櫛木理宇のレビュー一覧

  • 悲鳴(新潮文庫)

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    少女誘拐、監禁、強姦だけでも辛いのに、古い田舎の閉鎖的なコミュニティもとにかく胸糞悪い。救いようがない話だ。

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    2025年10月18日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    11歳の少女が誘拐され、全てを奪われ、11年後、戻ってきた。戻れて良かったねって話ではなく、想像を越える現実に読んでいて辛くなる。
    特殊な地域の話のような気がするがそう思えるのは私がものを知らないからなのかも知れない…

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    2025年10月16日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    ネタバレ

    一章ごとに、古沢の一言で世良が過去に起こった事件の真相を明かしていく様がおもしろかった
    本作品はフィクションだけれど、実際も報道記事などでは明かされていない真相なり動機なりあるんだろうな

    とくに印象深かったのは『クロゼットの骨』と『凍えて眠れ』

    世良が古沢に「殺す前に、結婚前に連絡をくれたら何か月でも匿ってやったのに」って言っていたけれど、本当にそうして欲しかったな

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    2025年10月16日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    図書室。おすすめしてもらって。
    いずれも不気味で、現代の嫌なところをたくさん描いていて、良かった。
    特に斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」(自分と一部共通点があって恐ろしかった)、尾八原ジュージ「かんのさん」(何者〜!?)、芦花公園「噛み砕くもの」(漢字の意味を調べて戦慄)が良かったな。

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    2025年10月15日
  • 執着者

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    ストーカー被害者の女性
    相手は老人
    なぜ狙われるのか
    そこには、昔に起こった連続強姦殺人事件が関係していた。被害者の関係者が復讐のためにする犯行かと思いきや、連続強姦殺人事件の犯人の父親がなりすまして、復讐していたと云う、複雑な物語。
    面白い

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    2025年10月13日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    面白かった! 
    櫛木さんのラブコメ?初めてだったけど、軽い文体に時々辛辣な表現が混ざりあってて、一気読み。

    ぶっきらぼうイケメン(だろう)シロちゃんをしっかり拝むべく、映像化したものも見てみたくなる作品。

    ただ先にこっちに出会ってから、作者読みで櫛木ワールド全開な依存症シリーズに飛び込んじゃう青少年はいないんだろうか(^◇^;)

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    2025年10月12日
  • 死刑にいたる病

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    あかりがはいむらのタイプだったとは思えない点と、最後わざわざあかりも支配下だったというオチをつけた点だけは納得いきません。
    一気に読み切るくらいには面白かったです。
    中野のお勧め

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    2025年10月09日
  • 死刑にいたる病

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    阿部サダヲさんの予告映像、鮮明に覚えてて、むしろその印象しかなかったけど・・
    とても面白かった
    ただただシリアルキラーってこんな思考なんやなと思いつつ
    それはそれとして物語としても面白く満足

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    2025年10月07日
  • 監禁依存症

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    依存症シリーズ3作目。
    性犯罪者の弁護を専門にし、数々の示談を成立させてきた悪名高い弁護士・小諸成太郎。そんな彼の九歳の息子が誘拐される。この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か…という衝撃的な幕開けの長編ミステリ。

    読み進めるほどに、いくら小説とはいえこんな弁護士が本当にいたら…と怒りが込み上げてくる。もちろん弁護士という仕事は社会に必要な存在だと思う。警察だって間違えることはあるし、冤罪を救うためには弁護士の力が欠かせない。正義のために戦う人も確かにいる。
    だけど、小諸のように「正義」を名乗りながら被害者を踏みにじる人間を前にすると、法の意味とは何か、誰のための法なのかと考えさせられる。

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    2025年10月06日
  • 監禁依存症

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    読み忘れてたことに気づき慌てて読んだシリーズ三作目、すっかり前作を忘れてしまった感じで読み始めたけど、シリーズ同様ぶっ通しで不愉快極まりないので前作をおさらいする気力は全くありません。。
    次作どうなっちゃうの?もう精神的にぼろぼろだよ、読者の私は…読むけどさ

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    2025年10月05日
  • 死刑にいたる病

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    シリアルキラー展また行きたいなって思いながら読み進めてたら解説で出てきて、私だけじゃないんだってなった。
    ぞくぞくする、サイコパス感と終わらない感じ。

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    2025年10月04日
  • 残酷依存症

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    依存症シリーズ2作目は、前作ほどの不気味さはなく、むしろ「必要悪」のようなテーマを感じた。読後感は意外と悪くない。
    サークル仲間の3人が監禁され、友情を試すかのように過酷な指令を突きつけられていく。家族のことを話すようにという小さなものから、爪を剥がせ、目を潰せといった常軌を逸した要求までエスカレートし、やがて3人の関係性や過去の罪がむき出しにされていく。

    「ホモソーシャル」という言葉を初めて知ったが、男同士で男らしさを競い合う心理がこんなにも歪んでいくのかと驚かされた。そこから、同性愛者への嫌悪や女性蔑視に発展していくのも興味深い。

    怖いものを覗き込みたい気持ちと、もうやめてと思う気持ち

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    2025年10月03日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    人形花嫁が特にインパクトあった。日本人形ってただでさえ動き出しそうなのに、生き人形ってどんななんだろう…

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    2025年10月03日
  • 死刑にいたる病

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    言葉巧みに選ばざるを得ないように仕向け、自らが選んだ、決めた、という罪悪感を植え付けて知らず知らずのうちにコントロールされていく様が恐ろしい。

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    2025年10月01日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    長いシリーズはここから始まったんだなぁと、ひそに再読。
    こよみに話しかけるだけで緊張してる森司が懐かしかった。

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    2025年10月01日
  • 七月の鋭利な破片

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    市立中学で英語を教える青哉は、久しぶりに小学校の同級生と集まった。武丸、凪、若葉、そして青哉の4人は、14年前の林間学校で起きた壮絶な事件を振り返る。4人と同じ班だった乃江瑠が、近所の危険人物・須藤に殺害されたあの日のことをーー
    それぞれが、わだかまる思いを抱えつつ、また会うことを約束した数日後、若葉が絞殺体で発見された。過去の事件と繋がりがあるのか? 悪夢が再び動き出す!


    いや〜読むの止まらなかった〜
    つい夜更かししてしまいました(p_-)

    現在と14年前が交互に語られて進むから
    ジリジリと真相がわかって行くんですね。
    それがどうにも不安を誘うというか上手いんです笑

    事件の根幹は身勝

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    2025年09月29日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    読み終わったあと、呆然としてしまった。

    最初のくだりが最後にはこう繋がるのかと
    伏線回収がとても良かった!

    少女を取り巻く環境はどのような影響があるのか
    教えてくれる1冊だったと思う。

    付き合う人の違いや住む場所の環境など、
    それによって
    全く違う人生を歩むことになるんだなと
    改めて感じた。

    幸せになって欲しいな…。

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    2025年09月29日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    久しぶりに櫛木さんの本を読んだ。
    いつもは過激だったりグロテスクな印象が強いものの今作は本格ミステリに近い感じ。
    とても完成度が高くて一瞬で読み終わってしまった。

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    2025年09月28日
  • 骨と肉

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    ドロドロとしていて暗かった。
    遺体の描写はグロめだったし、出てくる人たちが病んでいて、気分が落ちた。
    劣悪な成育環境、頭部外傷、過度なストレス、心の傷。ビンゴみたいにこれらが一列そろったら、人を殺すというハードルを超えられる。
    なんて嫌な説なんだ。

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    2025年09月28日
  • 殺人依存症

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     連続殺人事件の影に潜む正体不明の女を過去に息子を喪った刑事が捜査するミステリーで、やり過ぎなぐらい残酷な描写と胸糞の極みの描写のオンパレードながら続きが気になり最後までドキドキしながら読み終えた。残酷なラストも去ることながら様々な形の「弱者」が描写されているのも印象的だった。

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    2025年09月21日