山本弘のレビュー一覧

  • 僕の光輝く世界

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    不幸な事件で“VR体質”になってしまった少年が探偵役。まさに山本弘が描いたらこうなる、という感じのミステリー。高1男子目線でラノベ風なのでサクッと読める。完成度はともかく「アントン症候群」という稀な障害を特殊能力に換えてしまう発想が凄い。

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    2017年03月22日
  • BISビブリオバトル部2 幽霊なんて怖くない

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    前作よりも本の紹介が減って、物語色が強くなった印象。
    ジャンル問わず、面白い本を紹介してくれるので、新しい発見が出来て良いですね!
    真鶴高校とのビブリオバトルも楽しみ。

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    2017年03月04日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    樋口真嗣『怪獣二十六号』(25年前に書いた)怪獣映画の企画書。建設技師や自衛隊員が協力して土木機械で怪獣に立ち向かったり、インテリ美人が出てくるあたり…、いや、表紙の「怪獣は常に人間にとって恐怖の存在でなくてはならない」とか「この映画は人間の前に怪獣が現われ、人間は自らの身を守る為に智慧と勇気で闘う、ただそれだけの映画」「我々がこだわりたいのは、「ただそれだけ」にする事なのです。」とか…うん、シン・ゴジラを思い出す。
    大倉崇裕『怪獣チェイサー』怪獣対策が進んだ日本。ヒロインの怪獣省の怪獣予報官・岩戸正美は、封鎖区域で怪獣の動画を撮影する違法行為を行う「怪獣チェイサー」と予期せず協力することにな

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    2017年01月12日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 上

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    ネタバレ

    ビブリオバトルのことをどんな風に描いているのかということに興味があったんだけど、なんだこりゃ!SF愛にあふれまくっている!!
    というわけで、読後、ハインラインやらハミルトンやら読み返すはめになりました。

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    2016年11月13日
  • MM9【文庫版】

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    思ったよりSFで思ったより怪獣小説だった。
    登場人物たちが微妙に苦手なタイプであることが多いけど、なかなか続きが気になる。

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    2016年09月03日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 下

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    なるほど、こうやって「バトル」感出してきたか…確かに、これはこれでおもしろかったけど、ビブリオバトルの楽しみ方としてはおかしくなっちゃうもんなあ。良い決着だ。
    しかし先生カッコいいーーー!

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    2016年08月25日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 上

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    おもしろかった。
    SFはもちろんのこと、ラノベもちょこちょこ登場するのでうれしい。タイトルだけではあるけど、桜庭一樹や乙一、野﨑まどの著作からそれぞれ選ばれている一冊が握手をしたいレベル。あと「愛の伝道師」の紹介もっと見たい。
    ただ、個人的には、ビブリオバトル部で一番波長が合わないのが埋火だったので困った。本はフィクションでこそあれ!ラノベ愛してる!という立場の私としては、フィクション(娯楽作品)を堂々と軽視する態度が実に腹立たしい。まあ今後きっと変わるであろう…。しかし元々「まっすぐな正義タイプの人」、というのが苦手なので難しいかもしれない。
    おもしろかったしビブリオバトルの紹介としてもとて

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    2016年08月25日
  • SF JACK

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    SFアンソロジー。
    新しい作品ばかり。こういうの読みたかった!
    苦手なのもあったけど、全体的には十分に満足。

    吉川良太郎「黒猫ラ・モールの歴史観と意見」:中世ヨーロッパ的な雰囲気とSFの組み合わせが斬新。
    上田早夕里「楽園(パラディスス)」:意識の移植?人格のお話?ちょっと切ない。
    小林泰三「草食の楽園」:別の惑星での文明の発達のお話。読みやすい。好き。
    新井素子「あの懐かしい蝉の声は」:第六感。哀愁漂う感じ。
    宮部みゆき「さよならの儀式」:ロボットとの別れ。切ない。
    夢枕獏「陰態の家」:オカルト。これはSF?ファンタジー?

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    2016年08月07日
  • トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と

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    「MM9」の番外編の短編集。
    4つのお話の内最初の3つは、アニメ化のために書かれたプロット案がベースになっているという。
    なるほど、オチのつけ方(第1話)やミステリーっぽい構成(第2話)や戦争反対の語り口(第3話)は、初期のウルトラQやウルトラマンを思い出させる。
    そう思って読んでいたら、第4話の舞台設定はまんまキングコングかターザンといった趣。
    そこに東西冷戦をまぶして、文明社会に警鐘を響かせ、宇宙生物の侵略を描くとなれば、これはまたウルトラQ長編版みたいな世界。そんで最後はジャミラじゃないか!
    2011年の作品ながら全く昭和のテイストで、私の年代には入り込み易く読み易かった。

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    2016年07月27日
  • MM9 ─destruction─【文庫版】

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    MM9、3冊目。
    前作のエピローグで示された謎の巫女の下に集められた一騎らとヒメ。
    ここでもまた美少女?が登場し、この前から続くラブコメ調に拍車がかかり更に恥ずかしい感じになった上、これでもかと語られる神話が改竄されるお話は、後になれば大事なことが語られているのが分かるのだけど、多少げんなり。
    この本、467頁もあって税込み1,058円もするんだけど、この辺りをもう少し刈り込めばもっとテンポ良く、またお安くなったんじゃない、と思いながら読み進む。
    多重人間原理をベースに、神話宇宙とビッグバン宇宙が鬩ぎ合う基本スキームは既にお馴染み。
    地上に顕現している唯一の女神たるヒメを倒して地球制圧を企む宇

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    2016年06月30日
  • MM9 ─invasion─【文庫版】

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    手を付けていなかった前作を東京出張に持って出たけど、行きの新幹線の中でかなり読み進み、そのまま読み終えそうだったので、帰りの新幹線のために有楽町の三省堂で続編となるこの本を購入。今度の表紙はエレキングっぽい怪獣ね。
    前作から6年が経過し、クリプトビオシス状態となってつくばから北海道へ運ばれることになったヒメを乗せたヘリに正体不明の火球が衝突し、いきなりヒメ対宇宙怪獣の闘いが繰り広げられる…、という幕開け。
    ヒメには地球を守ろうとする宇宙人が憑依しており、一方で、宇宙怪獣を導き地球を脅かそうとする宇宙人&妖怪の存在も示唆される。
    ここでもまた“多重人間原理”が語られ、ビッグバン宇宙と神話宇宙のせ

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    2016年06月30日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 上

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    ビブリオバトルGO!いかに読みたくさせるか?それだけが勝つ秘訣さ!そんな書評バトルを繰り広げる学生たちを描いた作品がこれだ!

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    2016年06月08日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 上

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    ランキングから物色し、皆さんの評価も良さげだったし、また、“ビブリオバトル”の存在は薄~く聞いたことはあったけど、細かな内容については全く知らなかったので、何よりそれに惹かれて買ってみた。
    それにしても、本の紹介をする“バトル”を題材に、殆ど中身を本の紹介に費やしながら、物語を組み立てていくって、なかなか凄い。
    導入のSF本の紹介は、これでもかというくらいでかなりくどく、そこは気になりつつも、しかし、紹介される本はそれぞれなかなかに興味深く、あれもこれも読んでみたくなる。
    これに続く、学校でのバトルもジャンルを広げて引き続き、個性豊かに延々と紹介される内容に圧倒される。
    確かに、世に出る本の量

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    2016年05月12日
  • SF JACK

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    いろんなジャンルのSFがある。
    楽しくてワクワクってよりも、ちょっと手を伸ばすのに躊躇してしまう怖さを含んでいるかのような。

    山田正紀著
    「別の世界は可能かもしれない」
    以降はそんな感じに思えた。

    宮部みゆき著
    「さよならの儀式」
    はホロってくる感動作

    夢枕獏著
    「陰態の家」
    有名で知ってはいたけど初読。読みやすいし、傀儡(くぐつ)屋の妖的な話に引き込まれる。

    新たな作家さんの発掘にもなったかな。

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    2016年05月11日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 下

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    上巻より、テーマが敷かれた分、面白くなった!
    人種差別、歴史の修正。
    重たいテーマだし、対する相手側の浅はかな本との向き合い方には、もはや敵と見なさず!という感じではあるのだけど。

    テーマがあるからこそ、それぞれのキャラクターがどう考えて、自身の頭の本棚から引っ張り出してくるのかが面白くなる。
    当たり前だけれど、このバトルの根本は、その本をその人自身は読んでいるところから始まるのだ。

    上下併せて読んで良かった。

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    2016年05月01日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 上

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    少し前に、高校生版のビブリオバトルの記事が載っていた。
    優勝作品は、筒井康隆の『残像に口紅を』。
    作品の面白い部分を上手く掴んだ内容で、実際に声として聞いていたら、きっともっと魅力的だったんじゃないかと思う。

    そういう意味で、この作品は、本であるがゆえに、ビブリオバトルの本当の魅力までは伝えられない制限がある。
    加えて、空の知識量の凄まじさをタイトルで列挙していくわけだけど、一つ一つをていねいに取り上げるのではないので、面白みに欠ける。

    そんな中で、部員たちが一冊にかける気持ちを厚くしていって欲しいなーとも思う。
    ビブリオバトルというものの大枠を知るのには良いかも。

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    2016年05月01日
  • SF JACK

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    人は宇宙をも想像できるんだな。

    元々ファンタジーが好きなので、時々こうやって別世界に旅立つことは、楽しい。
    どれも短編なのに、すごい力を持っている。

    冲方丁「神星伝」は、長編で読みたい。
    壮大かつ緻密な設定が、この分量では到底足りないと感じた。樹体と和風テイストな世界観の絡み方が美味しすぎる。

    ミュータントであるネズミと人間の争いを書いた、山田正紀「別の世界は可能かもしれない」は一番衝撃だった。
    共感能力を使って、他者を支配下においていく、そのオリジナルの怖さがギャップ。

    からの、宮部みゆき、夢枕獏できちんと終わる感。

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    2016年03月13日
  • 神は沈黙せず(下)

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    ネタバレ

    上巻で論じられている、ファフロツキーズ、ダーウィンズ・ガーデン、ドーキンズ・ガーデン、アーフとミーム、フェッセンデンの宇宙、中国語の部屋などについて、膨大な情報を蓄えれば蓄えるほど、下巻をより楽しめると思われる。

    上巻は情報量が膨大で学術論文を読んでいるように感じたが、下巻は上巻より物語主体だったので楽しめた。

    月に現れた「神の顔」はどんな顔なんだろう、ありとあらゆる超常現象が頻繁に発生する世界に入り込んで見てみたい、「怖い物見たさ」の興味をそそられた。

    「正しく生きたいから、正しく生きる」という優歌の思想には共感できた。

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    2016年03月01日
  • 地球移動作戦(下)

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     山本弘の小説で鼻白むのは人物造形。何だかアニメみたいで、読んでいる方が気恥ずかしくなってしまう。と思いながら、「アニメみたい」ということの内実をきちんと論ずるのが難しいことに気づく。なぜアニメみたいと思うのかうまく言語化できないのだ。登場人物たちの会話がアニメに出てきそうな感じだからというのもあるだろうが、人物造形そのものにアニメ臭さがあるようにも思う。だからといって人物に葛藤がない、というわけでもない。だが、何だか人物が複雑じゃない。
     そこまで考えて、こんなことを思いついた。アニメの登場人物はまずは絵として演出されたものが作られ、その後に、声優が声で演ずる。アフレコである。極言すれば作画

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    2016年02月07日
  • アイの物語

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    ネタバレ

    SFは苦手意識があったけど、この本のお話はどれも読みやすいし、いい感じでまとまってた。
    仮想現実の世界の話や宇宙の果ての話など、いろんな世界観の話があって飽きずに読める。
    「詩音が来た日」は長いけど、最後は感動できた。こんな世の中になったらいいなって思える。

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    2021年06月23日