よしもとばななのレビュー一覧

  • ゆめみるハワイ

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    よしもとばななさんのハワイに関するあれこれ。はじめから終わりまで、ハワイへの穏やかな愛とか熱烈な気持ちがどんどん湧き出ている。
    ラストに、もう一度日本に恋をしなおそう、と書いていて、ぐっときてしまった。

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    2018年01月25日
  • 花のベッドでひるねして

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    命が自分の手の外で 勝手に始まってしまう
    運命なんて 背負いきれないような
    重たいものを 勝手に連れてきて

    もう取り返しのつかない
    圧倒的な絶望から 命は 始まっているのかもしれなくて

    それらすべてが許されている
    溢れるほどの希望を抱えて 命は続いていくのかもしれなくて

    次から次へと溢れていく
    次々と失われていく

    それでも大丈夫

    笑えるくらい

    この世界は
    愛で溢れているから

    この手ではどうにもならないことで
    世界は廻っていることに馳せた思いは
    きっとどこかで祈りに通じている

    全てが夢にならないように
    体が全てを知っていくように

    失うことさえ
    幸せに なってしまいそうな気がして

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    2018年08月09日
  • まぼろしハワイ

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    ことばのかけらひとつひとつに、エネルギーがじんわりとこもっていたので、まるで少し冷えた箇所を温めるような一冊だった。

    心が弱ってしまったときに、もう一度読みたい。

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    2018年01月08日
  • 花のベッドでひるねして

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    ネタバレ

    とても不思議で、でもこういうことってあるよなぁと感じられるお話。
    主人公の亡くなったおじいさんが良いことを引き付ける人で、家族や周りにも良い循環ができていて、主人公の家族はとても幸せだなと思った。
    途中ゾワッとするような薄暗い展開があるけれど、それも人が持つ一面のように感じました。
    人間が直感で感じるものや、元々持っているものを、ばななさんのお話は思い出させてくれる。

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    2019年09月10日
  • 花のベッドでひるねして

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    この本が、よしもとばななさんの本を読んだ初めてのものです。
    選んだ、理由は、宮本輝さんとの対談の中で、お父さんが亡くなってから、いよいよ自分の時間が持てるようになり、小説家として、最初に志していた内容だったと知ったからです。
    わかめにくるまった赤ちゃんが拾われ、素敵なお爺さんをはしめとした家族の中で、日々起きる出来事、人との出会い、夢の中の出会いを通じて、著者の人生観、世の習い、などじっくり、さりげなく書かれた作品で、読む人に肩の力を抜いて、自然体で生きて行けばいいというメッセージが溢れたいい小説でした。
    生きる力をいただきました。

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    2017年10月31日
  • もしもし下北沢

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    初めて一人暮らしをした街は、下町でごちゃごちゃしていて、手押し車で商店街を歩くおばあちゃんも、柄の悪いおっちゃんも、派手な若者も、みんな根付いて暮らしていて、最初は居心地が悪かったのに、気が付けば土地や空気が作り出してる色をとても身近に心地良く感じてて、「住めば都だなぁ」と思った事を思い出しました。

    毎日を懸命に丁寧に暮らすと、見えなかった色や粒が見えてきて、気がつくとちょっと成長してたりする。
    そんな世界観がすごく好きだなぁと思って、憧れるけど、なかなか出来ないんだよなぁ。

    あたしはまだまだ子どもで、経験も浅くて、よっちゃんの感じること、まんまは感じられなくて少し淋しいけど、あと何年

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    2017年09月17日
  • 王国―その4 アナザー・ワールド―

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    やっと読めた一冊。

    これは私にとってすごくすごく大切な一冊になりました。

    私は私のままで生きていっていいんだと、心を捩曲げて抑えて「しなければならない、すべきだ」という呪いから自由に生きる事を許してもらった様な一冊でした。

    王国シリーズは私が生きにくくなったり、無意識に自分を閉じ込めてしまった時には、本当にすごい解毒剤を積んだ船になるだろうなぁ。

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    2017年09月17日
  • 王国―その2 痛み、失われたものの影、そして魔法―

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    私は人が好きです。
    人という心や色、繋がりは、触れると奇跡を見る様に涙が出そうになる。

    だけどその前に、大前提として、イマの自分がいる。私はどんな色でどんな風にページをめくっていきたいのだろう。
    大切なものは見失いたくない。

    楓からみた私は何色なんだろうなぁと思いながら、自分で見つめて、育んでいかないとなと思います。

    そして存在する全てと繋がっているのなら、丁寧に丁寧に暮らしていかないとなぁ。

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    2017年09月17日
  • 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―

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    この空気感、大好きです。
    ちょっと梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」の空気を感じました。

    不思議な事、心でないと見えないものを大切に大切に、丁寧な思いの中に日常があるというのは、とてもシンプルでとても難しくてとても素敵なことだと思います。

    「人のいるところには必ず最低ものと同時に最高のものもあるの。憎むことにエネルギーを無駄遣いしてはいけない。最高のものを探し続けなさい。流れに身をまかせて、謙虚でいなさい。そして、山に教わったことを大切にして、いつでも人々を助けなさい。憎しみは、無差別に雫石の細胞までも傷つけてしまう。」

    おばあちゃん、すごいなぁ。

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    2017年09月17日
  • High and dry (はつ恋)

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    14歳の夕子の初恋の相手・20代後半の絵の先生とのお話。
    夕子は考え方が大人で落ち着いていて、純粋で、でもまだ子どもで、とても魅力的な女の子。
    二人の周りでは不思議な出来事が度々起きる。
    目に見えないものを信じたくなるお話。

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    2017年07月22日
  • 彼女について

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    よしもとばななさんの言葉は とてもきれいで
    ストーリーも よかったけど、何よりも 言葉と
    その世界観が素晴らしかった。

    スピリチュアルな作品。
    浄化小説といった感じ。

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    2017年06月11日
  • スナックちどり

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    孤独なさっちゃんとちどりはどうなるのかなと思いつつも、このままの関係でいいんだなとしみじみ思える作品でしたけど

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    2017年05月22日
  • チエちゃんと私

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    従妹のチエちゃんと暮らす「私」の日々。未婚の母とオーストラリアのヒッピーコロニーのようなところで育ったチエちゃんはちょっと独特な感性をもっている。そんなチエちゃんの言動も以下のような感じですてきなんだけど……
    「私はサーフィンをしなくて見ているだけだけれど、見るのは好き。ずっと見ていると少しわかってくる。今日の午後、どんな波が来るのか、ある程度予測はつくんだよね。うんと慣れてくると。でもそこが人というものの弱いところで、サーフィンをする生活が数年続いてルーチンになってくると、いつかの天候、そのときの波と比べるようになってしまうし、波のことがわかったような気になってきてしまうみたい。それでケガし

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    2017年04月22日
  • 人生の旅をゆく

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    たしか、吉本ばななさんの魅力にとりつかれるきっかけの作品がこれだった。ここに書かれているような旅ができたならどれだけすてきかと思う。世界のあらゆる街をこんなきらきらでいっぱいの場所にしてしまえるその瞳と心、それをわたしも自分のなかにちゃんとみつけたいって思う、もしかしてわたしにとってはちょっとしたネオ・バイブルかもしれない一冊。

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    2016年11月07日
  • スナックちどり

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    そうか、こうならないとほんとうには打ち解けられない超不器用なタイプなんだな、と私は思った。

    どんなに積み重ねても、ずっとホームっていうものができないから

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    2016年10月20日
  • 彼女について

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    怒涛の展開。まさかのオチ。
    本当にびっくりするくらい救いのない話。
    過去をたどる旅をして、記憶を整理して真実を知る。
    それできちんと取り戻すことができた。何かを。
    どんな状況にあっても人生を造れる人でありたいと思う。

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    2016年10月01日
  • ジュージュー

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    表紙の絵も含めて、ばななさんの作品の中では結構好きな方です。母親の死や、恋人との別れがある話だけど、全体的に明るい感じがします。

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    2016年07月26日
  • スナックちどり

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    それぞれの境遇でめいっぱい愛されて育った人達でも、噛み合わないとすれ違うこともあるし、ほんの一点を共有して、それがお互いにとってだいじな時間になったりする。当たり前のことなんだけど忘れがちで、でもそれを思い出させてもらった一冊。

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    2016年05月28日
  • チエちゃんと私

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    ばななさんの哲学がそこかしこに散りばめられていた。
    例えば、「人は毎日を自分でこねあげて作り出している」、「今私がいるのは自分の小さい部屋だけれど、目を閉じるとそのあらゆるすばらしい場所に、私だけの場所に存在することができる」。
    大きな悲劇はないけれど、小さな不幸を幾つか持った主人公が、幸せを見つけていく、ゆったりとした物語だった。
    主人公に共感するところが多かったし、学ぶところも多かった。他人に期待しない、と見下すのはもうやめたい。

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    2016年03月07日
  • もしもし下北沢

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    よしもとばななやっぱり好きだ!

    突然亡くなったお父さんを忘れて生活するために
    下北沢に移り住んできた主人公の話

    母と娘の不思議な関係がいいなって思う
    あのレストランってどの辺だろう?
    下北にひさしぶりに行きたくなった

    あと、「食堂かたつむり」とか
    「かもめ食堂」「南極料理人」もだけど、
    ご飯がおいしそうな小説って流行ってるのかな

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    2016年02月07日