山本弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「闇が落ちる前に、もう一度」
著者 山本弘
出版 角川文庫
p17より引用
“ある考え方が間違っていることをきちんと示しておくのは、
科学の進歩にとって有益です。”
と学会会長である著者の本領が発揮された、
SF短編集。
全5話収録。
上記の引用は、
表題作に出てくる大学教授の一言。
一歩一歩確実に進むことの大切さと、
間違いを知ることの大切さを教えてくれていると思います。
同じ著者の大作「神は沈黙せず」を読んだ後なので、
この位の長さの短編集は、
一話ごとの長さが非常に読み心地がよかったです。
私の一押しは「夜の顔」。
かなり怖いですので、
ホラーが苦手な方は覚悟を決めて。 -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
「旅客機が白亜紀に漂着して500年後、超能力を獲得した人類が生存していく戦いの話」
とりあえず1巻は、世界内での人類の生態と、恐竜滅亡の原因となる隕石落下が近づいていると警告があったところまで。
久しぶりの若年向けでどうだろうと思ったけれど、やはり山本弘は面白い。
シロウ君は応援したくなります。
が、スーザンは難しい女だね。能力を抑える方法があったとしても、彼女にしても嫁にしても、苦労はしそうだ。それが良い、という向きは、よく、わかるが。
あと、あいかわらず山本さんのは、少女が妙にエロい状況を味わうことになるね。最後までは無いのも、またいつもの。
若いころは良くフェブラリーがフラッシュバック -
Posted by ブクログ
ネタバレ地震や台風などの自然災害に加え、怪獣災害というものがある世界(っていう設定を見た段階でシムシティ2000を思い出した)。世界有数の怪獣大国日本。だが甚大な被害をもたらす可能性がある怪獣に立ち向かうのは、アメコミ的ヒーローでもなく、宇宙から来た正義の使者でもなく、カラフルな五人組戦隊でもなく、怪獣対策のスペシャリスト「気象庁特異生物対策部」通称「気特対」、つまりは国家公務員である。怪獣の早期発見、データ収集・観測、被害規模の予測、警報の発令、そしてその撃退方法のアドバイスが主な任務である。気特対は怪獣を迎撃する攻撃手段を持ち合わせていないので、直接怪獣と戦うのは自衛隊ではあるが。
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Posted by ブクログ
作者自身が膨大な数の資料をもとに書いているのでとにかく
読み応えはある作品だと思う。
まぁ山田悠介氏などに比べれば雲泥の差なのだが、世の中何故か
彼のような単純明快な内容の薄いモノのほうがウケるようである。
内容としては、いろんな超常現象について検証し
科学的合理的に存在しうる神の姿を考えてみるというSF小説。
この地球自体が神によるシュミレーションなのではないか?という
ちょっとアリエナイ大胆な発想で物語が展開していくわけだけど
読んでいくうちに、私達が実際にユビキタス社会に向かっているわけだが
そのことに関して少し考えさせられる場面もあった。
たとえば通貨自体が