櫛木理宇のレビュー一覧

  • 無音 忌み語を紡ぐ町

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    曇りガラスの向こうから「ひーい」なんて聞こえたら、震え上がるしかないよな。
    忌み語の意味、不気味な声、様子の可怪しい娘、迎える結末…あらゆる事が気になってほぼほぼ一気読みだった。
    怖いけどめちゃくちゃ面白くて、特に呪いに真っ向から挑む場面では呼吸を忘れそうなほど緊張した。

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    2026年10月10日
  • 氷河期のゴミ

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    冒頭から感情移入しやすい。絵に描いたような傲慢な若い正職員が飛び出してくる。
    氷河期で辛い思いをされた方々には必ず刺さる内容であり、尚且つ、オーバー気味ではあるが未経験の方にも当時を想像させるには充分な内容だと感じた。
    現実に本著のような出来事があったならば、メディアは焚き付け国民は熱狂し、話は持ちきりとなり、加えて、過去の政策について、こぞって再評価がされるであろう。
    現在の労働の需要供給のバランスから、再び氷河期と言われる時代が来るかは中々考えづらいが、願うなら、本著のような苦しみを味わう人が今後あまり出ませんように。

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    2026年10月10日
  • チェインドッグ

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    そう来るかぁぁ:( ˙꒳​˙ ):が最初の感想
    そして心理的コントロール怖い
    ただの謎解明物語かと思いきや随所随所に現れる違和感と不気味さ
    読みやすい文章なのも相まって気づいたら懐に付け込まれている
    今まで読んできたサイコパス系で1番自然にやられた感がした

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    2026年10月09日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    ミステリーかと思ったら違かった。結局榛村大和の遊びに付き合わされているだけで、雅也が死刑に至る病にかかるところだった。洗脳怖い、、、

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    2026年10月07日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    表紙からなんとなく、いつもの櫛木先生の残酷さや凄惨なストーリーは少ないかな?と思っていましたがほっこりの中にもしっかりと組み込まれていたので面白かったです。

    料理描写や、家族のほっこりするようなやり取りも沢山あったのであっという間の読書時間でした。

    ホーンテッドシリーズのように、眸巳達の物語がこれからも読めることが楽しみです。

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    2026年10月07日
  • 無音 忌み語を紡ぐ町

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    理由もよく分からない不穏さにずっと覆われていて、とても面白かった

    周りがドンドンおかしくなっていくところがとても怖かったが、そんな中まったく変わらない実家の母ちゃんと兄ちゃんがまた別の意味で怖かった

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    2026年10月05日
  • 鬼門の村

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    勢いで読破。
    因習ホラーが大好きな私にとってはかなり満足な一冊だった。
    「ヒカルが死んだ夏」と設定が所々似ていて、いちファンとしてかなり楽しむことができた。

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    2026年10月03日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    一気読み。
    途中休むことができないほど。辛くて重い。
    育児放棄したり、捨てていった母親達もまだ 若すぎるほど若く、教育も受けていない。
    こういう環境にいると学べる期間は短いのに、教育だけが今の境遇から抜けだせる手段という矛盾。
    最後にチラッとでてくる「神州 纐纈城」って、親の本棚に昔からある本。いったいどんな本なんだろう?とまた、関係ないことを考えている…

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    2026年10月02日
  • 鵜頭川村事件

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    1976年の6月、岩森明と娘の愛子が亡き妻節子の故郷「鵜頭川村」の墓参りに訪れる。突然村が豪雨に見舞われ移動できなくなる。そんな中、1人の若者の死体が発見される。皆犯人は村の有力者である矢萩家の息子で問題児でもある大助の仕業だろうと息巻くが、誰も有力者である矢萩家に逆らうことができない。やがて家同士が対立構造を成す中、明と愛子は村から出ることが出来るのか

    たまたまですが、東京連続降水というニュースが流れる中これを読んだ

    僕は今は札幌に住んでいますが元々超のつく田舎育ちです。リアリティなくないか?とか、そんな人が死んでいるのにだとか、こんなことになるか?だとか  1976年とわざわざ作者が舞台設定に味をつけているものの、はっきり言うが、ありますよ この程度。「耳心地良く」言えば村八分 あります(ました…かはもういないので知らん)

    パニックホラー・ミステリーであり、娯楽として
    何より最近の降雨災害なんかも合わさって読めますけど 雪だとか、荒波で供給が数日来ない離島だとか 形違えど、全然ある物語でないかと思います
    知る意味がないから伝わらないだけで、ね。
    ふつーにこえーっすわ やっぱ人間が一番怖いよ、いるもんすぐそこに ねえ?黒い家?

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    2026年10月01日
  • 拷問依存症

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    ネタバレ

    相変わらずのグロ描写と急展開
    寝る前に数ページずつ読み進めてたらミサが急に入れ替わった感覚に陥りよく分からなくなってしまった...。

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    2026年09月30日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    ホラーはそこまで得意ではないが、これを読んでいると幽霊が怖いというより人間が怖いなって思った。幽霊も元は人間ですしね。
    女の子同士のルームシェアの回はクソキモ!ってなった笑

    キャラも立っていたので楽しめた。シリーズのようなので読んでいきたい。

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    2026年09月27日
  • ホーンテッド・キャンパス 夏と花火と百物語

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    ネタバレ

    こよみと森司の関係性もじりじりと近づき、森司のこよみへの両片思いにも進展が見られるそんな甘いラブストーリー。

    そんなラブストーリーとは、裏腹にオカルトっぽい事件も姿を現していた。百物語の枠組みを使い生霊を戻す、異端審問を表現したドールハウスにおける不可解な事象、失望・憤怒・怨嗟の念を運ぶ能面、といった直面すれば背筋も凍るであろう件ばかりであった。

    様々な事件を解決していくなかで、森司の考え方や生き方、大切な人に対するスタンスが変わってきて、回を追うごとに成長している。
    これからが楽しみ。

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    2026年09月24日
  • 無音 忌み語を紡ぐ町

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    冒頭から、判然としないが不穏な表現が散りばめられていて、すごく惹きつけられました。
    忌語という設定も、私の読書遍歴では見られないものだったので、新鮮でした。

    クライマックスのシーン、私は超最悪の展開を想像していたのですが、そうならなかったので胸を撫で下ろしました。よかったよかった。

    終盤まで胸糞感が続きますので、そういうのが苦手な方は要注意です。でも、クライマックスのシーンでこれまでのイライラやモヤモヤが一気に解消されるので、苦手な方でも読む価値はありますよ!

    終始不穏な気持ちにさせられる、楽しいホラーでした。

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    2026年09月24日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーアンソロジーなのでグロテスク表現を期待したがその点では物足りず。ただ多種多様な展開でシリアルキラーが描かれていて、普段ならハマらない作家の作品も楽しめた。最後の話は特に実在してたら嬉しいな。

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    2026年09月22日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    ネタバレ

    毎回毎回まじかぁ、、、って気持ちになった。こんなはずじゃない!
    全て読み終わり、BadEndも面白いよねと思わされた。全部救いがないのもやるせ無い気持ちになるけど。

    大好きな櫛木理宇さん、道尾秀介さん、辻村深月さんがいたので購入。櫛木さんは安定に最高、霊的な怖さより人間の怖さを感じた。道尾さんは短い中で2、3回ひっくり返されて気持ちが良すぎる。足元がぐらつく感じが心地よい。辻村さん流石だなーと思った、短いのに読み応えありすぎる。
    新名智さんの「今頃、わが家では」良かった。強迫的に不安になってしまう気持ち分かるーっていうのと精神的に病んでるのかなって思わせといてのまさかの!

    全て楽しく読めました!

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    2026年09月20日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    本当に怖いのは誘拐の事実だったのか それとも、、、。
    どこにでもありそうな田舎の風景 そこに 誘拐というワードが入ってくる、ただ 私はこの小説はその事件そのものがメインではなく この町 取り囲む人たち 人間関係全てがメインで恐ろしく思えました。
    空白の年数があればあるほど なじめなかった彼女は、、、
    なじまないで良かったのではないか、もしそのまま 何事も起きず成長していたら どうなっているのだろうか と考えました。
    小説として 読み応え もあり しっかりとした内容でとても面白かったです。

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    2026年09月20日
  • 氷河期のゴミ

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    人生が思い描いた通りにいかなかったとしても、社会を恨んでも仕方がないし、ましてや無関係な人に危害を加えるなんて以ての外。自分にできることをして未来をより良い方に変える努力をすべき。…なんて言えるのも、自分が氷河期世代ではないし、家族は円満だったし、理不尽な差別を受けることもなかったし、仕事も順調だから言えることであって、どれかが欠けていたら社会を恨む側になっていてもおかしくないと思った。

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    2026年09月19日
  • 殺人依存症

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    これはフィクション…とは思ってはいけない気がする
    臭いものには蓋をする系のものがギュッと詰まっていた
    フジコシリーズと同じような匂い
    本作の方が警察パート多めで分かりやすく感情移入できる部分も多いけど心にくるものが…
    しかし続きが気になる終わり方で

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    2026年09月18日
  • 死蝋の匣

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    まず、表紙が素敵。

    いろんな家族が出てきますが、愛されたことがないから、愛しかたがわからない。なるほど‼️衝撃でした。

    一緒に住んでなくても、家族は家族。
    家族を守るのが父親の役目。

    ちょこちょこ出てくる専業主夫の白石さんの料理、どれも美味しそう。残虐な事件を和らげてくれる。

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    2026年09月17日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    前半の方でなんか見たことある設定だなーと思っていたら、映画を先に観ていたようだ。
    割と映画も原作通りたが、最後の終わり方は映画の方が嫌な感じだったような気がする。

    シリアルキラーからのお願いで、一件の冤罪の真相を調べる話。
    自分がシリアルキラーの息子かもしれないと思った時に殺人衝動にかられる場面などは、状況から思い込みでそう思ってしまうよなーと思った。
    主人公が最初は嫌悪感を感じるようなキャラクターだったが、読み進めていくうちに変わっていくのも感じた。

    金山から「あの名刺の名前は本名?」と聞かれた意味はよく分からなかった。何か見落としているのだろうか。

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    2026年09月13日