねして

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    久しぶりによしもとばななを読みました。
    安定の読みやすさ、すばらしさです!
    霊的な話が混じっていますが、決して怪しすぎずに、そして前向きなパワーで、とても好ましい内容でした。
    素敵な内容です!いい作品を生み出してくれて、ありがとうございます!

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    2017年05月02日
  • スウィート・ヒアアフター

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    生きることって簡単じゃない。
    生きることって当たり前じゃない。必然じゃない。

    この世に生まれることだけは、
    人間の唯一の偶然だと思ってる。

    簡単じゃない。当たり前じゃない。必然じゃない。

    忘れないように。

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    2017年05月02日
  • どんぐり姉妹

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    子供の頃に両親を亡くし、苦労したにもかかわらず、なんとなくほわんとした姉妹。タイプは違うけど、二人のバランスが好きです。
    よしもとばななの世界。

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    2017年04月29日
  • ジュージュー

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    友達にかつて勧められていて、花のベッドでひるねしてについての書評だかツイートだかで好きって書いてるのを見たら、なんだか無性に読みたくなって。今。

    あー、、今で良かったんだ。じんわり。
    家族のこと。
    満ち足りた気持ちでねむりに落ちる。

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    2017年04月23日
  • バナタイム

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    ばななさんのエッセイを読むと自分はいろんなものを見過ごして生きているんじゃないか、と思ってしまう。なんとなくモヤモヤ心にあるものを言葉にできるって素晴らしいことだな。

    2017.4.16

    一年ぶりの再読。その時その時で心に響く章が違う。今は最初の2章。

    2018.5

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    2018年05月07日
  • チエちゃんと私

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    チエちゃんとの関係は、側から見たら奇妙かもしれないけど、こんな風にお互いの存在を理解し合い、大切に思える人が側にいるのは羨ましい。周りに影響されず、自分の中の大切なもの、譲れないものをしっかり持っている主人公の人間性もよかった。

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    2016年12月14日
  • チエちゃんと私

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    久しぶりにばななさんを一冊読み切った。今回はあまりスピリチュアルな内容が含まれておらず、日常生活だったので読みやすかった。やっぱり文章からにじみ出る空気感が好き。その一言に尽きる。

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    2016年11月22日
  • ハゴロモ

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    東京で18歳から8年間愛人として暮らし、
    その終焉とともに故郷へ帰ってきたひとりの女性が、
    その川の多い土地でおくる生活を綴った小説。
    柔らかで優しい、再生への息吹きが感じられます。

    彼女がこれを書いたのが37,8歳のころと思われるのですが、
    今これを読んだぼくがそれくらいの年齢であることもあるのか、
    語られる考え方や思想めいたものにすごく共鳴するところがあった。
    そこのところを考えている、感じている、
    とぼくが内に宿しているものが表現されていた。

    そして、その表現されていてぼくと共鳴する部分は、
    きっとぼくも表現できる手合いのもので、
    レイテストのぼくの小説にもちょっと重なるところはあっ

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    2025年07月09日
  • 日々の考え

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    ネタバレ

    よしもとばななさん、面白い方ですね。
    デビュー作を読んで、「面白くない?よくわからない?」と思って、全く読んでいませんでしたが…。

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    2016年10月29日
  • 彼女について

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    ネタバレ

    久しぶりのばななさんタイム(笑)ばななさんの作る作品の世界観が本当に好き。共感したり、元気をもらえたり、考えさせられたり、本当に癒された。ほっこり♡






    「人間は、毎日いろいろな気持ちがあって、いらいらしたり、変な人間に見えたり、でもよく見ると大丈夫だったりしているものじゃないか。一貫性はそれほど求められてないような気がする。だからこそ、底のところでは一貫性が絶対必要だけれど。でもそれだって、意識してあるものじゃないだろう。強い人がいつも強いっていうこともないよ。」

    「昇一には深いところでわかっているんだ、彼も傷ついているんだ、と私は感じたわ。ほんとうに大丈夫な人なんて、いないのよ。

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    2016年12月07日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    ネタバレ

    王国シリーズのラスト。

    1~3までのヒロイン雫石の娘が新たなヒロインとなっている。

    よしもとばななの世界、ファンタスティックワールド。

    好き嫌いくっきりする作家だよな~とおもう。

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    2016年09月19日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    (16.09.11)

    三部作の最終巻。

    雫石の嫌な予感から始まる。

    同棲を控えた真一郎と一緒に、彼の親友だった高橋くんの庭を訪ねて伊豆に行った二人。高橋くんは園芸の腕が立つ車イスの少年だったが、すでに亡くなっていた。そしてその母は真一郎の初恋の相手だった…

    その後片岡さんと台湾に行った雫石。色んな縁を感じながら、片岡さんの温かさにも触れ、徐々に心も癒えていく。

    全体的に文学的で、読み終えてあまりスッキリもしない。でも温かみのある、シリーズだった。ばななさんの文章には脱帽を覚える。

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    2016年09月11日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    (18.08.22)

    よしもとばなな三部作。司書さんに薦められた一冊。

    主人公の雫石は、不思議な力をもった祖母と二人、山で暮らしながら茶を処方する。

    しかしそんな生活も長くは続かず、些細なことこら山のバランスが崩れ出した。さらに祖母は、愛人とギリシャで暮らし始める。

    山を降りた雫石は、東京で暮らし始める。

    目の見えない占い師の楓(男)とその恋人の片岡さん(男)。雫石と不倫関係にあった、植物をこよなく愛する優しい真一郎。

    ある日雫石の住んでるアパートが火事になったことから、周囲を含めた人々の生活が動き始める。

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    2016年09月05日
  • どんぐり姉妹

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    じんわり。
    口にするものだけでなく、私たちはいろんなものを食べているんだということが腑に落ちる。
    雰囲気や、考え方。
    環境をよくしたり、空気を停滞させないようにするって大切だな。

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    2016年09月02日
  • スナックちどり

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    つらいことを忘れるには、
    時間とおいしい食べ物と静かな景色があればよい。

    もちろん、まずは時間。
    すぐに忘れようと、助かろうは無理なので、
    その間は耐えるしかない。

    次に食事。
    食べ物に味が戻ってきたら、復活は近いのかも。
    最後に外出。
    どこかに行きたいという意欲が湧いて来たらもう大丈夫。

    その間に誰かひとりでも心の支えになってくれる人が
    いれば、いうことなし。
    そういうことを再確認させてくれる小説なのかな。

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    2016年08月14日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    王国1~4をまとめて。

    ばななさんらしいスピリチュアルな小説だった。
    でも、人間や環境についてのややお説教臭い雰囲気が
    鼻について、他の作品よりは好きになれないかも…と思っていたが、
    最終巻4巻のラストで、パパ2がノニに対して語る場面ですーっと氷が溶けるように
    それまで物語にまとわりついていたぎこちなさが消えていった。

    そして、あとがきのばななさんの言葉も素直に腑に落ちた。
    「彼らの奇妙なライフスタイルをまねる必要はない」とあったけれど、
    物語に登場する人たちは妖精の域に達しそうな超越ぶりなので、
    読んだ瞬間に無理でしょ、と思わず苦笑いしてしまった。

    そのあとに続く「ただ、自然とともに常

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    2016年08月05日
  • スウィート・ヒアアフター

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    かなり好きな一冊。

    生きるということ、死んでしまうということ、死んだあとのこと、しみじみと考え、感じさせられました。目に見えないものって大切だなあ。

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    2016年08月02日
  • スウィート・ヒアアフター

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    よしもとばななのスウィート・ヒアアフターを読みました。

    婚約者洋一とドライブ中に交通事故に遭って瀕死の重傷を負ってしまった小夜子。
    おなかに鉄の棒が刺さってしまった小夜子は死の淵をさまよいましたが、病院で意識を取り戻します。
    しかし、婚約者の洋一は事故で亡くなってしまっていたのです。

    小夜子は生死の間をさまよっていた間に霊の存在を見ることができるようになっていたのでした。
    亡くなってしまった人への思い、そして死者と生者の境がやさしく語られています。

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    2016年06月09日
  • もしもし下北沢

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    久しぶりによしもとばななを読んだけど、センスが絶妙に好きでよかった。
    仕事で疲れて頭が考えごとでいっぱいでも、寝る前に少し読むと驚くほど意識が小説世界に集中して助かった。
    お母さんの最初の強引さをたまったものじゃないと思いながら断りきれない感じ、
    お母さんと徐々に関係が良くなるけど、嫌だったことも忘れない感じ、
    最近仲良くなった男性と立て続けに一度ずつ寝てみる感じ、
    接しやすい男を「こいつはモテてきたな」と判じる感じ、
    どれもしっくり共感できる。

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    2016年04月02日