あらすじ
サークル仲間の三人が何者かに監禁される。犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ。要求は次第にエスカレートし、リーダー格の航平、金持ちでイケメンの匠、お調子者の渉太の関係性に変化が起きる。さらに葬ったはずの罪が暴かれていき......。殺るか殺られるかのデスゲームが今始まる。
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Posted by ブクログ
イヤでたまらなかった浜真千代が今回は正義の味方。
ヤリサー(と言うのか…)の鬼畜どもをいたぶりながら被害者が受けた痛みを少しでも味わえるよう徹底的に罰する。そして違和感があった道哉は性同一性障害だったのか。紗綾と渉太、航平、匠に後から加わった瑛介の5人の被害を受けた人の後日談が本当に辛い。納得のいくストーリー、読んでしまう自分も依存症…
Posted by ブクログ
面白いと言っていいのか分からないが、面白い。
男の子として友達になったが、身体は女の子。
それがバレ、強姦され…。
強姦サークルを仕切る3人、お姫様1人への逆襲。
制裁としては妥当だと思う。
表現が生々しく気持ち悪かった。
Posted by ブクログ
痛くて不快で途中まで読み進めるのしんどかった。
復讐は何も生み出さないって分かっていても、この復讐は美しすぎたし快感さえあった。怖。
Posted by ブクログ
菊池寛の名前最近よく見るな〜
ついでにジェントルメンにも出てきたから誰か知ってる!予備知識ありで人名見かけるの嬉しい!
p.247
今のところ1番のグロ場面
喉噛み切ろうとするの原始的で死にものぐるい感がすごくていい
皮膚が柔らかくてよく伸びるのもゾワッとする
グロいけど話自体はめっちゃいい!
終わり方もいい!!!すき!!!
過去の事件の真相が明らかになっていく場面は血の気が引きました。
今回も、加害者の残虐さに震え上がるのは前作と一緒ですが、加害者も真千代に成敗されます。
だけど被害者の身に起こったことがなくなるわけもなく、最後に残ったおばあさんが悲しすぎました。
Posted by ブクログ
サークル仲間の男三人が何者かに監禁され、犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。お互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ等、要求は次第にエスカレートし、さらに葬ったはずの罪が暴かれていくお話。
「殺人依存症」の続編ですが、前作よりもかなり読みやすかったです。グロテスクな描写は今回のほうが多かったかもしれませんが、酷い目に遭っている男三人が救いようもないクズなので勧善懲悪の構図になっているのが大きいです。
でも読み終えると「あれ?でもこれでいいんだっけ?」と目が覚めるような作品になっているため、タイトルや表紙のインパクトに負けない読後感でした。
Posted by ブクログ
正直、自業自得だと思った。そして、責任を仲間になすりつけようとする姿は人間味があり、醜い。
ホモソーシャルという言葉を初めて知った。女性嫌悪。同性愛嫌悪。仲間として勝手に絆を深めていればいいのに、わざわざ他人をモノのように扱い、共に喜んで実害を与えることに罪悪感を抱いていない。残酷な描写は恐ろしいほどに酷かったが、それでもなお生きようとする姿に、自分自身のしてきたことを反省していないのだと感じた。
社会的には許されないのだろうが、彼らのやってきた過去を見てしまうと、彼らに情は入れられず、読み終わりは前作よりも気分が悪くなかった。この感情も正しいのかわからないけれど。
Posted by ブクログ
前作は星3つにしたが、今回は4に。
今回も特に中盤から引き込まれて一気に読み終えた。本作は、実際にあったスーパーフリー事件を彷彿とさせる組織的輪姦事件の犯人に対する復讐劇。警察、犯人、被害者親族の3者の視点が並行して進み、次第に人間関係、背景、真相が明らかなっていく構成が巧みで今回も引き摺り込まれた。
それにしても性同一性障害の被害者の受けたであろう肉体的精神的ショックは想像を絶する悲劇としか言い様が無く、非常に切なく胸が苦しくなる展開であった。
今回は、前作ほどの暴力描写ではい印象(前作の免疫?)だったし、前作では味わえなかった切なさの残る後味から星4つに。
Posted by ブクログ
1作目の殺人依存症の続きと言うことで、警察の高比良など前回登場していた人物が登場していた。
殺人依存症はなんの罪の無い男児や高校生までの女性が被害者で読んでいるのが辛かったが、今回の残酷依存症はホモソーシャルを維持するため犯罪を犯し罪の意識が全くと言って無い人物が対象だったので表現は残虐ではあったが前回より心が痛いと感じなかった。
そして読んでいくうちに再度現れる浜真千代。
ターゲットを変え、浜真千代はまだ続けていたのだと衝撃だった。
過去のノウハウなどを他人に教え、このような犯罪を犯す人が増えていくのか3作目の監禁依存症も気になった。
Posted by ブクログ
相変わらず表現が生々しく痛々しい。
シリーズ第2弾でどう繋がるか分からなかったなかで登場にはゾクっとさせられました。
これからまたどう繋がっていくかが楽しみ
Posted by ブクログ
監禁された大学生3人(暴行犯たち)を拉致した大人たち おそらく被害者家族だと思う どうやって事故装い殺したのかは不明だが、道哉(ミキ)敵を討てたことは良かったと思う
Posted by ブクログ
おもしろかった。今まで幼い女の子、男の子だったターゲットがついに大学生になった。やっぱり前作の刑事は察しが良く1番まちよに近付けた人なんだと思い知る。グロさも程よく楽しめた。3作品のなかで1番スッキリして好きかも
彼らがしてきたことはだいたいの予想はつくのですがそれでも事件の詳細が知りたいのでどんどん読み勧めたくなるお話でした。
一作目は読んでないのですがそれでも問題なく楽しめました。
もしこの本を手に取る人の中に
性同一性障害の方がいらっしゃるなら途中読み進めるのが辛くなると思います。
胸糞中の胸糞作品です。(いい意味で)
残された遺族の気持ちを考えるともっと残酷に拷問を与えても良かったのでは?と思うほどに加害者がクズすぎる。
Posted by ブクログ
表現や言葉遣いに違和感がなく読みやすい。
展開はわりとよくある残酷系の復讐もの。
SAWシリーズのはじめの方に近いかもしれない。
もしかしたら登場人物の一部は前作から続いているのかな。
大学サークルの集団暴行とホモソーシャルに性同一性障害をあわせたことに驚いた。
シンプルに強姦の被害者が男の子だったということを読者たちが「どんでん返し」と呼んでいるのかと思ったから、その予想はいい意味で裏切られた。
最期がどうなったのか、もう少し書いてくれていたらなあと思う。
主犯格の3人は仲良く撲殺、里見瑛介も似たような殺し方をした上で崖から落としたのかな?
悪くなかったので前作なども読んでみようと思う。