山本弘のレビュー一覧
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ネタバレタイトルをみて、地球移動作戦に出てきた、ピアノドライブの話しだろうと、発明者は女の子だったはずなので、この天才少女が主人公だろうと思って読んだら。やっぱりその通りでした。さすが山本弘先生。
相変わらず、細かい過去の事件などが詳しく紹介されるのだが、未来の事件ももっと作ってもいいんじゃないかと思う。2013年以降の数十年に事件などが異様に少ないように見える。
こういう開発秘話的なお話は非常に読んでて楽しい。
AIやARなどが日常生活に溶け込もうとしている過渡期の様子が興味深い。ただ、視点が少しおたく文化方面よりすぎるのが気になる。
主人公自体は、名被害者・一条(仮名)の事件簿の一条に近い -
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ネタバレ山本さんはSFという仮定の世界設定の中での人の心理や行動を推察するのがすごく上手で、納得させられる。
今回は未来からタイムマシンでアンドロイドがやってきた。
その目的は人を不幸から守ること
さて、人類はどうする?っていうお話し。
人は決して論理や倫理だけの生き物ではない。
意地や信念、楽観や誤解それに過剰な利己心や理由のない悪意などによってどうしようもない間違いをする。
ここら辺はトンデモと戦い続けている山本さんの考察はホントに感嘆の域。
どうしてこんなバカなことをするの?それでもしてしまうのが人間なんだよ的な...
アンドロイド側も強引すぎ
アイの物語でもでてた、「自分がして欲しくないこ -
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新旧の宗教、超常現象、死後の世界、霊魂、
これらを論理的に解釈
というと否定しているようにとられるかもしれないが
そうではなく、怪しげで想像力に乏しく、合理性に欠けた
穴だらけ、突っ込みどころ満載の解釈に飛びつくな。
国民・愛国心、人間であることについても同じ。
人は信じたいことだけ信じ、理解を超えたことに目をつむる
それが知性のある人類のすることか。
神を人間のサイズで考え、理解するな。
そういうことを言っているのだろうか。
とても、考えさせられる。
また、理屈、理屈というと堅苦しく、血が通わない印象を
持たれるかもしれないが「詩羽のいる街」と同様
人が自分に/他人に対して善であることは
範 -
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多彩で大量の怪奇現象、超常現象の「それ知ってる~」
から初耳、そして後日譚まで網羅しており、
そちらをじっくり読んで興味を持つなんて読み方もあるが、
それらの現象を本当・ウソと切るのではなく、
ココにあらわれていないであろう作者の膨大な知識も含め
理屈に合うとか合理的、論理的という切り口ではあるものの
こうやってエンターテインメントに仕上げる
それらに意味を与える物語を作り出した想像力が
楽しい(羨ましい)。
回顧の形で描いているので「現在はどうなってるの?」
と思う気持ちで下巻に突入。
難しく考えることもできて、難しく考える必要もなく
それでいて作者の主張を作中人物に語らせながら
作者自身 -
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未知の天体が地球に直撃(正確には甚大な影響を及ぼすまでに接近)することがわかり、もしそのまま放置したら24年後の大接近で地球は確実に滅んでしまう。それに対して人類が行う策が地球を移動するという壮大なプロジェクトである。
何故その天体の直撃を他の方法、例えばアルマゲドン風に、で回避することが出来ないのかといった設定から、地球を移動するのに伴う弊害、そもそもそれ以前に計画を実行する前に存在する様々な障害などが巧みに描かれている。
そして、忘れてはならないのが山本弘得意のいつものAI(作中ではACOMと呼ばれる)と人間の関係性。何冊読んでも改めて心を動かされる。毎度のことながら人物・感情の描写がとて -
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未知の天体が地球に直撃(正確には甚大な影響を及ぼすまでに接近)することがわかり、もしそのまま放置したら24年後の大接近で地球は確実に滅んでしまう。それに対して人類が行う策が地球を移動するという壮大なプロジェクトである。
何故その天体の直撃を他の方法、例えばアルマゲドン風に、で回避することが出来ないのかといった設定から、地球を移動するのに伴う弊害、そもそもそれ以前に計画を実行する前に存在する様々な障害などが巧みに描かれている。
そして、忘れてはならないのが山本弘得意のいつものAI(作中ではACOMと呼ばれる)と人間の関係性。何冊読んでも改めて心を動かされる。毎度のことながら人物・感情の描写がとて -
Posted by ブクログ
読み終わった〜!
上巻は一ケ月かかったけど、下巻は最初から最後までクライマックスで、半月で読み終わりました。
私にしては、これでもかなり早い方です。
難しい用語ばかりですが面白い!
「神は本当に慈悲深いのか」という視点がまず斬新。
それと、宗派の教典なんて案外適当に、都合よく書かれているんだなっと…。
この本は日本でしか受け入れられないっとも感じました。
クリスマスは楽しい恋人同士の日。バレンタインは好きな人にチョコを渡す日。
お盆の迎え火と送り火は…マンションだからやらなくてもいいね。
二礼二拍手一礼ってお寺だっけ?神社だっけ?
「宗教の自由」過ぎる日本。
神を信じてないわけではなく、宗 -
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著者の「アイの物語」を読みたかったのですが、本作品が時代背景として先とのレビューがあったため、こちらを読みました。
私にとって「上/下巻」という大作。読み切れるのか…(笑)
SF作品は初めて読みます。
題名から「神の逆鱗にふれて〜人間が試される」みたいなSFファンタジーをイメージしてましたが、全く違った!
あるサイトで「永遠と報告書を読んでいるようだ」とレビューがありましたが、上巻はだいたいそんな感じです。
レポートに私情を入れた様な内容で、私は面白いと思いました。
「神が人間にコンタクトを求めてきてる」
なんて斬新な考え方だろう!「人間が神に〜」じゃないんだ!
題材として素晴らしい視点だと -
Posted by ブクログ
書評で進められていたのを見つけつつ、
重々しいタイトルになんじゃこりゃ?と思い読み始めたら...
面白い面白い!
UFOとかの超常現象から、我々の進化から、世界の成り立ちから、
果てにはタイトル通り宗教や神を扱い始めてしまう。
その一つ一つが広く浅く、ぐちゃぐちゃでなく、
ちゃんとした知識の上で、ロジカルに編まれていく。
そういうと難しそうなのに、
なぜかストーリーが面白くて、
ぐいぐい物語に引き込まれ、パラパラページを手繰ってしまう。
そんな不思議な中毒性を持っている。
下巻も早く読み進めたい><
あ、オススメだけど、夜にページを開くのは避けてくださいね、
きっと朝になっちゃうのでw -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近SF成分が欠けていたので補給してみた。
山本弘の小説を読むのは実は初めて。
(トンデモ本は何冊か読んだ)
冗長という噂もあったので、ちょっと心配したけど、いやいや面白いじゃないですか-。
UFO、ポルターガイスト、超能力などのオカルト系の蘊蓄を延々と続けるのは確かに冗長かもしれないけれど、トンデモ会会長の山本弘にしかできない芸当で、ここはその膨大な蘊蓄を楽しむべきでしょう。
嘘もほんともオカルトも科学もみんなぶち込み、1つの理論で一気に片付ける。
SFならではの爽快感。
良輔と優歌の神を巡る問答は読んでて楽しかった。
お兄さんの理論も完璧ではないようで、後半どうなるのか楽しみ~♪