櫛木理宇のレビュー一覧

  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    お兄ちゃんとお姉ちゃんがいい。みんなに甘やかされる署長も可愛い。

    第1話 眸巳は新しく署長に配属された。兄が清臣、姉が那青。3人で山菜取りを楽しんできた。国枝というカウンセラーが刺殺され、知久というストーカー規制法で執行猶予中で行方不明が犯人と目星をつけられる。

    第2話 千賀湖女性首切り事件の頭部が発見された。下着泥棒は続いているが、逮捕された。しかし娘が2階から突き落とされた事件には関わっていなかった。

    第3話 眸巳は電話魔の相手をしている。那青が泊まり込みのため、清臣と眸巳はキャンプに来た。首なし死体の身元が判明する。今はバットで殴られた傷害事件を担当している。電話魔さんと甘味のお店

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    2026年06月06日
  • 執着者

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    夜道には気をつけなければ、誰にも優しくすることは危険と紙一重。
    ストーカーの話だと大体若い男女が登場するものの、まさかの付きまとうのは老人。一見弱者に見えて油断しているととんでもない。
    弱い人には優しくね、人に迷惑をかけないようにね、普通に聞けばとてもいいことなのにこの話に限ってはそんな優しさが危険な扉を開けるきっかけになりかねない、危機感を警告してきました。
    そして、その老人がなんなのか、なぜ自分なのか、これがビタッと分かってハマった時にはミステリーの解き方としては気持ちよかったです。
    執着という言葉のねばっこさが随所に表われるサスペンスでした。

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    2026年06月05日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    まず胸糞なストーリで読むのが辛かった。
    途中こいつら狂ってる、昭和過ぎるだろ、作り話すぎるなーと思ってしまいました。
    ではなぜ星5にしたのというと最後の解説でこの本が伝えたい事の真意が分かり令和の時代でも形は違えど通ってしまう話だと感じました。
    現代の警鐘として一読をお勧めします。

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    2026年06月04日
  • 死蝋の匣

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    シリーズものとは知らずに手を出してしまった!
    開幕から一気に持っていかれて、スピード勝負で読みました。登場人物も多いので、一気読み推奨!

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    2026年06月04日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    オカ研のみんなにも愛着が湧いてきてだんだん面白くなってきた。ホラーの描写はしっかり怖く、真相は意外な展開で、終わりはいい方向に解決しているのが良い。胸糞悪い描写はままあるけど、オカ研が解決してくれるのでわりとスッキリします。こよみちゃんにチョコもらえて良かったね森司くん…

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    2026年05月30日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    殺人事件を追うライターが主役の話で、彼女が遭遇する殺人事件はどれも鳥肌が立つようだった。寒気がする。それなのに作品は熱を帯びたように熱かった。読み出したら止まらないどころではなかった。止められないのだ。
    出てくる男がいずれもため息が出るほどのクズなのはどうしてだろうか。全て彼ら自身の弱さから来ているはずなのに、それが直視できないのだろうか。あるいは妄想の世界に逃げ込んでさらに弱い者を叩く事で強くなったと錯覚しているのか。怖いのはこういった輩が現実には山ほどいて、彼らはモデルでしかない、その事実だ。
    サスペンスだがシスターフッドの一つとして、圧倒的な熱量があった。悲しみが、苦しみが、それでも生き

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    2026年05月26日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    終始顔をしかめつつ読み終わった。
    田舎(とは今言っちゃいけないんだろうけど)特有の言葉や文化によって、周囲の街から隔離されたような町で起こる事件。
    架空の町なのに何故か実在するような感覚が、「鵜頭川村事件」を読んだ時と同様にあった。
    閉鎖された田舎独特の雰囲気や田舎社会が生んだ闇、犯罪の解像度がいつも高い。

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    2026年05月22日
  • 死刑にいたる病

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    初・櫛木さん作品!
    とても好みの作品でした。

    子供が犠牲になるお話は苦手ですが、それ以上に、シリアルキラー+自分でも気づかないうちに犯人に傾倒していってしまう主人公の変化に夢中になってしまいました。

    そんな私も、気づかぬうちに主人公と同じ気持ちに…。
    危ない危ない。

    読書スランプ気味だったのですが、これで抜け出せた気がします。
    櫛木さん作品、人気がある作品が多いので読んでいきたいです。

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    2026年05月21日
  • 監禁依存症

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    依存症シリーズ第3弾
    浜真千代の登場といいエピローグでの伏線回収といい、動画の被害者の正体といい、要所要所で声が出るほど度肝を抜かれた
    これは架乃ちゃん、誰のことも信じられなくなるよな!?

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    2026年05月21日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    プロローグででる被害者はこいつだって途中からほぼ確信できるけど櫛木理宇なら…と最後まで読めないのが印象に残っている。
    最後の2人の対比がめちゃくちゃ綺麗。幼少期の境遇は違うけれど物語が始まる地点は同じ。考え方や関わる人物で幸不幸の絶頂とも言えるくらい対照的な違いが出てるが、強ちフィクションと言い切ることもできない。
    彼女の作品は描写が好きで見ているが、グロい描写もえっちな描写もどっちも生々しく描かれていたので星5!

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    2026年05月20日
  • 悲鳴(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    たくさんの問題が詰め込まれていました。昔ながらの考えに凝り固まった人々達、本当に頭がおかしいと思う人間関係。こんな所で暮らすのはしんどすぎる。
    彼女達を襲った悲劇。サチが可哀想でならない。亡くなられたもう1人の女性も。こんな残酷な事をしても犯人達に懺悔の気持ちもない。自分は酷い目にあったからっと自分の気持ちばかりで気持ちの悪い連中です。

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    2026年05月15日
  • 死刑にいたる病

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    カラッとした晴天の中読んでもこの小説の中は暗くジメジメしている…残虐で、生い立ちは辛く悲しい、主人公雅也の現実と理想と掛け離れてしんどい。読んでいてしんどいのに読むのをやめられなかった。終わり方も嫌!でも面白い…

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    2026年05月12日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    私刑がテーマであり、道中不快な場面があるが、そこで気分を害せば害するほど、その後の展開が大変痛快に感じられて、とても面白い作品でした。

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    2026年05月10日
  • 虎を追う

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    ネタバレ

    面白かった。
    ただ、なんでい警察官関係者を黒幕のひとりにする話が多いんだろう。
    ここで一気につまらなくなる。
    たしかに警察の人だと証拠品を片付けたり、捜査内容が筒抜けになったりするけどさ。
    読者が「えっ?犯人のひとりなの?」ってただ驚かすために警察官を悪者にするのは本当にやめて欲しい。

    真犯人が自己顕示欲が強いばかりに
    逮捕されたけど
    もっと利口に動けば捕まることなかったのにな。
    しかし犯人って(小説だけでなく)他責転換な人間ばかりやな。

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    2026年05月09日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    想像していたストーリーを覆される話だった。
    てっきり殺人依存性のサイコパスが事件を起こしていくようなものかと思っていたが、精神を操り上手く人を使って自分の手は汚さず卑劣な殺人をコントロールする話で、またその主人公が50代のパッとしないその辺にいるおばさんというのが、現実性が増して怖いし他の作品とは一味違うストーリーになっていた。

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    2026年05月07日
  • 執着者

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    とても怖かった。
    老人の存在もだけど、
    警察ってこんなに苦しんでるストーカー被害者にあんな対応をするのかと。
    そんなことないよね?
    きっともっと力になってくれるよね。
    小説の話だけだよね?
    それがとても怖いと思った。

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    2026年05月04日
  • 拷問依存症

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    4作目ともなると、何を書けばいいんだ。

    そんな気持ちで書いてます。

    とにかく誰も救われない。

    これがまだ続くんかなぁ。

    もうどうしようもない結末すぎて、毎回胸が苦しくなる。

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    2026年05月02日
  • 虎を追う

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    過去の事件の真犯人を見つけていく過程が読み進めるに連れ濃くなっていくのが良い。櫛木さんの描く事件は何故か毎回深掘りしたくなってしまい、もっと知りたくなる…。孫を含めた協力者が新しく面白い。事件の真相もしっかりと読み応えのある結末になっている。

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    2026年04月29日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    完全に作者&ジャケ買いだったけどとても抉られた。

    同じ境遇でもたった1人との出会いで人間は変わる。
    最後の方の2人の話の移行具合がなんとも辛かった。

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    2026年04月21日
  • 氷の致死量

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    読み切った感!大満足でした。
    アセクシャル、性的マイノリティ、幼少期の虐待、虐待の連鎖、、、たくさん勉強になりました。
    ミステリーの方もとても面白かった。読み応えあった。

    主人公は最後何と言いたかったんだろう、、

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    2026年04月16日