櫛木理宇のレビュー一覧

  • 骨と肉

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    櫛木理宇のミステリって嫌な雰囲気でもするする読めちゃうのがすごい。私だったら安易に“血”をタイトルに入れちゃうなって思ってたんだけれど、最後まで読んで唸らされた。自分が双子だったら絶対読んだ後めちゃくちゃ考えちゃうだろうな、この本。

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    2025年04月29日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今自分の中でキている作家さん、櫛木理宇。
    注目作、少女葬をいよいよ読んだ。
    ずぅーーーーん、という読後感。
    物語は、ある少女が河川敷で六時間超のリンチの末惨殺されたという事件から始まる。
    劣悪な環境の違法シェアハウス「グリーンヴィラ」に、転がり込む家出少女の綾希。
    ある日グリーンヴィラに、同世代の少女の眞美がやってくる。
    慎重派の綾希と楽観的な眞美、二人は互いの境遇を打ち明け合い仲を深めていくが…
    “お父さん””お母さん”と、シェアハウス内を取り仕切る人物を中心とした、擬似家族形態が出来上がっていて気持ち悪かった。
    後に綾希は喫茶店の店主である希枝に出会い、眞美は闇社会と繋がりのある海里と出会

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    2025年04月26日
  • 骨と肉

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    グロさや残酷さやテンポが良い。引き込まれる。
    だれもが怪しくみえて登場人物全員が犯人に思えた。
    作者の別の作品も読みたくなった。

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    2025年04月24日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ちょっとしばらく立ち直れなさそう…
    綾希と眞実、似た境遇の彼女たちの命運を分けたものは、危機管理の力なのかな。自分に迫る悪意や危険に気づく力。そして、信じていい人を見極める力。
    …でも結局、どこで誰に出会えるか、出会ってしまうか、幼い少女たちには運の部分も多かったのかな…。
    頭の悪さに甘えた眞実のキャラは全然好きになれなかったけど、生まれる場所が違えば、明るい彼女はとても愛されただろうし。性別もわからなくなるくらいの暴力などと無縁に生きていけたかもしれない。可哀想に。
    終盤、恋人との温かい時間を過ごす綾希と、凄まじい暴力を受け死に向かう眞実の描写が交互に描かれ、めちゃくちゃしんどかったな。これ

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    2025年04月22日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

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    ネタバレ

    ホーンテッド・キャンパスシリーズ23弾。23冊も出てまだこのレベルのいちゃつき方って中学生より速度遅いですぞ。 毎回言ってる気がするけど俺の寿命が尽きる前にまとまってくれるのだろうか? それはともかく今回は生霊がテーマの3部作で攻めてきた。 怪異という形で襲い掛かってくるけど、真に怖いのはやはりそれを生み出した人間というあたりがいつもの事なのに改めて怖くなる。そして早く次巻が読みたい。

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    2025年03月27日
  • ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる

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    ネタバレ

    きみたちいつになったら付き合うねん!というツッコミを毎回しつつ、結局進展しないよなとこれまた毎回勝手にがっかりするのだが、今回は思いのほか進展した気がする。
    手も繋いだし、何だったらハグもした。
    なお告白はまだらしい。
    ……もうそのままでいいよ、きみたちは。

    一方でオカルトネタは今回もなかなか怖かった。
    結局救いはなく、ただ見届けるだけになった展開は久々ではないだろうか。
    オカ研への依頼的には解決したけど、怪異の思い通りになる展開というか。
    女性が性的に搾取されていたという隠されていた真実と共にぞっとする展開だった一話と三話だった。

    ゆえに二話目に救われる訳である。
    もう本当に泣けた……あ

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    2025年03月26日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

    匿名

    이건좋은괴이만화다워요

    Hon Ted Campus Wolf Howling at the Moon? This novel's art style is strangely similar to the art style of The Night of the Magician. It's a novel with a surprising, suspenseful, and terrifying atmosphere among novels with a monster theme. This is a good manga. It would be good if this was m

    #共感する #憧れる #怖い

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    2025年03月23日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

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    構成といい、怪異のアイディアといい、緊張と緩和のコンビネーションといい、どれを取っても上手いなぁ、しか出てこない。人外が引き起こす恐怖の裏に隠れている人間の闇や、社会の歪みも実に巧みで舌を巻いた。三話全部面白かった。甲乙つけ難い。
    引用・参考文献を見ると無数の資料と格闘した形跡がありありと見て取れる。
    本作は確かに森司&こよみのじれったい恋愛模様にホラーをミックスさせているから甘口に感じる人がいるのもわかるが、物語の構成やキャラクター描写は一級品で毎回楽しませてくれる。次巻も楽しみである。

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    2025年03月22日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    なかなか子供が起こす立て篭り事件っていうのがショッキングというか…。
    小学生が学校に行けない、自分の気持ちを表す言葉を知らないってなにより悲しいなぁと思ったよね。
    日本に今でもそんなところあるのかな…?

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    2025年03月20日
  • 虎を追う

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    めっちゃ面白かった!
    櫛木さんの“陽”寄りの作品って新鮮だ。
    陰惨な事件を扱いつつもエンタメ要素は満載で、最後までどう転ぶか分からずドキドキした。
    手に汗握るってまさにこういうことよね。
    冤罪が疑われる殺人事件についての再審請求を認めさせるべく、SNS・警察・テレビを駆使して世論を動かしていく『星野班』の連帯感が快い。
    孫の旭とその友人・哲、昔なじみの記者、弁護士、被害者遺族等の協力を得て、ひたすらに突き進む様からは目が離せない。
    どうすればバズるか、動画再生数を稼げるか、多くの人に見てもらえるか。
    ネットが人々に与える影響の強大さを、まざまざと見せつけられた。

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    2025年03月16日
  • 少年籠城

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    不良少年2人が子ども食堂に立て籠った。動機は何か。所詮、子どもが考えることだと侮っていた大人たちは、凶器が刃物と拳銃であることと、少年が躊躇わず引き金を引いたことに動揺する。子どもを人質にとり、敵意や殺意を剥き出しにし、欲望のまま行動する様子は、ひどく動物的であった。籠城が長引くにつれ、司や幾也に疲れが滲む。その中、ふたりがたどり着いた真実とは。当真たちは、親から虐待されていることを知りながら何もしてくれなかった大人や警察への怒りが溢れ、籠城することで自分たちの存在を知らせていた。重大なことを起こすことでしか自分の存在を知って貰えなかった。親になるべき人となるべきではない人。子どもは、子どもを

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    2025年03月14日
  • 執着者

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    これは一人暮らしの方は読まないほうがいいかも…平凡な会社員の女性に突如降りかかった、老人による執拗なストーカー行為。警察に相談しても「老人だから」「寂しい人なんだから優しくしてあげましょう」と取り合わず…途中までのストーカー行為の描写が本当に薄気味悪かった。

    物語としてはこのストーカー老人は過去のある事件が引き金となり、何代かの世代にわたり復讐を果たすことが目的だったということが判明し、ストーリーが完結するので、ちょっと肩透かしだったかな。
    どうせなら、ストーカーの心理が謎のまま、常識の通じないホラー要素が濃い人物で終わるほうが不気味だったかも…

    現実として数日前に起きたストーカー殺人事件

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    2025年03月05日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    こ、これは!森司君とこよみちゃんの関係、かなり進展したのではないでしょうか。
    二人とも可愛い。でも本人たちと小山内君以外みんな二人の気持ちに気づいているんですね・・・。
    今回もオカルト部分は結構ぞっとする話で引き込まれました。
    このシリーズは、恋愛パートとオカルトパートが同じくらい面白いのが凄いです。

    #怖い #胸キュン #ほのぼの

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    2025年03月04日
  • 残酷依存症

    匿名

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    女性を物みたいに扱う奴ら。数年前に大学サークルでのニュースが話題になったのを思い出しました。
    苦しんだ女性達の事を思うと、あの5人の事は可哀想とは思えなかった。それが間違ってるのかもしれないけれど、胸が苦しくなりました。

    #ドロドロ #怖い

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    2025年02月28日
  • 執着者

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    ストーカー対応と性犯罪者の量刑を考え直して欲しいと切に願う。途中途中で、いやおかしいだろ?と声が出そうになった。
    性別によって感じ方は変わるかもしれない。男女とも付きまといに遭うが、メインの事件の被害者はやはり女性。
    サスペンスミステリーといったおもむきなので、読みながら犯人は?とか動機は?と考える。途中まで考えていたことが覆されるのは、ミステリーを読む醍醐味。ひねりがある作品はとても好きだ。
    過去の事件と現在の事件の2層構造がメインだが、もう一つの脇、というか、メインとあまり関わりない気にかかる事件もきちんと回収されるので、読後の満足度は高いと思う。

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    2025年02月25日
  • 残酷依存症

    ネタバレ 購入済み

    過去の事件の真相が明らかになっていく場面は血の気が引きました。
    今回も、加害者の残虐さに震え上がるのは前作と一緒ですが、加害者も真千代に成敗されます。
    だけど被害者の身に起こったことがなくなるわけもなく、最後に残ったおばあさんが悲しすぎました。

    #泣ける #怖い #ダーク

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    2025年02月18日
  • 骨と肉

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    ダークなサスペンスと家族の愛憎。
    連続する殺人事件から始まる過去の事件との関連が面白い。
    家族の繋がりなどがわかってくると怖くなってくる。暗くて重い雰囲気の1冊でした

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    2025年02月06日
  • 執着者

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    ネタバレ


    注目の櫛木さんの作品。
    執着者というタイトルと、帯に書かれた書評に惹かれて読んでみた。
    ノンストップかつ怒涛の展開で息つく暇も無く読み終わる、そんな感じでした。
    特に最後の100ページくらいは凄かったです。
    恐ろしい老人にストーカーされる被害者達。
    玄関先で排泄される、郵便受けに齧りかけのパンを入れられる、なぜか行く先々で出会ってしまう…恐ろしすぎて、道を歩くのも怖くなります。
    主人公の警察官「佐坂」は、少年時代に高校生の姉がストーカーによって殺されてしまい、そのせいで家族が崩壊してしまった過去があります。
    事件を追う中で、自分も”復讐”したいんじゃないか?と何度も葛藤しますが、
    かつて姉を

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    2025年02月01日
  • 殺人依存症

    ネタバレ 購入済み

    櫛木先生のホーンテッド・キャンパスシリーズが大好きなので、気になって読んでしまいました。怖かった!
    浦杉さんは勘も良く記憶力もバツグンで優秀な刑事なのに、真千代が遥かに上を行き、最後は絶望。
    浦杉さんにとって地獄でも、架乃ちゃんと奥さんを幸せにしてあげて欲しい。あと真千代の方針変更については、最初からそうして欲しかった。
    苦手な種類の話なのに続きが気になって一気読みしてしまいました。やっぱり櫛木先生の文は読ませます。

    #ダーク #怖い #ドロドロ

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    2025年01月29日
  • 死刑にいたる病

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    阿部サダヲにより映画化もされた作品。
    櫛木先生の話は自分に合っているようで、早く読み進められ話もよく頭に入ってくる。
    内容は高校生の少年少女を狙って殺しをしてきた死刑囚、榛村大和から主人公に手紙が送られてきたことで話は始まる。
    手紙は、9件の殺人で死刑になったが、自分は8件しかしていない。最後の1件は自分の犯したものでは無い、それを立証して欲しいというもの。
    面会に行き交流をしていく。最初は断ろうと思ったが、度々届く手紙は、とても死刑囚とは思えない優しさに満ちた内容ばかりで昔交流のあったこともありその手紙に涙を流す事もあった。
    世界中で起こった残虐な連続殺人について色々調べる。その中でちょうど

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    2026年01月16日