よしもとばななのレビュー一覧

  • チエちゃんと私

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    同氏の本は恐らく4冊目。一番面白かった、肌に合ったというべきか。相変わらず主人公は読んでいて腹が立つんだけど、同居人のチエちゃんが救ってくれる。彼女は、ぱっと見、とろそうだけど、実のところ、その眼差しは真直ぐで、確固たる自分を持っていて、周りに左右されなくて、大変しっかりしている。その彼女を起点にして、周囲の人々の変化が顕著に観察できるという一冊。生き方について描かれている。

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    2019年01月20日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    ネタバレ

    ダライ・ラマも、素晴らしいのではないかとは思うけど、私にはよくわからない。それよりも印象に残ったのは、よしもとばななの人間観。
    以下、引用。

    人ひとりひとりは、歯車ではなく細胞のひとつひとつと考えるといいのではないか。人間ひとりひとりが細胞で、皆で大きなな「人類」という人間を、作っているのだと思うと、いろんなことがよくわかるようになります。
    髪の毛の細胞の人、お尻の細胞の人、まぶたの人、唇の人、心臓の人、各部位の人にそれぞれ不満があり、それぞれの自負心があります。自分の部署でない機能に対して憧れを抱いたり、妬んだり、自分の部署の仕事をおろそかにしたり、それもすべてそんなふうに説明できると思い

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    2019年01月14日
  • サウスポイント

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    あの本の続編だったとは知らず、読んでいる途中で気づく。
    よかった。そして、あの本をもう一度読み直してから、もう一回読みたい。

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    2018年12月24日
  • ひとかげ

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    トカゲを昔に読んでいたのですが、正直あまり記憶になく、こちらの本を読んでも違いがあまりわかりませんでした…。

    小説全体の暗い印象の中にも、登場人物たちのはっきりと輪郭のある性格に惚れ惚れしました。そんなわけで読んでいても安心感がありました。

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    2018年10月30日
  • High and dry (はつ恋)

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    挿絵もろとも可愛さ全開のほぼ絵本

    14歳のときにこんなに物事を考えれてたかどうか怪しい
    それが自分の未熟さなのか成人した大人が書いた小説だからなのかはよくわからん

    でもあったかくて良い
    寒い冬の夜に暖炉のそばで読みたい本

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    2018年09月30日
  • チエちゃんと私

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    私にとってのよしもとばなな作品は、心が弱ってるとき、心が渇いてるときに読んで「しみしみ」するものだった。
    久しぶりに読んで、渇いてなくとも「じわじわ」とした。
    自分の重ねた年月と変化も同時に味わった。

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    2018年09月10日
  • 花のベッドでひるねして

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    花のベットで昼寝して。秀逸なタイトル。吉本ばななさんならではの感性に心が癒される作品。繊細な描写、ゆっくりと時間が流れる幸せな空間。

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    2018年08月07日
  • 人生の旅をゆく

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    海外に限らず,自分のルール以外の場所でカルチャーショックを受けたり,新しい何かを体感することの重要性が身に沁みる。愛犬の件は涙なしには読めなかった。

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    2018年06月13日
  • サーカスナイト

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    久し振りのばななさん。
    ばななさんはわたしにとって 優しさに触れたい時のお守りのような位置づけ。
    言葉と言葉を優しさでつないでいるかのようなばななさんの文章は、心にはすっとしみ沁み渡る。
    生々しい処があっても圧倒的なもので優しく包んでいてくれるから何処にも不安はない。
    類稀な存在である。

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    2018年05月28日
  • サーカスナイト

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    さやか、みちる、悟、一郎そしてそれぞれの父母兄弟、深く縁がある人達との暖かい物語。 日常を丁寧に引き伸ばしたような、テンポが良い話ではないけれどとても豊かな気持ちになりました。 今は実りのとき。ふりかえって人生を味わうとき。 あとがきのその言葉がしっくり。じっくり咀嚼して過去の思い出も収まるところに収まったりするものなのかも。 さやかの考え方思考回路が理想的過ぎて、なんとなく途中読んでて疲れる部分もあったけど、全体的に好きでした。バリ行きたいわ〜

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    2018年05月19日
  • 彼女について

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    今まで読んだよしもとばななさんの作品のなかで、一番暗い。
    暗いのにジメジメしてない。やんわりあたたかい。ふしぎ。

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    2018年05月18日
  • サウスポイント

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    『本は読めないものだから心配するな』(管啓次郎)で紹介されていたからだけれど、やはり今年はハワイ島に行くとおもう。
    吉本ばななだなぁと思った、久しぶり。恋愛と死がすぐそこにある感じがする。
    あの頃の二人はもうどこにもいない、と歌ったのはユーミンだったかね、だからもういっしょに生きて行くことはできない、のではない、ここでは。
    つぐみ、とか、キッチンとか、好きだったはずなのに本棚にない。

    管さんも書いていたが、吉本ばななは立て続けに何冊も読めない、と。確かに。なんだろう何かが濃過ぎるのだ。

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    2018年04月15日
  • 王国―その3 ひみつの花園―

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    最初の2巻では、社会不適合者達が自分の世界こそ素晴らしいと、俗世界の人を下に見てるような表現が多く、ムカムカして読み進めた。しかし、3巻の雫石の失恋から、暖かい空気が全体を包んで、いつものバナナ節で完結。

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    2018年03月26日
  • 花のベッドでひるねして

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    命って失くされてしまうもの大事にされるもの
    様々だと思うけど
    やっぱり今自分が生きているのは
    生かされているのだと思う

    しあわせだと思えることがなによりの幸福

    大切に生きていきたい

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    2018年03月03日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    小さな棘、ささいな悪魔を徹底的にとりのぞくと何がおこるだろう。

    「小さないじわる」
    この言葉にドキッとしました。
    自分のプライドを守るためとか、ちょっとした憂さ晴らしから、小さないじわるをしてしまう。
    心の中から小さな悪魔が、ちょっとだけいじめちゃえ!とそそのかす。

    自分に余裕がないと、やってしまいます。

    面倒だから、自分を認めてほしいから、許せないから、理由はいろいろ。

    自分が知らないうちに、小さないじわるをしていたことに気づかせてくれます。

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    2018年02月27日
  • すぐそこのたからもの

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    ネタバレ

    ふらっと買ったよしもとばななの「すぐそこのたからもの」。
    シンプルな子育てエッセイなんだけど、詩集のような、子供のレンズで見た世界を再構築するような、うつくしく切ない世界観に2度ほどグッときて泣きそうに。

    限られた時間ならではの感性のうつくしさとと、いつかそれを失っていく予感に満ちた、よしもとさんの願いのような祈りのような本。

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    2018年02月12日
  • サーカスナイト

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    ちょっとした幸せを噛みしめながら、ときに親や恋人、世話になった人々の愛情を反芻しながら、日々を過ごしていく主人公さやか。そんな生活のなか、さやかは不思議な巡り合わせで悲しくもある物語と引き合うことになる。やがてその物語は、彼女と彼女を守ってきた愛情によって、輪郭をともない、生きる人へとつながっていく。

    ①現代社会に平和、憩いとして描かれるものに注目
    多くの愛情を受けたことが幸せを呼び、その幸せがまた愛情を呼ぶという循環によって延々と続いていく優しい世界。そんな世界が描かれることは、その世界が現代と近くて遠い状況にあることを意識させる。

    ②生き方を分ける境界
    主人公さやかは最後まで幸せな

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    2018年01月26日
  • ゆめみるハワイ

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    ネタバレ

    忙しい毎日の中で、一呼吸おいて、自分の頑張りを認める。生きている、確かにここにいることを感じる。あっという間に過ぎ去っていくから、自分で自分を大切にしないと。
    きっと、人それぞれ自分にとっての「ハワイ」があると思う。私にとってそれは沖縄なんだと思う。自分の中にいる本当の自分に気づける場所。

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    2018年01月20日
  • 彼女について

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    ネタバレ

    途中から、

    あれ、もしかして、いや待てよ、そんなのイヤだよ、うん違うはず、でもな、

    なんて一人でハラハラしながら読み進めてしまったので、主人公のいまが明らかになった時、ああ信じたくなかったのに、という残念な気持ちと、これで一息つけるんだ、という安心感がないまぜになりながら、ぐすぐすと涙が溢れてしまった。

    沁み込む力のある、文章だったなあと思う。死は遠い存在では決してないのだと。

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    2018年01月08日
  • 花のベッドでひるねして

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    わかめを握って眠る主人公がなんだか好き。
    不思議なあたたかい空気でいっぱいの家族と、格言のような素晴らしいことばをさらっと言うおじいちゃん。おじいちゃんの言葉には色々と考えさせられたし、救われた部分もありました。
    ばななさんの小説は、すうっと入ってくる感じがしてよい。

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    2017年11月28日