櫛木理宇のレビュー一覧

  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    聞いたことある著名な作家さんがホラーの短編を書くアンソロジー。ホラー作家ではない人も描いてて新鮮。個人的には窓から出すワ、車窓が好み。背筋さんのは短編の中で怖い話が読めるのでワクワクしてよんだ、そして最後のオチ、ページを捲るのが怖かった…、これで私にも見えたらって。
    車窓は短いながらもすっと引き込まれて上手いなと思った。オチはどういう意味なのか…、楕円の看板が見えちゃう呪い?に主人公も巻き込まれたってこと?かな。

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    2025年09月25日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    ネタバレ

    おもしろかった
    はまれる本が久々で、2日で一気に読んだ

    Netflixあたりでドラマ化希望!
    (地上波は内容がエグいから無理やろし)
    内容そのまんまで
    演技の上手い俳優さんに演じてほしい

    とにかく全ての事件が
    想像超えていて、尚且つ納得できる
    (殺したくなるよなって思えてしまう事件)で
    リアルで、感心した
    (最川の事件以外)

    「かわいくない子」なんて
    孫を1人だけ何回も刺すなんて
    どんなばあちゃんよ?って
    思ったら、まさかの結論
    納得できてしまうわー
    すげーわ

    共通するテーマに
    「親との関係」があるよね

    子供の頃は、親はなんでも
    正しくて、親の意見は絶対
    みたいな感じあったけど
    自分が大人になったら
    親も所詮、人間で、自分の感情で
    生きてるんやなぁと気づき
    親が絶対ではないと思った

    そして自分が親になったら
    急にちゃんとした大人になるわけもなく
    子供が成人する今も、私は全然空っぽで
    子供やと思う

    でも親の考えや言葉や、環境って
    すごい子供に影響していて
    ある意味、恐怖だよ

    なんてことを、この本
    読みながらあらためて感じてしまった

    本の評価でも感想でもないかもやけど
    そんな事を考えてしまうくらい
    私には刺さった本やった

    櫛木さんの本
    もっと読んでみよう

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    2025年09月15日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    「堕ちる」が面白かったので今作も期待して読みました。期待以上でした。
    今作品もネコが出てきます。ネタバレ感想

    アイソレーテッドサークル
    異世界に大学生達が迷い込み殺戮に巻き込まれる。得体の知れないモノに殺される恐怖とリセットされたかと思いきや夢の続きは…。

    お家さん
    このお話一番怖かったし戦慄しました。
    まじめな丁稚くんが主人公でお家さんに気に入れられるが数々の霊を目撃していき…。
    お家さんの得体の知れなさに恐怖しました。ショート映画を見てるみたいで面白かったです。

    窓から出すヮ
    今話題の背筋さん作品。
    途中意味わからなくなりましたが現実なのか非現実なのか混乱してしまう作品でした。どこから狂った?

    追われる男
    結局主人公の彼女は殺されてしまうのですが一体誰に?
    上司と彼女を殺した人物の謎が残ります。草履履きの男ではないのは確か。じつは主人公が殺してたら面白い。

    猫のいる風景
    待望の貴志祐介さん作品。
    悪の教典でのとある凶悪な人物を彷彿とさせるサイコパス人物視点ですが、後半から雲行きが怪しくなり…。
    ネコちゃんにあそこ舐めさせるのは怖すぎて笑ってしまいました。ただのホラーだけでなく人間の怖さを存分に楽しめました。貴志祐介節がこれでもかときいています笑

    車窓
    恩田先生作品
    見たことあるようなないようなこれは何だろう?
    デジャブ
    あなたは何を知っているの?
    リアル系な怖さでした。


    まさに“慄く”でした

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    2025年09月13日
  • 監禁依存症

    匿名

    購入済み

    面白くて続きが気になり、一気読みしました。小学生の何も判ってない頃から性的な対象として大人に見られていた事を思い出しましたし、小諸成太郎が酷すぎて目には目をと思ってしまう話しでした。読んでいて辛くなったし、外に出るのが怖くなりましたが、作者の怒りを作品にすごく感じたしとても面白い作品でした。

    #ダーク

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    2025年09月09日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    櫛木理宇さんはギリギリのところを攻めるなぁ。
    モデルは実際にあった事件なのでしょう。
    彼女がいま、どのように生きているのか、考えてしまった。
    被害者は名前を知られ、顔を晒される報道。田舎町でならではの親密度からくる情報の流出。
    救われない辛さ。
    何故、被害者が責められるのか。
    今も日本はこうした傾向があるから、考えさせられた。
    そして、解説の大矢さんが最高です。

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    2026年05月24日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    なんかやけに気になった本。大体こういう気になる本は自分的に面白い確率が高い。というので読んでみた

    こわ。

    読み終わった瞬間、なんとも言えない怖さと後味悪さがいい感じにきて面白かったです。なんかこう、終始手のひらに踊らされていた感。連続殺人犯は何がしたかったのか。いくつ人を踊らせればいいのか。主人公逃げてくれ。
    シリアルキラーの精神が覗き込めるかもな一冊。

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    2026年05月24日
  • 七月の鋭利な破片

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    ペドフェリアなどの社会問題は心に来るものがありましたが甘酸っぱい青春もあり、読んでいても辛すぎるという感じはなく、素晴らしい作品でした。細かい描写が伏線だったりと、ミステリ的な面白さもありました。最後も希望のある終わり方で良かったです。

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    2025年08月14日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

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    学生運動の話が絡んでくるのがおもしろかった。
    森司くん、恋愛偏差値が低いが故に(?)たまにすごい言動をさらっとしてのけるよね。笑

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    2025年08月05日
  • 氷の致死量

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    いや面白いな!こんな話になるとは予想外。
    良い意味で裏切られた。
    相変わらず凄惨な殺害シーンや胸糞悪いシーンはあるものの、性的マイノリティである十和子が本来の“自分”を取り戻すまでを描いたサスペンスだといえる。
    それにしても、歪な親子関係が齎す悪影響には腹立たしくて虚しい気持ちになる。
    「じゃあ第三者として何が出来るの?」と問われると、何も言えなくなるのが歯痒いな。
    性的指向でも、初めて聞くようなものがあって「知らないことばかりだな」と思った。
    何においても少数派は理解されにくい事が多い。
    作中の『ASMA』のように、それを安心して開示できる場ってホント大事ですよね。
    全体的に重めだけど、希望はある。
    即解決は無理でも未来は開けてる。
    読後感も良いし、本当に面白かった。

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    2025年08月03日
  • 虎を追う

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    後味の悪くない ザッツ•エンタテインメント
    悪くないが、もちろん後味は残りまくる、という笑
    さすがは櫛木先生www

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    2025年08月03日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    ラストが好き笑
    そして、八神くんって実はモテるのでは…!?
    本人が気づいてないだけなのでは…という回。

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    2025年08月02日
  • ふたり腐れ

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    私の中の櫛木理宇さんっぽい装丁ではなかったが、内容は間違いなく櫛木さんだった。コールセンターで派遣の仕事をして平凡に静かに暮らす市果。ある夜、大柄な女が人を殺すシーンを目撃してしまう。人を殺して金を奪って生活をしているその女。そこから市果の部屋に住むようになった。そんな二人の共依存生活が始まった。二重人格、サイコパス、連続殺人、ストックホルム症候群、児童養護施設…等々櫛木さんカラー満載。映像化に適していそうな物語。市果が絶妙に良い!良くも悪くも以前の櫛木作品ってもっと重ための噎せ返るような閉塞感があった。

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    2025年07月30日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    多分3回目?
    何回も読んでる!
    読みやすい文章で、1話1話が短いから読みやすい。
    アニメ化とかされてないのかな?

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    2025年07月27日
  • ふたり腐れ

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    ネタバレ

    市果と、ある女の話。
    それだけで収めるには足りないくらいの話でした。自分を求めてくる存在を近くに置きたい。その気持ちはよくわかります。
    何かボタンを掛け違えていたならば、自分も何かしてしまっていたのかもしれない。

    サクッと読めました。櫛木理宇さんらしく、殺人描写は細かく、没入できました。

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    2025年07月23日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    父に捨てられたという忌まわしい記憶が邪魔をし、人と上手く話せなった翼が出会ったのは、人形サイズの女の子。しかし、翼以外には美しい猫に見えている。モナミは上手く話せない翼と周りの人との仲介者となり、翼を助ける。ツンデレなところや、甘いものが好きなところ、猫を擬人化したらモナミなのだろうなという感じで、モナミがとにかく可愛い。ファンタジー要素もありながら、翼を捨てた人物を探るところはミステリーのよう。家系の中にミステリーを散りばめる感じが櫛木理宇。私は、諸橋のような自分を見下している人物に依存してしまいがちであるが、本当に自分を想ってくれる人はだれなのか、と考えて人間関係を整理した時に、本当に大切な人と自分を愛せるのだと思った。

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    2025年07月20日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    まさに「戦慄」の如き作品の応酬。
    特にやはり注目は、北沢陶さん。大阪舟場を舞台にさせたら、右に出る人はいません。御本人も昔の人の言い回しや、当時の表現にこだわって書いているだけあって、時代小説のような雰囲気ですが、説明や描写表現は現代語を極力使っているので、どっちらけになることはありません。

    どれも短いながらも、天下一品でした。

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    2025年07月16日
  • 少年籠城

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    お…重かった…!!
    やるせない、いたたまれない
    こんなに人権を無視されている子どもたちが生きている地域があるだなんて思いたくないけど…
    貧困の連鎖、警察の不祥事、後手後手にまわる児童虐待、教育格差など、ときにテレビを騒がす問題がぎゅっと濃縮されていて読んでいてつらかった
    立てこもり現場の緊迫感で読む手が止まらず一気読み
    また読みたい

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    2025年06月23日
  • 少年籠城

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    面白かった! 籠城してる側と外の警察でジリジリ話が進んでいく焦燥感。こういうサスペンスなミステリって精神削られるけど、好き。

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    2025年06月18日
  • 死蝋の匣

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    初めは死蝋という所持するにはおぞましいものがキーワードの猟奇的な事件というハラハラ感の面白さがあって好みでした。
    櫛木さんの作品は読み始めたばかりで今3冊目ですが、物語の序盤で既に犯人の名前が出ているのにこれだけの深みがだせるのはすごいと思います。
    そして今回の家族についての話が深い。
    状況はとんでもなくえぐいですが、家族というコミュニティの中に父親が見えない、母親に女という姿が見えないと追求するところが日本の家庭のあり方の確信をグサグサとついてる。
    いつも子育てのことを追求されて振り回されるのは母親で、でも家事育児に翻弄される姿だけでは役割を終えれず、女であることを疎かにすれば夫婦仲を追求される。
    海外の、夫がいつまでも妻のことを一人の女として求めて愛する姿勢をだすのは日本だと少ないと思えます。
    そして子どもの愛着形成や、発育の時期の影響が与える将来の末路が今の日本のどこかでも似たことが起きているのではと思わせる背筋が凍る話でした。
    和井田と果子のラブラブしたやり取りがあまりに対照的に感じられるのも読み手の息抜きでもあれば、これが本来の愛情だったんだと思えるいい塩梅に盛り込まれているのも凄いです。
    ラストの彼女が安心できた、ここで生まれたかったと思った場所が寂しすぎて彼女にとってはハッピーエンドとすら思えるのかもしれないけど、こんな終わり方が哀しすぎました。

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    2025年06月14日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    後で「あれ?電話、なんだったんだろう」って思うのかな、暦は。
    オカ研メンバーがどんどん好きになってくる。
    普通に殺人事件起きてて怖かった。

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    2025年06月10日