あらすじ
ザボ、ユズ、ディーボ、ケイン、アリシアン、ケッチャ。西部諸国を舞台に6人の冒険者が活躍する、元祖SWリプレイが新装版で帰ってきた。第1巻は女盗賊ナイトウィンドがらみのトラブルを描く表題作ほか4話を収録
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日本TRPG草創期の快作
本書はTRPG(テーブルを囲んで会話して遊ぶロールプレイングゲーム)のリプレイ(戯曲風のゲームプレイ実況・解説)である。GM(ゲームの審判役)は前年逝去した作家の山本弘。初出は昭和末(80年代末)頃。🎲往時、カピバラKSは高校生であった。ロードス島戦記(水野良著)を友人から借りて読んだり、クラシックD&D(ダンジョンズアンドドラゴンズ)で遊んだ時にワガママなプレイスタイルを指摘されたものだ。🎲久しぶりに本書を読んで、今なお古びない面白さや意外さを楽しみつつ、昔を懐かしく思い出した。🎲
Posted by ブクログ
人生で初めて読んだテーブルトークRPGリプレイ。
ソードワールドにハマったのも、TRPGにハマったのもこれがきっかけ。
たまにでてくる関西弁がアットホームな雰囲気でいいんですな。
人間を襲わないモンスターを討伐していいのか、という異色のシナリオもすごかった…(何巻だっけ:爆)
イラストレーターの草彅さんにハマったのもこの作品がきっかけです。
ソードワールド知らない人でも楽しめるし、普通に読み物として読めます。面白すぎ!
Posted by ブクログ
多分、この本が、1番最初に読んだTRPGのリプレイ集だと思います。
わたしは実は、ここからRPGに入ったはずです。10年ぐらい前のことだと思います。*1
わたしの印象では、このスチャラカパーティの人たちは、よくわからない田舎町での冒険だったと思っていたのですが、今読むと、けっこう街のこととか、しっかりした設定がありますね。
なんか、楽しそうで、きれをきっかけに、RPG遊んでみたい熱が出たんですよね。遊ぶのは、それから5年ぐらいたってからの話になるのですが……。
そういう、わたしにとっては原点な1冊です。
キャラクターも、素直な爽やかさんが多いですよね。とても、わかりやすいです。
最近は、オランや、オーファンなど、都会が舞台になることも多いのですが、テンチルドレンのこの雰囲気も、すごく好きです。