よしもとばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
休みの日に部屋でゆっくり紅茶でも飲みながら、しずかに読みたい本。
内容は重めではあるのだけど、文体や浮かんでくる風景がとてもきれいで、私はとても好き。
本の随所に、人生で大事なこととか人間の本質が詰まっている気がして。
それを読み漏らさないように、じっくり噛みしめて読みたくなる。
誰かと本気でつきあうこととか、人を愛すること…
それは恋人でも、母と娘、父と娘、母と息子、見ず知らずの子どもに対するものでも、
それぞれの愛の形や表現があって、
どれも素晴らしいものだね。
この本を読んだら、
私は誰かを本気で愛せたことがあったのか?
子供が生まれたとして、ここまで全力で愛せるのか?
今まで私 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭に出てくる七尾旅人さんが歌う「サーカスナイト」を聞いた。
読後だからこその登場人物たちそれぞれのイメージがじんわりと心に浮かんでくる。
よしもとばななさんを久しぶりに読んだ。
仕事帰りバスの中での読書タイム(そのままうたた寝してる日もたくさんあったけど)存分に楽しめた。仕事終わりの爽快感も相まって。
主人公さやかは事情を抱えていても強く、周りの力もしっかり借りながら生きていて尊敬する。
子供に向けるまなざしも優しい。
私自身あまり周囲の人に懐かないというか心を開かない正確なので、私の生活にあんまり登場人物増えていかない気がする…
しかし、さやかは周囲の人たちを家族のようにしていく力があ -
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この本を読んでいたら、
いかに自分の気持ちとか感覚とかを無視して
日々「こうしなきゃいけないから。。」と型にはまった生き方をしているかを感じてしまった。
そういえば誰が決めた、何の型なんだろう、
とか思いながら。
人生って自由なんだよね。
何してもいい。何食べてもいい。
自分が大切にしたいこともいつの間にか忘れてしまっているね。
わたし、自由だったんだ!と思ったら、
すこしだけ明日からの日々がわくわくした。
個人的に「赤ちゃんが朝起きると、まず笑っている」がぐっときました。
本当に我が子も毎日笑ってるし、自分の今の状態との差を感じてしまった。
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Posted by ブクログ
小説の中に自分のよく知る街や人の名前がたくさん出てくると恥ずかしくなってしまうので、この本を敬遠していたけど、
こんなに素敵な本ならもっと早く読めばよかった。
よっちゃんの聡明さ、それによってはっきりしてしまう残酷さはスリリングだった。
父親が知らん女と心中してしまったことへの悲しみや慟哭は一体どこに行き着くんだろうとか、新しい生活へと動き出したお母さんはどうするんだろうとか、
物語に対する興味はもちろんあるんだけど、
それ以上によっちゃんの悲しみそのものが美しかった。
よっちゃんはずっとずっと誠実に悲しみ続けて、ついには悲しみを抱き締める術を得た。
これは小説だけど、よっちゃんなんて本当はど -
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阪神淡路大震災後について。家族との日常、思い出、日々感じていることなどを綴ったエッセイ。
夜寝る前に少しずつ読み進めていました。
いろんな人のエッセイを読んできたけど、やっぱり自分にはばななさんのエッセイが一番しっくりくる。
20代、30代、40代と…いつ読んでも心地よく、言葉がスッと心に入ってくる感じは変わらない。
考え方に共感したり、和んだり、しんみりしたり。気になるフレーズもたくさん!
読んで少し元気をもらえました。
以下、本文から抜粋
『自分の人生は自分のものだ』
『そのときはなんでもない、いつもそこにあるどうでもいいようなものでも、なくなってみると大きな思い出としてずっしり -
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とても尊敬している、平野紗季子さんのラジオで夏の読書といえば、、で出てきたもの。
ばななさん、久しぶりですが、やっぱり、やっぱり、いい。
優しい気持ちになれる、というより、優しい気持ちを思い出す、そんなイメージ。
ばななさんが描く夏の風景、それは、木や海や動物が寄り添いあって人と自然と混じり合っている風景なのですが、その夏の風景以上のものにまだ出会ったことない。
今回は挿絵の版画がより一層美しく物語を彩ってくれる。版画なのが、島のイメージで、とても、いい。
景色の描写がとても美しく、わたしもかき氷やさんをやっているし、福の木の周りを散歩したり、はじめちゃんと海で話したり、そういうことが -
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吉本ばなな先生による素晴らしいエッセイ集!
大切な言葉がこれでもかーっとたくさん詰まってる、読めば胸がいっぱいになる本です。
思い出と同じくらい、今を大切に生きればいい。
さばさばとしているようでいて悩んだりすることもあって、他人のことを深く見つめ、人生や命のことをまっすぐに向き合う。
その生きる姿勢そのものを見習いたくなる、人間力の教科書のように感じました。
他人や家族から大切なものを受け取った分、自分をそれを与えられる人になりたい。
今の社会を生きていく上で、大切なものを見落としてしまうことの悲しさ。
それでも他人を、自分の人生や感性を大切にする。
得難いものがこの本に込め