よしもとばななのレビュー一覧

  • 彼女について

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    重く、非現実的なストーリーだったけど、
    吉本ばななの表現が好きで、
    次はどんなステキな言葉が出てくるんだろう、
    っていう気持ちで読み進められた感じ。

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    “今、いっしょにいる人があることが、いつも一人で行動している私を和ませた。隣にいる人にちょっとしたことをその場でしゃべれるのはいい、そう思った。”

    “それでも、誰かが自分のために、普通に思いやりを持って動いてくれることがこんなに嬉しいなんて思わなかった。”

    “土台って何ですか?”
    “この世は生きるに値すると思う力よ。抱きしめられたこと、かわいがられたこと。それからいろいろな天気の日のいろいろな思い出を持っていること。おいしいも

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    2021年10月24日
  • ひとかげ

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    神様は優しくなんかない、しいない。
    悲しい世界でも、恋をする とかげと僕
    おやすみを言える相手がいるの幸せだなと感じた

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    2021年10月04日
  • サーカスナイト

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    ばななさんの言葉は、いつもわたしを救ってくれる。
    わたしの人生をいい具合に認めてくれる気がする。
    たからものにしたくなるような大切な言葉を拾い集めてはおまもりにして、ノートにのこす。
    以下、サーカスナイトのわたしのメモ。



    私はなにもしていないでふらふらしていたようで、実はいろんなことをしながらちゃんと歩いてきたんだ、と思った。

    それに、私こそが子どもを育てながら子ども時代をじっくりと取り戻しているのだと思う。

    「だいじな人を失うと、人はそこに何か深い意味をどうしても見いだしたくなるから。」
    楽しそうに見えるから大丈夫と言うことはない。
    ただ楽しそうでない自分がいやなのでそうふるまっ

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    2021年09月27日
  • まぼろしハワイ

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    ハワイに関する3つの短編集
    「家族」や「喪失」などの共通点もある

    3つの短編(中編)+掌編的なあとがき
    ・まぼろしハワイ
    ・姉さんと僕
    ・銀の月の下で
    ・波



    ・まぼろしハワイ
    高校卒業まで父子家庭だった女の子が大学卒業前に父を亡くし、8歳上の義母とハワイに行くお話


    両親を失ったオハナと、フラダンサーのあざみさん
    まったく親子には見えない年の差だし、2人の認識もそう思ってないんじゃなかろうか?

    あざみさんを育てたハワイという土地
    そして母のように慕うマサコさん

    マサコさんが小さい子供を亡くした事があって聞けば答えてくれる事を確信しながらも尋ねないところがなぜか心に響いた
    聞いては

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    2021年09月01日
  • まぼろしハワイ

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    夏らしいタイトルにひかれて。TSUGUMI、N・P、それらとはまた違った夏。これは常夏。
    アムリタで東南アジアの常夏のもつ感じが描かれていたが、あの感じを追い求めた結果生まれたものだと思う。単なる常夏のリゾート地がみせる能天気なお気楽以上に、常夏の島のもつ気だるくもどこかさびしく、それでいてそのまま受け入れてくれるような不思議な感じに魅せられていたのだと思う。それはゴーギャンがタヒチで見つけたものであり、似たような感じだと、松村栄子さんの明日、旅人の木の下でのシンガポールのむっとする暑さのような。
    ハワイという常夏の世界は、よしもとさんらしさに強く出会ってしまう、そんな場所なのかなと思う。出て

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    2021年08月15日
  • チエちゃんと私

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    どうにもならない自分を抱えて生きること。自分がどういうわけか存在してしまっていること。問い続けること、擦れて疲れてしまったとき、よしもとさんのことばは、自分という端的な事実をそのままに描いてくれる。
    今回は誰かと暮らすということ、誰かと生活を共にするということの在り様を静かに語っているように思える。誰かと暮らすということは自分のやってきたこと、自分ではいいと思っていたことがそうではなかったり、相手に対して調整しなければならない。年月が経てばたつほど、生活はどうしてか固定されていき、調整することが苦痛にすらなることがある。
    だからこそ、そんな生活を誰かと共にできるということはこの上なく有難いこと

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    2021年08月15日
  • アルゼンチンババア

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    タイトルのインパクトと昔、映画を観たような…確か鈴木京香さんだだたような。よしもとばななさんの作品なんだあ。実直なお父さんが、妻を亡くしてすぐにアルゼンチンババアに走るという内容には、納得できないところもあるけど、とにかく言葉がきらめく。
    ー人は死ぬ瞬間まで生きている。決して心の中で葬ってはいけないー
    -人は体に乗って旅していたんだ-
    -好きな人が、いつまでも,死なないで、いつまでも今日が続いて欲しい-
    素敵だな。言葉にすいこまれるな。
    ほっとするな

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    2021年08月12日
  • なんくるない

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    沖縄に行きたい!!

    あの日差し、時間の流れ、夜の孤独感、全部が恋しくなった。
    あの場所にいて感じたことが、言葉になって少しずつ腑に落ちてきた気がする。

    恋の始まりっていいな〜

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    2021年07月07日
  • ひとかげ

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    ずーっと昔に読んだ本。
    改めてもう一度読んでみた。

    惹かれるべくして惹かれたんだろう2人、淡々とした語りで語られる事実は壮絶で、でもその様子をイメージするにはちょうど良い語りに感じた。
    昔に書かれたとかげをもう一度書き直されたひとかげ。
    どちらを先に読むかでまた印象は変わるのだろうが、私は本の順に読み、ひとかげのほうがしっくりときた。

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    2021年07月04日
  • すぐそこのたからもの

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    働きながらの3歳との時間は、ともすると楽になる日を心の片隅で待ち望みながら、本当にあっというまに時間が過ぎていくけれど、芸術家の感性でとらえた家族との時間にふれることで、自分自身の感性もすこし拡張されたように思う。

    この時間の貴重さ。切実さ。ただ忙しくやりすごすには、あまりにももったいないということに気付かされる。若かりし日の敏感さをなんとか掘り起こして、解像度高く、あますことなく、感じておきたい。受け止めておきたい。すべてに気付いていたい。忘れていたことを思い出した。

    芸術家の子育てエッセイは、こういう役割があるんだなと思い、もっと読もうと思った。

    よしものばななの本は若い頃何冊か読

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    2021年06月24日
  • みずうみ

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    いままで急激な展開とか、人間関係の複雑なものとかを読んでたから、落ち着いた。
    同調する、結婚する、sexする、なんかそうしないといけないみたいな、パートナーってのはそういうものと決めつけられてる気がしてすごい嫌だったけど、自分の求めるパートナーのあり方を肯定された気がしてすごい嬉しかった。
    焦らなきゃ行けないと思ってたけど、焦る必要は全くないなって思った。

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    2021年06月19日
  • みずうみ

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    切なく、儚く、でも永遠に残るを感じる作品でした。
    全体的にとても好きです。

    飛行機の中で、光る雲の海を見ているような…
    きれいすぎて悲しい気持ちととてもよく似ている。
    自分がこの世界にいられるのが、大きな目で見たら実はそう長い時間ではないと気づいてしまうときの感じに、よく似ている。

    このくだりがいいです。

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    2021年06月14日
  • 小さないじわるを消すだけで

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    文字も大きいし、薄い本なので、
    内容も薄いかなと思ったが、
    最初、サラッと読んだだけでも驚きがあり、
    (旅費の足しにアンティーク持ち出し推奨!)
    更に読み返すと、ダライ・ラマ様の実利を
    重んじる考え方(英語学習の勧め)や
    不平不満を持たない心のありよう(鍛え方)に
    頭が下がる思いがした。


    一方、よしもとさんの新幹線のエピソードは、
    愚痴ではないと言いつつも、
    恨みの気持ちがあるように見える。

    「愚痴やクレームではない」と言って語ることで、
    「こちらの言ってることが真っ当」感が
    出てしまう(ように思える)が、
    このエピソードの結論に違和感を覚える
    自分がいて、意図する以前のところで
    モヤモ

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    2021年05月31日
  • スナックちどり

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    彼女たちほどではないが、気持ちが落ち着かなくて、ちょっと憂鬱だった。
    寂しい風景そして清々しい空を感じ、クリームティーを味わう。
    私自身も彼女たちととも、ちょっとずつ前に進もう、そんな気持ちになれた。

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    2021年05月27日
  • ハゴロモ

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    ネタバレ

    長さというものは、それ自体がひとつの生命を持つような感じで、いつのまにか思わぬ大きさにふくれあがっている。


    そして本当の別れというのは、縁がぶちっと切れるということは、死よりもよっぽど死に近いことなのだ、とさとった。


    人の、感じる心の芯のところは、決して変わることがないようだ。


    「同じような気持ちでそばにいるだけで、語り合う言葉がないほうがかえって通じ合えるということのすばらしさを私はその歳にしてもう知っていたみたい。」


    人の、意図しない優しさは、さりげない言葉の数々は、羽衣なのだと私は思った。


    「そういうのが最高なんじゃないのか?自然に、川のように流れて、あるところにいつ

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    2025年09月08日
  • スナックちどり

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    この物語は筆者自身がお父様の死という重い出来事から、立ち直っていく心境を「私」と「ちどり」という2人の主人公の女性に投影したとあとがきに書いてあるように、喪失と再生というのは、中年以降の人生の大きなテーマであるように思う。
    年を重ねるにつれて、いつかは来るであろう、大切な人との別れ。そうなった時にどれほどの喪失感や悲しみ、苦しみが自分に襲ってくるのか、今は想像もできないけど、常にそういう覚悟だけはしておこう。自分に起きるすべてのことをこれも運命とありのままに受け入れ、最後は「それでいいのだ」と思える人生でありたい。

    お互いの孤独や淋しさを癒しあい、「ちどりはすごいね」「さっちゃんこそ私の憧れ

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    2021年05月02日
  • サーカスナイト

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    ばななさんのキッチンとか今まで読んできて、今回久しぶりにばななさんの作品を読んだ。
    主人公がなのかもしれないが、いままでとは年齢が上がって大人な雰囲気だった。
    主人公が若い頃の話を振り返ることが多いし、様々な年代の人たちが登場するので、人生について考える部分が多かったようにおもう。

    あとバリと日本を比較している部分がとても面白かった。バリにはいったとこはないけど、日本にはないアジアの感じが書かれてる。
    日本は変わってしまったのかなあー。

    ★バリにいつかいきたい
    ★ばななさんの他の作品も読みたくなりました

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    2021年04月27日
  • なんくるない

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    恋のはじまりって、わくわくする!
    沖縄、行きたいな。
    たまに息抜きしながら、自分の感覚を信じて
    ていねいに生活していきたい。

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    2021年04月26日
  • アルゼンチンババア

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    イメージがしやすい。
    お父さんの曼荼羅談の世界観は是非石の曼荼羅を拝見してみたいと思った。まぁ、アルゼンチンババアの話ではなく、アルゼンチンババアを解した自分自身の本質に近づいた感じに近いのかなと思う。

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    2021年04月17日
  • ひとかげ

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    「とかげ」の本人によるリメイク。
    年齢を重ねた作者の視点はやはりすばらしく、原作「とかげ」の尖ったところを削って温かさを増したような感じ。こちらの方が断然すきだ。
    ふたりの過去も主人公の話し方もとかげの雰囲気も。こちらの方がしっくりくる。
    ふたりの関係性が切なく胸に染みる作品。

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    2021年03月30日