よしもとばななのレビュー一覧

  • すばらしい日々

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    「生きててくれるだけで、いいものなんだよね~」ー心のおばあちゃん
    ただ遊ぶ
    逃げても逃げなくてもどっちがいいということもない。それぞれの人生がつくいていくだけ。
    すこやかさの種をまく。ーすこやかに
    もの自体になんの意味もない。そのものを使う人の輝きが宿る。
    いつのまにかそうなって自然にそこにある。-びわ
    「家族に困ったことがあったからって、楽しいことをやめるという考えはあまりよくない。」吉本隆明 -テニスの教え

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    2022年05月18日
  • 海のふた

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    まりちゃんは活気あったころの子供の頃の土肥の町を追い求めていた。夏の町は観光客でごった返し、海の中には鮮やかな世界が広がっていた。しかし、その色鮮やかな世界は時代の流れとともに失われてしまった。土肥の町はしなびてしまい、海の生き物は死に絶え、色彩を失ってしまった。

    そんな色を失いつつある土肥で、まりちゃんは色彩を取り戻そうと町のみんなの心のよりどころになるかき氷屋さんを始めた。子供や老人が集まって、かき氷を食べながらひと夏の思い出を紡ぐような景色を提供するために。

    きっと伊豆半島をめぐってみれば、その町の景色を守ったり、新たな景色を彩ったりしている町の事業者がたくさんいるんだと思う。

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    2022年05月15日
  • ひとかげ

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    とかげなりに向ける主人公への愛には不純物がなく、とても素朴で優しさに溢れているなと感じた。少年少女の純愛も、傷も背負って生きるそっくりな二人の未来でも、ふたりの愛の核が変わりませんように。

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    2022年04月25日
  • アルゼンチンババア

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    章ごとのイルカが可愛かった。

    アルゼンチンビルすごい空間だな。そして、ユリさんも。自分らしく生きてて、言葉にできる人に人間が惹きつけられるのも分かる。そして、そういう人ほど関わらない人から見たら少し浮いた変な人なんだろうなぁ

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    2022年04月18日
  • 人生の旅をゆく2

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    「下北沢について」に続いて2冊目に読んだよしもとばななさんのエッセイ(小説のほうは過去数冊読んでいる)。
    この本はシリーズの2巻目だが、短編エッセイ集なので各巻を順番に読む必要はなさそう。

    「下北沢について」よりも全体的に少し重めで、命に関するテーマ、とりわけ東日本大震災やご両親のことに関連する短編エッセイが並んでいた。
    テーマが重いといっても読んでいて気持ちが落ち込んで仕方ないというものではなく、また短いのでサクサク読めた。

    普通の人であれば見逃してしまったり言葉にできなかったりするであろう出来事や思いをきちんとすくいあげて、深いところまで丁寧に言葉で紡いだようなエッセイで、だからこそ短

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    2022年03月30日
  • ハゴロモ

    購入済み

    愛人は卒業。焦らない今後。

    別の女性との間に割り込んで
    それでも大した身分でもなくて
    きっぱりと捨てられて、
    神様が水を振りまいたような川のある
    川からくる気のようなものに
    包まれて、いろいろ
    不思議な観応があったり、
    変わった経験、変わった趣味の人が
    割と集まっている、
    そんなところに戻ってきた。
    ありそうな、いや、あってほしいような
    不思議な結びつき。
    自然と縁がつながる、
    再生の過程。
    病気の姑候補さんも回復しそう。
    愛人だったころに身につけた
    テクニックも、
    はっきりとは書かれてないけど
    あるかもしれないが、
    愛人だったくせに
    (甘いということは傍迷惑でもあるな)
    何とも

    #エモい #癒やされる #ほのぼの

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    2022年03月30日
  • 海のふた

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    故郷のさびれた海辺の街でかき氷屋を営む主人公まりはこの夏だけその母の親友の娘であるはじめちゃんの面倒を見るようになる。まりははじめちゃんの面倒を見るうちに彼女の心の美しさに惹かれて次第に心を通わせていく。

    まずよしもとばななの圧倒的表現力に脱帽した。作家として面白いプロットを書けるのは1つの才能だが本作のように淡々としたシンプルなストーリーを優しく心地よいテンポで描けるのも作家としてたぐいまれな才能だと実感した。彼女の他の著書も読んでみたいと思った。

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    2022年03月20日
  • チエちゃんと私

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    好き
    カオリちゃんと自分の重なる部分があって、好きでした。周りではなく、自分の中の何かを大切に生きれること、生きれる環境が描かれてて理想の世界でした。吉本ばななさんの小説初めてだったのですが、もっと読んでみたい!

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    2022年03月19日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    楓や片岡さん、おばあちゃんたちの
    じゅんすいな正しさがすきだ。
    大切な人を見守って、
    黒くない魔法を使いたい。

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    2022年02月13日
  • サウスポイント

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    そのときにそうだと思うことをしていけば、
    ちゃんとつながっていくのだと思う。
    日常の中のしあわせを見逃さずに、
    味わって生活していきたい。

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    2022年01月30日
  • 海のふた

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    大好きです。
    身近な色々なものを大切にしたくなるそんなお話でした。

    海も山もある寂れた観光地の人間としては、淋しさも嬉しさも共感できることばかりでした。

    「この町に来た観光客が、言い知れない懐かしさや温かさを感じて、そして「また来よう」とここを大切に思う気持ちを、住んでいる人たちの糧になるような輝きを、置いていってくれるようになりますように。」

    この言葉を胸に日々暮らしていきたいです。

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    2022年01月28日
  • すばらしい日々

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    日々の小さな幸せなカケラにいっぱい気づかせてくれるエッセイ。
    ばななさんの家族や親しい人たちとのこと。嬉しかったこと。悲しかったこと。
    しんみりと優しい気持ちなりました。

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    2022年01月06日
  • すばらしい日々

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    散りばめられているキラキラした事
    ふと読むとじわっと涙が出てしまう。
    言葉にあまりにも合いすぎたすばらしい愛に溢れた写真とともに

    後から思うとあれは幸せだったんだとか、なんだか人生のすばらしい時間や思い出がばななさんの言葉で溢れていて
    まだそこまで人生を過ごしていないけど、こんな風に思ったり、ここに書かれている人達みたいに過ごしたいなと思う

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    2021年10月21日
  • 彼女について

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    一見救いのない暗いファンタジーのように見えて、とてもリアルに現実にあることを描いている世界だな、と思った。本全体が光と綺麗な空気を纏って、たしかにそこに命が息づいているような。由美子と一緒に浄化を追体験しているような、そんな旅だった。
    昇一もおばさまもとても素敵で、悲しいけれどとても癒された。

    私、よく知りもしないのに、あなたのこととっても愛してるみたいに思う。
    最後のページのどれもこれも素敵な文章のなかで、とびきり心に残る一文。

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    2021年09月29日
  • ひとかげ

    購入済み

    陰から支える

    三白眼の下着姿。腿の入れ墨。
    それで読みたくなった。
    トカゲは小さいくせに
    何か存在感がある。
    陰にいて全霊を費やす。
    人を傷つけることの裏にある
    責めきれない事情。
    それを感じるとき、
    自分を責めて、人に尽くす。
    食い込むほど寄り添いたい人。
    そういう相手をすら避けていた。
    これが続くかは
    わからなくて不安。
    改作前のものはまだよく
    読んでないが、トカゲの
    最後の台詞は、今の方が、
    具体的なイメージまであって
    生き方への確信の強さが
    感じられる。

    #泣ける #深い #切ない

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    2021年09月12日
  • スナックちどり

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    ネタバレ

     大切な人との死別、離婚とそれぞれ大きな別れを経験した主人公と従姉妹の旅先での話。

     主人公が元夫のことを、薄っぺらくてかわいそうな人と表しているのが、とても辛く感じた。育ちがそうさせた部分が大きいと思うからである。でも大人だから、変わっていかなくちゃいけないと言われればそれももっともである。

     自分が人に優しくするとき、その理由はいったい何だろうか?愛されたいがために優しさを振りまいてはいないだろうか?ちゃんと考えようと思う。

     後半の展開に驚きはしたが、全体的に穏やかな流れで、とても好みの本。

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    2021年08月15日
  • 彼女について

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    由美子の潔い諦めゆえの前向きさに、昇一の真面目さ、正直さが合わさって、最終的に全てが綺麗に解決した感じ
    その2人のバランス感がとても良かった
    こんなふうにエネルギーを使って自分とまっすぐ向き合ってくれる相手がいるのはとても幸せなことだろうなと思うし(その発端が母への気持ちだったとしても!)、それが愛するということなのかもしれないなとも、思ったり

    いつも好きなフレーズをメモしているけど、よしもとばななは景色の描写といい主人公の考え方といいあまりにも好きな箇所が多過ぎて選べない

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    2021年07月30日
  • ジュージュー

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    短いのに何故か読むのにすごく時間がかかってしまった。
    よしもとばななさんの聞いたことないけれどどこか懐かしくてすごく共感できる表現の数々に涙してしまった。
    夢中になって読むような本ではないかもしれないが、確実に心を温めてくれる作品。
    自分の大事な人がこの世からいなくなってしまった時に、その人が好きだったものにその人のかけらを探してしまうのはすごく理解できて涙が溢れた。

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    2021年07月11日
  • すばらしい日々

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    心が暖かくなる本。水のようにさらっと読めるけれども、水が光を反射してキラキラと輝くように人が生きていく上で大切なことがたくさん詰まっている、そんな本。読んでよかったと思える本です。

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    2021年06月30日
  • すばらしい日々

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    こんなにさらっと読んでしまったけど、もっと丁寧に、陽の光が差す部屋で、噛み締めながら読みたいな
    気をつけないとあっという間に過ぎてしまう日常の一つ一つを掴まえて、そのきらめきを知ることは、きっと日々の余裕がなくなってしまうであろう社会人生活の中でも忘れないようにしなきゃ、と思う

    今の私は「体が勝手に」「逃げても逃げなくても」がお気に入り

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    2021年06月20日