櫛木理宇のレビュー一覧

  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    淡々と進んでいくけれど、最後の解決編で急加速な感じだった。
    櫛木理宇さんは3作目で、人怖系な作品を書かれる方のイメージ。
    壊れてしまう人の描写が怖いけれど、その人もただの怖い人ではなくて背景があったんだって見せてくれるというか。そんな印象だった。
    最後破滅に向かって突き進むのは、いけないとは思うんだけど。
    身勝手な人々に利用されてしまったヨリ達の手をとってくれたことには少しホッとしている自分もいた。

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    2026年05月13日
  • 鬼門の村

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    櫛木理宇さんの新刊です!

    今回はミステリーじゃなくて、ホラーです。
    村ホラーは読んでるといつも思うんだけど、怖いより、気持ち悪いんですよね〜。

    でも、わかりやすくって面白かったです。
    村ホラーにしては読後感が悪くないお話でした。

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    2026年05月11日
  • 死刑にいたる病

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    同じ櫛木さんの作品の中でも、何故かシリアルキラーなのに心を奪われてしまう奇妙な感じ。

    とっても上手な描写だと感じた。

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    2026年05月09日
  • 監禁依存症

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    性犯罪者の弁護をして、示談を勝ち取ってきた弁護士の息子が誘拐される。

    痴漢や盗撮、エレベーターで一緒になっただけで卑猥な言葉をかけられたり、あるあるすぎるけれど、
    男性読者はどういう感想になるんだろう。
    「大袈裟だー」ってなるのかな。

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    2026年05月08日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    こんなにも読むのが苦痛だった本は初めてかもしれない。お陰様で眉間に皺が濃く刻まれました…。
    子どものそういう描写がとにかくキツすぎた。救いがなさすぎる。

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    2026年05月08日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    毒親から逃れるように家を出た彩希と眞美。行き着いた先は、決して安心できる場所ではない劣悪な環境のシェアハウスだった。そこに集まる住人たちの身勝手さや狡さに、読んでいて苦しくなる。
    それでも、孤独だった二人が少しずつ心を通わせていく姿には救いがあり、だからこそ、同じ場所で暮らしていたはずなのに、少しずつ違う人生へ進んでいく展開がとても切なかった。

    人は誰と出会うかで人生が変わってしまう。ほんの小さな選択や環境の違いが、その後を大きく左右するのだと痛感した。一度ついた傷や、転がり落ちた環境から抜け出す難しさもリアルで、「運命」の一言では片づけられない重さがあった。

    衝撃的な始まりから少女の最期

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    2026年05月07日
  • ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

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    森司とこよみの距離感が相変わらずもどかしくて、そこに怪異譚が挟まるこのシリーズらしさをしっかり楽しめた巻。ラブコメの軽さがある一方で、扱っている題材は意外と重く、家族関係のゆがみや人の執着がじわっと効いてくる。エピソードごとに温度差はあるけど、怖さだけに寄らず切なさややるせなさまで含めて読ませるバランスがうまい。猫にまつわる話の雰囲気もよくて、オカ研ものとしての居心地のよさと後味のほろ苦さが同居していた印象。恋愛パートは進んでいるようで進まへん絶妙なラインで、次巻も続きが気になる終わり方。

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    2026年05月06日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    タイトルが気になって手に取りました。少女たちの生きる姿のリアリティとミステリー要素が絡まり合い惹き込まれた。フィクションだけれど自分もそう遠くないことだぞ、と感じられる描写もよかったです。

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    2026年05月05日
  • 鬼門の村

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    変な家シリーズや「近畿地方の、、」に近い読後感で、直球で恐怖を煽るのでは無く、読み進む内に真綿で首を締め付けられる様で、昨今のホラーの主流な作風なのだろう。なので読者を恐怖のどん底に突き落とすまではせずに「恐怖の寸止め」までで終了と言うのもまた今のトレンドだと思われる。

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    2026年05月04日
  • 鬼門の村

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    おぉぉぉ、面白かった……!!
    いや、面白いと言ったら人格疑われるかな……
    でも、読めばきっとわかる。
     

    『鬼門の村』櫛木理宇

    因習めいた村。
    一家惨殺事件が起きた家。
    不気味な「くしゃっ」という物音。
    怪奇現象と、じわじわ迫ってくる異様さ。

    とんでもない胸糞展開なのに、
    読み終えたあとには不思議な爽快感が残る。
    すごい本を読んでしまった。
    病み上がりに読むには、ちょっと刺激が強すぎたけど。笑



    大学生の友部は、社会民俗学の教授から持ちかけられた
    ある高額バイトの面接に合格する。

    それは、夏休みのあいだ
    R県の山奥にある村に滞在し、
    ラジオ番組に投稿された怪談を整理すること。

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    2026年05月03日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    ネタバレ

    事件は残虐なんですが、主人公の人柄でのほーんという感じで完読。(依存シリーズの作者と思えん)

    読みやすかったし、美味しそうな料理がたくさん出てきて、そのあたりも良かったな。

    重すぎず、軽すぎず、私にはちょうど良い温度感のミステリでした。

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    2026年05月02日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    閉鎖的で前時代的な田舎の村社会の感じが嫌だった。
    誘拐されたサチが誘拐された先でかすかな希望を掴んだのに、元の家に戻ってからも思い通りいかないのが悲しかった。

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    2026年05月01日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    今回は終わり方が良かった。
    幸せになって欲しいなあ。
    引退した刑事が殺され、その孫娘が誘拐された。
    事件現場となった胎岳村は未解決の少女殺害事件が起きた場所であり、警察と軋轢のある新興宗教の拠点でもあった。
    一つずつピースをはめて最後には大きな絵が完成する、そういうストーリーだった。
    ああ残酷なのに面白いって何なんだ。
    あと、長下部さんのキャラが良い。
    好きなタイプです。

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    2026年04月30日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    田舎は本当に嫌だと思いながら読みました。サチの人生は本当につらく、ミユキさんの人生もつらく、読んでいて苦しくなる場面もあったけれど、淡々と進んでいくので吸い込まれるように読んでしまった。
    何かに屈したり、飲み込まれたり、誰かと比べる幸せや、誰かの不幸に安心する人生は間違っている!と心から感じた。
    自由に、自分らしさを見失わず、生きていくことが人間の幸福なんだと思う。

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    2026年04月30日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    斜線堂有紀目的で借りたらホラー小説のアンソロジーだった。しかも櫛木理宇のも入ってたわ。いやー怖かった。普段ホラーほとんど読まないし。しかも最近寝る前に読んでたからな。最後の皮肉屋文庫のはいまいちだったけど、それ以外は面白かった。怖かった。

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    2026年04月30日
  • 鬼門の村

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    鬼門の村
    櫛木理宇
    東京創元社

    ーーーーーー

    『日給:28.000円』

    『期間:夏休み中』

    もしこれを、
    自分が通う大学の掲示板で見たとしたら、

    “いいバイトだ!!”

    申し込みたくなりませんか??


    ーーーーーー

    でも、それは蓋を空けてみると⋯

    『場所:一家惨殺事件が起きた家』

    『条件:上記の家に住むこと。ただし、滞在先の村の水や、その土地でとれた食物を口にしてはならない。』

    という、秘密付きだった。

    ーーーーーー

    とある村での、お話。

    住み込みをして、
    実話怪談を整理していく。

    でもそこは不気味な雰囲気が漂っていて⋯

    ーーーーーー

    さすが、櫛木理宇さん。

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    2026年05月10日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    ネタバレ

    白石洛のスローライフ、和井田とのぶっきらぼうだけどもお互い愛のある日常?シーンにほのぼのと心が凪いだ。
    少年2人が仲良くなっていくシーンも歪んではいたが、微笑ましかった。
    事件、支配の連鎖、今回もなかなかえげつなかった。臭いドッグフードを食べさせる、それに人肉を混ぜるなんて考えつきもしない。そんなことを過去にしていたシリアルキラーがいたことも驚き。
    最後は少し文が変わるだけで、見方が大きく変わって衝撃だった。色々なところに伏線が散りばめられ、綺麗に回収して気持ちよかった。

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    2026年04月29日
  • 骨と肉

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    ネタバレ


    なんか知ってる事件だなぁって思ってたから、本当に昔自分が死体を見た事件だった。

    それは父親が犯人で、今回の事件は弟が犯人だった。
    カサンドラ症候群。家族みんなどこかおかしい。
    そんな家庭で育った子どもたちにも、おかしさは受け継がれるのか。

    面白かった。赤い穴倉とか映像化されたところも見てみたいな。

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    2026年04月29日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    拉致監禁された被害者の元少女が、助けられて
    世の中の人間は、そのニュースを見て
    「助けられてよかった。ここから幸せになって欲しい。家族もきっと嬉しいだろうな。」みたいなハッピーエンドのように感じる。
    実際に私もそうだと思う。

    でも本人は、本当に拉致監禁の11年間から助けられてよかったのか。
    被害者家族は、本当に大きくなった元少女の娘が帰ってきて歓迎できるのか。
    幸せに生きていけるのか。

    本当にずっと気持ち悪いです。
    でもリアルに想像できるのは、この本の世界が当たり前だった時代を生きた人の押し付けを、自分も少しだけ感じたことがあるからこその気持ち悪さなのかも。

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    2026年04月29日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    洗脳系。
    「虐待を受けていた人間」をテーマにした小説。
    意思疎通できていたと思っていた主人公へのどんでん返しの分だけ星1つ追加。

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    2026年05月25日