よしもとばななのレビュー一覧

  • サーカスナイト

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    主人公のさやかは周りの人に支えてもらいながら生きているように見えて周りの人をしっかり支えてあげられる女性。登場人物がみな軸がぶれない。憧れの人ばかりで埋め尽くされた素敵な物語でした。悲しいけど幸せ。登山という趣味にもすごく憧れる。
    ※生きている限りはちゃんと生きる

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    2025年04月18日
  • ハゴロモ

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    ネタバレ


    恋愛するということ
    誰かとともに生きるということは
    ひとりではないということ

    誰かの人生が自分の一部となり
    自分の人生は誰かの一部となる

    しかし、その誰かと離れたとき
    私はひとりであること
    もともとひとりであったことを
    思い出す

    愛人と離れた主人公が
    自分自身の人生を生きはじめる

    そこには彼女が生まれ育った土地
    家族、街の人々、友情、
    彼女自身に関わる人間関係があった

    愛人とともにあった生活を失い
    ぽっかりと空虚で透明になっていた彼女が
    自身の過去や周りの人々と向き合う中で
    様々な記憶や感情を取り戻し
    色鮮やかになっていくように感じられた

    それは″生きる″ということを
    思い出して

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    2025年04月17日
  • すばらしい日々

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    約150頁のエッセイ。2時間とかからず読めてしまった。ところどころ生命力を感じる写真のページがあるのがまたよかった。

    震災や、両親や飼い犬、友人を亡くした経験を経てのエッセイとあって、著者にとって辛い時期であったことはたしかだけど、そんななかにもすばらしい瞬間はあるという意味が込められたタイトル。

    表紙カバーの写真は、なんとなく楽譜みたいなイメージでぼんやり認識していたけど、エッセイを読んだらまったく違うものと気づいてはっとした。

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    2025年04月15日
  • ひとかげ

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    最後の一文が、好き。
    暗さを抱えた2人の、少し寂しくて頼りないかもしれないけど、ほんのりと温かなこれからを願って。

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    2025年04月10日
  • ハゴロモ

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    誰しも心にぽっかり穴が空いてしまうことがあって、そこを優しく温かく埋めてくれるようなお話しでした。ちょうど穴が空いていたので空虚な気持ちで過ごしている人の心にちょうどハマるかもしれない。

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    2025年04月09日
  • 海のふた

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    よしもとばななさんの作品は4冊目くらいだけど、気負わず読めるのがいい。あまりカロリーを消費しないから疲れてるときとか頭が回らないかもみたいなときでも読める。
    この作品は挿絵で版画がちょこちょこ入っていてそれがまたいい風合いで良い。悲しいことやどうにもならないことはあるけど、いつまでも悲観してないで、受け止めて、前を向いていくことがテーマかな。自然に触れたくなった。

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    2025年04月02日
  • スウィート・ヒアアフター

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    「この世はなんて美しい、激しく緑が伸びる夏もあれば、すぐにあんなに寒く美しい別世界のような季節がまためぐってきて、あの椿の赤や落ち葉の黄色を眺めることができる。人間はいつでも巨大な劇場にいるみたいなものだと思う。心の中のきれいなエネルギーを世界に返すことが観劇のチケット代だ。」

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    2025年03月26日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    慎一郎とのお別れには胸が締め付けられた。この3話はお別れのお話だった。失恋したら心に響きそう。私は、まだそんなに人生を経験してないので、キュッとなるぐらいだった。でも本当に涙目になる作品だった。真一郎との恋が淡い

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    2025年03月25日
  • チエちゃんと私

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    チエちゃんの強さ、真っ直ぐさには見習うべきところがあるな、とおもった。小説の中では、何の生涯もないと書かれていたが、私は普段関わっている自閉症の子が思い浮かんだ。それぞれの特性をしっかり分かってくれて、愛してくれる それは他人でも身内でも存在自体がありがたいこと きっと、チエちゃんは心から感謝してると思った

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    2025年03月18日
  • サーカスナイト

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    人との関わりほど深く絡み合ってめんどくさいものはない、でもだからこそ生まれる愛も信頼も幸せもある…
    自分も周りの人を大切にしようと思える物語でした。
    ちなみに、気に入った文は

    「たとえまた会えるとわかっていても、小さな別れでも、別れは切ないものだ。」

    今の自分に共感してくれる言葉で、気持ちが楽になりました。

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    2025年03月15日
  • スウィート・ヒアアフター

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    なんだろうな、この気持ちの感触は。
    じわじわとポジティブになると言うのか、この世界も悪くないと思ってしまうような。

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    2025年03月02日
  • ハゴロモ

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    全体的に私にはまだ難しかったところも多い。けど、心に残ったフレーズをメモに。。



    「自分が大丈夫じゃないのかもしれないな」と薄ぼんやり思えた時、実家に帰りたくなる。
    さほど折り合いも良くない人が住む代わり映えのしない町に帰りたくなる。
    /
    多少恥ずかしくても、思い出が迫ってきて苦しくても、後悔したくない。後で思い出せば絶対に大切なんだ、と思えるから。
    /
    里帰りは人が死んだ時と同じ感じがするから、切なくて胸が苦しく、世界が奇妙に美しく見える。
    /
    人と人の間に言葉は無い。ただ全体の感じがあるだけ。その全体の感じをやり取りしてるだけ。
    /
    もしみんなが等しく鳩を愛するだけの世界だとしたら、

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    2025年02月25日
  • サウスポイント

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    家族の風景。
    みんな悲しみを抱えても、たとえ立ち止まっていても、いつかは前に進んでいく。そんな命を見守る大地が、あの世とこの世の結び目のハワイなんだな。
    最近のスピリチュアルな筆者の傾向は、あまり登場しない。いわば、よしもとばななの映像美の前半期とスピリチュアルな後半期の結び目みたいな作品だった。

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    2025年02月24日
  • 花のベッドでひるねして

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    『花のベッドでひるねして』というタイトルと可愛らしい装丁からは想像できない薄気味悪い空気が漂うなか、ぶれない明るさを保ち続ける家族。自分のなかにある大切なもの、純粋な部分を守り続けることで成り立つ世界観なんだろうなと。初めて読んだよしもとばななさんの作品。不穏な部分もあるが読みやすく、読後はすっきり心が浄化された気分。

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    2025年02月22日
  • どんぐり姉妹

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    文章がきれいでとても読みやすかった。今生きてるこの日常を大事にしていかなきゃなって思える作品でした。

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    2025年02月10日
  • ジュージュー

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    よしもとばななさんの小説は死がいつもある。
    ただ、その死を暗いものではなく、死を思って生きている感じがする。
    あと、よしもとばななさんの小説で好きなのは空気!!こちらで、想像するしかない部分だけど、とてつもなく自然で、とてつもなく優しい空気を纏ってる。あ、大丈夫!って包まれてる感じがする。
    もちろん押し付けがましくない。

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    2025年02月06日
  • サーカスナイト

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    たぶん学生の時に読んだことあるな、と途中から気付きながら再読。
    よしもとばななさんの本に対して好きなものが詰まった作品でした。現実世界をベースに少し私の身の回りでは起きないような設定で物語が進んでいく感じ。
    病気を理由に友人と結婚し、子供を授かり、友人が亡くなった今も義実家で過ごす。義父母も受け入れ温かい家族の形がある。一方で忘れられない過去がある元恋人との再会。そして娘と3人でバリを訪問。
    一貫して登場人物が皆、凛として自然に身を置き、人間と運命強さをあっけらかんと捉えている。
    そんな世界に魅力され、私自身もそうでありたいと強く思わされる。
    強く逞しく、優しく、愛を持って。
    大事な人が遠く羽

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    2025年02月02日
  • Q人生って?

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    これから先も何度もこの本に救われるんだろうなあ。
    生きるのが楽になる本。
    人生っていいなって思える本。

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    2025年01月19日
  • ハゴロモ

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    ネタバレ

    最後、みつるくんじゃなくて、るみちゃんとの時間で物語が終わるのがよかった。

    私のひいおばあちゃんも人を惹きつける不思議な力がある人物だったらしく、よく街のいろんな人が相談に来ていたと父が話していたのを思い出した。私が生まれたときにはもう亡くなっていたけれど、いつか夢の世界で逢えるといいな。

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    2025年01月17日
  • イルカ

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    ばなな先生は
    あいまいで直感的な人々を描くのが本当にうまい。

    登場するシーンも構成も
    頭で考えて到達できる域ではないと感じる。
    天才の類。

    いつもやわらかな文章を読んで浄化され、
    かちこちに固まったあらゆる悩み事が本当にどーでもよくなる。

    ただ、妊娠発覚からの描写が
    期待と希望に満ち溢れ、
    感受性乏しい自分とのギャップを感じてしまい
    そこからはなんとなく興醒めした。
    妬みなのかもしれない。

    総じて、固執から解き放たれ
    あらゆる人を赦し、繋がりたくなる本。
    読んでよかった。こころがふにふにになった。
    リセットされました。

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    2025年01月16日