【感想・ネタバレ】残酷依存症のレビュー

あらすじ

サークル仲間の三人が何者かに監禁される。犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ。要求は次第にエスカレートし、リーダー格の航平、金持ちでイケメンの匠、お調子者の渉太の関係性に変化が起きる。さらに葬ったはずの罪が暴かれていき......。殺るか殺られるかのデスゲームが今始まる。

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感情タグBEST3

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ネタバレ

イヤでたまらなかった浜真千代が今回は正義の味方。
ヤリサー(と言うのか…)の鬼畜どもをいたぶりながら被害者が受けた痛みを少しでも味わえるよう徹底的に罰する。そして違和感があった道哉は性同一性障害だったのか。紗綾と渉太、航平、匠に後から加わった瑛介の5人の被害を受けた人の後日談が本当に辛い。納得のいくストーリー、読んでしまう自分も依存症…

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2025年11月29日

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サークル仲間の3人が何者かに監禁される。目を覚ますと……。
痛い痛い痛い。
極限状態に陥った人間は醜い本性を現す。
人間の悪意は底知れない。
犯人は今回の結末をどのような方法で引き起こしたのか。真相は結局不明のままなので、今後どこかで種明かししてほしい。

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2025年11月27日

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櫛木理宇さんの依存性シリーズ2作目。
残酷ではあるのですが、ストーリーに引き込まれて一気読みでした。帯にあるように、これは読書依存症になります!

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2025年11月09日

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地獄の中にさらに地獄へ叩き落とすことが出来るなんて。
生きるか死ぬかの状況に置かれた人間の心理のぐちゃぐちゃさや、理解できなくて訳が分からなくなる思考回路が生々しく描かれていて、体験したことでもあるの??ってくらい恐ろしかった…
しかも、あえてあからさまな回想シーンみたいなのが出てくる度に心がザワザワして、誰が復讐してるかなんて全く想像がつかない。
『依存症』というタイトルにふさわしく、ひとりの人間の依存先や依存理由の違いがものすごく出てくる。
でもなんでか、最後はスッキリしてしまった。あの女に「よくやった」なんて言いたくなってしまって自分も怖い。
このシリーズの依存になってる私…!!

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2025年11月06日

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ネタバレ

面白いと言っていいのか分からないが、面白い。

男の子として友達になったが、身体は女の子。
それがバレ、強姦され…。

強姦サークルを仕切る3人、お姫様1人への逆襲。

制裁としては妥当だと思う。
表現が生々しく気持ち悪かった。

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2025年06月10日

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ネタバレ

痛くて不快で途中まで読み進めるのしんどかった。
復讐は何も生み出さないって分かっていても、この復讐は美しすぎたし快感さえあった。怖。

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2025年05月29日

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ネタバレ

菊池寛の名前最近よく見るな〜
ついでにジェントルメンにも出てきたから誰か知ってる!予備知識ありで人名見かけるの嬉しい!


p.247
今のところ1番のグロ場面
喉噛み切ろうとするの原始的で死にものぐるい感がすごくていい
皮膚が柔らかくてよく伸びるのもゾワッとする


グロいけど話自体はめっちゃいい
終わり方もいい!!!すき!!!

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2025年04月25日

匿名

購入済み

女性を物みたいに扱う奴ら。数年前に大学サークルでのニュースが話題になったのを思い出しました。
苦しんだ女性達の事を思うと、あの5人の事は可哀想とは思えなかった。それが間違ってるのかもしれないけれど、胸が苦しくなりました。

#怖い #ドロドロ

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2025年02月28日

ネタバレ 購入済み

過去の事件の真相が明らかになっていく場面は血の気が引きました。
今回も、加害者の残虐さに震え上がるのは前作と一緒ですが、加害者も真千代に成敗されます。
だけど被害者の身に起こったことがなくなるわけもなく、最後に残ったおばあさんが悲しすぎました。

#泣ける #怖い #ダーク

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2025年02月18日

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シリーズものだったのか。「拷問依存症」を先に読んでしまった。
浜真千代が過去作でどんなことをしたのか知らないけど、これからの展開を知ってしまっている。
順番に読めばよかった。

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2025年12月06日

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ネタバレ

サークル仲間の男三人が何者かに監禁され、犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。お互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ等、要求は次第にエスカレートし、さらに葬ったはずの罪が暴かれていくお話。
「殺人依存症」の続編ですが、前作よりもかなり読みやすかったです。グロテスクな描写は今回のほうが多かったかもしれませんが、酷い目に遭っている男三人が救いようもないクズなので勧善懲悪の構図になっているのが大きいです。
でも読み終えると「あれ?でもこれでいいんだっけ?」と目が覚めるような作品になっているため、タイトルや表紙のインパクトに負けない読後感でした。

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2025年12月04日

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依存症シリーズ第二弾。
読む前から分かっていたが、案の定えげつない暴力にえげつない絶望感!
読んでいて、思わず痛い痛い痛い痛い痛い!!!!となること間違いなし…
ただ、懲らしめられているのが、性犯罪まがいなことばかりしている大学生なのでなんかスカッとすることもあります笑

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2025年11月01日

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子供に手を出すのはやめてもこんなクズ共は手を出して!どんどん出して!むしろありがとうございます!と声を大にして言いたい。
もう完全にダークヒーロー。

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2025年10月31日

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1作目に比べて残酷さがマシに感じた。
なんなら、悪人を懲らしめてるのでハッピーエンドに感じてしまった私はもはや麻痺しているか、〝生きた悪魔〟の掌で転がされているのでは…?と思うとゾッとする。このシリーズまたも一気読み。読み終わる前に次を購入。ノンストップで読む。裏切らない展開。
できれば1作目から読むことをおすすめする。

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2025年10月24日

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ネタバレ

正直、自業自得だと思った。そして、責任を仲間になすりつけようとする姿は人間味があり、醜い。
ホモソーシャルという言葉を初めて知った。女性嫌悪。同性愛嫌悪。仲間として勝手に絆を深めていればいいのに、わざわざ他人をモノのように扱い、共に喜んで実害を与えることに罪悪感を抱いていない。残酷な描写は恐ろしいほどに酷かったが、それでもなお生きようとする姿に、自分自身のしてきたことを反省していないのだと感じた。
社会的には許されないのだろうが、彼らのやってきた過去を見てしまうと、彼らに情は入れられず、読み終わりは前作よりも気分が悪くなかった。この感情も正しいのかわからないけれど。

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2025年10月22日

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依存症シリーズ2作目は、前作ほどの不気味さはなく、むしろ「必要悪」のようなテーマを感じた。読後感は意外と悪くない。
サークル仲間の3人が監禁され、友情を試すかのように過酷な指令を突きつけられていく。家族のことを話すようにという小さなものから、爪を剥がせ、目を潰せといった常軌を逸した要求までエスカレートし、やがて3人の関係性や過去の罪がむき出しにされていく。

「ホモソーシャル」という言葉を初めて知ったが、男同士で男らしさを競い合う心理がこんなにも歪んでいくのかと驚かされた。そこから、同性愛者への嫌悪や女性蔑視に発展していくのも興味深い。

怖いものを覗き込みたい気持ちと、もうやめてと思う気持ち。その両方を抱かせる物語で、読者自身が試されているようにも感じた。

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2025年10月03日

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面白かった。最初惨いことするなと思ったけど読んでいくうちにこいつらこうなって当たり前じゃんみたいな思考になっていくのがすごくわかった。面白い。俯瞰で見たこの自分の気持ちが変わってく感じ?めっちゃくちゃ面白い。人間って本当に都合がいいなぁ。
評価4なのは本当に本当に本当に個人的だけど前回の話の続きじゃないとこれ誰だってなったから。
話的に4.5とか。まだ全然耐えれるグロさ。この前の話読んでないからかな。後やられる奴らがクソだからかな。

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2025年09月16日

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ネタバレ

前作は星3つにしたが、今回は4に。
今回も特に中盤から引き込まれて一気に読み終えた。本作は、実際にあったスーパーフリー事件を彷彿とさせる組織的輪姦事件の犯人に対する復讐劇。警察、犯人、被害者親族の3者の視点が並行して進み、次第に人間関係、背景、真相が明らかなっていく構成が巧みで今回も引き摺り込まれた
それにしても性同一性障害の被害者の受けたであろう肉体的精神的ショックは想像を絶する悲劇としか言い様が無く、非常に切なく胸が苦しくなる展開であった。

今回は、前作ほどの暴力描写ではい印象(前作の免疫?)だったし、前作では味わえなかった切なさの残る後味から星4つに。

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2025年09月01日

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一気に読み終わり、放心しました。
前作の衝撃から二作目、どの様な展開を見せてくれるのだろう?と期待して読み始めましたが…。
とんでもないですね。テンポの良い物語の展開を描く手腕もさることながら、最悪の上に開示される最悪の真実。「いや〜…っ…」と目を薄めながら恐々読み進めてしまいました。ラストの情景が…もう…。
凄かったです。

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2025年08月25日

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ネタバレ

1作目の殺人依存症の続きと言うことで、警察の高比良など前回登場していた人物が登場していた。

殺人依存症はなんの罪の無い男児や高校生までの女性が被害者で読んでいるのが辛かったが、今回の残酷依存症はホモソーシャルを維持するため犯罪を犯し罪の意識が全くと言って無い人物が対象だったので表現は残虐ではあったが前回より心が痛いと感じなかった。

そして読んでいくうちに再度現れる浜真千代。
ターゲットを変え、浜真千代はまだ続けていたのだと衝撃だった。
過去のノウハウなどを他人に教え、このような犯罪を犯す人が増えていくのか3作目の監禁依存症も気になった。

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2025年08月14日

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ネタバレ

相変わらず表現が生々しく痛々しい。
シリーズ第2弾でどう繋がるか分からなかったなかで登場にはゾクっとさせられました。
これからまたどう繋がっていくかが楽しみ

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2025年06月23日

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依存症シリーズ第二弾。
前作でかなりダメージを負ったので気合を入れて読んだら、暴力パートの登場人物が悪い奴だったおかげで前作ほどのダメージを負わずにすんだ。良かったー。


ここまで書いて思ったんだけど、被害者の罪の有無によってここまで気持ちの変化があることにショックを受けた。正義「感」の力が持つ恐ろしさを体感した。

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2025年06月16日

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ネタバレ

監禁された大学生3人(暴行犯たち)を拉致した大人たち おそらく被害者家族だと思う どうやって事故装い殺したのかは不明だが、道哉(ミキ)敵を討てたことは良かったと思う

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2025年05月21日

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これまた刺激の強い小説である。わかりやすくいうなら、SAWみたいなシチュエーション。そこに、遊び盛りの大学生3人。彼らはなぜ監禁されているのか。それが徐々に明らかになっていくとき、またしても男の本能の嫌〜な部分がゴリゴリと文章という形で俺を威嚇してくる。前作同様読み出したら止まらない。良作から傑作の部類にいまんとこ入るのだが、気分が滅入る…

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2025年04月12日

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ネタバレ

おもしろかった。今まで幼い女の子、男の子だったターゲットがついに大学生になった。やっぱり前作の刑事は察しが良く1番まちよに近付けた人なんだと思い知る。グロさも程よく楽しめた。3作品のなかで1番スッキリして好きかも

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2025年03月24日

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シリーズの中では、一番よかったです。

相変わらず文字で読んでも思わず顔をしかめてしまうような残虐ぶりですが、だんだんとその残虐ぶりでも仕方ないような気がしてきてしまいます。

切なく悲しく、そしてあんなに恐ろしいサイコパスの浜真千代を少しだけ好きになる本でした。

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2025年03月18日

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依存症シリーズ2作目
前作の引きから今回は成人男性ですか、今回も目を背けるような不条理とグロ描写が待っているのかと思ったら、確かに待っていたんだけど思ってたのと違う!と読んだ人は全員が思ったでしょう。
まったくもって同情の余地のない胸糞展開が続きます。
世の中に耳を疑うようなことを平然と面白おかしく行える人間であふれかえっているのかと怖くなります。
ダークヒーローのように真千代がなっていて、これはこれで良いのだが殺人~の時の得体のしれないサイコな部分が魅力だったのでちょっとモヤっとしました。

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2025年03月16日

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対象とされて同情の余地がない人はいる。
むしろ、そうされるべきだ、とまで思う。当たり前だ、と、憎悪をぶつける。苦しむだけ苦しめ、もっと苦しめと。そうなったとしても…それでも苦しめられてる苦しみは消えない。辱められた気持ちも焼き付いたままだ。すべて継続するのだ。継続するほど強く強く増幅していく。だから、この小説が溜飲を下げるのだ。

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2025年03月12日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。前作に続き、目を逸らしたくなるほど残酷な物語。心が元気な時に読んだほうがいい。暗黒の文章に飲み込まれてしまうことになる。恐ろしい。だけどおもしろい。そんな小説。

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2025年03月01日

ネタバレ 購入済み

彼らがしてきたことはだいたいの予想はつくのですがそれでも事件の詳細が知りたいのでどんどん読み勧めたくなるお話でした。
一作目は読んでないのですがそれでも問題なく楽しめました。

#ダーク

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2023年08月24日

ネタバレ 購入済み

依存症シリーズ、2作品目

浜さん、過去の自分を殺すことはなくなったけど、過去の自分を作った相手を殺すようになったんだなぁとしみじみ。

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2023年06月03日

ネタバレ 購入済み

もしこの本を手に取る人の中に

性同一性障害の方がいらっしゃるなら途中読み進めるのが辛くなると思います。
胸糞中の胸糞作品です。(いい意味で)
残された遺族の気持ちを考えるともっと残酷に拷問を与えても良かったのでは?と思うほどに加害者がクズすぎる。

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2022年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表現や言葉遣いに違和感がなく読みやすい。
展開はわりとよくある残酷系の復讐もの。
SAWシリーズのはじめの方に近いかもしれない。
もしかしたら登場人物の一部は前作から続いているのかな。

大学サークルの集団暴行とホモソーシャルに性同一性障害をあわせたことに驚いた。
シンプルに強姦の被害者が男の子だったということを読者たちが「どんでん返し」と呼んでいるのかと思ったから、その予想はいい意味で裏切られた。

最期がどうなったのか、もう少し書いてくれていたらなあと思う。
主犯格の3人は仲良く撲殺、里見瑛介も似たような殺し方をした上で崖から落としたのかな?

悪くなかったので前作なども読んでみようと思う。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

前に読んだ殺人依存症と同じシリーズで、登場人物も若干被っている。今回は大学生3人が監禁され、何者かに痛ぶらけ続ける。始めは理由も不明で、同じ時系列で女子学生も1人殺される。

刑事は殺された女子学生の背景を調べる中で、この4名が中学の時に友人の1人をレイプした事件(性同一性障害)や、大学のサークルでも女性をレイプして恐迫していることが明かされていく。刑事が解明したというより、監禁していた犯人がしゃべらせた、に近い。

展開はむごいけど、大学生たちのやってきたことは胸クソ悪く、成敗するような感覚で読めた。

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

何者かに襲われ監禁された大学生3人が、要求や指令を出され、刻々と死へと追いやれていくデスゲーム。
前作から引き続き、刑事が再登場し、次々と真相がわかっていき、同情一つもできぬ因果応報の物語だった。
痛々しく残酷な描写が続くのに、一切可哀想と思えない展開が続く。

今回も実際にあった事件が出てきてリアルさがあり、犯罪者の人権や命を守らなくてはいけない警察の葛藤も垣間見えた。
社会の敵と犯罪者は異なり、法の上での正義を守らなくてはいけない。
作中の一連の事件の解決で守られたのは、誰のどんな正義だったのか。

前作の主犯が完全な悪から善へと180度入れ替わったこと。これが今後の展開にどう影響するのか楽しみである。

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2025年03月14日

hnh

購入済み

面白かったです

単純に読みやすく面白かったです
でも、内容がラストあたりで重かったように感じました。続編ありそうな感じが良かったです

#切ない #怖い

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2023年03月29日

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