【感想・ネタバレ】ふたり腐れのレビュー

あらすじ

『死刑にいたる病』の著者が放つ、カップル・シリアルキラー小説の傑作
コールセンターで働くイチカは平凡な日常を静かに過ごしていた。そんなある日、居酒屋で隣り合った大柄な女が人を殺す場面を目撃したことから、連続殺人鬼との奇妙な共同生活が始まる……その関係は支配か友情か恋か。ふたりが堕ちてゆく果てにあるものとは?

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Posted by ブクログ

私の中の櫛木理宇さんっぽい装丁ではなかったが、内容は間違いなく櫛木さんだった。コールセンターで派遣の仕事をして平凡に静かに暮らす市果。ある夜、大柄な女が人を殺すシーンを目撃してしまう。人を殺して金を奪って生活をしているその女。そこから市果の部屋に住むようになった。そんな二人の共依存生活が始まった。二重人格、サイコパス、連続殺人、ストックホルム症候群、児童養護施設…等々櫛木さんカラー満載。映像化に適していそうな物語。市果が絶妙に良い!良くも悪くも以前の櫛木作品ってもっと重ための噎せ返るような閉塞感があった。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

市果と、ある女の話。
それだけで収めるには足りないくらいの話でした。自分を求めてくる存在を近くに置きたい。その気持ちはよくわかります。
何かボタンを掛け違えていたならば、自分も何かしてしまっていたのかもしれない。

サクッと読めました。櫛木理宇さんらしく、殺人描写は細かく、没入できました。

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2025年07月23日

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ネタバレ

市果とイノリの間に芽生えた情になんだか切なくもなりながら、終盤の怒涛の展開にびっくり。
そうきたかー。
映画で見たいなー。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

作家さんを知らなかったら絶対に手に取らない漫画ちっくな表紙ではあるけれど、ちょっと桜庭さんっぽくて、しかも、こう来るかー!!ってな展開で、めっちゃ好みの小説だった♡

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2025年05月15日

Posted by ブクログ

ふとしたきっかけで出会った女が人を殺し財布から現金を盗む場面に遭遇した市果。そこから始まる犯人との共同生活と逃避行。

最初は犯人の支配下に置かれているだけの市果だったが、次第にその関係性が変化していく。ラストは衝撃的かつ良い塩梅で後味が悪い。

意外だったのは割とガッツリ刑事ものだったこと!表紙絵からは色々騙された。後半の展開は全く予想がつかず、最後まで一気読み。初読み作家さんだったけどめちゃくちゃ読みやすかった。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

櫛木理宇さんの新刊です。やっと読めました。
2人に肩入れしすぎて、自分がストックホルム症候群みたいになってました。悪いことしてて、怖いのになんかほのぼのとしてるように思えたりして。でも、ラストに向かってそう来るかって‥思ってたのと違う(笑)でも、ラスト怖すぎです。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

櫛木理宇先生も私の好きな作家さんの1人です。
今作は、グロさが比較的抑えられているように思うので、そこが苦手な方にもオススメ出来るのではと思います。
コインを手に入れる為に殺人を繰り返す、まるでゲームのように。そんな“女”が出逢ってしまった市果。市果もまた、“女”に出逢ってしまい、生活が激変する。
想像を超えていく展開にあっという間に読んでしまいました。

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2025年07月04日

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いやいや怖っ!
この作家さん、毎回こちらの予想を超えてくる。
結果的には面白いんだけどゾワゾワさせられた。
連続殺人犯との歪な逃避行の末に何が芽生えるんだろう?とドキドキしながら読んでいたのに、期待した展開とは全く違う方向に行ったわ。
でもまあ、櫛木さんだもんなあ。
やっぱそうなるよねえ。
ホント良い意味で裏切ってくれるわ。
そしてまた一人、新しいモンスターを生み出しちゃいましたね。

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2025年06月24日

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派遣の若い女性が殺人鬼の女性との逃避行。
殺人鬼に対する恐怖心なのか、心が通ったのか、逃げ出すチャンスがあるのに、逃げ出さない。
人の人に対する情愛が余す所なく表現されていて、それぞれ感情を素直に出せるようになって行くのに、怖い話だった。
一体何人死ぬのかと思ったが、情愛があまりに強くて、人の死すら印象に残らない。
物語の読み始めと読み終わりで味わう気持ちの変化を楽しめました。
最後、怖いなあ。
さすが櫛木理宇さん、この話も容赦がなかった。

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2025年06月14日

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派遣で働くイチカと偶然出会った連続殺人鬼との奇妙な共同生活を経ての逃亡生活。最初と最後で全く別物と思うほどの作品。後半からの怒涛の展開に、驚愕の真相。4年後を想像してゾッとする。面白かった。装画はこれで合ってる?

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わぁ…こわ、やば
これ、続編あるやつ⁇

なんか答え合わせみたいになるんだけど、イチカのイメージが薄ら暗くなって狂気が逆転する感じ、めっちゃわかったし良かった。
女子の会話はこちらが“夢叶ってよかったね”とか思う程に可愛い。でもそれ人殺しの後やんとかエグい事と生活の緩急も良かったし、想像とは全く違う真相も面白かった。

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2025年06月04日

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なかなかの胸糞作品で、読み手の私まで悪夢にうなされた…。本当に気分悪い小説書くの上手どし、よくもまぁこんなに胸糞作品ぽんぽん生み出せるなと感心してしまうほど。
執着心がすごい、4年後続編読みたいような読みたくないような、知りたいような知りたくないような

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2025年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人がバンバン死ぬのに楽しそう。桜前線と共に北上する「女二人」の逃避行はさながらボニーとクライドって感じでずっと二人でこのままキャッキャしててくれ!って思ってたけどまさかあんなことになるとは。シスターフッドの皮を被ったサイコパス暗黒執着百合小説すぎる。実際の大量連続殺人や広域捜査なんかのネタも入っててそういう部分も面白かった。
あと百合の間に挟まる男は死ねをあまりにも体現しすぎててワロタ。

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

波風立てずにみんなに合わせて
うまいこと生きてきたイチカ

ある日居酒屋で隣になった
男?女?
たくさん話したわけでもないのに
なんとなく通じるものがある…

連続殺人が起こる
あの人だった

殺人鬼なのに
心通い始める二人

…って映画になりそうなストーリー

次第に幼子を亡くした過去のある
刑事のストーリーと重なっていく


大柄な男が女装してるわけなので
この表紙のイラストは無理がある
そして
寡黙な男の別人格が女っていうのが
ちょっと設定としてありきたりな感じもした
市果と美雨の関係とかも
オチとしてはありなんだろうけど
私個人としては
そういうのなくていいから
もっと深いほうがいいな

恋なのか友情なのか
とあらすじにあったので
ちょっと期待しすぎたかもしれない

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2026年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

可もなく不可もない作品だった。最後にドンデン返しはあったものの、あまり盛り上がる箇所はなかったように思う。
二重人格、共依存、入れ替わり。ミステリにありがちな設定をこれでもかと詰め込んだ内容で、読みやすくまとまっていたのは良かった。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

櫛木作品大好きなので、期待大で手に取りました。
面白かったけど、最後の展開に想像が付いてしまった事と未開な謎が残るので、続編を期待したいです!

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このふたりは出会えて良かったのだろうか。やっていることは殺人行脚なわけで良いこととはもちろん言えないが。しかしイノリとセイと旅をして心の安寧を得てもいた。番場夫婦のヨリも戻ったけど4年後が怖いよな…

主人公が1番イカれてた。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

話はとても面白かった。予想外の流れになり続編を読みたくなる終わりだった。
が、最近のXでちらっと見かけた男性の思い込み内容がそのまま当たり前のことのように書かれていて、作家でも認識はこんなもんなのかとガッカリした。生理のにおいわかるとか本気で書いてる⁈ご本人がXをしているのは知っているが、こういう乗っかり方するんだな…と。好きな作家さんだっただけにとても残念でした。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

怖い物語だった。
コールセンターで働く主人公の市果(イチカ)は、親しい友達を作りたいと思いながらも人と上手く付き合えず、常に一人で過ごしていた。
ある日、駅の階段上近くで泥酔している男に遭遇する。
その男を階段から突き落とし、財布から現金を抜き取る女を目撃する。
その女は市果に近づき、刃物をチラつかせて市果の自宅に同行し、匿うことを強要した。
寝る時には市果の逃亡を防ぐため、手足と口をガムテープで拘束するのだが、何故か職場に出かけることは認める。
そして不思議なことに、市果も今の窮状を誰かに訴えることをせず、女と市果の奇妙な共同生活が始まる。
女は金がなくなると街に出て、身も知らない人を襲って殺害し、金を抜き取ることを繰り返し、犯罪の証拠も全く残さない完璧な仕業だった。
なんの躊躇いもなく無慈悲に殺人を繰り返す女の正体は、実は華奢な男だった。

女による複数の殺人事件は、事件の所在地によって管轄の警察が異なることもあり、捜査陣はなかなか事件の共通性には辿り着けないでいた。
そんな警察事情の中、ある事柄から出世の道を自ら閉した番場刑事は、地道に連続殺人事件を追うことになる。
そして広範囲で繰り広げられている殺人事件の犯人像を朧げながらに掴んで行く。
警察は、女に変装する男が市果を人質として引き連れていると考えていた。
その市果が、実は自分と深い繋がりがある人物なのではとの考えに番場刑事は辿り着くのだ。
そして何とか市果と秘密裏に接触を図ることになる。

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2025年09月02日

Posted by ブクログ

うーむ。
いまいちだったかな。途中 ボニーアンドクライドみたいな。と思ったら、最後は…
でも、あまり面白くはなかったかな。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

推し作家、櫛木理宇さんの作品。

二重人格の殺人者と大人しい女性の殺人逃亡劇と、捜査する警察の捜査劇と二視点から構成される。
終盤まで、殺人者と主人公のなんともいえない友情の育みに不思議と魅せられ、このまま捕まらなければ良いのに。と思っていた。
これもストックホルム症候群なのか??
ただ警察視点で我に返り、いやいや、許されない行為。逮捕されて死刑になるのは致し方ないなと思い、切なくなる。

終盤には、ハラハラドキドキし過ぎてうまく息が吸えなくなった。
そこからラストに…ポカーン……。
となった。
なんじゃそりゃ。まるで思いつきもしない展開だった。

櫛木理宇さん作品は、途中どんなにえげつないシーンがあろうとも、ラストが妙に爽やかに終わるところがクセになる話が多いんだけど、今作は不安と恐怖の中終了した…。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ


犯罪史に上がる歴代の凶悪犯を辿りながら、
更なる狂気を見せつける物語。

真に怖い人とは、一見何処にでもいそうで、
弱く反抗なんて絶対にしない、無力でそうな
姿に擬態しているだとゾッとさせられました。

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

読み始めから中ほどまで、何か今一つ深みがないような感じが続き、うーん、何かいつもの櫛木作品より軽いなぁと思っていた。
が、終盤はそう来たかと相変わらずのトリハダものだった。

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2025年07月04日

Posted by ブクログ

コールセンターの派遣として働く飯島市果が、居酒屋で隣合った男に女の匂いを感じた。
その男を町で見かけた後、女の格好でホテルから出てくるのに気づき、その後無造作に人を殺すのを見てしまってから男との共同生活が始まる。

殺人を繰り返す男(女)に感情が見え始めた頃、警察に追われることになる。
それまでの事件に関連性があるのを感じていた馬場は、24年前に誘拐された娘の持ち物が彼らが去ったホテルに残されていたのを見つける。
いったい、これは…。

本当に一果はストックホルム症候群となったのかというのも少々あやしいが、この2人の成育に共通する何かがあったのも一緒に行動する一因となったのではと思った。
残酷なのは、男か女か…。

そして馬場のこれからは…。







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2025年06月17日

Posted by ブクログ

コールセンターの派遣社員として働く飯島市果。打ち明け話をできる友達もなく、淡々と日々をやり過ごす。そんな彼女がひとり飲みの居酒屋で出会った“女”。彼女が街で無造作に人を殺すところを目撃した時から、連続殺人鬼との同行が始まる。

終始市果目線で語られているからか、“女”の異常さが際立つが、彼女に共感や友情すら覚え始めた頃から、市果の歪さが現れてくる。
そしてそこに24年前に娘を拐われた警察官の人生が交差する時、事件は様相を変える。
美雨と市果の関係。本当に歪んでいるのは誰か。
連続殺人鬼さえも霞むほどの本当の狂気に背筋が凍る。
これで終わらないという終わりにゾッとした。

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2025年06月14日

Posted by ブクログ

私の中で櫛木理宇さんはイヤミスを超えたオゾミス作家の位置付け。
本作もその悍ましさは健在。

さしたる理由もなく本能の赴くままに次々と殺人を繰り返す大柄な女。
人質となり共に行動する事になった派遣社員の飯島市果。

連続殺人鬼との殺人行脚。

殺害シーンが緻密に描かれていない事が救いだが脳内映像をシャットダウンした状態で読み進めた。

ストックホルム症候群のような関係性に、危険信号が点滅するが、真相は更にその上をいく。

サイコパスの狂気に慄きながら彼女達の行く末を見届けた。

櫛木さん今回も容赦ない。
新たなシリアルキラーの誕生だ。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今まで読んできた本の中でここまでラストが想像つかなかった本あるかな。
しかもある意味「たぶんこういう感じになる……と思う」みたいなオーソドックスな展開を想像した後に、「いやいやそっちかよ!!」と突っ込む系。てっきりテンプレというか想像しやすい感動もの(主人公が刑事の娘で、主人公はこれまでのことを振り返りながら成長していく的な)だと思っていたら、「そんなわけあるか!」と殴り飛ばされるような印象。面白かった。

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2025年05月23日

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