櫛木理宇のレビュー一覧

  • 執着者

    匿名

    購入済み

    すごく怖かった。最初の鈴が鳴る所まではホラーなのかと思いましたが、徐々に人間の怖さ悪意が全面に出てきて恐ろしかったです。清楚で優しくて良い子が狙われやすい。本人や身内からしたらたまったもんじゃないです。きちんと真面目にしてるのに悪人に目をつけられるなんて。被害者と親御さんの気持ちと、子供達の今と未来を奪われてからの地獄の日々は悲しみしかなくて、どうしようもない悲しみと憤りに苦しかったです。
    どうか警察の方々には事件を未然に防げるように、もっとストーカーに厳しく、少しの声にも真摯に耳を傾けて行動していただきたいです。

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    2026年07月05日
  • 氷河期のゴミ

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    大物議員や財閥系の子息女たち9人のみで行われる大手広告代理店の就職面接会場で、コネ入社を確約された彼ら9人中7人が毒殺された。同時刻、電力会社にも男が侵入。ビル全体を人質にとり、立てこもり事件を起こした。要求は、「おれたちに、人生を返せ」。刑事の名森は、捜査を進めるうちに匿名掲示板の書き込みに辿り着く。浮かび上がったのは、時代にすべてを奪われてきた者たち、就職氷河期世代の悲しい半生だった。

    私はまさに、ここに出てくる人たちと同世代。就職氷河期ど真ん中。世間からは団塊ジュニア世代と呼ばれ、大学入試は苦労し、就職活動も中堅私大の文系女子は全くと言っていいほど相手にされず、苦労して入った会社はパワ

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    2026年07月02日
  • 氷河期のゴミ

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    ネタバレ

    面白かった!櫛木さんの作品本当に大好き。

    氷河期世代、それを生きた人たちの解像度が高すぎる。
    私は20代なので「氷河期」は歴史というか言葉でしか聞いたことないけど、大学卒業しても仕事がない、何十、何百のお祈りメール、派遣社員、国鉄、郵政民営化、、、地獄のような時代があったんだなぁ、、、
    冷笑界隈が、そんな背景で生まれていたとは。
    団塊世代がもうすぐ高齢者になるのか。老老介護、少子化が問題になっているのに日本はどうなってしまうのか。

    最後は衝撃で、「あぁ〜、そっかぁ、、、」という気持ちになった。辛い人生を歩んだ中に、恋に落ちたりその人を助けようっていう気持ちがあったり、それで亡くなったエピソ

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    2026年06月24日
  • 氷河期のゴミ

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    登場人物の整理に、少し苦労しました。私自身は、氷河期とは無関係のブラック経験はあります。365日拘束された数ヶ月、2日に一回の手当のないオンコール、めまい、動悸、ありました。登場人物とは違った不満を持ってましたが、なんとか無事でした。

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    2026年06月22日
  • 監禁依存症

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    シリーズ1作目の「殺人依存症」の登場人物が出る為、先に読んでおいた方が良い。この作品自体は2作目「残酷依存症」と似た傾向。ダークヒーロー寄り。世の不条理に真っ向から切り込んでおり、かなり痛快。溜飲が下がる読後感。

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    2026年06月14日
  • 鬼門の村

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    櫛木さんの描く文章が好きすぎる……

    ちょうどいい塩梅の怖さ
    (怖くて眠れなくなるほどではないが、怖くないんだが?というほどでもない、深淵を覗こうとするとゾッとするきがするからやめておこうかな…..的な)

    個人の感覚では、
    怪異が「かわいい」系のホラー
    だと思う。

    ホラーとかひとしにが苦手な人は、アテにしないでね。

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    2026年06月14日
  • 氷河期のゴミ

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    いや〜、出だしで面白そう❗️と思ったのとはまた違う方向で引き込まれ、なかなか重い内容だったけれど良かった❣️

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    2026年06月13日
  • 氷河期のゴミ

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    ネットの仲間たちとの犯罪。氷河期世代の生きづらさを訴える犯人たち。しかし読後感は良かった。読み応えあり、オススメ。

    「白櫻企画」のコネ入社面接会場にジュースが置かれた。面接官に新製品アピールを自分の言葉でと言われてオレンジジュースをみんなが飲む。が、すごく変な味がした。次々と学生たちが倒れる。

    「東都電力エージェンシー」では、正社員のネックストラップは赤、派遣が青、委託がオレンジで、来客はグリーン。清水はトイレの洗面台に社員証を置くと、歯磨きして個室に入った。戻ると社員証がない。廊下に出てふと見ると、面接会場の控え室に社員証を下げた男が入っていくところだった。「それ、俺の社員証だろ!」と声

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    2026年06月11日
  • 執着者

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    緊張感あふれる描写の数々に興奮は冷めず。老人による2件のストーキング行為。そして一件の殺人事件が過去から現代へと遡り、一つへと繋がっていく。環境が形成していく人格や知能。立ち向かいもがくも付きまとう者。巻き込まれては憎悪を募らせていく者。切れないそれぞれの関係が執着となり粘っこく付き纏う。どこか哀愁も感じ、サスペンスさながらの爽快さも感じられました。櫛木さんらしいが溢れ楽しめました。

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    2026年06月10日
  • 氷の致死量

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    ある中学に着任した主人公の教師 鹿原十和子が、自分に似ているといわれている14年前に殺害された教師 戸川更紗に興味を持つ

    彼女は自分と同じアセクシャル(無性愛者)ではないか?
    主人公と更紗に執着する、残虐な殺人を繰り返す八木沼武史の過去と現在とが交錯する


    性的マイノリティが沢山挙げられていて知らないことが多かった
    アセクシャル、アロマンティック、リスロマンティック、ズーフィリア⋯

    そして薄ら寒い思いがしたのは、慕われすぎたせいで、逆に不幸を望まれるという、
    先生が好きすぎるから、僕らだけのものでいてほしい、妊娠といった誰かのものになるのは許せないという心理
    自分のものにならなくてもいい

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    2026年06月09日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    事件やその背景は全く笑えない話なんだけど、登場人物のおかげでなんだかほっこりしてるから不思議。終わり方も良かった。

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    2026年06月07日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    お兄ちゃんとお姉ちゃんがいい。みんなに甘やかされる署長も可愛い。

    第1話 眸巳は新しく署長に配属された。兄が清臣、姉が那青。3人で山菜取りを楽しんできた。国枝というカウンセラーが刺殺され、知久というストーカー規制法で執行猶予中で行方不明が犯人と目星をつけられる。

    第2話 千賀湖女性首切り事件の頭部が発見された。下着泥棒は続いているが、逮捕された。しかし娘が2階から突き落とされた事件には関わっていなかった。

    第3話 眸巳は電話魔の相手をしている。那青が泊まり込みのため、清臣と眸巳はキャンプに来た。首なし死体の身元が判明する。今はバットで殴られた傷害事件を担当している。電話魔さんと甘味のお店

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    2026年06月06日
  • 執着者

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    夜道には気をつけなければ、誰にも優しくすることは危険と紙一重。
    ストーカーの話だと大体若い男女が登場するものの、まさかの付きまとうのは老人。一見弱者に見えて油断しているととんでもない。
    弱い人には優しくね、人に迷惑をかけないようにね、普通に聞けばとてもいいことなのにこの話に限ってはそんな優しさが危険な扉を開けるきっかけになりかねない、危機感を警告してきました。
    そして、その老人がなんなのか、なぜ自分なのか、これがビタッと分かってハマった時にはミステリーの解き方としては気持ちよかったです。
    執着という言葉のねばっこさが随所に表われるサスペンスでした。

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    2026年06月05日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    まず胸糞なストーリで読むのが辛かった。
    途中こいつら狂ってる、昭和過ぎるだろ、作り話すぎるなーと思ってしまいました。
    ではなぜ星5にしたのというと最後の解説でこの本が伝えたい事の真意が分かり令和の時代でも形は違えど通ってしまう話だと感じました。
    現代の警鐘として一読をお勧めします。

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    2026年06月04日
  • 死蝋の匣

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    シリーズものとは知らずに手を出してしまった!
    開幕から一気に持っていかれて、スピード勝負で読みました。登場人物も多いので、一気読み推奨!

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    2026年06月04日
  • 氷河期のゴミ

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    誰が誰か分からなくなることがあって何度もページを戻ったけど面白かった。自分と同年代で高卒なのか大卒なのかで就職に関しては明暗を分けた時代だったなぁ。

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    2026年06月02日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    オカ研のみんなにも愛着が湧いてきてだんだん面白くなってきた。ホラーの描写はしっかり怖く、真相は意外な展開で、終わりはいい方向に解決しているのが良い。胸糞悪い描写はままあるけど、オカ研が解決してくれるのでわりとスッキリします。こよみちゃんにチョコもらえて良かったね森司くん…

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    2026年05月30日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    殺人事件を追うライターが主役の話で、彼女が遭遇する殺人事件はどれも鳥肌が立つようだった。寒気がする。それなのに作品は熱を帯びたように熱かった。読み出したら止まらないどころではなかった。止められないのだ。
    出てくる男がいずれもため息が出るほどのクズなのはどうしてだろうか。全て彼ら自身の弱さから来ているはずなのに、それが直視できないのだろうか。あるいは妄想の世界に逃げ込んでさらに弱い者を叩く事で強くなったと錯覚しているのか。怖いのはこういった輩が現実には山ほどいて、彼らはモデルでしかない、その事実だ。
    サスペンスだがシスターフッドの一つとして、圧倒的な熱量があった。悲しみが、苦しみが、それでも生き

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    2026年05月26日
  • 鬼門の村

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     面白かった。ホラーものでした 
     
     多くの読者の耳に残った音は何だったのでしょうか?

    読み終えた人たちと語りたいです。

    おちょけるって言葉のニュアンスが関東圏の僕には掴めなかった。

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    2026年05月23日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    終始顔をしかめつつ読み終わった。
    田舎(とは今言っちゃいけないんだろうけど)特有の言葉や文化によって、周囲の街から隔離されたような町で起こる事件。
    架空の町なのに何故か実在するような感覚が、「鵜頭川村事件」を読んだ時と同様にあった。
    閉鎖された田舎独特の雰囲気や田舎社会が生んだ闇、犯罪の解像度がいつも高い。

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    2026年05月22日