山本弘のレビュー一覧
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Posted by 読むコレ
03年の作品「神は沈黙せず」を読んだ記憶が
蘇ってきた。相当面白く読んだ記憶が。
それ以降作者の他の作品を一切読んでなかったですが
自分の好きな作家さんなのかもしれません。
一般的に分かりにくくて敬遠されがちなSFですが
凄く丁寧に、伝えるんだという熱と意思がヒシヒシと
感じられる凄く人間味のある文章と、このSFド直球な
内容のギャップが堪らなく面白いです。
もう今年も4月になっていてビックリですが、個人的な
2010年のベスト3当確でしょうねー。
作家さんの人柄、そしてアィデア、ストーリー展開、
台詞まわし...とても自分の好みです。
丁寧に書かれてるのでSF -
Posted by ブクログ
面白いねん。
山本さんの本はどれも(大体)面白くて好きなんだけど、どれも物凄く痛い。
同人仲間の本を読んでるみたいな。
読者のことを考えてないわけではないし読みやすいのだけど、とことん作者の頭の中から出て来てない感じがするのかもしれない。
どこまでも現実感が無いからか、どこまでも「作者」を見せられるからか。あー、原作者が自分の映画に、それもせりふ付で出てるのを見るような感じか。
この本は、まさに本人やその周辺の人たちが出てくるのだが、出て来なくても同じ。
条件設定した上で、その条件から派生するものをストーリー展開しているだけの作品。
だけど面白いよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の数ページを読んで、あれっっておもった。
おいおい、これって著者自身がモチーフかよ。ってツッコミを心の中で入れたが、認識が甘かった。主人公が山本弘だと名乗ってしまった。
自分自身が主人公のある意味自伝で、著書の解説書だ。
それほど本を読んでいないため、この手法がどれほど一般的なのかわからないが、びっくりした。自分を自分のままSFの主人公にするなんてね。
ただ、これを読む前に山本弘の作品を概ね読んでおいた方がいい。
読んでいるから感じるのかもしれないが、ネタバレも含まれている。神は沈黙せずなんかは、特に、結構大きなネタバレだとおもう。 -
Posted by ブクログ
長編好きにも嬉しい、充分な読み応え。
しかも、さらっと書かれたようなよくある『とりあえず近未来』『とりあえず滅亡』のような安易なSFではない。
物語を深めていく情報量が半端でない。
つい本当にそんな説があるのか、実際にあった話なのか気になってwikiってしまうほど(実在の説だった)で、そしたらwikiのページからさらに知りたくなってしまって脱線・・・と楽しませてくれた。
こうゆう、読んでいて興味をそそられる・調べてみたくなる魅力のある本は素敵だと思う。
その情報量と、忍耐強く丁寧な考察があるおかげで、超SF的な展開も安易な『トンデモ』に感じられず、自然とストーリーにのめりこんで楽しめた。
途中 -
Posted by ブクログ
多分、この本が、1番最初に読んだTRPGのリプレイ集だと思います。
わたしは実は、ここからRPGに入ったはずです。10年ぐらい前のことだと思います。*1
わたしの印象では、このスチャラカパーティの人たちは、よくわからない田舎町での冒険だったと思っていたのですが、今読むと、けっこう街のこととか、しっかりした設定がありますね。
なんか、楽しそうで、きれをきっかけに、RPG遊んでみたい熱が出たんですよね。遊ぶのは、それから5年ぐらいたってからの話になるのですが……。
そういう、わたしにとっては原点な1冊です。
キャラクターも、素直な爽やかさんが多いですよね。とても、わかりやすいです。
最近は -
Posted by ブクログ
「闇が落ちる前に」☆4
ストーリー:
宇宙物理学を学ぶ学生を主人公に、「極大エントロピー宇宙モデル」の証明実験が導き出した恐るべき世界の真実が明らかに・・・
感想:
読んでいて「小林泰三」を髣髴とさせる専門用語、そして未知なる分野へのロマンを感じずにはいられない内容でした。科学でありながらホラーのような寒気を含んだストーリーが非常に良かったです。
「屋上にいるもの」☆3.5
ストーリー:
マンションの最上階に住む男性が、ある雨の夜に、屋上からまるで太鼓をたたくような音を聞く。いったい屋上には何がいるというのか・・・
感想:
冒頭から露骨なぐらいホラーの雰囲気を醸し出しているのに中々進まない話 -
Posted by ブクログ
2001年9月11日、突如上空に現れた球体は、瞬く間に全世界の軍事力を無力化した。
ガーディアンと自称する彼らは未来からやってきたアンドロイドであった。
彼らの目的は、世界征服ではなく、人を不幸から守ることらしい。
彼らのおかげであの米国同時多発テロは起こらなかった!
彼らのもたらした情報によって、本来の歴史で起こった自然災害、テロ、戦争、大事故などが防げるようになった一方で、未来の自分からのメッセージに翻弄され、人生が大きく変わってしまう人も多くいた。
主人公のSF小説家山本弘も突然の非現実的な出来事と未来の自分からのメッセージに翻弄されていく・・・
私小説というだけあって自伝的要素も多く -
Posted by ブクログ
タイムトラベルSF。ある日、未来からアンドロイドがやって来る。目的は「人間を守る事」。テロリストや犯罪者、独裁者を逮捕し、現代の医学では治せない病を治療する。本当に善意なのだろうか?
アンドロイドを神様と置き換えれば、宗教になる。それ位、何でも出来る事に違和感があるけど、非常に面白く引き込まれた。ただ、未来の人類が戦争せずに共存しているとは思えない。その前に滅んでる気がする。それと過去の自分宛のメッセージなんてナンセンス。その時点で歴史は変わっちゃうし、ほっといて欲しい。
オチは作中で登場人物が言うとおり「SFにハッピーエンドはない。ただ物語は続く。」 -
Posted by ブクログ
本書は1962年公開の東宝特撮映画『妖星ゴラス』制作陣に捧げられている。大枠は映画と同じだが、地球とニアミスする放浪惑星が何故?Xデ―の24年前まで発見されなかったかの謎解きと、地球を安全圏に移動させるという大ネタが読み処。カバーイラストにはちょっと引くが内容はハードSF。ミラー物質からなる「見えない星」は作者のでっち上げだと思ったが一応そういう学説があるようだ。実は温暖化対策として地球を移動させようと考えている学者までNASAにはいると聞く。「動かすことになりました」といきなり言われても困るが… +_+
未読だが『「見えない星」を追え!―今世紀最大の宇宙の謎“ミラーマター”の秘密に迫る』