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Posted by ブクログ 2013年07月29日
凄いタイトルだけど、それに負けない内容を持ち合わせた一冊。
読後には、違う世界にひとっ飛びしてきた錯覚を覚える程。
SFって夢物語でしょ?とか思ってた自分を、
一挙にSF好きに変えてくれた一冊でもある。
諸々の研究から得られた結果を組み合わせた思考実験のようなもので、
そのいくつかは、世の中の真...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月13日
「神は沈黙せず(上)(下)」
著者 山本弘
出版 角川文庫
p447より引用
“自分が間違っている可能性を探すこと。
それが道を誤らない為の唯一の方法です。」”
SF作家で、
と学会会長である著者による長編大作。
子供の頃の災害により、
神に疑問を抱いた兄妹を主人公とした物語。
世界の不条理な...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
様々な超常現象の紹介(と学会会長の面目躍如!)や、事件の紹介が最終的に上記三つのポイントに集束していくため、読み始めるとなかなかとまらない。ネット社会の描写も面白いですしね。日本のSFってあまり読んだことはないのですが、これは非常に面白く、かつ読みやすいSFで好感がもてました。ストンと胸におちる結...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月18日
複数巻を同時に読破。いつぶり?
オカルト研究家の大和田氏との対談から、神の意図を探る主人公兄妹。世界中で起こった脈絡のない超常現象の数々に、そもそも意図などというものが有るのか?その帰り、空から子供が降ってくるという現象に遭遇する…。
案の定、上巻を忘れてしまっていたうえ、「私」という一人称で、...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月22日
そもそも本書を手にとったのは、第8回創元SF短編賞(2017年発表)の講評で大森望氏が「間近に迫るシンギュラリティに対する人類側の防衛反応として、まるで魔法のような超常現象が起きる」という作品について「この路線には山本弘『神は沈黙せず』という網羅的な洗礼があるので」と書いていたので、おお、と思って読...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月20日
新旧の宗教、超常現象、死後の世界、霊魂、
これらを論理的に解釈
というと否定しているようにとられるかもしれないが
そうではなく、怪しげで想像力に乏しく、合理性に欠けた
穴だらけ、突っ込みどころ満載の解釈に飛びつくな。
国民・愛国心、人間であることについても同じ。
人は信じたいことだけ信じ、理解を超え...続きを読む
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