よしもとばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よしもとばななさんの小説が すきですきで
もう小説は全部読んだのだけれど
エッセイは 今まで 読まずに 通ってきた。
エッセイを読んでしまうと 小説に対する偏見ができそうで
物語が現実的になりそうでこわかった。
でも
あまりに新刊が読みたくて、
読みたいのに、新刊は全部読んでしまってて、
よしもとばななさんの 文章を欲するあまり
エッセイを読んでみようと思った。
よしもとばななさんのエッセイは、夢物語ではない日常を
夢物語と同じ言葉で、ニュアンスで、ユーモアで、書いてあった。
日常を こんなふうに 文章にきりとれるんだ。
やっぱり あたしが言葉にできないことを
100%ぴったり -
Posted by ブクログ
この本の、というかよしもとばななの本の好きなところは、日常をとても大切にしているところだ。人は、自分の人生を形作るのは非日常的な経験(進学、就職、結婚、出産やその他スペクタクルな経験)と感じている節が誰しもあると思う。たとえば、就活でΓ自分の人生を変えた経験」とかを話さなければならないとき、自分の人生の特殊経験を振り返る。そして、自分の人生の平凡さを嘆く。私もそういうところがある。でも、そのような非日常的なイベントは人生のほんの一部であり、それよりも毎日食べるもの、出会う人、話す言葉、見た景色の方が時間配分として長いわけで、人生の本質はそこにあると、感じさせられる。特に印象深いのは、自分の人生
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Posted by ブクログ
さくらももこと交流のあるよしもとばななの旅行記って、正直あまり期待してなかった。さくらももこの、至れり尽くせりなダラダラとした旅行記にうんざりしてたから、同じような感じなのかなぁ、、、って。でもよしもとばなな氏は全然違う!!自分の五感をフルに使って、自分の目の前に起きるすべての事を味わってる。そして「旅行」のみならず、「日常」も人生の旅と称して、すべての事を自分の糧にしてる。
彼女の作品は、何だか生きることが楽なことに思わされてくれる。肩の力が抜けるんだ。
物議を醸した居酒屋事件も、私は彼女に同感だけどなぁ。ちょっと行き過ぎた表現はあったかもしれないけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ近頃疑問に思っていたことを、同じように疑問に思い、的確だったり柔らかな言葉で書き出されているのを見て、なんとはなしにほっとした。
旅はそのときは最悪だと思っても、後々だからこそ印象深くなるということはよくある。
人生が旅であるなら、生きることにも同じ事が言えるのかもしれない。
東京には豊かになれるスポットがない、あってもお金がかかるが、京都はたとえば鴨川がある、というのはとても納得した。
いろんな人がいろんな時間に、ただそこにいるだけで豊かになれる。そんな場所が都会には少ない。公園でもお金がかかったり人が多すぎたり狭すぎたり、人工的過ぎたりする。
お金や時間がなくても、そのときそこにしかな -
Posted by ブクログ
王国、念願の続編です
雫石と楓、片岡にこどもができてます。片岡ノニ。
石の魔法が使える子。そのノニの目線で物語りは進んでいきます
ノニから語られる雫石はほんとうにどうしようもない母親で植物馬鹿でがさつで、やっぱりでもママってすごいみたいな感じ。だから最初戸惑いました。シリーズ通して雫石の成長を見ていたわたしとしてはそれが雫石ではないようで。むしろノニが雫石のようで。
真一郎くんのことも、真一郎と別れるきっかけになったあの女性のことも、雫石から語る感じでは美しい感じなのに、実際はやっぱ腹黒いこと考えてたんだなーって
ノニが旅先で出会う猫の女王の家来であったキノ。
キノに出会ったことで -
Posted by ブクログ
最近のよしもとばななの本、途中で読むのをやめてしまってた。
なんだか、いつも同じ話の感じがしたり、
スピリチュアルとか宗教とか、なじみでないものに入って行けなくて。
でもこの『王国』、まさにスピリチュアルなものが出てくるしいつもの調子なのだけど、要所要所はっとさせられる記述や展開があって、登場人物たちもなんだか愛すべき人たちで、すごく沁みた。
よしもとばななの小説は、現実的ではないようなきれいな台詞が並ぶので、少女マンガだとかリアルじゃないと思う人はいるかもしれないけど、それはちょっと違う。
多分彼女の小説は、伝えたい事や言いたい事を物語にのせて書いているので、それがリアルだとかそうじゃ