よしもとばななのレビュー一覧

  • アルゼンチンババア

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    「懐かしさって全て変わってしまって初めて感じるものなのかもしれない」
    主人公がずっと優しい。奥さんを亡くし変わり果てたお父さんの生き方を理解できる。見た目の抵抗感で否定しない、場に慣れていく主人公。初めに否定していては気づけなかった場所が教えてくれる意味。
    私もこれだけクールに生きたいなあ。ビルはちょっと私は不快感があって行きたいとは思えないけど、物も人も出会うべくして出会ってるんだと改めておもいました。また読む

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    2026年01月23日
  • デッドエンドの思い出

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    表題作と、あったかくなんかない、が良かった。ひんやりした悲しい気持ちにも、なんとなく暖かい気持ちにもなる不思議な感覚。
    すごく印象に残るとか、衝撃を受けるといった感じではないけれど、きっといつかまた読み返したくなる、そんな魅力のある作品だった。

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    2026年01月21日
  • ハゴロモ

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    ずっと一緒にいた恋人と別れてから、すっかり自分の生き方がわからなくなってしまった主人公が、地元の町に戻って、忘れていた大切なことを少しずつ取り戻していく物語。

    るみちゃんの真っ直ぐな心がかっこいい。最後の、この町にいてほしいんだもんと主人公に素直に伝えたところでは思わず微笑んでしまった。もしかしたら姉妹になるかもしれなかった2人の縁は、何年離れていたとしてもずっと深いところで繋がっていたんだな。

    サッポロラーメンが食べたくなった。

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    2026年01月18日
  • すばらしい日々

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    ネタバレ

    <忘備録・ネタバレあり>

    老いや死に向かう流れの中の、発見や癒しをつづったエッセイ。日常の中に潜む愛情、優しさ、光、幸せ、じんとくる切なさ、愛おしさ、苦みさえも、宝物。
    身近な人の死に向き合うのは辛いはずなのに、そのひとつひとつに対してここまで心情を深掘りし言語化できるものかと、その感性と覚悟に圧倒される。

    父の血まみれの手帳の話はとても悲しくいとおしく胸が締め付けられた。
    Oちゃんのご両親が作ったカップの話も切なくてあたたかい。それぞれのエピソードから、周りには心が豊かな人であふれてることが伝わる。

    ▼印象的なフレーズ
    ・母に腫瘍が見つかったため「テニスレッスンやめようか?」ときいたと

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    2026年01月15日
  • すぐそこのたからもの

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    ネタバレ

    <忘備録・ネタバレあり>

    小さな息子との、かけがえのない日常をつづったエッセイ。
    チビちゃんの綺麗なことばや真っ白な心で見る感性に心うたれたり、この世の真理をついたような言葉にハッとさせられたり、チビちゃんの名言の数々に終始ニコニコ顔で読み進めた。

    特にチビちゃんのホテルのくだりは最高に可愛らしい。(すばらしいおトイレ。一緒に寝る人に夫を選ぶと、きっぱりチビちゃんがおすすめだという。いっしょに寝るとかわいいらしい)

    わがまま言った後に「シッターをやめないでください!」なんていうのも可笑しくて笑っちゃうけど、子供ながらにスピード感あふれるリスク回避(反省からの素直に懇願)が素晴らしい。

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    2026年01月16日
  • なんくるない

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    沖縄のあたたかさに触れた感じがした。
    「全てはみんな私しだい」「自分本位ではない時間の過ごし方」「人は来るよ。来ないのは気持ちがもうないときだよ。」というところが心に残った。
    よしもとばななさんの、読んでいる人を幸せにしたいという気持ちが伝わってきて、心地よい読後感だった。

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    2026年01月08日
  • スナックちどり

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    よしもとばななを読んでるときの、この心の滑らかさってなんだろう。
    静かに静かに温かい感じ。

    わたしは両親同士が不仲なせいでいとことは疎遠だけど、血のつながりっていいなと感じる。

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    2025年12月26日
  • なんくるない

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    沖縄の風を感じた。

    なぜかこの本を読んでいる時、旅行で行った沖縄の風な香りを感じた。

    なんくるない。

    なぜか心がギュッとした。

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    2025年12月16日
  • サウスポイント

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    吉本ばなな作品はもういいやと思ってたのに発見してしまい、読みました。
    主人公がいつも過酷な人生の試練に晒されるんだけど、苦しみ悲しみつつも割と淡々としていて、そういう主人公を熱烈に愛する誰かとスピリチュアルに導く誰かが出てきて…という点においては、いつものやつね!って感じだった。
    でもハワイの空気感、ウクレレの存在などが不思議に心を癒すんですよね。ハワイ行ったことないから知らんけど(笑)
    大きな感動とかは無かったけど、手元に置いて、折に触れまた読み返すのだろうという予感はあります。
    そしてこれ、『ハチ公の最後の恋人』の続編らしいので、ハチ公〜もこれから読んでみようと思います。

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    2025年11月30日
  • デッドエンドの思い出

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    この装丁を見たとき、絶対秋に読もうって誓った今。
    紅葉が見頃の季節に読み終えました。

    どの短編も別れや死別などつらいラブストーリーが多くて、だけど手を差し伸べてくれる人がひとりでもいたらじんわりと温かい日常を取り戻してくれるんだっていうことに気づける。

    のび太とドラえもんのような関係って、親友のような家族のような安心する関係なんだよね。
    そんな関係性が一番目指すべきところ。とてもよく分かる。

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    2025年11月25日
  • アルゼンチンババア

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    短いのだけど最初に引き込まれたのが、お母さんが亡くなった時のシーン。お母さんの体から魂がいなくなったときに、ああ、お母さんはこれに乗って旅をしていたんだ、と思う描写がとてもいんしょうにのこりました。その文章を読んだだけで、なんだか自分も自分の体を車をメンテナンスするように大切に扱うようになった気すらします。自分も家の中を片付けられなくて、だけど何が幸せかっていうところの軸をちゃんと生きたいと思った。ここに出てくるお父さんはかっこいい。

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    2025年11月23日
  • 彼女について

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    あり得ないくらい重い状況の中にふわふわのたんぽぽの綿毛が彷徨っているイメージな本だった。日常を大切にしたいなって思える物語だったなあ

    ちょっとスピリチュアル要素強くて個人的にはアムリタの方が好みだけど、またこれも読み直してみたい。

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    2025年11月22日
  • どんぐり姉妹

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    どんぐり姉妹の姉・どん子が、恋愛の初めの頃がだいすきで、その時期だけの甘く刹那な記憶をたくさん持って棺桶に入るんだ、というようなことを言っていたのがとっても印象的で、そんな楽しみ方もあるんだなあと少し羨ましく思った。いろいろなひとと恋愛が出来たなら、じぶんはどんな顔をしてどう変わっていくんだろう…

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    2025年11月07日
  • バナタイム

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    とっても読みやすかったし、最近のわたしはばななさんの本しか手に取らなくなっているから「これだこれだ」とからだが喜んでいるのがわかった

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    2025年11月07日
  • デッドエンドの思い出

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    ネタバレ

    初めてよしもとばななさん読んだ!好きな作家の1人になりそう。

    なんやろ、ばななさんの文章は心にぐっとくるなあ。

    読んでいて感性が養われた気がする。

    「幽霊の家」の2人の関係性が、お互い自立していていいなと思った。女の子の男の子への心情の変化が繊細に書かれててキュン×2一気によしもとさんの世界に引き込まれた。

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    2025年11月03日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    ネタバレ

    その3です。雫石ちゃん(主人公)の人生をたどることで、私の方が雫石ちゃんより年上ではあるのだが、「人生こういうときはこうやって生きたらいいよ」ということを見せられている感じ。と私は思いました。人生だ。
    「アルジャーノンに花束を」について言及があるのですが私はまだ未読なので、読んでみたいと思った。また読みたい本が増える!

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    2025年10月30日
  • デッドエンドの思い出

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    「なんでこんな辛いものをお金を出して読んでるんだ!」と思うでしょ?というあとがき。

    うーん。たしかに笑

    この秋に読めたのはよかった。ちょっと悲しいときに悲しさに浸っていいんだよ、と言われてるようで。

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    2025年10月13日
  • 花のベッドでひるねして

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    あるがまま、足るを知る、「足るを知る」ことを知っていく、みたいな悟った穏やかさを感じる、あったかい本に感じた。

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    2025年09月26日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    ずっと積ん読だった本。
    この本のよしもとばななさんの文章は、めっちゃスッと入ってきた(前回「キッチン」の時はスッと入ってこなくて苦労した。)
    小難しい表現を使っていないのに、気持ちの細部を端的に言い表してくれているというか。
    これが文章力というものか?と妙に感心しながら読んでしまった。
    ただ、これ、続編があるらしく…また時間ができたら続きを読んでいきたいと思う。

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    2025年09月25日
  • 海のふた

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    むかし読んだのを再読。小説世界の美しさは変わらず、すごいと思った。登場人物やそれに関する描写には、何故だかすこし息苦しさを覚えた。自分自身が大人になったのがわかって感慨深かった。若かった頃に好きだった本を読むのも良いと思った。

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    2025年09月18日