櫛木理宇のレビュー一覧

  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    家庭が侵蝕されていく様がとても生々しくて恐怖を感じた。意外な結末は流石で面白かった。人が置かれる環境の大事さを感じた。

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    2026年02月18日
  • 虎を追う

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    しかるべき立場で再捜査を行う気概がすごい。それに付き合う孫とその友達もまたすごい。メディアや各種媒体での連鎖反応は現代ならではの臨場感があった。

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    2026年02月18日
  • 執着者

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    被害者と加害者にまつわる人々の構図が複雑に絡み合う中で、捜査に携わる人にも同様の闇を抱えている点がすごい良かった。狂気っぷりもよく描かれたいい作品だった。

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    2026年02月18日
  • 殺人依存症

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    救いが無いラストだったがまさに作者の持ち味で、筋道だった捜査とおどろおどろしい展開、過激な描写が作品の面白さを際立たせていた。

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    2026年02月18日
  • 執着者

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    著者の作品は10冊以上も積読しています
    ずっと読みたいと思ったまま時が経ちすぎました
    想像していたよりもずっとしっかりした警察小説でした
    イメージとしてホラーみが強いのかな、と思っていましたがそうでもありませんでした
    ホラーというよりもミステリーです
    筋が通っていて最後まで面白かったです

    ストーカー描写がリアルで良かったです
    被害者の恐怖が伝わってきました
    生理的に嫌悪感を抱かせる描写がとても上手い作家さんですね

    かなり昔、死刑にいたる病を読みました
    その時もとても面白かった記憶があります
    再読したくなりました
    でもその前に積んでる本たちを読まなくては笑

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    2026年02月16日
  • 拷問依存症

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    こちら海外で、店頭売上1位に釣られて初読み、女流ホラー作家の櫛木さん。お薦めしません。凄惨シーンに食欲、読欲かなり落ちます。それ以外はまともで、紙に登場人物と線を書いて、熱中する自分を新発見。

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    2026年02月16日
  • 拷問依存症

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    シリーズ4作目。安定の面白さで一気読み。伏線回収とどんでん返しが毎回上手すぎる。
    今回は残酷描写控えめに感じた(当社比)
    何が正義なのか分からなくなるな

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    2026年02月06日
  • 殺人依存症

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    痴漢にあった少女が拉致され、強姦されたあげく惨殺されてしまう。次々と明るみに出る事件の裏には必ずある女の影があった。
    6歳の息子を殺された刑事・浦杉が女の正体を追う。
    犯人も残酷だし、後味も悪い。
    主に子供や少女が酷い目に遭うので、苦手な人は覚悟して読んだ方がいいけど、サイコパスで胸糞悪いのが好きな人にはおすすめしたい。

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    2026年02月05日
  • 骨と肉

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    血は争えないのだろうか?
    人はその成育環境で、生まれ持ったもの以上の人格形成を成して行くのだろうか?
    読んでいて、ずっとゾワゾワとうすら怖い感じが付き纏った。それでも頁を捲る手は止まらなかった。

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    2026年02月04日
  • 殺人依存症

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    嫌な気持ちになる小説を書いたら随一なんじゃないか。粘り気のある嫌悪感があるのに読み進める手が止まらなくなって読後感が独特な著者だと思う。
    流石にここまで酷い現実は滅多にないと思いたい……けど実際ネットによってのさばる性犯罪者は増えたのだと思うし、読み終わって本の中から現実に戻ってきても絶望感が消えない。

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    2026年02月04日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    おぞましい、という言葉がぴったりな本だった。
    読み易いし感情移入もしやすいんだけど、とても精神にくる内容でめちゃくちゃ怖かった。知らない著者だったんだけどこの人「死刑にいたる病」の原作者じゃん...そりゃあおぞましいはずだわ。
    面白かったけど二度と読みたくないなぁ

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    2026年02月03日
  • 鵜頭川村事件

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    櫛木理宇『鵜頭川村事件』角川文庫。

    小さな村を舞台に歪んだ人間関係と人間の欲望が巻き起こした悲惨な事件を描く。

    過去に起きた事件の犯人の呪いが新たな事件を生み出したようなホラー小説っぽい始まりだったが、途中からノンフィクションのようなテイストに変わっていく。


    亡き妻の節子の故郷である鵜頭川村を墓参りに訪れた岩森と6歳の娘愛子は、突然の豪雨で孤立した村の中で足止めを食らう。

    そんな中、1人の若者の他殺体が発見され、村は疑心暗鬼と狂乱の渦に巻き込まれる。不足する物資と次々起きる諍いの中、若者たちが自警団を組織し、やがて村全体を呑み込む内乱事件へと発展していく。

    本体価格880円(古本0

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    2026年02月01日
  • 拷問依存症

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    【2026年18冊目】
    廃ホテルから男性と思わしき遺体が見つかった。身体の部位のそこかしこが欠損し、眼球はくり抜かれ、局部には大きな穴があいていた。極めつけは、負傷箇所すべてに生存反応があったことだ。拷問をされたとしか思えない状態に捜査員一同に衝撃が走る。これは怨恨か、それとも異常者の仕業なのか。刑事の高比良は調査を開始するが――依存症シリーズ第4弾。

    依存症シリーズに依存しております。前三作を読んでから間が空いたので「そろそろ出てないかしら」と調べたら出てました。今回は「拷問」が主題です。わかっちゃいますが、相変わらず物騒すぎる。

    櫛木理宇さんの文章力の高さと、張り巡らされた伏線とその回

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    2026年01月31日
  • 拷問依存症

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    人間の闇、人の脆さ、正義の意味など、小説で嫌な気分を味わいたい人におすすめしたい櫛木先生の浜真智代シリーズの4作目。
    この作品が本当に好きでこのゾクゾクする感じは他の小説では味わえないのに、人に勧めると引かれる気がするから勧められないのが難点。
    たぶん自分はやりすぎるくらいの勧善懲悪が好きなんだと思う。
    今回の拷問依存症というタイトルだったが、全体を通してこのタイトルにそったストーリーだった。
    拷問といえば、肉体的拷問を想像しがちだが、、
    そんな拷問描写があるからと言ってこのタイトルにしてるような櫛木先生ではなかった
    本当に嫌な描写がうまくて、最後のエピローグは読者に対する拷問だったように思う

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    2026年01月30日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ドン底やん!
    別々の環境で、家庭の事情で、家出して、シェアハウスに暮らす事になった10代の少女2人!
    シェアハウスと横文字で、オシャレな言葉になってるけど、西成なんかにある安い宿よりはるかに悪い。
    汚いし、物置いといたら、使われたり、取られたり…
    ここから
     再生していく1人
     堕ちていく1人
    何が、原因で、そういう風に分かれたんやろ?
    紙一重とは言えんけど、これもひとつひとつの選択肢のどこかで、ひとつ間違えるとそこからは、ずっと負の選択しかないような…
    10代で、選択間違えるなんて、あるあるやから、選択というより、運?
    どこの神さんも信仰してる訳やないけど、神も仏もあるものか!って感じ。

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    2026年01月30日
  • 七月の鋭利な破片

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    2009年、林間学校に参加した小学5年生の乃江瑠がペドフィリア(小児性愛者)の須藤に殺害された。

    14年の時を経て乃江瑠と同じ班だった青哉、武丸、凪、若葉の四人が再会。

    そして再び殺人事件が発生。

    物語は2009年と2023年を交互に描きながら展開していく。

    櫛木作品に見られる悍ましさは控えめだが、本作では自己愛性パーソナリティ障害やヤングケアラー問題を絡め、社会派小説としても読み応え十分。

    守られるべき子どもが守られないまま大人の身勝手さに巻き込まれていく。

    大人が責任を放棄した時、子らに深い傷が残る事を痛感する。

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    2026年01月25日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    怖い女性を描くのがほんとに上手い。
    北九州の監禁がモチーフなのかな
    人間が徐々に蝕まれていく様を生々しく描いた作品で、人間の怖さがありありと伝わってきた。

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    2026年01月23日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    面白かったのは、各作家が描く殺人鬼たちが、それぞれ**自分の信念や“筋”**を持っているところ。
    ただそれは立派な「ルール」というより、自分を正当化するための言い訳にも見えて、その危うさが怖かった。
    怪物になりきれないからこそ、言葉で理屈を作って“人間の形”を保とうとする――でもその理屈が、狂気を長持ちさせてしまう感じがある。
    そして何より、怪物がふと見せる人間性を感じた瞬間に、「これは特別な誰かの話じゃなく、誰でもなり得るのかもしれない」と思ってしまう。その距離の近さがいちばん恐ろしかった。
    改めて、シリアルキラーという題材はアンソロジーとの親和性が高いと思った。怖さの種類が作家ごとに変わる

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    2026年01月21日
  • 残酷依存症

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    前作を読んでから相当時間が経ってしまったので、前作の登場人物についてすっかり忘れてしまってたけれど…

    読み始めた頃は渉太に対して同情する気持ちがあるのに、読み進めるうちに責任転嫁がすごすぎて「こういう目にあって仕方ない」と考えてしまうところが怖い。航平や紗綾のような性格の持ち主がいるところも怖いけど。
    復讐されることに肯定感を持ってしまい、極悪非道な者対してこの残酷な仕打ちもやむなしと思うことも残酷依存症なのかなと考えてしまった。

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    2026年01月20日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    題名に惹かれて購入。
    サイコパスが必ず物語に登場する短編集。どのサイコパスも新たな欲求に目覚めるきっかけだったり数字へのこだわりみたいなのが強く出ていて共感は出来ないがきっかけは突然起こることもあるんだなと思い、誰にでもきっかけはあると思うと怖かった。
    どれもそれぞれの著者の良さがあり良かったが、木爾チレンさんとくわがきあゆさんの短編集が良かった。
    ⭐︎木爾チレンさん 『脳JILL』より
    「欲求というものは、一度、上を知ってしまうと、もうそれ以下では満足できなくなるんです。」
    →本当にそうだなと共感。上を求めればキリがないないし終わりがないなと思った。
    ⭐︎くわがきあゆさん 『私の伴侶』より

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    2026年01月17日