【感想・ネタバレ】ホーンテッド・キャンパスのレビュー

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Posted by ブクログ 2020年03月16日

霊が見えてしまう主人公、森司。
ただ霊が見えるというだけで、なんら霊と対抗するような術を持ち合わせていない彼がその能力がきっかけ(のようなもの)で出会ってしまった美少女こよみ。
高校時代から想う彼女と偶然同じ大学に入学した森司は、
こよみと同じオカルト研究会に入るが、それがきっかけで次々と心霊現象に...続きを読む遭遇してしまう。
彼女を守るため、ついでに距離を近づけるため奮闘する青春ホラー小説。

賞を取るくらいの作品ということで、ちょっとラノベっぽい作品を初めて手にとりましたが、内容は至って普通。ホラーとして怖いわけでもなく、凝ったミステリーがあるわけでもなく。
正直ネットでこの程度の小説書いてる人いるんじゃないかと。
ただ、しょっちゅうお化けが出てきてる癖に
それと並行して甘酸っぱい恋が垣間見えるという、相反するものが描かれていることが非常に魅力的。とてもツボ。
単純に甘酸っぱい恋愛が好きな方ならホラー要素とかほぼないのでかなりオススメ。
続編も2冊出ているので是非そちらも読み進めたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月25日

『ばけもの好む中将』とは違い本当の怪現象が起きる話。コミカルに話が進んでいくけど、起きる怪現象は現実に起こると怖いものばかり。第五話の女の子が乗り移る話が一番怖かった。中学女子の執念怖し。

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Posted by ブクログ 2022年11月17日

青春、ホラー、ミステリなど様々な要素が盛り込まれていて、読み心地としてはラノベ。確実に需要あるだろうなぁと思ったら映像化もされていた。視えてしまう男子大学生と女子大学生の淡い恋、シリーズが進むに連れて関係が進むだろう展開に期待。

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Posted by ブクログ 2021年04月08日

大好きな作家、櫛木理宇の作品の中でも比較的マイルドなほうだとは思う。
タイトルからしても、ホラー好きの娘にオススメしようと思ったら…

あら大変!かなり際どい描写が…

でも今時の学生は、そんなの気にならないのかも?

ラストのエピソードはかなりグッときます。
簡単に紹介すると、いじめのお話。
科学...続きを読むが進んで、時代が変わっても、人の心の闇だけは変わらない。

そんなお話にゾッとしました。

マイルドな中にも、やはり櫛木節は健在でした。

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Posted by ブクログ 2020年12月28日

ホラーだけど、怖いだけじゃないのがこの作品の面白いところ。この作品だけは何度も読み返してしまう。
素敵ポイント①森司とこよみちゃんの恋愛模様を見守ることができる。ほんわかする。
素敵ポイント②毎話オカルト知識が増える。
素敵ポイント③違った内容の話が収録されているが、繋がりがある(今回は男女関係のあ...続きを読むれこれ)から読み終わった後なんとも言えない達成感?みたいなものがある。

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Posted by ブクログ 2020年09月02日

相変わらずホラー系ばっかの今日この頃。本作については、筆者の著作を一度読んでみたかったのもあり。シリーズとしてずいぶん作を重ねているみたいだけど、まあもういいや。少なくとも”ゴーストハント”シリーズの方が好きだし。同作を、ほぼ同じ時期に読んでいたというのも、タイミングが悪かった。本作もまあ、面白かっ...続きを読むたけどね。

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Posted by ブクログ 2019年03月16日

オカルト・ホラーとロマンスが絶妙にブレンドされた大ヒット怪奇青春小説シリーズの1冊目。ヤマウチシズさんのイラストはきっと読者のハートを掴んで必ずヒットを呼び込むのでしょうね。八神森司はヘタレの意気地なしにしてはイケメン過ぎる気がしますが、不思議美少女の灘こよみはイメージにぴったりですよね。ホラー小説...続きを読むですが出て来る霊たちが割とあっさりと潔く退場して最後がハッピーエンドなのが好感度の高い理由でしょうね。森司とこよみは互いに心の中では既に結ばれているけれど言葉で愛を語らないシャイで草食的な恋人関係なのでしょうね。

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Posted by ブクログ 2017年12月15日

ホラー・テイストの青春ノベル。
気軽に読めます。
「ホーンテッド」とあるからキャンパスに「出る」のかと思ったら、キャンパスにはオカルト研究会があるだけで、違ったみたい。
オカ研のメンバーも一癖も二癖もある人達でなんかありそうな予感。良い感じに盛り上がって続編へ。次回も期待できそう。

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Posted by ブクログ 2017年06月15日

すこしオカルトな青春キャンパスライフもの。さらりと背筋を撫でるようなホラー短編が5編、ホラー要素はまあそこそこって感じだったけど恋愛モノとして二人の距離が近づいているのかどうなんだこれは~という悶々は読んでいて楽しかった。読み終わってから「そういや冒頭のあれは何だったんだ? 回収されてないような」と...続きを読む思ってみたら、そこそこ長いシリーズものだと知った。マジか。

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Posted by ブクログ 2024年02月14日

作家の毒はかなり控えめ。
1話完結なのも読みやすい。ゾクっとなるような怖い話ではないので夜でも読める。

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

特に毒にも薬にもならないお話だったなぁというのが所感でした。結局1冊通してあまりお話は進展してませんし。

あとキャラが多くて同時に喋るシーンが多いのですが、誰が話しているのかちょっと読みにくかったです。口調で差別化しようとはしてますが。。。

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Posted by ブクログ 2023年08月21日

櫛木さんのデビューを飾った人気シリーズ。私はこのシリーズ以外の櫛木さん作品ばかり読んできた。今まで「寄居虫女」「死刑にいたる病」「老い蜂」等々、不気味でサイコパスな物語を選んで読んできた。だがこれは装丁でもわかるように、完全なる青春ホラー小説。ちょっと私に合わないかなと思いつつも読んでみた。

まぁ...続きを読む想像通りの設定。ベタな恋愛要素もあり。でも「…うっ!」っとなる部分もある。私の中では櫛木さんらしからぬ印象。まぁ私の好みとはちょっとずれているので、お手すきの時に読んでみよう。シリーズなんと20作ほどあるらしい。

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Posted by ブクログ 2022年11月07日

2016年中山優馬さん、島崎遥香さん主演で上映された映画の原作。幽霊なんて見たくないのに「視えてしまう」青年、八神森司が片思いの美少女こよみのためにいやいやながらオカルト研究会に入ることに。次々ともたらされる怪奇現象のお悩みに、オカ研メンバーが大活躍!!(きうい)

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Posted by ブクログ 2021年12月27日

超自然現象を扱っている、と言う意味ではホラーだが、学園ドラマ調で話もさほどホラー度は強くない。
どちらかというと、大学版トワイライト・ゾーン調の話しで予定調和的に終わる短編集。

ホラー小説大賞の読者賞受賞というのに期待したが、さほどインパクトは無かった。
文章は読み易く、会話も今風な一方で、妙に古...続きを読むい表現があるのが面白い。

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Posted by ブクログ 2021年12月05日

ストーリー構成としてはいいと思います。
ためになる文学うんちく等も由緒由緒にあって面白い。
ただ、主人公の森司が、どうしても好きになれない。。
思春期特有な言動なのかも知れないけど、そんな分かりやす過ぎるほど典型的な見栄っ張り奥手キャラは、自分は読んでてイラッときました。。

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Posted by ブクログ 2021年11月25日

読書録「ホーンテッド・キャンパス」3

著者 櫛木理宇
出版 角川ホラー文庫

p41より引用
“「あのねえ、おさななじみ同士で恋がめば
えるなんて、漫画の中だけの現象よ。あだち
充の世界よ。そんなの、現実にはまず起こり
えないっての」”

目次より抜粋引用
“壁にいる顔
 ホワイトノイズ
 南向き...続きを読む3LDK幽霊付き
 雑踏の背中
 秋の夜長とウイジャ盤”

 見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
を主人公とした、短編連作オカルトミステリ。
 怖がりでオカルト関連が大の苦手であるに
も拘らず、幽霊が見えてしまう主人公・八神
森司。高校生活も残り少ない最後の秋に、い
つもは特に何もない中庭に、いつもとは違う
光景を目にした…。

 上記の引用は、オカルト研究会メンバー・
三田村藍の台詞。
主人公・八神が片思いしている相手とオカル
ト研究会部長の関係について。動物行動学の
話だと、人生の中で一緒に過ごした時間が長
ければ長いほど、男女の関係にはなり難いそ
うですね。そうすると、幼馴染との恋という
のは、この台詞の通りなことが多いのかもし
れません。
 読みやすい短編で、気軽に読み進めること
が出来ます。人間関係の把握などを思うと、
シリーズを順番に読む方が良さそうです。
 作中のもののたとえに、他作家の作品が良
く出てくるので、文芸に関する知識がある人
の方が楽しめそうです。もちろんオカルトに
関する知識もあると、より面白い作品ではな
いでしょうか。

ーーーーー

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Posted by ブクログ 2021年08月26日

ホラーまでいかない、オカルトな雰囲気がいい感じにでてる学園オカルトミステリ。

八神森司くんがいい味だしてて
シリーズになるのも納得。

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Posted by ブクログ 2021年07月10日

こんな大学生活は送ってないけれど、なぜか懐かしく思う。
ホラー要素は少なめで、一貫して主人公の片思い(?)が描かれている。

ミステリーとしては結末に意外性がないなと思ってしまうが、読みやすく娯楽としては良い本だと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月05日

ホーンテッドキャンパス 1巻目。

小説紹介のポッドキャストで聞いて興味を持った。
ホラーなのに、むずきゅんが入っているため、
単純な怖い本じゃなくなっているのが「なるほど」と思った。

森司くんとこよみちゃん、この先どうなるのか気になった。

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Posted by ブクログ 2020年09月29日

甘酸っぱいというよりはなんだかもどかしい青春とほんのり香るホラー。不思議な学園生活に華を添える2つの要素は主張し過ぎずちょうど良い。八神くんは応援したい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月27日

オカルトサークルに紹介制で依頼人が持ち込んでくる怪奇現象を解決していく物語。少し霊感がある部員が二人おりそれ以外は一般人という部員構成なのに事件解決がスムーズすぎる気がした。もう少し泥くさく解決に向かって欲しかった。もし霊感が異常に強い部員がいるならまだスムーズでも良かった。ラブコメ感も多少あり個人...続きを読む的には少し弱い気もしたが、ホラーに力を入れているならこの程度かなと思った。

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Posted by ブクログ 2018年04月24日

幽霊が視えてしまう体質の主人公は、片思い相手のため
オカルト研究会に入る事に。

片思い歴が長い!
横からかっさわれたらどうするのか、と問いたいですが
それはそれで落ち込んだ後、待ちそうです…。
連続短編になっていて、片思い相手との関係が
縮んでいるような、縮んでないような。

1話目の、ついてくる...続きを読む壁の顔の女。
これは怖いですが、向こうとしても
それはそれは怖かったかと。
でも別れた彼女が話聞いてくれて良かったです。
やはりこういう場合、第三者がいる方が
話が早いんだな、と。
2話目は、こういう女いるよな~でした。
まぁ世の中打算だけで終わらないので
どこかに自分に合う女性が存在します…多分。
会えないとはいえ、心配してくれている存在が
いるわけですし。

3話目に至っては、見えないものより見えるものが
やはり怖いのだ、と再確認。
よく再現ドラマとかでありますが、本当の所
こういうのはあるのでしょうか?
男性より女性の方がしたたかですよ、が
分かりやすい、結末その後、でした。
4話目のドッペンゲルガーは、それでいつも
背中だったのか、と。
あの台詞、常套手段なのか、本当なのか。
家庭をきっちり見せてもらうわけにはいかないので
判断が付きにくいです。
しかし母親が言っていた通り、そのまま手を出すのは
ルール違反、マナー違反、常識外、です。

で、短い最後の5話目ですが。
これはこれで、記憶に残られていると危ない発言では?
ここにきて、やっと霊自体が喋ってます。
恐ろしく、自分の気持ちのみを考えてます。
いやその前に、その手段に出て成功する確信を
どう作ってみたのか、が知りたい。
ここまで妄想と想像で生きてきたから、でしょうか?
霊が思う気持ちで強いものになる、と考えれば。

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Posted by ブクログ 2017年04月10日

短編集。
小難しい物語は苦手という人も読みやすい物語になっている。
本格的なホラー小説が好みの人には物足りなさもあるだろうけれど、気軽に楽しめるといった点では手に取りやすい一冊だろう。
「私の夜長とウイジャ盤」は少女特有の歪んだ念が詰まった物語だ。
怖がりだけど、好きな人への思いは一途。
そんな森司...続きを読むの真骨頂が存分に発揮されている物語になっている。
「霊感なんかあったって、一文の得にもなりはしない」。
そんなふうに考えていた森司だけれど、こよみを好きになり、オカ研の一員として活動をしているうちに徐々にその考えも変化していく。
ホラー小説というよりは、ホラー風味のある青春小説といった感じ。
小説って何となく苦手…そんな人には読みやすい物語になりそうだ。

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Posted by ブクログ 2017年02月18日

ジャンル的には青春ホラーな感じで、ホラー要素もあるが、コミカルな部分もありホラー嫌いな人でも大丈夫かも。
霊感がある登場人物が少なく、少しの異変から始まる目に見えない恐怖が感じられ良かった。また、短編構成になってて読みやすく、暇つぶしにはもってこいな作品だった。
次作以降に期待!

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Posted by ブクログ 2016年07月25日

結論から述べてしまうと、大変読みやすい。
しかし、本格ホラー小説ではない、ラノベというよりもむしろ漫画を文字で読んでいるような感じがした。
ラノベではない、と感じた理由はおそらく軽い会話のやりとりはほとんどないからだと思う。
会話自体に悪く言うと不真面目な要素がないのだ。
仕立としては、高校時代の後...続きを読む輩にほのかな恋心を抱いている大学生が主人公。一浪して、今はその子と同じ大学一年生として大学に通っている。
そして、オカルト研究会という同じサークルに所属。
さてこのオカルト研だけれども、

1 いわゆる魔術やオカルトかぶれの人間が集まっているのではない
2 霊感にすぐれた部員がいるわけではない

という、結構ないないづくしのサークルとなっている。
かろうじて、主人公ともう一人の男子学生が、多少「みえる」「感じる」力がある、というのにとどまる。
となれば本格的なオカルト活動をするわけではないのだけれども、
「普通ならとりあってくれない変な事件」が持ち込まれるところという設定。

以上のことから、幽霊などの非日常的な要素を含みつつも、軽い謎解きがあり、かなりピュアな恋の要素があり、という話になっている。

漫画を読むような感覚でさっと読めるもので、軽いホラーとしては面白い。
怖いのは駄目だけどホラー読みたい、という人に全力でお勧めできる作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月15日

設定はありきたりだし、主人公の行動の動機もありきたり。でも、つい読んでしまう。次作も読んでしまうだろうなあ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年04月06日

ものすごく読みやすい短編ホラー。
ものすごく読みやすいんだけど、そのせいか残るものがないというか…いや、おもしろくないわけではないです。むしろおもしろい。たぶん次巻も読んでしまう。
短編だからサラッとしすぎているのかも。
できれば長編が読みたいな。
ホラーよりむしろ、森司とこよみの恋模様が気になりま...続きを読むす。

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Posted by ブクログ 2016年03月01日

なぜホラー文庫で出したのか分からないぐらいコテコテのラノベ。
良くも悪くもテンプレートな登場人物たち。

霊的な要素こそあるものの、ホラー要素は皆無。

嫌いではないがとにかく無難な感じ。

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Posted by ブクログ 2016年01月10日

なかなか面白かった。ちょっぴり霊感がある青年が、見た目ちょいこわな女の子に惚れ、彼女のいるオカルトサークルで怖い思いをしつつ大学生活を過ごす話。

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

大学のオカルト研究会を舞台にしたホラー小説。
雪越大学のオカルト研究会に図らずも入部してしまった主人公が、部室を訪れる相談者をきっかけに心霊現象に巻き込まれるというのが基本的な流れ。オカルトの形式をとりながらも、より普遍的な人間の負の感情が恐怖の根源として描かれている。
弥彦神社、白山、ぽっぽ焼きな...続きを読むど新潟のキーワードが所々に登場する。舞台となった大学も概ね新潟大学をモデルとしているようだ。

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