山本弘のレビュー一覧

  • 神は沈黙せず(下)

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    死後の世界があるのかどうか、という実験で思わず涙。
    永遠にパスワードは分からなくて、永遠に中にあるものは、分からないままになってしまった。

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    2009年10月04日
  • 神は沈黙せず(上)

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    ‘神’とは。‘人’とは。‘人’が望む‘神’の姿とは。‘神’が考える‘人’とは。その両者の意識の差が何と深いものか。信仰を‘神’に求める者には酷な結論でこの物語は終わっている。しかし、‘神’がどのような存在であるにせよ、‘人’に希望を託す結論に好感を持つ。

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    2009年10月04日
  • ソード・ワールドRPGリプレイ集スチャラカ編2 モンスターたちの交響曲

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    これが、ソード・ワールドの1番最初のパーティの冒険なのだから、ビックリします。
    だって、これ、TRPGっていうゲーム自体を否定しているのですから。

    でも、これからあるからこそ、このパーティは人気があって、このスチャラカ編は、傑作なのだと思います。

    モンスターを攻撃する遊びが、基本的に、RPGなんですよねぇ。でも、善良なモンスターですから。
    まあでも、「友好的な」モンスターというのは、ウィザードリィでも、出てきたか…。

    山本 弘っていう人の考え方を、とってもよく伝えた1冊だなぁと思います。

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    2012年09月24日
  • 闇が落ちる前に、もう一度

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    短編集。

    全部いい!
    現実を理解する人間の知覚は制限されている。ならばどんな世界が真実だろうと不思議じゃない。
    そもそも現実ってなんだ?
    宇宙ってなんだよ?ビックバンで生まれたって言うけど、じゃあなんでビックバンが起きたわけ?
    上のような存在があってもおかしくないじゃないか。もしかしたらこの世界は模型かもしれない!
    一度は考えたことがあるような、実感とはほど遠い「現実」世界を扱うSF作品。

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    2009年10月07日
  • MM9【文庫版】

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    すごい、正真正銘ガチガチのSF怪獣モノだ。しまいには、巨大な「正義の味方」みたいなのまで…。  迫真の戦いに熱くなる。余計な事を忘れて楽しめるエンターテインメントの傑作だ。 素直に楽しい。

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    2011年09月04日
  • 神は沈黙せず(下)

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    作者自身が膨大な数の資料をもとに書いているのでとにかく
    読み応えはある作品だと思う。

    まぁ山田悠介氏などに比べれば雲泥の差なのだが、世の中何故か
    彼のような単純明快な内容の薄いモノのほうがウケるようである。

    内容としては、いろんな超常現象について検証し
    科学的合理的に存在しうる神の姿を考えてみるというSF小説。

    この地球自体が神によるシュミレーションなのではないか?という
    ちょっとアリエナイ大胆な発想で物語が展開していくわけだけど
    読んでいくうちに、私達が実際にユビキタス社会に向かっているわけだが
    そのことに関して少し考えさせられる場面もあった。

    たとえば通貨自体が

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    2009年10月04日
  • 神は沈黙せず(下)

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    こういうラストを書く人なんだ。山本弘って。と学会の人という認識しかなかったけど、これから小説も読むぞー。ここまで大きな話ってSFでないと書けないでしょ。やっぱりSFっていいなあ。

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    2011年08月06日
  • 神は沈黙せず(下)

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    下巻読みました。月に神の顔が浮かび、日本政府は崩壊する……神の真意に気づいた主人公の兄は恐怖と絶望に襲われ、失踪するのだが……ちょっとここが弱いかな。ここの怖さというのは非常に理知的なものなので、そういう感覚が理解できない人には何が怖いのかよく判らないで終わってしまうと思う。でも「SF」(カギ括弧付き)が好きな人には是非読んでいただきたい。

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    2009年10月04日
  • 神は沈黙せず(下)

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     結末をみると、予測の範囲内といえますが、それに至る過程はなかなか見せるものがあります。読後感はなかなか良く、続編も期待したい。

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    2009年10月04日
  • ソード・ワールド・ノベル サーラの冒険1 ヒーローになりたい!

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    最近続きが出たシリーズの1作目です。
    フェニックス美しいっ!デインかっこいいっ!
    でも何よりも、サーラと一緒になってドキドキワクワクハラハラの冒険ができました。

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    2009年10月04日
  • ソード・ワールド短編集 ナイトウィンドの影

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    ネタバレ

    「ナイトウインドの影」山本弘
    ・ナイトウインド・ダバール
    ラバンの街の領主の館に相棒ダバールと忍び込んだ盗賊“ナイトウインド”。賄賂として贈られた少女と同衾中の領主。領主の罠にかかり身動きの取れないナイトウインド。


    「鏡よ、鏡!」高井信
    ・デュダ・リューク
    ピラムの村で暇を持て余すデュダの元に持ち込まれた鏡。この鏡に隠された魔法の力を解き明かす為にバナの洞窟へ向かったデュダと友人ゲランとバルン、エルフの子供リューク。

    「神官戦士が6人」水野良
    ・羽根頭冒険譚・ライス・リーライナ・チュペル
    ・オスター
    ファンの村にやってきた羽根頭たち。マーファの女司祭、チャ・ザの神官から領主の妻が魔物であ

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    2025年11月18日
  • アイの物語

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    ネタバレ

    人間とAI(ロボット)の物語。これからの未来の世界で本当に起こるのではないか思える内容もあり、面白かった。改めて感じたが、人間は脆い。体力も知性もAIに勝てないかもしれないが、人間には想像し、物語り、夢を持つことが出来る。自分にも出来ることがあるのだと希望が持てた。特に詩音の話が印象に残っている。自分だけで生きるのではなく、共存して生きていければと思った。また、自分の価値観にハマることの怖さを改めて感じた。専門用語に対して、自分の理解が追いつかず、読むのに時間がかかったが、内容は素晴らしかった。

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    2025年09月05日
  • 君の知らない方程式 BISビブリオバトル部

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    銀が空に貸した『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』から、あの決断にもっていくとは驚きました。 ミーナがビブリオバトルで紹介した、平坂読の『ラノベ部』は私も大好きな作品なので嬉しかった。

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    2025年06月10日
  • トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と

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    怪獣が災害のように発生するMM9の世界をベースに、描いた外伝的作品
    世界各地で発生する怪獣と、それに接した人間の物語
    触れ合いあり、人間の愚かさあり

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    2025年05月18日
  • 神は沈黙せず(下)

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    下巻に突入し、物語は大きく動いていく。

    世界は神のシュミレーションだったという説を色々な事例や説明で読んでいるこちらを納得させようというもの。

    つまらなくはないが、そんなに面白くないなぁ。

    トンデモ理論が中心で、ワクワクしない。

    上下巻からなる長編だった割には満足度はそんなに高くない。
    つまらなくはないが、星は3つ。3.5といったところ。

    『アイの物語』の方が断然良い。

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    2025年04月10日
  • 神は沈黙せず(上)

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    事例の紹介の部分が長い。
    情報満載に盛り込まれているのは良いが、だんだんと退屈になってくる。

    メインのストーリーの部分は面白いので、下巻でどんな展開になるのか、楽しみではある。

    本書のラスト、子供降ってきて終わるとか、下巻読むしかないじゃないの。

    星は下巻で。とりあえず、上巻は星3つ。3.4とか。

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    2025年04月10日
  • 詩羽のいる街

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    人を繋ぐことの可能性を感じる1冊。性善説的に感じるところもあるし、冴えない男の子と明るい少女という構図や言い回しがベタでうっと来るところもあったが、明るい気持ちになれる本。

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    2025年04月04日
  • アイの物語

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    もしAIが人間を支配する社会を構築したとして、人間を絶滅させるか、管理するに留めるか、ひとつの可能性がまるで実際起こったことのように描かれていた。ただ、ロボットに存在の目的をどうインプットしても、人類の自由度はかなり減るように思う。今みたいに思いつく限りの欲望を実現することはできなくなるんだろうな。

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    2024年12月23日
  • 詩羽のいる街

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    ネタバレ

    ハトマメ(鳩に豆鉄砲)なフレーズ

    「一人でも支持する奴が出れば、デマの信憑性は増す」

    「すべての人間の共通の目的は、幸福に生きることです。何が幸福かは人によって違いますけどね。でも、少なくとも不幸になることを望む人はいないはずです。ところが、いつの間にか「今まで通りの生き方を続けること」が人生の目的になってしまっている人がいるんです。ほんのちょっと生き方を変えるだけで今より幸せになれるのに、それに気がついていない。その喫茶店のご主人もそう。今までずっと同じやり方でお店を続けてきた。どんなにさびれても、それを変えようとは思わないんです。店のメニューですら、新しいのにするのにすごく抵抗があるん

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    2024年09月28日
  • プロジェクトぴあの(下)

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    ネタバレ

    ぴあの〜〜;;

    天才がゆえの苦悩とか、恋愛で心が動く、みたいなありがちな展開が一回もなかったのが高ポイント。

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    2024年08月13日