よしもとばななのレビュー一覧

  • なんくるない

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    沖縄を舞台にした小説集。

    表題作ではない1作が、
    「身バレしないように脚色を加えた私の話かな??」
    と思うくらい自分の過去とリンクしたので驚いた。

    私は沖縄に行ったことがない。
    けれど、私の母が鹿児島県の離島の出身で、もう30年以上も前にはなるがその島へ訪れたことがある。
    その時の海のきれいさ、日の光、空気感、
    もうずいぶん思い出してもいなかったものが読書中に幾度も思い出されたので、
    おそらくその島も沖縄にかなり近いのだろうなぁと思う。
    物理的にもだけど、海の温度とか空気とかそういうものが。

    いつかは沖縄に行ってみたいなぁ。

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    2024年08月19日
  • スナックちどり

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    吉本ばななさんが好きなので、読み終えていない作品を埋めていくように読んでいる。
    ばななさんの作品は、するすると入ってきて染みる。(読み慣れなのかもしれないが)
    話は変わるが、最近クロテッドクリームというワードによく出会う。
    これは食べるべきという啓示か。

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    2024年08月04日
  • ハゴロモ

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    ばななさんの作品は、なんとなくしんどいなあと思う時期に読むと更に共感できる。きっと、ばななさんもそんな経験したんだろうなあって感じられる文章があって、自分の心にある誰にも伝わらない繊細な感情を見事についてくる。「ハゴロモ」は失恋から再生していくお話であり、辛さや寂しさや虚無感から徐々に心に温かさを取り戻していく過程が描かれている。バスターミナルのお婆さんや、手袋の繋がりや、夢の話は、ばななさんらしく優しくて幻想的だなあと感じた。また再読したい。

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    2024年08月02日
  • スウィート・ヒアアフター

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    ネタバレ

    もしかしたら生と死の境目は思っているよりも曖昧なものなのかもしれない
    そんな感覚になってしまうほど
    見えないもの、この世ではない場所での体験が自然に、そして色鮮やかに描かれていたのが印象的だった

    恋人の死と自分自身も生死をさまよう経験を経て
    そんな自分が好きだと、今の自分の全てを肯定している強さが美しくて
    私のことまで肯定してくれているような、そんなあたたかさに体全体が包まれた

    「新しく始められる人生の準備をして力をためている感じも好き。ここがなくなったら、そのときの自分はなんとかする、その自分を信じられる感じも好き。」
    ↑楽観的なのに芯の強さを感じるこの文章がたまらなくすき

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    2024年07月27日
  • みずうみ

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    いいお話でした
    誰も死ななくて良かったし
    二人が別れなくて良かった
    何とも、ほんわかした雰囲気の中
    結構ハードな話もあり〜〜
    でもでも、良かったよ

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    2024年07月26日
  • イルカ

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    恋人との間に出来た赤ちゃんが産まれてくる話。赤ちゃんがつなぐ不思議だけどしっかりとした恋愛関係が心地よかった。人間に対する洞察力があって、よしもとばななの作品好きだなと思った。

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    2024年06月18日
  • なんくるない

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    なんど読んでるかわからないけど、この小説に出てくる人がみんな優しくて癒された。

    ばななさんは時々、日本のいまの現状をとても辛辣に語るときがある。
    ↓↓↓
    「台北には朝の五時までやっている巨大な書店ビルがあって、いつでも人でごったがえしていた。かふぇもあるし、ギャラリーもあるし、夕方まではちょっとしたショッピングセンターみたいなものも併設しているから、きっと働いている人はみんなうんと忙しいし、疲れ果てているはずだった。
    でも、若い女の子たちはきゃっきゃっと声を立てて笑いながら働いていた。休み時間はお茶をして、いろいろうわさばなしをして、身も心も小鳥みたいに軽く見えた。
    それはいっぱい、空気の中

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    2024年05月28日
  • まぼろしハワイ

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    知らない感情・人生を追体験
    描写があまりにも丁寧で綺麗で、勝手な想像が許されず、ただ流れる時間を追体験する不思議な面白さ。
    とてもいい時間だった。

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    2024年05月19日
  • みずうみ

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    わたしの亡き母への思いとちひろの思うことには重なるところがたくさんありわたしの思いも掬われる、救われるが、終盤畳み掛けて明らかになる中島くんのことが、どうしてもちひろより苦しくて、苦しかった

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    2024年05月12日
  • High and dry (はつ恋)

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    ザよしもとばななワールド全開。
    ばななさんの言葉には不思議な力があると思います。
    "絶対に不自然なことをしなければ、自然がすべてのタイミングを見つけてくれるんだよ"という言葉が印象に残っています。

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    2024年05月06日
  • 小さな幸せ46こ

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    よしもとばななさんの作品を初めて読みました。
    ほんわかあったまるエピソードが多く、とても読みやすさを感じました。人気な理由が分かります。見過ごしてしまいそうな日々の幸せを私も見逃さないように大切に生きていきたいと思います。

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    2024年04月30日
  • 鳥たち

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    トーンはずっと暗いのに、読み終わるころには心がふわっと晴れて生きる勇気を貰える物語だった。
    アメリカのセドナの雰囲気や描写は、行ったことのないその場所に居るような感覚になった。

    少し前から、よしもとばななさんの小説の世界に没入するのに時間がかかるようになった。
    昔は瞑想しているような気持ちで読んでいたから、今の自分の頭や心がクリアでなくなってきたからかもと思う。
    それでもやっぱり、途中から読まずにはいられなくなり、フレッシュだった自分の気持ちを思い出せるくらい心に効く小説だった。

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    2024年04月18日
  • スナックちどり

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    いまの自分の生活が、まるで借金を抱えている人みたいに、今だけは借金のことを忘れていようってむりに見ないようにして楽しいと思うような、そんな日々の積み重ねに思えてきた。
    じゅわぁ~っと心があたたまりつつ重くなる、きれいごととごまかしで生きてても人を幸せにできないな、そんな感想を持った。すごく好きな小説!1年に1回は読みたいステキな本!だけど、4月はいろいろ鬱な月だからいろんなことを痛感させられて今のままではだめだ、と思う。自分に自信のある生活をコツコツ地味に地道に積み重ねていきたい。

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    2024年04月11日
  • Q人生って?

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    ネタバレ

    Q&A形式。初めて読むタイプの本。
    自分と全く違う考え方で面白い。

    【感じたこと】
    わたしも、たとえ仲の良い友達でも傷ついた時には直接言えるような素直な人間になりたい。

    「まず自分の足で立ってはじめて深い恋愛ができるのだ」→寂しさや1人でいたくないと言うマイナスな感情を補うための恋愛は、よしもとばななさんの言うほんとうの恋愛ではないみたい。自立って大事なんだなあ

    「自分の能力を他に還元する、と言う人類の本質的な欲望が、働くということ」→今の私に刺さった。将来の職業を決める時に自分が持っている能力から考えていけばいいのだとハッと気づいた。そのために学生のうちに自分の能力に磨きをかけ

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    2024年04月06日
  • なんくるない

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    沖縄の自然とあたたかい優しさを感じた。夕暮れ近くなるとなんとも言えない海辺の癒しの雰囲気。
    人懐っこい島人や観光客^ ^。サービス精神満載のタクシー運ちゃん。
    よしもとばななさんの沖縄愛を感じた本。
    孤独で不安で寂しい…孤独じゃ無いよー深く思い詰めるな大丈夫なんくるないさー(なんとかなるさ)

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    2024年04月01日
  • みずうみ

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    ちひろの、中島くんの抱える過去の悲しい出来事との向き合い方や考え方、接し方や発言に至るまでほんとうにすばらしかった.....。いちど経験しなければ絶対にわかり得ないことをわかったように会話を合わせたり同情したりするのって最低だよな、でも無意識に自分はそれをやっちゃってる気がするな...
    人を想うってこととか世界の捉え方から個々に与えられた尊厳とか、勉強になる小説だった。
    矛盾したところがない登場人物たちの真っすぐさに感銘を受ける。3年前に読んでたけどその時はどんな感想を持ったんだろうか...。

    p154のすきな文
    「ほんとうに人を好きになるということが、今、はじまろうとしていた。重く、面倒く

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    2024年03月27日
  • ハゴロモ

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    Xで、失恋した方が『この本の言葉はどれも今の私に刺さる』とポストされていたので気になって手に取った本です。かく言う私も失恋したばかりで、自分の存在意義や後悔に押しつぶされそうになっていたけれど、なんとなくこの本を読んでホッとしたような気がしました。これからは自分を生きよう、川の流れのように、少しずつ回復して前を向いていこう。

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    2024年03月24日
  • 小さな幸せ46こ

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    タイトル通り”小さな幸せ”をよしもとばななさんの言葉で伝えてくれて、こちらも幸せな気持ちにさせてくれて心が温かくなる1冊。

    置かれている状況は全く異なるけれど、好きなことや幸せに感じることを自分で言語化できたらもっと生きやすくなるなと思った。
    無邪気にプラスに感じることのできる数を増やしていきたい。世知辛く時間のスピードが早く感じる現代だからこそ立ち止まって自分のすきを再確認させてくれるような本だった。

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    2024年03月23日
  • もしもし下北沢

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    読み終わった後、とてもやさしい気持ちになりました。
    人生って日常と非日常は表裏一体で、明日は何が起こるのか全くわからないし、明日、自分が全く違う考えを持つようになっているのかもしれない。それでも、恐れることなく、ただ、淡々と生き続けることしかできない。けれど、その中に人と触れ合うことでしか得られない嬉しさや喜びがある。そんなことを再認識させてくれるお話。

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    2024年03月17日
  • ジュージュー

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    どうしようもなくしんどいし、物語の主軸に”死”がある。なのになぜこんなにキラキラしていて、見える世界はシンプルで、浄化された気持ちになれるのだろう。

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    2024年03月10日