櫛木理宇のレビュー一覧

  • 死刑にいたる病

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    初・櫛木さん作品!
    とても好みの作品でした。

    子供が犠牲になるお話は苦手ですが、それ以上に、シリアルキラー+自分でも気づかないうちに犯人に傾倒していってしまう主人公の変化に夢中になってしまいました。

    そんな私も、気づかぬうちに主人公と同じ気持ちに…。
    危ない危ない。

    読書スランプ気味だったのですが、これで抜け出せた気がします。
    櫛木さん作品、人気がある作品が多いので読んでいきたいです。

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    2026年05月21日
  • 監禁依存症

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    依存症シリーズ第3弾
    浜真千代の登場といいエピローグでの伏線回収といい、動画の被害者の正体といい、要所要所で声が出るほど度肝を抜かれた
    これは架乃ちゃん、誰のことも信じられなくなるよな!?

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    2026年05月21日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    プロローグででる被害者はこいつだって途中からほぼ確信できるけど櫛木理宇なら…と最後まで読めないのが印象に残っている。
    最後の2人の対比がめちゃくちゃ綺麗。幼少期の境遇は違うけれど物語が始まる地点は同じ。考え方や関わる人物で幸不幸の絶頂とも言えるくらい対照的な違いが出てるが、強ちフィクションと言い切ることもできない。
    彼女の作品は描写が好きで見ているが、グロい描写もえっちな描写もどっちも生々しく描かれていたので星5!

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    2026年05月20日
  • 悲鳴(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    たくさんの問題が詰め込まれていました。昔ながらの考えに凝り固まった人々達、本当に頭がおかしいと思う人間関係。こんな所で暮らすのはしんどすぎる。
    彼女達を襲った悲劇。サチが可哀想でならない。亡くなられたもう1人の女性も。こんな残酷な事をしても犯人達に懺悔の気持ちもない。自分は酷い目にあったからっと自分の気持ちばかりで気持ちの悪い連中です。

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    2026年05月15日
  • 死刑にいたる病

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    カラッとした晴天の中読んでもこの小説の中は暗くジメジメしている…残虐で、生い立ちは辛く悲しい、主人公雅也の現実と理想と掛け離れてしんどい。読んでいてしんどいのに読むのをやめられなかった。終わり方も嫌!でも面白い…

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    2026年05月12日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    私刑がテーマであり、道中不快な場面があるが、そこで気分を害せば害するほど、その後の展開が大変痛快に感じられて、とても面白い作品でした。

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    2026年05月10日
  • 虎を追う

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    ネタバレ

    面白かった。
    ただ、なんでい警察官関係者を黒幕のひとりにする話が多いんだろう。
    ここで一気につまらなくなる。
    たしかに警察の人だと証拠品を片付けたり、捜査内容が筒抜けになったりするけどさ。
    読者が「えっ?犯人のひとりなの?」ってただ驚かすために警察官を悪者にするのは本当にやめて欲しい。

    真犯人が自己顕示欲が強いばかりに
    逮捕されたけど
    もっと利口に動けば捕まることなかったのにな。
    しかし犯人って(小説だけでなく)他責転換な人間ばかりやな。

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    2026年05月09日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    想像していたストーリーを覆される話だった。
    てっきり殺人依存性のサイコパスが事件を起こしていくようなものかと思っていたが、精神を操り上手く人を使って自分の手は汚さず卑劣な殺人をコントロールする話で、またその主人公が50代のパッとしないその辺にいるおばさんというのが、現実性が増して怖いし他の作品とは一味違うストーリーになっていた。

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    2026年05月07日
  • 執着者

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    とても怖かった。
    老人の存在もだけど、
    警察ってこんなに苦しんでるストーカー被害者にあんな対応をするのかと。
    そんなことないよね?
    きっともっと力になってくれるよね。
    小説の話だけだよね?
    それがとても怖いと思った。

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    2026年05月04日
  • 拷問依存症

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    4作目ともなると、何を書けばいいんだ。

    そんな気持ちで書いてます。

    とにかく誰も救われない。

    これがまだ続くんかなぁ。

    もうどうしようもない結末すぎて、毎回胸が苦しくなる。

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    2026年05月02日
  • 虎を追う

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    過去の事件の真犯人を見つけていく過程が読み進めるに連れ濃くなっていくのが良い。櫛木さんの描く事件は何故か毎回深掘りしたくなってしまい、もっと知りたくなる…。孫を含めた協力者が新しく面白い。事件の真相もしっかりと読み応えのある結末になっている。

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    2026年04月29日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    完全に作者&ジャケ買いだったけどとても抉られた。

    同じ境遇でもたった1人との出会いで人間は変わる。
    最後の方の2人の話の移行具合がなんとも辛かった。

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    2026年04月21日
  • 氷の致死量

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    読み切った感!大満足でした。
    アセクシャル、性的マイノリティ、幼少期の虐待、虐待の連鎖、、、たくさん勉強になりました。
    ミステリーの方もとても面白かった。読み応えあった。

    主人公は最後何と言いたかったんだろう、、

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    2026年04月16日
  • 執着者

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    傑作。
    「ストーカー」という題材をここまで生々しく描いた作品は初めて見た。
    本筋の刑事サスペンスも面白いが、第一章と第三章で描かれる、ストーカー被害者の女性目線がマジで怖い。

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    2026年04月15日
  • 監禁依存症

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    最近、Netflixで「九条の大罪」を一気見した。

    どう考えても極悪な犯罪者を弁護し、世に放つ九条。
    ヤクザに金をもらって言いなりになるのではなく、感情を抜きにして「法律」という平等なルールのもと、正当な権利を行使することが九条の軸となっている。

    確かに、あの作品は本当にいろんな人間がでてくる。
    境界知能の人間が生き抜くために犯罪に手を染めてしまうこと。その大元は結局ヤクザだったり、機能していない家族のせいだったり。

    私は「九条の大罪」を観て、
    法律を理解して使う人間の難しさを感じた。

    では本作「監禁依存症」は?
    今回の話には「小諸成太郎」という弁護士が中心にいる。
    小諸弁護士は性加害

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    2026年04月15日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    すごく面白かった。久しぶりに一気に一冊読んでしまった。
    連続殺人鬼・榛村から手紙をもらったパッとしない大学生・雅也。警戒しながらも関係者に聞き回ったり、事件について調べたりしていくうちに、周りから「話しやすくなったね」と評される。本を読んだり、出かけて色んな人と話したからかな、と思っていたら、急に雅也の母親の話になっていってびっくり。幼い子に対して変な目で見たり、榛村への共感が危険なくらい高まって行った時に、金村や灯里からの連絡でストップがかかったのは、よ、よかったね〜、と読んでた。
    でもエピローグを読んだら、榛村が操ってたの、あの人もこの人もみーんなじゃない!って最後にびっくり。
    主人公の栄

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    2026年04月15日
  • 監禁依存症

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    朝起きて一気読みしました。
    このジャンルの本に惹きつけられてしまう自分の本性は否定できないです。
    ですが短絡的に受け入れるのではなく被害者の苦痛を擬似的にでも共有する事ができるほど最後まで容赦なく読者に「依存症」の意味を問いかけてきます。

    読書はいつでも私を救ってくれます。

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    2026年04月12日
  • 死刑にいたる病

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    シリアルキラーについて学びながら、本作品を楽しめた。
    二転三転、最後の最後まで驚かされた。主人公に救いがあったのか、シリアルキラーに翻弄されて地獄を見ることになるのか、、、
    良くも悪くも主人公が影響を受けて変わっていく姿が気持ちよかった。

    去年シリアルキラー展行ったなーと思い返した。シリアルキラー展自体はただの生活歴の羅列で読むことが疲れただけだったけど、「死刑にいたる病」は小説として落とし込んでいてとても面白かった。幼少期の被虐待体験って本当に痛ましい。

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    2026年04月09日
  • 残酷依存症

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    前作の殺人依存症とは違い、自分の弱い過去を克服し前向きに生きようとするある女性の強い意志を感じ心を動かされた。彼女がしたことは社会的には誤っているが、被害者家族たちにとっては確かに救いであった。
    青年被害者に対しての所業は前作となんら変わりはしない残虐の極みだが、嗜虐性は感じられない。行為の裏にある本意の違い(残虐そのものが目的ではなく、残虐の先に目的がある)でこうも捉え方が違うのだと驚嘆した。
    元加害者の被害者である青年たちは、今際の際でもついぞ被害者に寄り添うことが叶わなかった。
    残酷依存症とは、死を目の前にした極限の状況下であっても罪の意識が皆無であり、他責主義な彼らのことを示唆している

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    2026年04月06日
  • 拷問依存症

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    ネタバレ

    廃墟と化したラブホテルで、男性と思しき全裸の遺体が発見される。所持品はなく、指は切断され、歯も抜かれ、身元の特定は難航。検死の結果、全て被害者が生存中の所業だった。あまりの惨忍さに「せめて怨恨であってくれ」と願いながら捜査に当たる高比良巡査部長らだったが、再び酷似した事件が発生する、というお話。
    グロテスクな描写と巨悪のカリスマ・浜真千代でお馴染み「依存症」シリーズの第4弾ですが、グロいのに読ませる力がすごい。
    記述トリック、時系列、視点切り替え等、様々なミステリー要素を使いこなし、しっかりストーリーとしての面白さが担保されているところが素晴らしいです。

    続編の話は未だ無いですし、作品として

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    2026年04月05日