櫛木理宇のレビュー一覧

  • 監禁依存症

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    シリーズ1作目の「殺人依存症」の登場人物が出る為、先に読んでおいた方が良い。この作品自体は2作目「残酷依存症」と似た傾向。ダークヒーロー寄り。世の不条理に真っ向から切り込んでおり、かなり痛快。溜飲が下がる読後感。

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    2026年06月14日
  • 鬼門の村

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    櫛木さんの描く文章が好きすぎる……

    ちょうどいい塩梅の怖さ
    (怖くて眠れなくなるほどではないが、怖くないんだが?というほどでもない、深淵を覗こうとするとゾッとするきがするからやめておこうかな…..的な)

    個人の感覚では、
    怪異が「かわいい」系のホラー
    だと思う。

    ホラーとかひとしにが苦手な人は、アテにしないでね。

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    2026年06月14日
  • 氷河期のゴミ

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    いや〜、出だしで面白そう❗️と思ったのとはまた違う方向で引き込まれ、なかなか重い内容だったけれど良かった❣️

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    2026年06月13日
  • 氷河期のゴミ

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    ネットの仲間たちとの犯罪。氷河期世代の生きづらさを訴える犯人たち。しかし読後感は良かった。読み応えあり、オススメ。

    「白櫻企画」のコネ入社面接会場にジュースが置かれた。面接官に新製品アピールを自分の言葉でと言われてオレンジジュースをみんなが飲む。が、すごく変な味がした。次々と学生たちが倒れる。

    「東都電力エージェンシー」では、正社員のネックストラップは赤、派遣が青、委託がオレンジで、来客はグリーン。清水はトイレの洗面台に社員証を置くと、歯磨きして個室に入った。戻ると社員証がない。廊下に出てふと見ると、面接会場の控え室に社員証を下げた男が入っていくところだった。「それ、俺の社員証だろ!」と声

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    2026年06月11日
  • 執着者

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    緊張感あふれる描写の数々に興奮は冷めず。老人による2件のストーキング行為。そして一件の殺人事件が過去から現代へと遡り、一つへと繋がっていく。環境が形成していく人格や知能。立ち向かいもがくも付きまとう者。巻き込まれては憎悪を募らせていく者。切れないそれぞれの関係が執着となり粘っこく付き纏う。どこか哀愁も感じ、サスペンスさながらの爽快さも感じられました。櫛木さんらしいが溢れ楽しめました。

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    2026年06月10日
  • 氷の致死量

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    ある中学に着任した主人公の教師 鹿原十和子が、自分に似ているといわれている14年前に殺害された教師 戸川更紗に興味を持つ

    彼女は自分と同じアセクシャル(無性愛者)ではないか?
    主人公と更紗に執着する、残虐な殺人を繰り返す八木沼武史の過去と現在とが交錯する


    性的マイノリティが沢山挙げられていて知らないことが多かった
    アセクシャル、アロマンティック、リスロマンティック、ズーフィリア⋯

    そして薄ら寒い思いがしたのは、慕われすぎたせいで、逆に不幸を望まれるという、
    先生が好きすぎるから、僕らだけのものでいてほしい、妊娠といった誰かのものになるのは許せないという心理
    自分のものにならなくてもいい

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    2026年06月09日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    事件やその背景は全く笑えない話なんだけど、登場人物のおかげでなんだかほっこりしてるから不思議。終わり方も良かった。

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    2026年06月07日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    お兄ちゃんとお姉ちゃんがいい。みんなに甘やかされる署長も可愛い。

    第1話 眸巳は新しく署長に配属された。兄が清臣、姉が那青。3人で山菜取りを楽しんできた。国枝というカウンセラーが刺殺され、知久というストーカー規制法で執行猶予中で行方不明が犯人と目星をつけられる。

    第2話 千賀湖女性首切り事件の頭部が発見された。下着泥棒は続いているが、逮捕された。しかし娘が2階から突き落とされた事件には関わっていなかった。

    第3話 眸巳は電話魔の相手をしている。那青が泊まり込みのため、清臣と眸巳はキャンプに来た。首なし死体の身元が判明する。今はバットで殴られた傷害事件を担当している。電話魔さんと甘味のお店

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    2026年06月06日
  • 執着者

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    夜道には気をつけなければ、誰にも優しくすることは危険と紙一重。
    ストーカーの話だと大体若い男女が登場するものの、まさかの付きまとうのは老人。一見弱者に見えて油断しているととんでもない。
    弱い人には優しくね、人に迷惑をかけないようにね、普通に聞けばとてもいいことなのにこの話に限ってはそんな優しさが危険な扉を開けるきっかけになりかねない、危機感を警告してきました。
    そして、その老人がなんなのか、なぜ自分なのか、これがビタッと分かってハマった時にはミステリーの解き方としては気持ちよかったです。
    執着という言葉のねばっこさが随所に表われるサスペンスでした。

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    2026年06月05日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    まず胸糞なストーリで読むのが辛かった。
    途中こいつら狂ってる、昭和過ぎるだろ、作り話すぎるなーと思ってしまいました。
    ではなぜ星5にしたのというと最後の解説でこの本が伝えたい事の真意が分かり令和の時代でも形は違えど通ってしまう話だと感じました。
    現代の警鐘として一読をお勧めします。

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    2026年06月04日
  • 死蝋の匣

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    シリーズものとは知らずに手を出してしまった!
    開幕から一気に持っていかれて、スピード勝負で読みました。登場人物も多いので、一気読み推奨!

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    2026年06月04日
  • 氷河期のゴミ

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    誰が誰か分からなくなることがあって何度もページを戻ったけど面白かった。自分と同年代で高卒なのか大卒なのかで就職に関しては明暗を分けた時代だったなぁ。

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    2026年06月02日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    オカ研のみんなにも愛着が湧いてきてだんだん面白くなってきた。ホラーの描写はしっかり怖く、真相は意外な展開で、終わりはいい方向に解決しているのが良い。胸糞悪い描写はままあるけど、オカ研が解決してくれるのでわりとスッキリします。こよみちゃんにチョコもらえて良かったね森司くん…

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    2026年05月30日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    殺人事件を追うライターが主役の話で、彼女が遭遇する殺人事件はどれも鳥肌が立つようだった。寒気がする。それなのに作品は熱を帯びたように熱かった。読み出したら止まらないどころではなかった。止められないのだ。
    出てくる男がいずれもため息が出るほどのクズなのはどうしてだろうか。全て彼ら自身の弱さから来ているはずなのに、それが直視できないのだろうか。あるいは妄想の世界に逃げ込んでさらに弱い者を叩く事で強くなったと錯覚しているのか。怖いのはこういった輩が現実には山ほどいて、彼らはモデルでしかない、その事実だ。
    サスペンスだがシスターフッドの一つとして、圧倒的な熱量があった。悲しみが、苦しみが、それでも生き

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    2026年05月26日
  • 鬼門の村

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     面白かった。ホラーものでした 
     
     多くの読者の耳に残った音は何だったのでしょうか?

    読み終えた人たちと語りたいです。

    おちょけるって言葉のニュアンスが関東圏の僕には掴めなかった。

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    2026年05月23日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    終始顔をしかめつつ読み終わった。
    田舎(とは今言っちゃいけないんだろうけど)特有の言葉や文化によって、周囲の街から隔離されたような町で起こる事件。
    架空の町なのに何故か実在するような感覚が、「鵜頭川村事件」を読んだ時と同様にあった。
    閉鎖された田舎独特の雰囲気や田舎社会が生んだ闇、犯罪の解像度がいつも高い。

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    2026年05月22日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    有栖川有栖 アイソレーテッド・サークル
    北沢陶 お家さん(おえさん)
    背筋 窓から出すヮ
    櫛木理宇 追われる男 !慄く!
    貴志祐介 猫のいる風景 こっわ
    恩田陸 車窓

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    2026年05月21日
  • 死刑にいたる病

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    初・櫛木さん作品!
    とても好みの作品でした。

    子供が犠牲になるお話は苦手ですが、それ以上に、シリアルキラー+自分でも気づかないうちに犯人に傾倒していってしまう主人公の変化に夢中になってしまいました。

    そんな私も、気づかぬうちに主人公と同じ気持ちに…。
    危ない危ない。

    読書スランプ気味だったのですが、これで抜け出せた気がします。
    櫛木さん作品、人気がある作品が多いので読んでいきたいです。

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    2026年05月21日
  • 監禁依存症

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    依存症シリーズ第3弾
    浜真千代の登場といいエピローグでの伏線回収といい、動画の被害者の正体といい、要所要所で声が出るほど度肝を抜かれた
    これは架乃ちゃん、誰のことも信じられなくなるよな!?

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    2026年05月21日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    プロローグででる被害者はこいつだって途中からほぼ確信できるけど櫛木理宇なら…と最後まで読めないのが印象に残っている。
    最後の2人の対比がめちゃくちゃ綺麗。幼少期の境遇は違うけれど物語が始まる地点は同じ。考え方や関わる人物で幸不幸の絶頂とも言えるくらい対照的な違いが出てるが、強ちフィクションと言い切ることもできない。
    彼女の作品は描写が好きで見ているが、グロい描写もえっちな描写もどっちも生々しく描かれていたので星5!

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    2026年05月20日