櫛木理宇のレビュー一覧

  • 七月の鋭利な破片

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    先が気になって気になって仕方なかったのであっという間に読んでしまいました
    ペドフィリア、毒親…犠牲になる子供達
    この題材の話はほんとに胸を抉られるような気持ちになります

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    2025年06月27日
  • 少年籠城

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    お…重かった…!!
    やるせない、いたたまれない
    こんなに人権を無視されている子どもたちが生きている地域があるだなんて思いたくないけど…
    貧困の連鎖、警察の不祥事、後手後手にまわる児童虐待、教育格差など、ときにテレビを騒がす問題がぎゅっと濃縮されていて読んでいてつらかった
    立てこもり現場の緊迫感で読む手が止まらず一気読み
    また読みたい

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    2025年06月23日
  • 少年籠城

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    面白かった! 籠城してる側と外の警察でジリジリ話が進んでいく焦燥感。こういうサスペンスなミステリって精神削られるけど、好き。

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    2025年06月18日
  • 死蝋の匣

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    初めは死蝋という所持するにはおぞましいものがキーワードの猟奇的な事件というハラハラ感の面白さがあって好みでした。
    櫛木さんの作品は読み始めたばかりで今3冊目ですが、物語の序盤で既に犯人の名前が出ているのにこれだけの深みがだせるのはすごいと思います。
    そして今回の家族についての話が深い。
    状況はとんでもなくえぐいですが、家族というコミュニティの中に父親が見えない、母親に女という姿が見えないと追求するところが日本の家庭のあり方の確信をグサグサとついてる。
    いつも子育てのことを追求されて振り回されるのは母親で、でも家事育児に翻弄される姿だけでは役割を終えれず、女であることを疎かにすれば夫婦仲を追求さ

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    2025年06月14日
  • 残酷依存症

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    ネタバレ

    面白いと言っていいのか分からないが、面白い。

    男の子として友達になったが、身体は女の子。
    それがバレ、強姦され…。

    強姦サークルを仕切る3人、お姫様1人への逆襲。

    制裁としては妥当だと思う。
    表現が生々しく気持ち悪かった。

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    2025年06月10日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    後で「あれ?電話、なんだったんだろう」って思うのかな、暦は。
    オカ研メンバーがどんどん好きになってくる。
    普通に殺人事件起きてて怖かった。

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    2025年06月10日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    事件を追うルポライターになるつもりがエロ記事が収入源の30代になってしまった未散。女子大生という肩書きがなくなることで仕事が来なくなるというところがリアルで怖い。そんな未散のもとにかつての友人、古沢福子から連絡が入る。彼女は、事件の記事の元ネタを電話口で話すのみで、自身の近況は全く話さない。というのも、福子は約3年間で4人を殺したシリアルキラーであり、現在も逃亡しながら殺人を続けているからだ。福子の手の中で未散が踊らされている感じが逆に気持ちよく感じる。未散を陥れるためではなく、未散の仕事の成功をもたらす光となるのが福子だからだ。未散の出したルポは、福子との共著と言っても良いだろう。福子のおか

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    2025年06月03日
  • 赤と白

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    伊奈美帆子
    小柚子
    青木弥子
    関口慎
    辻井
    大島
    越智百香…京香
    加藤先生
    中塚先生

    戸川苺実

    七海
    ダイ
    田島先生
    真鍋

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    2025年06月01日
  • 少年籠城

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    泥首という温泉街の河原で子供の遺体が発見された。犯人と疑われた少年は町でも不良少年として有名な少年。職質の最中警官を襲い拳銃を奪って食堂に立てこもる。という話。少年は殺人を犯していないと言い、真犯人を捜査する警察と、立てこもられた食堂での話が並行して進んでいきます。
    世間のみんなは、死んだ子どもにしか興味ない。生きているうちは「自己責任」死んではじめて「かわいそうという」セリフが印象的。
    読後感は悪くない。傑作でした。

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    2025年05月31日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

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    ちょっと待て、まだ付き合ってなかったんかい!!! と冒頭から突っ込む人はどれほどいたでしょうか(笑)。でも今回はいよいよ進展が……? しかしやっぱりというか何というか、怪異によって邪魔されてしまうのですね。とはいえ怪異に対処する森司の優しさとカッコよさが際立つ気がするので、これは高ポイントかも?
    と、あのカップルの行方が何よりも気になってしまうこのシリーズですが、もちろんメインはホラーであり謎です。今回の作品はどれもが、生きた人間の情念によるもの。死んだ人間よりやはり生きた人間の方が怖い、というありがちな印象でありながら、どうしようもない悲しさも感じました。「さよならカサブランカ」は切ないし、

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    2025年05月30日
  • ふたり腐れ

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    ネタバレ

    市果とイノリの間に芽生えた情になんだか切なくもなりながら、終盤の怒涛の展開にびっくり。
    そうきたかー。
    映画で見たいなー。

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    2025年05月30日
  • 残酷依存症

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    ネタバレ

    痛くて不快で途中まで読み進めるのしんどかった。
    復讐は何も生み出さないって分かっていても、この復讐は美しすぎたし快感さえあった。怖。

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    2025年05月29日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    白石洛
    白石果子
    和井田英一郎
    名取
    紺野美和

    薩摩治郎
    薩摩伊知郎
    薩摩志津
    善吉
    幸恵
    早瀬医師
    伊田瞬矢
    伊田大悟
    土屋尚文
    橋爪蛍介

    稲葉千夏
    北畠彩香

    大須賀光男
    大須賀弘
    大須賀礼美
    伊藤竜一

    國広海斗
    清水
    鷺谷
    三橋未尋
    三橋亜寿沙
    三橋睦月

    ーケツをこっちに向けろよ。雌犬。

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    2025年05月28日
  • 殺人依存症

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    カバーに書いてあった「これは小説の形を借りた地獄そのものだ」が全てを現していた。
    子供に酷いことをする奴らの証言や描写が生々しくて辛い。けれど息を吐かせぬ迫力で一気に読み終えてしまった。すごいものを読んでしまった。

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    2025年05月27日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    緒方櫂
    高橋文稀
    佐野亮介
    土橋祥太…涼奈
    大井田真依
    中田優希奈
    篠田
    五十嵐春菜
    福沢竜登
    後藤
    栄谷舜一
    岩村
    浜岡怜生
    柳田健助
    長谷部准哉…俊馬
    亨一…奈々子
    斉田先生
    宅間守
    都井睦雄

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    2025年05月23日
  • 殺人依存症

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    星10個ぐらいつけたい。間違いなく今まで出会った中で1番の胸糞鬼畜小説!!!!1日で一気読みしてしまいました。別の視点で見ると加害者は被害者であり、大小はあれど、わたしたちが過ごす日常生活にもありふれているのではと、胸が抉られる思い。
    とにかく最後の100ページぐらいは引き込まれすぎて次の展開に釘付けでした。最高!!!続編も読みます!

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    2025年05月22日
  • 氷の致死量

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    愛情って誰に向けるものなんだろうか。
    「死に至る病」を映画で見てすごく作家さんが気になってこちらを読みました。
    殺人の手口のグロさがまず衝撃すぎる。映像化したら気持ち悪くなっちゃう人絶対いるよって思いながらも見たい好奇心がでちゃいます。
    母親の愛を求めて女性の臓器を取り出して抱きしめる殺人犯、14年前に殺された女性教師とよく似た主人公の女教師。このふたりの視点が交互に動くからこそ、どこで交わるのかハラハラしました。
    サイコパスの猟奇殺人かと思えば、愛情って何だったんだろうと親子関係の在り方を問われる作品で重みが十分にありました。
    また、女教師がなぜ殺されて、自分も嫌な雰囲気に巻き込まれているの

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    2025年05月20日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    伊沢綾希
    小泉淳平
    三津子
    峰岸
    関井眞美
    リカ
    ユウちゃん
    宇田川海里
    国井
    長谷川陸
    長谷川季枝
    ナナ
    サキ
    ヒロキ

    トモユキ
    若月
    小松
    細貝
    伊沢ふみ子
    星野圭
    関原
    森内
    前原

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    2025年05月18日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    異様な女、葉月。八尺様のイメージで読んでた。まるで都市伝説が如くいろんな家庭に寄生し、骨の髄までしゃぶり尽くす…何よりマインドコントロールの手法がわかりやすくて結果が恐ろしい。本気で心配してくれる人でさえ疑い、どこにも逃げ場のない環境。あ、これ洗脳してるんだな、と怖がりながら読ませて頂きました。ダレることなく丁度良い長さの話でめっちゃ満足です。

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    2025年05月16日
  • ふたり腐れ

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    作家さんを知らなかったら絶対に手に取らない漫画ちっくな表紙ではあるけれど、ちょっと桜庭さんっぽくて、しかも、こう来るかー!!ってな展開で、めっちゃ好みの小説だった♡

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    2025年05月15日