櫛木理宇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毒親から逃れるように家を出た彩希と眞美。行き着いた先は、決して安心できる場所ではない劣悪な環境のシェアハウスだった。そこに集まる住人たちの身勝手さや狡さに、読んでいて苦しくなる。
それでも、孤独だった二人が少しずつ心を通わせていく姿には救いがあり、だからこそ、同じ場所で暮らしていたはずなのに、少しずつ違う人生へ進んでいく展開がとても切なかった。
人は誰と出会うかで人生が変わってしまう。ほんの小さな選択や環境の違いが、その後を大きく左右するのだと痛感した。一度ついた傷や、転がり落ちた環境から抜け出す難しさもリアルで、「運命」の一言では片づけられない重さがあった。
衝撃的な始まりから少女の最期 -
Posted by ブクログ
おぉぉぉ、面白かった……!!
いや、面白いと言ったら人格疑われるかな……
でも、読めばきっとわかる。
『鬼門の村』櫛木理宇
因習めいた村。
一家惨殺事件が起きた家。
不気味な「くしゃっ」という物音。
怪奇現象と、じわじわ迫ってくる異様さ。
とんでもない胸糞展開なのに、
読み終えたあとには不思議な爽快感が残る。
すごい本を読んでしまった。
病み上がりに読むには、ちょっと刺激が強すぎたけど。笑
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大学生の友部は、社会民俗学の教授から持ちかけられた
ある高額バイトの面接に合格する。
それは、夏休みのあいだ
R県の山奥にある村に滞在し、
ラジオ番組に投稿された怪談を整理すること。
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Posted by ブクログ
鬼門の村
櫛木理宇
東京創元社
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『日給:28.000円』
『期間:夏休み中』
もしこれを、
自分が通う大学の掲示板で見たとしたら、
“いいバイトだ!!”
申し込みたくなりませんか??
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でも、それは蓋を空けてみると⋯
『場所:一家惨殺事件が起きた家』
『条件:上記の家に住むこと。ただし、滞在先の村の水や、その土地でとれた食物を口にしてはならない。』
という、秘密付きだった。
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とある村での、お話。
住み込みをして、
実話怪談を整理していく。
でもそこは不気味な雰囲気が漂っていて⋯
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さすが、櫛木理宇さん。
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Posted by ブクログ
拉致監禁された被害者の元少女が、助けられて
世の中の人間は、そのニュースを見て
「助けられてよかった。ここから幸せになって欲しい。家族もきっと嬉しいだろうな。」みたいなハッピーエンドのように感じる。
実際に私もそうだと思う。
でも本人は、本当に拉致監禁の11年間から助けられてよかったのか。
被害者家族は、本当に大きくなった元少女の娘が帰ってきて歓迎できるのか。
幸せに生きていけるのか。
本当にずっと気持ち悪いです。
でもリアルに想像できるのは、この本の世界が当たり前だった時代を生きた人の押し付けを、自分も少しだけ感じたことがあるからこその気持ち悪さなのかも。