櫛木理宇のレビュー一覧

  • 残酷依存症

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    手を止めたくなる時があった。
    あまりにもリアルだからだ。読み手を当事者のように誘う文力。でも心は次のページを躊躇うが表情は無邪気な子供のような笑顔になる。
    殺人。監禁。拷問。レイプ。輪姦。性同一性障害。スクールカースト。いじめ。ニュースやネット、フィクションな作品でよく取り上げられる。身近なようでどこか遠くぼやけた存在に思える。それは体験していないから、見ていないから、周りにそういう状況になった人を知らないからなのかもしれない。でも確かに存在している。
    ぼやけたものが鮮明に押し寄せられた作品。

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    2026年08月21日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    読み始めはあまり期待してなかったけど後半になるにつれめちゃくちゃ面白くなってすべての話が繋がってたとわかった時は鳥肌物でした
    すごくいい作品でした

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    2026年08月21日
  • 死んでもいい

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    最後まで満足な一冊でした。ひとつずつが短編とは思えない濃厚さでまるで夢をみてるみたいに引き込まれました!一番驚いたのはタイトル未定で思わず先生のインタビュー記事などを見にいってしまいました!

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    2026年08月21日
  • 死蝋の匣

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    ネタバレ

    白石洛さんめっちゃ好き。面白かった〜!

    家裁調査官の仕事興味深いなぁ。

    真相全然予想もできず衝撃。

    小児のポルノ怖いなぁ、、、
    父親が不在の家について考えさせられた。また、確かに、日本に妻のいない家族は多いと思った。お母さんになってしまうなと。
    令和になっても父親の形ってハッキリしないな。それどころか核家族が増えて子育てに関する問題は増えていそう。

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    2026年08月16日
  • 氷河期のゴミ

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    ネタバレ

    SNSで知り合った氷河期の世代の人たちが、世間に復習?するために事件をおこす、、、のだけど、、なお話。

    氷河期生まれなので、身につまされる。
    自分はラッキーな方だったんだなーって。
    もちろん犯人全てに共感はできないけど。
    それは、氷河期、関係ねーじゃんなのもいるしね。

    トリックが面白かった。
    でも寅ビスの正体が、一番びっくりしたわ。
    正体というか種明かしの仕方が、唐突で。

    エピローグ、若い彼女の今後に焦点を当てるあの終わり方で良かった。

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    2026年08月14日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    主人公がしっかり自分を持っていて、好きだった。
    冒頭で出てきた写真の少女が主人公じゃなくて本当によかったと思った。もちろん被害にあった子は可哀想だけど、しっかり自分で考えて行動していた主人公があんな目にあっていたらキツすぎる

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    2026年08月13日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    人間の醜い部分を詰め込んだ作品だと感じた
    サチの壊れていく心情が鮮明に描写されており、その苦しみに目を塞ぎたくなった
    サチの苦痛は監禁された11年間には留まらず、保護後閉鎖的環境下の抑圧にも強くある
    サチの事を叱責し虐げる周囲から、現代のセカンドレイプや性被害者への誹謗中傷を連想させられた
    性被害者が被害後も苦しめられる世の中は恐らく一生変わることは無いだろう

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    2026年08月13日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    なかなかに重たい内容なのです。が、なんとも続きが気になって気になってページをどんどん進めたくなる超ハマりまくりました。映像化されたら見たいなあ…
    とっても重いダークな物語ですが、きっと気づいていないフリしてるだけで日常にゴロついてる話だと思うと震え上がります。

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    2026年08月12日
  • 無音 忌み語を紡ぐ町

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    閉鎖的な村。
    忌み語を紡ぐと不幸が訪れるという。
    トンネル内に駅があったところから既に不穏。

    故郷に帰ってきた那月たちへの冷たい視線。
    それは娘の名前にあった。

    得体の知れない何かが足元から這い上がってくるような恐怖。

    変貌していく愛娘。
    魅入られた?
    何に?

    最後はもう絶叫。

    「ひーい」
    「じぃじぃぃぃぃ」
    音が怖いよ……

    久しぶりに読んだガチホラー。

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    2026年08月12日
  • 氷河期のゴミ

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    ネタバレ

    とにかく出だしの
    毒を飲んで…のシーンがかなり
    リアルでゾッとした

    氷河期のあおりで
    人生が台無しになった男が
    上級国民を裁いていく話なんだけど

    ネットの掲示板を利用して
    別人になったり
    賛同する人を募って
    犯罪させたり

    でもその男の背景は悲しくて…

    わたしはずーっと犯罪犯したら
    弟可哀想じゃないか?結婚してるのに
    と思ったら最後悲しい事実が書いてあって

    それならそうなっちゃうのも
    仕方ないかと

    樹海でのシーンなど
    リアルに頭に浮かんで怖かった

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    2026年08月09日
  • 鬼門の村

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    ブログ談話室でお勧めして頂いた一冊。

    主人公と教授、村の女の子。
    それぞれの謎が最後で繋がります。
    夏に読みたいホラーです。

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    2026年08月09日
  • 氷河期のゴミ

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    彰…あきらぁああ!!
    こんな事になったら心が折れるよね、こんなのって無いよ、やっぱりこの世に神は(落ち着こう)

    タイトルを見てどうした?!と思っていたのですが、よく考えたらそうか、ロストジェネレーションの事ですね(ゆーき本さんが勘違いされていた真の氷河期時代に捨てられたゴミの話も面白そうだけど)
    団塊世代、氷河期世代、ゆとり世代、Z世代。
    私はもう産まれてすぐに不景気だったのでバブルの話は聞く度にラリってる人の妄想なんじゃないのかって思うのですが(お口に気をつけなさい)よく考えたら私の父親は正にこのロスジェネ世代。そんな話は少しも聞いた事が無いので本書を読むまではリアルにこの時代の情勢を感じ

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    2026年08月09日
  • 氷河期のゴミ

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    私も氷河期世代であるが、真っ只中の人間ではない。それでも就職活動は手当たり次第受けて、内定を貰うまで本当に大変だった。
    作者その状況を招いたのは国であるという論著だったけれど、だったら何故国は責任を取らないのか。
    どんな理由があれ人殺しはダメなのだけれど、犯人の最後に取った行動の理由と、殺人の理由に本気で憎めなくなってしまう。

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    2026年08月01日
  • 氷河期のゴミ

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    就職面接会場での毒殺と電力会社立てこもり、同時発生の二つの事件。冒頭から一気に引き込まれ、ページを繰る手が止まらなかった。氷河期世代の叫びという重いテーマを扱いながら、あくまでサスペンスとして一級品。騙される快感を久々に味わった。社会派とミステリーの幸福な融合。読み終えた今、もう一度最初から確かめたくなる。

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    2026年07月28日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

    ネタバレ 購入済み

    本当に大好きなシリーズです!
    ついに森司くんとこよみちゃんがお互いの気持ちを確かめ合い、「やっとここまで来たか!」という思い。
    も、もう正式にお付き合いしているということで良いんですよね?「付き合って下さい。」みたいなやりとりはしていないけど・・・。
    テーマパークの占い師さん、あまりに当たっているので「藍さんなのか?」と一瞬疑ってしまいました。
    そしていつも通り怪異は怖く、悲しく、考えさせられました。オカ研のメンバーは誰もが頼もしく魅力的で、ずっと解散しないで欲しい!

    #怖い #胸キュン #切ない

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    2026年07月28日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    最初は1つの事件の解決を目指して進んでいくのだが、
    段々主人公が不穏な様子になっていき、
    終盤に危なくなってきた時に、危機を回避するような展開でなんとか落ち着く。
    洗脳されるストーリーに面白さを感じた。
    あと、根本的な解決などはしないまま、
    終わってしまうのがまた怖い部分でもあった。
    非常に面白い内容だった。

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    2026年07月28日
  • 死刑にいたる病

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    死刑囚から手紙がきた、、段々彼に惹かれていく、勝手に身体が真似しようとする、、感覚が、気持ちが同化され始める、、
    最後までハラハラさせられながら読み終わった!
    読み手を置いてきぼりするこなく最後まで、ぎっしり濃い内容で面白かった!
    本当の事件も交えて書いてるので、これも本当の人物なのかと、、勘違いしてしまいそうになる、、。
    これは、、病だ。

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    2026年07月26日
  • 氷河期のゴミ

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    ネタバレ

    匿名の正体を知って驚いた。面白いミステリーだった。不幸な生い立ちがあって努力じゃどうしようもない境遇になったとしても、罪のない人に危害を加えるのはよくない。でも1人じゃ世界の流れや大きな組織には敵わなくても、共感によって事件の連鎖が起きていくのはありえそうと思った。

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    2026年07月19日
  • 骨と肉

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    ネタバレ

    読みやすく、面白かった。犯人の目星がついていても、なお面白かった。

    タケルがコトコに「今夜中に帰る」と言ったとき、これはフラグだ!!!って思ったんだけど全然違った。無事でいてくれてよかった。

    最後の描写の「きい、きい、きい」が不気味すぎる。まさかタケルもああなるっていう伏線…?!違うよね

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    2026年07月14日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    求めていた村怖だった。
    じわじわと見えてくる真実、閉塞感、逃げ場のない焦燥感…でも淡々としている主人公。
    そして終息へ…はじまり?いや地続きではある。
    個人的には本当に面白かった。
    でも最後まで読んで気分が悪くなる人も多いと思う。
    カバーの絵と、本体の絵の違いの意味は、この後の物語はどうなるんだろう…
    悲しい悔しいという気持ち、余韻はすごくあるのにスッキリする後味。

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    2026年07月14日